2022/02/25(金)

こんにちは。

タルタルーガ、釧路にやってまいりました。
※こちらもコロナ前のレポートになります。

前回予告ではラスベガス編の続きのサンフランシスコ編を書く予定だったんですが、
シーズンということもあって、久しぶりに国内編を書くことにしました。
なので比較的ライトな内容になっております。
いや、決して海外のレポート書くのがめんどくさくなった訳ではないです(とりあえず)。

釧路市は北海道東部(道東地方)の太平洋沿岸にある市で、道東地方を管轄する国や道の出先機関のほか、
外国の領事館や国際機関の置かれている道東の政治の中心都市です。


訪問時の1月終わりの気温はマイナス5度。空港バスからの車窓は雪景色です。

タルタルーガ、釧路駅にやってきました。

シュン「くしろしないにつきました。さあどういうふうにそうさをはじめますか?」
ボス「?
?

釧路駅といってやはり思い出すのはドラゴンクエストの堀井雄二がシナリオを手がけたアドベンチャーゲーム、
『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』ですよね。読者のみなさま。

ゲームのストーリーは、東京で起こった殺人事件が北海道が関与している事を知り、北海道に渡った主人公(ボス)は、
釧路署の刑事である猿渡俊介(シュン)と共に捜査を始めるが、第二、第三の殺人事件が次々に起こってしまう。
犯人の目的は一体何なのか。被害者たちの関連性を調べていくうちに、ある重大な過去が浮かび上がる。

という内容で、北海道を舞台として摩周湖や屈斜路湖を始め、網走刑務所や北浜駅、夕張炭鉱などの現実の観光スポットが登場し、
シナリオだけでなく旅行的な側面でも面白い作品です。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
いや、いきなり昭和のファミコンゲームを出してくるのはお前だけだろ!とツッコミが入りそうですが、ちょっと待った。

調べてみたら、2021年からJR北海道の観光列車「流氷物語号」とコラボ企画なんかをやっているんですね。

網走〜知床斜里駅間を走るこの列車ではオリジナルのヘッドマークが掲示され、コラボグッズも販売されたそうです(ちょっと欲しい)。
昨年は「オホーツクに消ゆ」原作者の堀井雄二さんと一緒に現地を旅するツアーも実現するほど気合の入った企画で、
2022年も1/29〜2/27まで運航しているので、まだギリギリ間に合いますのでオホーツクに消ゆが好きな方は乗ってみたらいかがでしょうか?
(※北海道では3/6までまん防重点措置期間なので、現地入りはくれぐれもご注意ください)
ファミコンソフトの発売が1984年ですから40年近く前の話を令和の時代に企画するって実にアツいですね!
ちなみにですね、このゲームの犯人は(ry
・・・・・・・・・。
タルタルーガ、釧路の街を歩きます。

まずはこちら幣舞橋(ぬさまいばし)です。


幣舞橋は釧路川の最下流部にかかるヨーロッパスタイルの橋で、札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並ぶ北海道三大名橋のひとつ。

黄昏時は夕日に染まる釧路港を見ることが出来る観光スポットです。

幣舞橋の傍には「釧路フィッシャーマンズワーフMOO(ムー)」という複合商業施設が建っています。


内部にはお土産屋や食堂、観光案内所や公共施設なんかが入っています。

1階には北海道らしく、海産物をお土産に売っている店が多く、

こんなカニのUFOキャッチャーなんかもありました。


採れたらここで茹でてもらうことが出来るようです。面白いですね。
MOOは釧路空港へのバスも発着しているので便利ですので、釧路観光のスタートにいいかもしれませんね。


釧路といえば、国際貿易港である釧路港を擁し、漁獲の水揚げ量は道内1位、全国でも2位を誇っています。
せっかく冬の釧路に来ているので、タルタルーガも海産物を堪能することにしました。

今回タルタルーガが向かったのはこちら。

「鮭番屋」です。こちらは創業60年の水産メーカー(株)マルア阿部商店の工場直売店です。

直売所では地場産の海産物を買って、隣の食堂で食べることが出来ます。


実に北海道らしいラインナップ。どれも美味しそうです。
タルタルーガ、イクラ丼と鮭ハラスを食べることにしました。


併設の食堂はこんな感じです。テントですが、ストーブガンガンなので中は暖かいです。

イクラ丼きました!(タルタルーガはイクラが大好きです)。もちろん美味い!


