2020/09/16(水)

Olá!



タルタルーガ、ポルトガルのポルトへやってきました。
大変久々の登場です。読者のみなさまご無沙汰しております。
※このレポートはコロナウィルス発生前のお話になります。
2020年はコロナ禍のため世界中が混乱し、苦難の年となっています。
タルタルーガも多分に漏れず、今年は全く旅行の見通しが立たない状態です。
そんな中なので、この機会に過去のストックを少しずつですがリリースしようと思いました。
最近、TVの旅行番組でも過去放送やってますよね。そんな感じ。
・・・違うか。
まあ、リアルタイム情報としては微妙ですが、読み物としていつかの参考にしてください!

ポルトはポルトガル北部の港湾都市で、国内では2番目の規模の都市とし屈指の観光都市となっています。

ポルトガルと言ったらアズレージョ(azulejo)。アズレージョは装飾タイルで、古くはスペインを通じて北アフリカから伝わり、

ポルトガル独自のタイル文化として発展し、今でもポルトガル中の教会やお城、邸宅、駅と言った建築物の外壁、内壁に見る事が出来ます。

こちらはアルマス聖堂(Capela das Almas)。 壁面全体が青白の見事なアズレージョに覆われた素敵な聖堂です。

壁面のアズレージョを行き交う人が非常に画になりますね!

ポルトガルのお土産にもアズレージョ柄が定番です。


ポルトの街中はヨーロッパらしくキレイな街並みです。

坂の上に見えるのがクレリゴス教会 (Igreja dos Clérigos)。
クレリゴス教会はバロック様式の教会で、横にある鐘楼は『クレリゴスの塔』(Torre dos Clérigos)と呼ばれ、ポルト市内各所から眺められる、市の象徴となっています。

ポルトは海に面しており、市内にはドウロ川が横切って流れ、そこにドン・ルイス1世橋(ポルトガル語:Ponte Dom Luís I), が架かっています。

この勾配がポルトの代表的な景色として有名で、多くの観光客を魅了します。いやーいい景色ですね!


ポルトの旧市街地区は「ポルト歴史地区」として世界遺産に登録されています。

タルタルーガ、ヨーロッパのレポートは久々なので、非常に楽しんでおります。

ポルトではこのドウロ川をクルーズ出来るので早速参加してみます。

坂道の多い町中を下り、川沿いへ。

そこからクルーズ船に乗り込みます。

船から見たドン・ルイス1世橋の高さも壮観です。


ドウロ川にはほかにもいくつか橋が架かっていて、クルーズではそれら通りながら迂回して戻ります。




川沿いにはお店が並びます。

ポルトの街並みを下から見ながらのクルーズは楽しいです!ぜひ読者の皆様もポルトに来れるようになったら参加してみてください。
タルタルーガ、クルーズ後ちょうどお昼ごろでお腹も空いてきたため、ランチにします。

ポルトの名物B級グルメである、「フランセジーニャ (Francesinha)」を注文します。
フランセジーニャはトーストに牛肉のステーキ、数種類のソーセージ、ハムなどを挟んだものにたっぷりのチーズをのせて、
トマトとビールを煮込んだソースを豪快にかけるという料理です。

味は・・・まあ美味しいですがボリュームが多く重いです。これでお腹いっぱいです。
他の国ではまず見かけないないので、ポルトに来た際にはぜひ食べてみてください。

さて、ドウロ川の対岸はヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(Vila Nova de Gaia)地区といって、有名なポートワインのワイナリーが軒を連ねています。

ポートワイン(ポルトガル語:Vinho do Porto)はポルトの特産として、世界でも有名です。

街の商店にもこの通りたくさんのポートワインを売っていますね。

ガイア地区ではポートワインのワイナリーを見学できるツアーがあるので、タルタルーガも参加してみました。


まずは初めの建物内。ワイナリーの壁にポートワインの説明がされています。
ポートワインは酒精強化ワインに分類され、まだ糖分が残っている発酵途中に アルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止めるのが特徴で、 この製法によって独特の甘みとコクが生まれます。
また、アルコール度数は20度前後と通常のワインの10 - 15度に対し5 - 10度程も高く、保存性が非常に優れています。
ポートワインのスタイルは大きく分けて3つあって、
黒ぶどうから造られている「ルビー・ポート(RUBY)」「タウニー・ポート(TAWNY)」と、
白ぶどうから造られている「ホワイト・ポート(WHITE)」の3つです。

ここで希望者は飲むこともできます。

続いて次の建物へ。

こちらが実際のワイナリーで、ツアーの受付をします。

今回のツアーはフランスからのご一行と同席。説明はフランス語と英語でした。

ワイナリーは薄暗く、ポートワインの入った樽が並んで熟成されております。

長いものだと40~50年熟成させて、芳醇な香りとまろやかな味わいのポートワインになります。
ポートワインの歴史を紐解くと、14世紀中頃からポルトガル北部で生産が始まり、18世紀にはポルト港からイギリスに大量に輸出されました。
理由として、当時イギリスとフランスが植民地争いで交戦中のため、フランスからのワインの輸入がストップされてました。
そのためそれに代わる物として、ポルトガルのワインの需要が増えたという訳です。
ポルトガル語のポルト(Porto)は「港」の意味で、英語のポート(Port)と同源であるため、イギリスではポートワインと呼ばれ有名になっています。

