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「エキゾチック・バタヴィア - Exotic Batavia -」 インドネシア ジャカルタ編 青帯TARTARUGA Capoeira in Jakarta , INDONESIA

東京・新宿区で教室活動するカポエイラ・テンポ(カポエラ)のみんなが書くブログ。 練習やイベント情報、ブラジル日記やメディア裏話も!
2020/12/17(木)
首都ジャカルタにやってきました。

Halo!


首都ジャカルタへ向かいます。

タルタルーガ、スラバヤから首都ジャカルタにやってきました。

前回のスラバヤ編は→コチラ

※引き続きこの旅行もコロナ前の話になります。

ジャカルタ中心

ジャカルタ(インドネシア語:Jakarta)は、インドネシアの首都。

ジャカルタ地図

「ジャカルタ首都特別州」として同国最大の都市で、人口は950万人を超えており、近郊を含む都市圏人口は3,120万人と東京都市圏に次いで世界第2位。

大都会ジャカルタ

世界屈指のメガシティであり、東南アジア有数の世界都市です。

ASEAN
ASEAN本部

ASEAN(東南アジア諸国連合)の本部事務局もここジャカルタにあります。

ファタヒラ広場
ファタヒラ広場2

タルタルーガの現在いるのはジャカルタ北部のコタ地区「ファタヒラ広場(Taman Fatahillah)」という場所です。

ジャカルタ北部コタ地区
コタ地区(Kota)

コタ地区(Kota)はオランダ統治時代の古い建物や街並みに残っているところで、ジャカルタの観光スポットとなっています。

オランダ領東インド

前回のスラバヤ編でも説明しましたが、インドネシアは17世紀から20世紀初頭までの約350年間オランダに統治されていて(オランダ領東インド)、

ここジャカルタはオランダ統治時代は「バタヴィア(Batavia)」という名前で呼ばれていました。

バタヴィアという名前は、オランダの先住民バタウィにちなんで付けられています。

ファタヒラ広場周辺にはオランダ統治時代の古い建物や街並みが保全されていて、

ジャカルタ歴史博物館

タルタルーガの後ろに見えるこの建物「ジャカルタ歴史博物館(Museum Fatahillah)」は、元々バタヴィア市庁舎(Balai Kota Batavia)として建設され、

日本統治時代は大日本帝国物流集積所として、インドネシア独立後は西ジャワ州政府庁舎を経て歴史博物館となっています。

ここでも近くのアニキと一緒に撮影

ここでも近くのアニキと一緒に撮影。

海外では一緒に写真を撮ろうと言われることがあります。

タルタルーガ、やっぱり人気なんでしょうか?

アハハハ。


・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・。


では、歴史博物館の中に入ってみましょう。

博物館の中
博物館2
博物館3

博物館の中にはオランダ統治時代からインドネシア独立における植民政府の調達品や絵画など約23,500点のコレクションが所蔵されています。

天井も高く開放的

天井も高く開放的でいい感じの雰囲気があります。

博物館中庭

バタヴィアは熱帯ということもあって、一年中暑い南国なのですが、当時移住してくるオランダ人は、マラリア、コレラ、デング熱などの熱帯病に倒れることが多く、

バタヴィア地図

ここは疫病が蔓延するヨーロッパ系住民の「墓場」として、東洋中に悪名を届かせていたそうです。

17世紀のバタヴィア
(17世紀のバタヴィア)

バタヴィアはオランダ東インド会社の基地として、後にはオランダ領東インド国家の中心都市として発展していくことになりましたが、

前回のスラバヤ編でも説明した通り、旧日本軍がジャワ島を占領した後、バタヴィアから現在のジャカルタに名称が変わることになります。

いい感じの博物館です

いい感じの博物館です。タルタルーガおススメです。

カラフルな貸し自転車
カラフルな貸し自転車2

ファタヒラ広場はこんな感じでカラフルな貸し自転車なんかもあって、いい感じの場所です。

混沌とした大都市

ジャカルタは東南アジア有数の混沌とした大都市なので、街中はとにかく人も車もバイクもいっぱいで、落ち着かないのですが、

コタ地区はその喧騒を忘れさせてくれ、コロニアルな雰囲気は実にエキゾチックな気分を感じることが出来ますので、

カフェ・バタヴィア
(カフェ・バタヴィア)

cafe batavia
(オランダ統治時代の知事の住居兼事務所で現在はレストランとして人気です)

コタ地区2

ジャカルタに来た際にはぜひコタ地区に行ってみてください!