鮭ハラスも美味しいです。やっぱり北海道はいいですね!
このお店ではイクラや鮭の他にもホッケ、牡蠣、ホタテなど直売所ならではの海産物を楽しむことが出来ます。
やっぱりみんなで来た方が楽しいと思いますね。
朝7時からやってますので、釧路グルメのスタートにどうぞ。

さて、タルタルーガ続いて向かったのがこちら。
「なごやか亭」です。北海道で人気の回転寿司チェーンです。

看板からも自信にみなぎった感じがありますね。

開店と同時に入店してお寿司を食べます!

メニューはどれも美味しそうで目移りしますね。

北海づくし(筋子・アブラガレイ・トロサンマ)と
サーモンづくし(サーモン・トロサーモン・オーロラサーモン)です。
味はどれももちろん美味しいです。

お店の名物こぼれイクラです。これはヤバいですね!
味も最高です。

ちなみにこぼれイクラはこんな感じで実演もしてくれるので、
家族やお友達行く際には実演ありにすると楽しめると思います。
いやー北海道はやっぱり美味しいものいっぱいですね。
タルタルーガ、釧路でグルメを満喫です。
ぜひみなさんも釧路へ行ったら北海道ならではの海産物を楽しんでみてください。
------ここからカポエイラのお話・・・・・
ではなくて、今回の釧路観光のメインを忘れていました。

というわけで、到着日釧路空港から向かったのはこちらの場所。

「阿寒国際ツルセンター(グルス)」です。

ここは国内で唯一、タンチョウの生態や行動などの研究を行っている施設で、施設内にはタンチョウの生活や習性をはじめ、
生体の仕組みなどを分かりやすく解説した展示コーナーやタンチョウに関する文献や映像資料を集めたライブラリーなどを備えています。
屋外では自然に近い状態で飼育されるタンチョウを通年観察できます。
冬場のタンチョウを見てみたくて釧路に来ました。


屋外の観察センターに行くと・・・タンチョウいました!

かなりのタンチョウたちがいます!

「タンチョウ(丹頂 Grus japonensis)」は、鳥綱ツル目ツル科ツル属に分類される鳥類で、
日本で鶴と総称される鳥類のうちでは大型で代表的な種とされ、タンチョウヅルとも呼ばれています。

冬期には150羽近くのタンチョウがここに飛来するそうです。

釧路空港の愛称は「たんちょう釧路空港」ですから、どれだけ町のイメージになっているかが分かりますね。


白銀のフィールドにタンチョウが映えます!冬の道東らしく幻想的な風景です!

特別天然記念物であるタンチョウは白・黒・赤の美しいコントラストと気品に満ちた佇まいは日本のシンボルであり、
アイヌの人々にも古くから「サロルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれてきました。

また、タンチョウは生涯をかけて互いを守り慈しむ、夫婦円満のシンボルとしても尊ばれています。

無事冬のタンチョウが見れて大満足です!

読者のみなさま、タンチョウを見にぜひ冬の釧路へどうぞ!
-----------ここから本当にカポエイラのお話-----------
さて、久々の国内編ですが、外国でカポエイラシリーズ同様現地のカポエイラ団体を訪問します。
今回訪問した団体はこちら。

カポエィラ・アンゴーラ釧路
URL:https://www.instagram.com/raposa946/
釧路で唯一のカポエイラ団体です。
国内外含めてカポエィラ・アンゴーラの団体訪問は初めてですね。
簡潔に説明するとカポエイラには流派があって、テンポはカポエイラ・ヘジオナウという流派で、
アンゴーラは別の流派で動きとかに違いがあります。

先生はアペリード,ハポーザ(RAPOSA:キツネ)こと大和田さんです。

練習場所こちらの建物。
暗くて判りにくいですが、民家をリフォームしたスタジオです。

普段はフラメンコスタジオとして使われているそうです。
練習は夜で外はやっぱり寒い!ですが、室内は北海道らしく暖房ガンガンなので快適です。
この日の練習参加は子供メンバーと、大人はハポーザさんの甥っ子さんとタルタルーガです。
さあ、久々の国内団体の練習参加、釧路でがんばります!