ツアーの最後はお楽しみのテイスティングです。参加者にポートワインが配られます。

茶褐色はタウニー・ポートです。
※ちなみにタルタルーガはお酒がほとんどといっていいほど飲めません。
まあ、タルタルーガ、お酒飲めませんが残すのもアレなんで、味見くらいはしましょうか。
・・・一口ゴクリ。
・・・・・。
ちょっとこれはキツイな・・・。アルコール度20はありますからね。
※繰り返しますがタルタルーガはお酒がほとんどといっていいほど飲めません。
・・・・・。
というわけで・・・・ちょっとで・・・・テイスティング終了。

フランス人のご一行様は非常に楽しく飲んでおります。さすがフランス。

テイスティング後は、ツアー終了で解散。ワイナリーでは工場直産でポートワインが購入できます。

いや~~~~~~~ワイナリ~見学楽しい面白かったですよ。
ワイン好きな人には~~おススメですね!~ 景色もいいし、ポルト最高~~~!!
え~~~、さてこの後は何をするんだっけか~? あ~~?ん~~~?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
ZZZzzzzzzzzzz。
----------------------ここからカポエイラのお話-----------------------
・・・・・。
さて、ポートワインで意識が曖昧なタルタルーガですが、ここポルトでもカポエイラ団体を訪問します。

Grupo de Capoeira Regional Porto da Barra
URL:https://capoeiraregional.wixsite.com/portodabarraportugal
Porto da Barraはテンポと同じくカポエイラ・ヘジオナウ(Regional)の団体で、

ここポルトではブラジル人Mestre Caramurúが指導されています。

向かった先はポルトの郊外北部のこちらの建物。
ここは「Grupo Cultural e Desportivo Realidade」というスポーツ複合施設で、練習場所はこの奥の建物内でした。
この日の練習は並んで基本の蹴りから始まり、二人組でのメイアルーア・ジ・コンパッソに対する反撃やハステイラ(倒し技)の練習でした。

そして最後はみんなでジョーゴ!!



この日のメンバーはメストレ以外にも、二人のブラジル人フォルマードに、他も上級者が多く、
ゴリゴリに厳しいジョーゴになりました。


油断するとこんな感じでやられます!!




みんなへジオナウらしく厳しいジョーゴをします。

Mestre Caramurúとジョーゴ!



タルタルーガ、昨日深夜にポルトに着いてからの観光にカポエイラですから、クタクタでしたが何とか練習終了!

Porto da Barraは本部がテンポと同じくサルバドールにあるカポエイラ・ヘジオナウの団体なのですが、
海外にあるカポエイラ・ヘジオナウの団体って実はそんなにありません。
なので、今回はとても良い経験なりましたね。
Mestre Caramurúはサルバドール出身で、まだ2番目の帯のころにメストレ・トニーに相手をしてもらったことがあるそうです。
ブラジルではPorto da Barraとテンポはどちらかというとバチバチ戦う相手といった存在だそうですが、
ここポルトにサルバドールの団体の日本人カポエイリスタが訪問してきたことに喜んでくれ、
練習の終わりにはにメンバーへ自身とテンポについて話していました。
こういったつながりを感じられるのも、外国でカポエイラのいいところですね!
というわけで、

Capoeira Porto da Barra Salve!
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タルタルーガ、ポルトでも観光にカポエイラと満喫できました。

次はポルトから電車に乗って首都リスボンへ向かいます。

出発はここ「サン・ベント駅(Estação de São Bento)」 から。



サン・ベント駅構内は美しいアズレージョで飾られ、その美しさは、アメリカの旅行雑誌「Travel & Leisure」によって、世界で最も美しい駅のひとつにも選ばれたことがあるほどです。

電車がやってきました。
ポルトガルにも慣れたところで、次回はリスボン編です!

読者のみなさま、コロナ禍でモヤモヤしている旅行好きのみなさま、どうぞお楽しみに!

Até mais!
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読ませていただきました。ありがとうございました。katura「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原さみーさん
ありがとうございます!荻原「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原.わーステキ♡
おめでとうございます!!!!!!!さみー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどーさみちゃん ありがとう!
細かいことは気にせずに、気軽に顔見せに来てね!久しぶりクラスもまた是非♪えんどー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどー.わー!遠藤さん!!おめでとうございます\(^o^)/
私は何もかもを忘れてしまって練習行くの怖くなってるので、また久しぶりの人むけレッスンの開催楽しみにしてますっっ(*さみーカポエイラ・テンポに入って5年が経ちました 黄帯アヤコ.人見知りだなんて聞いたことねーぞ…!可児「花蓮巴西戦舞! Flower Sun and Rain (Capoeira in Hualien ,TAIWAN」 台湾 花蓮編 青帯TARTARUGA」.中国語の先生にカポエラのことを聞こうと思って準備して行ったら全く知らないそうな。
卡波耶拉は意味の無い音だけのあて字だと思うけど、「耶」はキリストのイメージがあalegre「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日もしもりえさんがいなければ、メンバーにはなっていなかったと思う(笑)
一緒のお稽古の時、いつも嬉しい。
これからもよろしくお願いします!春日「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日銀だこ食べながら読んでたのに、途中からどんどん泣けてきて困った…(>_<)
同じ親子メンバーとして、いつも頑張っている姿を尊敬してるし、励まされています。
ウチは相当なマイペー森山