緑帯の㊧の場合 – 敵は本当に消える

東京・新宿区、渋谷区で教室活動するカポエイラ・テンポ(カポエラ)のみんなが書くブログ。 練習やイベント情報、ブラジル日記やメディア裏話も!
2008/01/15(火)
このとき㊧は叫びましたとさ!?

極寒の祝日、月曜の夜、今日の練習には青帯の主力メンバー、さやかさん、林君、笹森君、ゆうや君が勢ぞろいするという、なんとも贅沢な練習でした。帯上の人々の練習は見ているだけでも、相当、吸収するものがあります。



帯が上がれば上がるほど、細かい部分、見えない部分でレベルの高さが湧き出てくるような気がするのですが、私が今まで見たなかでも、ブラジル本部のプロフェッソール、フラカォンとヴェフメーリョはその真骨頂でした。



毎年、七月に行われる、カポエィラの昇段式、バチザードの時期になるとブラジルの本部からコントゥラ・メストゥレ、トニーとプロフェッソール、フラカォンとヴェフメーリョが来日し、数週間の間、メンバーに練習を施します。授業は直接プロフェッソールからの指示になるので、すべてポルトガル語。いろんなものが詰まった言葉を逃さぬよう、みんな耳を大きくして聞いています。



プロフェッソールはジョーゴの中にあっても、それぞれの帯のレベルに要求されることに見合った動きをしますが、私がプロフェッソールの奥義に愕然としたのは、彼らは、私が次にどのような行動に出たらよいのかをジョーゴで導いてくれるということでした。それは、相手の後ろに回ることだったり、絶え間ない移動をすることだったり、連続で蹴ることだったり、身体の部位を残さずに避けることだったり。このようなすべての動作が目の前にいるプロフェッソールの動きを見ていると、言葉で言わずしても、自然と理解できるのです。特に移動に関しては、対峙するプロフェッソールの横に赤い矢印が方向を示しているような、そんな絵が自然と目の前に浮かびます。おそらく、プロフェッソールはその理解を導くような動きをしているのでしょう。ジョーゴ中、「私、こんなに動けたっけなあー。」と思いながら、練習に励んでいたのをよく憶えています。



もうひとつ、彼らとのジョーゴのなかで発見したこと。それは、アニメの対戦シーンなどで、時々繰り広げられる、対戦相手が特別な技を使って、目の前から忽然と姿を消すことが、まさにカポエィラのホーダの中でも日々行われているということです。

特に、プロフェッソール、ヴェフメーリョとのジョーゴのときはそれを常に感じていました。ヴェフメーリョは躍動の固まりそのものです。私が移動をして、バラネイラ(逆立ち)をしたと思ったら、目の前で弾んでいたはずの躍動の塊はすでに消えていて、背中に気配がします。あわてて、ジンガに戻ると、もうすでに次の蹴りの体勢をしている躍動の塊が、フィルムのコマ送りのように現れるのです。それは何度も何度も、ホーダの中から消えてしまうのですが、対戦相手が姿をくらましたことに寂しさを感じると、耳の後ろあたりから、にょきっと、かかとが伸びてくる。こんな感じです。



今日の練習は、連続で蹴ることに対して、くまなく避けて、そして再び蹴り返すことでした。蹴りのフェイントを自在に操るなかで、青帯のメンバーの動きには、相手の攻撃の三歩先ぐらいまでを見越そうとする駆け引きが常にありました。これを突き詰めていくと、カポエィラを教えるにあたって、初心者への動きをも同時に見越して、それを促すことに繋がるのかもしれません。



そんな青帯の面々の動き一つ一つをインプットすべく、彼らのジョーゴを凝視していたら、自然と眉間に皺がよってきてしまいました。

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