ハポーザさんからアンゴーラの動きを指導してもらいました。

タルタルーガ、アンゴーラの団体を訪問するということで、靴を持ってきました。

帯も入れてアンゴーラ仕様です。



普段の練習しているカポエイラと違って、床の動きが多いです。



じっくりとした動きからこんな感じで攻撃したりします。


アンゴーラ独特の動きに慣れていないものあるのですが、
体重が重いタルタルーガにとって床の動きはまあキツイです。


こんなアウーの練習も。


クロスした腕に沿ってアウーをするのですが、勢いを付けれないので中々怖いです。
普段の練習でもたまにアンゴーラの動きの練習をすることもありますが、
アンゴーラ団体の練習参加はほとんどないので、参考になります。

最後はみんなでジョーゴです。


ハポーザさんと甥っ子さんがジョーゴ。
アンゴレイロ同士のジョーゴはやはり様になっていますね。

甥っ子さんはベストボディとかの大会にも出ているそうで、いい感じのマッチョをしています。

タルタルーガもジョーゴ!


子供たちもしっかりアンゴーラのジョーゴをしています。

ハポーザさんとジョーゴ!



アンゴーラは動きが基本ゆっくりというイメージがあると思いますが、




いきなり速い蹴りが来たり、嫌なタイミングを突いてくるので気が抜けません。

アンゴーラは一回のジョーゴが長いので、もうヘロヘロです。
こんな感じで練習終了!今回も楽しみました。
カポエイラ団体としては釧路は日本の北東の果てにある団体で、いい経験しました。

練習後はハポーザさんのお知り合いのお店で海の幸を頂くことになりました。

いやー見ての通りすごいカニです、さすが北海道。


このシーズンのハナサキガニはとても美味しいとおススメの通りとても美味しいです。

食事をしながらハポーザさんたちといろいろとお話をしましたが、釧路という地方都市でカポエイラをするのは中々大変で、
東京に仕事で行った時に練習参加して、地元に還元しているそうです。
タルタルーガが知る限り北海道には札幌、釧路、帯広にカポエイラ団体があって、
釧路-帯広間は約120キロ、札幌までは300キロくらいありますから、ちょっと一緒に練習というには結構大変です。

北海道ってやっぱりデカいんですよ。両端で測ると千葉から神戸くらいまでの距離がありますからね。

タルタルーガも帰りは札幌経由の飛行機で東京に帰りましたが、同じ道内で飛行機ってどんだけデカいんだって感じですね。
あと、面白かったのがメンバーにはハンティングが趣味の方が何人かいて、シーズンには山でシカをハントしているそうです。
さすが北海道。ワイルドですね。
「ところで、タルタルーガさんは今回釧路へは何を観光に来たんですか?」
私「ええ、冬のタンチョウを見たくて来たんですよ」
「タンチョウってそんなに珍しいですかね?」
私「・・・・・・・・。」

そう、郊外に出ると普通に飛んでたりするんですよ。さすが北海道。スケールが違いますね。
いつもは海外での練習参加が多いですが、国内でも頑張っている人と練習すると刺激になりますね。
とても楽しかったです。というわけで、

カポエイラ・アンゴーラ釧路のみなさま ありがとうございました!
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釧路で美味しい海産物にカポエイラにタンチョウと楽しんだタルタルーガですが、
最後にもう一か所観光地を紹介して終わります。

タルタルーガ、タンチョウを見学後そのまま北上して阿寒湖へ向かいました。

(阿寒湖バスセンター)
阿寒湖は釧路市にある淡水湖で、全域が「阿寒摩周国立公園」に含まれる観光地です。

まず、「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」へ行きます。
阿寒湖には特別天然記念物のマリモを初め、ヒメマスやワカサギ等の魚が生息しています。
ここでは阿寒地域の様々な分野の自然に関して紹介をしていて、マリモや阿寒湖の魚類の生態展示もしています。

外は雪景色ですが、館内は暖かいです。

「阿寒摩周国立公園」のマップもあります。
(左上にはヒグマ出没情報もあります)