アイスコーヒー1

タルタルーガ博物館を出て、向かいのカフェで一休み。

アイスコーヒー2

暑いのでアイスコーヒーが美味しいです。

おっと、ネコがこんなところに

・・・・・おっと、ネコがこんなところに。

ネコがこんなところに

・・・・・・。


ニャ~

ニャ~。













----------------ここからカポエイラのお話-------------------


さて、慌ただしくジャカルタにやってきたタルタルーガでしたが、スラバヤに続いてジャカルタでも現地団体を訪問します。

日本出発時点では、コンタクトする団体の目途がついてなかったのですが、

ジョハンさんがZungu Capoeiraのジャカルタにいるメンバーに連絡してくれ、

メンバーの彼(REZA)と一緒に訪問することになりました。

REZA
↑REZA

ジョハンさんありがとうございます。(ちなみにその日はZungu ジャカルタの練習はお休み)

red planet hotel
(Red planet hotel pasar baru)

無事宿泊しているホテルで合流し、彼の車で現地に向かいます。

fit'n Chic Family Fitness

着いた先はこちら。「fit'n Chic Family Fitness」というスポーツジムです。

Mal Artha Gading

ジムは「Mal Artha Gading」というショッピングモール内にあります。

中央から離れた場所

ジャカルタ中心部から大分離れてますね。

REZAに連れてきてもらって助かりました。


そして今回訪問した団体はこちら。

Grupo Capoeira Brasil Indonesia Jakarta

Grupo Capoeira Brasil Indonesia Jakarta

URL: https://sites.google.com/site/shaolincapoeirajkt/capoeira-brasil

この日は”ある理由”で道が渋滞しており、メンバーが遅れていて練習自体も遅れてスタートだそうです。

fit'n Chic Family Fitness受付

なので、とりあえず待ちます。

REZAから先生は「Shaolin(=少林)」というアペリードと聞いています。

しばらくして、2人ほどメンバー到着。Shaolin先生は遅れてるそう。

その後少しばかりして、先生到着。

・・・・・・。



Instrutor Shaolin
(Instrutor Shaolin)

Shaolin

中々そのイカツイ風貌にタルタルーガびっくりしましたが、彼の本業は空間デザイナーです。

高層ビルの屋上で撮影したそうです
高層ビルの屋上で撮影したそうです2
(この写真はジャカルタの高層ビルの屋上で撮影したそうです)

ということで、遅れましたがこの日は5名で練習スタートです!

fit'n Chic Family Fitness内部
練習場所

練習場所はジムの一室。結構広いです。

練習はスペースを使って動く練習を主にやりました。

練習はスペースを使って動く練習を主にやりました。


最後はみんなでジョーゴ2
最後はみんなでジョーゴ

最後はみんなでジョーゴ!

REZAとジョーゴ1

REZAとジョーゴ!

REZAとジョーゴ2
REZAとジョーゴ3

Shaolinとジョーゴ1

Shaolinとジョーゴ!

Shaolinとジョーゴ2
Shaolinとジョーゴ3
Shaolin1
Shaolin2
Shaolin3
Shaolin強いです。

先生上手いです。

さらにジャカルタジョーゴ2

タルタルーガ、さらにジョーゴ!

さらにジャカルタジョーゴ
ジャカルタでも頑張ります!

スラバヤに続いてジャカルタでも頑張ります!

こんな感じで練習終了。ジャカルタでもいい汗をかきました。

Capoeira Brasil Jakartaのみなさま、どうもありがとうございました。テレマカシー。

スラバヤから連日の練習でしたが、ジャカルタでは練習出来るか怪しかったので、出来てよかったです。

というのもなぜかというと・・・













大規模なデモ
(この日のジャカルタ中心部)

大規模なデモ2
大規模なデモ3

この日のジャカルタ中心地では、当時ジャカルタ州知事だったアホック(AHOK)知事がイスラム教を冒涜したとして、

大規模なデモが行われていて、市内には注意喚起が上がっていました。

アホック知事
(アホック知事)


