ブラジル出国の日。またすぐ会おう!2017/11/29 (水)青帯のボルボレッタ

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Salve!!
皆さんこんにちはー

突然ですが、また今年もブラジルへ行ってきます!
やったーー😆やっふーー✨

そこで、何はともあれ、去年私が帰りの飛行機の中で書いていた日記を先に公開したいと思います!

最終日なだけあって、まだ書いてない滞在中のあれやこれが出てくるのですが、その補足は追い追いの日記で書ければと思いますので、皆さまお付き合いよろしくお願いしますm(._.)m

***

ブラジル最終日。朝早くお出かけ。
帰ってきたらキッチンにでかい鍋が。

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中見たら、昨日ビルーがこれ食べたことある?って聞いてきたトウモロコシのお菓子が。
ピンタ曰く、今朝ビルーが急いで持ってきて、この鍋を置いて、また急いで大学へ駆けて行ったらしい。
なんて良い人なんだ!
ビルーありがとう〜〜

そしてピンタがお昼用にサンドイッチを作ってくれると。
できたら外に持ち出して食べたいねーと話していて、もしかしてビルーは今日このあとはもう来れなくて、だから急いでお鍋を持ってきてくれたのかなと。

もう会えないのは悲し過ぎる!と思って、ビルーに今日はもう会えないのか聞いてみると、あと30分くらいでこっち来ると。
やったー!

ビルーが来ることをピンタに知らせて、私は引き続き荷造り。

と、コンニチワとビルーの声。
コンニチワーーとお出迎え。

あー嬉しい。
お菓子ありがとうと伝える。
甘さが優しくて、ビルーみたいと伝えたかったけど、優しいという単語がポルトガル語ではgentilと違ったから説明できなかった。
珈琲と一緒に食べるとまたイイね!と言うと、それには賛同してた。

ピンタのサンドイッチ作りを見ながらお話し。
ビルーは珈琲好き?
まあまあと。いつも牛乳入れて飲むらしい。
ジョァオンみたい笑

ジョァオンはもっとちっちゃな時からカフェコンレイチを飲んでたよーと教えてあげる。
そして今回、ほぼ毎日私がピンタの作った朝ごはんを食べていて、それはとても美味しいんだと言うと、それでボルボレッタは何作るんだっけ?とニヤニヤしてる。

ふむ、、納豆ご飯のことか!

→前に夕飯一緒に食べた時に、自炊で何作るのか聞かれ、流れで納豆ご飯の美味しさを語ったのを覚えてた笑

次来る時にどうにかして振る舞いたいと思います笑
→と思ってたけど今回忘れました(*_*)

あと昨日メストゥレフレッシュに歌ってもらった歌、もう覚えた?って聞いたら少しって。
はやーい。

私は、前に言ったquem já foi na senzalaの歌をなんとか覚えたよと言って歌い始めると、ビルーが、昨日かおとといにmoendo cana ae socando pirão を、café (珈琲の実を摘むという意味)で歌ってるのを聞いたんだと教えてくれた。

確かにどちらも奴隷の仕事だし分かると言うと、ヘーマがあってさと。

ヘーマ?辞書取ってこようかと言うとまず辞書無しで説明したいと。
説明してるのが単語と単語の音の繋がりっぽかったから、譜割りの話かと思ってたけど、韻を踏んでるということだった。

そしてサンドイッチを食べる。

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今日はタマゴハムサンドとチキンサンド。
あとパンがいつものパォンフランセーズじゃなくてパォンレイチだって。
ミルクパンみたいな。

ビルーが元々そんなにお腹空いてないらしく、じゃぁサンドイッチが残ったらオベントーにしたらとピンタ。

ビルーにお弁当の説明。
ヴェフメーリョの学校の近くにオベントーっていうヴェフメーリョの友達がやってるお店がある話も。

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そのあとポルトガル語に流行りはあるかという話で、あってもジーリャ(俗語)ぐらいかなと。
でも流行語みたいなのはあるみたい。

ピンタが、タマゴのサンドイッチ美味しいーと。
そこから、ブラジルでも昔たまごっちが流行ってて、また新しく流行り始めたという話も。
ビルーもよく熱心にお世話してたらしい笑

あとはビルーの好きなラザニアの話。
ラザニアの何の要素が好きなのか?
やっぱりそこはママのラザニアなの?とか。(→違うらしい)

ビルーが1つクアドラを歌ってくれて、ふむふむと聞いてたら、これは自分が作ったものだって。

おおー。自分で作ったんだー
自分の奴隷小屋が遠くてホーダに遅れるからちょっとご主人様に許しをもらって帰るよというようなクアドラ。
教えてくれて嬉しいな。

そこにトニーがデンデーとサビアーを連れて帰ってきた。
何か食べたのかと聞かれてサンドイッチ食べてると言うと、なんでそんなもの食べてるんだと。
サンパウロまでにお腹空いちゃうじゃないかと。
だから俺はちゃんとしたご飯を一緒に食べようと思ってだな、うんたらかんたら。