阿寒湖はここです。

展示コーナーは床面が航空写真になっているので、


スリッパに履き替えます。

床面オシャレでカッコいいですね。


ヒメマスです。


こちらはイトウ日本最大の淡水魚です。
イトウは(魚偏に鬼)と書きます。漢字がイカツイですね。


そして、マリモです。


マリモについての説明もあります。

結構大きいですね。
マリモはチュウルイ島のマリモ観察センターが有名ですが、
冬期は島に渡れないのでマリモを間近に見れるのは阿寒湖畔エコミュージアムセンターだけですから、阿寒湖観光のスタートに来るのをおススメしますね。


阿寒湖に行く前にタルタルーガ、阿寒湖畔を歩きます。
阿寒湖の南側は温泉街が広がり観光の拠点となっています。
見てのとおり雪が積もっています。まあ寒いです。

タルタルーガここで食事にします。こちらのお店へ。


このお店では阿寒湖の魚を使った郷土料理が楽しめます。

ワカサギ天丼とニジマス丼のハーフハーフを注文しました。


見てのとおり美味しいです。当地ならではの味というのは旅行の楽しみでもありますね。


もう一つ説明したいこととして、阿寒湖温泉街の一角には約30戸、120人程度が暮らす北海道最大のアイヌコタン(アイヌの集落)があります。

アイヌコタンには木彫製品などを販売する土産物店などが並んでいます。

ここにはアイヌの伝統舞踊を公演する演舞場の「オンネチセ」や、アイヌの伝統文化を紹介する2つの資料館(アイヌ生活記念館、森と湖の藝術館)もあります。

北海道観光にはアイヌ文化は興味深くて、先ほど訪れたエコミュージアムセンターにもパンフレットが置いてあります。


最近では2020年7月に「ウポポイ」というアイヌ文化の復興・創造・発展のための拠点となるナショナルセンターが北海道白老町に出来たので、
アイヌ文化に興味のある方は訪問してみたらいかがでしょうか?CMもやってますね。
タルタルーガも次回北海道を旅行する時は行ってみたいですね。
さて、あれこれ引っ張りましたが、湖に行ってみます。

ここが阿寒湖です。

ちなみに阿寒湖もこんな感じでオホーツクに消ゆに出てきます。

見ての通り冬期は全面結氷しています。


スケート、スノーモービルなどのウィンタースポーツが盛んで、湖面にはテントやモービルがあります。

下はカチカチで、雪も積もっています。

湖をしばらく歩いたところで、タルタルーガいつも通り記念撮影です!

エイ!

あれ?
※雪面でのアウーバチドゥは危ないです。

というわけで今回は以前のムカエダスタイルが限界でした!

読者のみなさま、釧路編いかがだったでしょうか?
海外もいいですが、日本は四季もあって北は冬景色、南は南国ですから、
旅行先として見どころ多く、魅力的な国だと思います。
まだ冬の釧路や道東を楽しめる季節ですので、十分に感染状況を調べた上でご旅行ください。
どうもありがとうございました!


ボス?
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読ませていただきました。ありがとうございました。katura「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原さみーさん
ありがとうございます!荻原「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原.わーステキ♡
おめでとうございます!!!!!!!さみー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどーさみちゃん ありがとう!
細かいことは気にせずに、気軽に顔見せに来てね!久しぶりクラスもまた是非♪えんどー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどー.わー!遠藤さん!!おめでとうございます\(^o^)/
私は何もかもを忘れてしまって練習行くの怖くなってるので、また久しぶりの人むけレッスンの開催楽しみにしてますっっ(*さみーカポエイラ・テンポに入って5年が経ちました 黄帯アヤコ.人見知りだなんて聞いたことねーぞ…!可児「花蓮巴西戦舞! Flower Sun and Rain (Capoeira in Hualien ,TAIWAN」 台湾 花蓮編 青帯TARTARUGA」.中国語の先生にカポエラのことを聞こうと思って準備して行ったら全く知らないそうな。
卡波耶拉は意味の無い音だけのあて字だと思うけど、「耶」はキリストのイメージがあalegre「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日もしもりえさんがいなければ、メンバーにはなっていなかったと思う(笑)
一緒のお稽古の時、いつも嬉しい。
これからもよろしくお願いします!春日「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日銀だこ食べながら読んでたのに、途中からどんどん泣けてきて困った…(>_<)
同じ親子メンバーとして、いつも頑張っている姿を尊敬してるし、励まされています。
ウチは相当なマイペー森山