在ジャカルタ日本大使館HP

ジャカルタの日本大使館からもこのようにHP上で通達されています。

在インドネシア日本国大使館からの注意喚起(大規模デモ)

● 11月4日昼の金曜礼拝後,ジャカルタ中心部にて,バスキ・チャハヤ・プルナマ(アホック)ジャカルタ特別州知事を糾弾する大規模なデモが予定されています。
一部報道では,デモが過激化して暴動に発展する可能性や、デモが週末にかけて継続する可能性も懸念されています。
● デモ参加者はイスティクラル・モスク(インドネシア最大のイスラム教礼拝堂)に集合し,大統領宮殿へと移動する予定であり,モナス(独立記念塔)やジャカルタ州庁舎を含むデモの周辺地域には近づかないようにしてください。
● デモの周辺地域を含む広い範囲で交通規制が予定されているため、4日の午前中からこれら地域に激しい渋滞が発生する可能性がありますので、ご注意下さい。


ジャカルタにお住まいの皆様および旅行者の皆様へ

11月2日,日本外務省は,以下の海外安全情報(インドネシア:11月4日のジャカルタにおけるデモに関する注意喚起)を発出し,海外安全ホームページに掲載しましたので,一部改訂の上お知らせします。


確かに空港から市内中心に入ったあたりでデモらしき集団を見かけました。

タルタルーガ撮影
(↑はタルタルーガ撮影)

ジャカルタ中心エリア
ムルデカ広場周辺

翌日朝にはジャカルタを離れる予定だったので、当初の予定では市内中心のムルデカ広場周辺を観光する予定だったのですが、

ジョハンさんからもデモがあるから危ないということで、コタ地区に変更したという訳なんですね。

危険地帯
(デモのエリアとホテルはこんなに近い)

デモ自体は政府報告だと5-20万人規模で、夜には収まったものの、夕方あたりに一部の暴力的なデモ参加者と警察が衝突する一幕もあったようです。

一部の暴力的なデモ参加者と警察が衝突

demo news
(その日のニュース)

ジム内のテレビ
ジム内のテレビを見る人
(練習後、ジム内のテレビを見る人)

ということもあって、練習にも人が少なかったのと、道路が渋滞していたため遅くなっていたという訳です。

今まで「外国でカポエイラ」シリーズでは、あまりトラブルについては書くことはなかったのですが、

旅行先においては、こういったトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。

今回の旅行ではその影響が大きかったので、内容に入れることにしました。

旅行中の危険を回避するために気を付けることは、やはり危ないところには近づかないことですね。


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【-翌日-】

スカルノ・ハッタ国際空港
(ジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港)

スカルノ・ハッタ国際空港 T2内
スカルノ・ハッタ国際空港 T2

タルタルーガ、この翌日予定通りジャカルタを離れバンコクを経由して帰国します。

さて、スラバヤからジャカルタへと続くインドネシア編はこれで終わりです。

インドネシア自体には、以前書いたマレーシア編でラストにジョグジャカルタ寄った話を書きましたが、カポエイラをするのは初めてです。

世界遺産ボロブドゥール遺跡前で。お気に入りの一枚
(世界遺産ボロブドゥール遺跡前で。お気に入りの一枚)

今回はカポエイラを通じていろいろな人に出会い、現地ではジョハンさんやREZAにサポートしてもらい本当に感謝ですね。

正直ジャカルタに関しては観光情報少なすぎて残念なんですが、昨年再びジャカルタを訪れる機会があって、

Shaolinと

またShaolinとも会うことになり、そこからカポエイラでの関係が広がります。

ですが、まだ他の旅行のストックがあるので、その話は一旦置いてまた次の機会に。

今回ジョハンさんやShaolinにいろいろと聞く中では、ジャワ島以外にもインドネシア各地にカポエイラ団体があるようです。

インドネシア

インドネシアは5,110kmと東西に非常に長く、赤道にまたがる1万3,466もの大小の島により構成される島国ですから、

個人的に外国でカポエイラをする上で、潜在的に魅力のある国ではないかと思っています。

読者のみなさま、ぜひいつかはインドネシアへ!また次回をどうぞよろしくお願いいたします!

Capoeira Brasil Jakartaのみなさま、どうもありがとうございました。テレマカシー。

Sampai jumpa!

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