でも美味しいサンドイッチだよと私がケロッと言ったら、ビルーがウケてくれた笑。

トニーは、俺はジョァオンと昼を食べに行くから、上にいるエスチバドール含め一緒にお昼行く人いたらついて来いと。
デンデーとサビアーとエスチバドールはお昼へ。

そして私はここで大きな勘違いをしていたことに気付く。。
みんなに飛行機の時間が15:30だって言ってたのに、確認したら15:02だった!!
、、出発13時で間に合うのか!??
でもまあ大丈夫かな、うーんどうだろう。
とかなんとか言いながら残りのサンドイッチを食べる。

ピンタが荷造り大丈夫ですか?と。
まあまあかな、でも大丈夫だと思うと言ってビルーにもそう説明したら、笑いながら自分が思ってた時間よりも早くて焦ってたのに、荷造り出来てないのは大丈夫とか面白いねと。
はい、そのとおりです笑

そしてまたふと時間を確認すると、もう12時過ぎてた、、!!

荷造りしなきゃヤバいのとトニーとヴェフメーリョに飛行機の時間間違ってたこと言わなきゃとドタバタ。
とりあえず荷物まとめて部屋から出すと、ビルーが意味ありげにドアを開けて、チャラーン!と。
と、ドアの向こうにウルソが!!
ウルソーーーよかったーーー会えたーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

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熱い抱擁。
もうめっちゃ嬉しい。
そして3人で写真。

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ほんとに一緒に過ごした時間は素晴らしかったと伝える。
ウルソも同じ気持ちだって。
同じ帯だもんねーと。

そこにビルーがふざけて、同じ帯取りやがって〜といじる。
このままお互い練習続けて、また3人揃って一緒にカポエイラしようねと約束する。
そして3人でピンタを見て、次青帯取る人もいるしねとビルー。

もうバラォンもやったんだぜー
ガンバッテーと。
ピンタが、自分が青帯取る頃にはみんな次の帯に上がってるんじゃないかと言うと、みんなしてそれはないなーと。
やっぱり次の赤帯はまだまだ時間かかるよねと。

でもウルソは、もしなるとしてもビルーが1番早いんじゃない?と。
絶対そうだね。
ビルーはそんなことないと謙遜。
それにブルーノ(青帯の先輩)がいるからなるならブルーノじゃないかと。
でもウルソはブルーノがあまり練習来れてなくてビルーの方が練習してるからビルーが先だと思うけどなと。
まあそこは神のみぞ知るというところで。

カポエイラだけじゃなくポルトガル語ももっとうまくなりたいと言うと、ウルソが私のポルトガル語を褒めてくれる。
特に発音がと。なんですと!

ビルーも、大学で一緒に歩きながら話してる時に、私がブラジル人のように話しているのを聞いて二度見してた人がいたんだよと。

それが本当にそうかはおいといて、素直に嬉しいです。
そこにピンタが、私も頑張りますとおずおずとしてると、ビルーがピンタだって他の日本人より分かってるよと。
今はまだ1つ1つのフレーズをピックアップして理解している段階だけど、段々分かるようになって、自分で話す時にも単語単語で止まらずに話せるようになるよって。

そこにトニー登場。
ヴェフメーリョからはあともう少しで着くからとメッセージ。
よかった!
トニーにも飛行機の時間間違えてたこと報告。
ちゃんと確認しなきゃ駄目だろうと。
そこで私が、ということでちょっと早く出たいからヴェフメーリョに早く来れるか聞いて今来てくれてるんだよと言うと、それならよかったと。
ヴェフメーリョ来るまで下で待機することに。

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下でアニーにも挨拶。
日本のみんなにアブラッソをとギュゥゥッと力強いハグ。

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、、なかなかヴェフメーリョ来ない。
蕎麦屋の出前みたく、ここから3分だ、今向かってる、もう着く、とメッセージ来るけど、来ない笑

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その間にアニーが、ウルソはほんといい青年なのよとウルソの話。
激しく同意!

ヴェフメーリョの車がやっと来て、元の予定通りの13時出発。

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急がせちゃってごめんねのつもりでオブリガーダと言いながら近づこうとすると、トニーが遮って、ヴェフメーリョは空港まで一緒なんだからいいだろうと。
そうだねトニーまたね、すぐ日本で会えるよね、またねとお別れ。

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そしてビルーとまた熱い抱擁。
ほんとにほんとにあなたと一緒に過ごせて良かったよ。
ウルソも、と思ったらウルソは一緒についてきてくれると!
もうとても嬉しいよーー

その感動をよそに、デンデーがまた日曜ねー!と。
はいはい、アテドミンゴねと言うとトニーがウケて車出るまでアテドミンゴーの嵐。

そんななか、私とビルーは目と目で語り合ってましたよ。
本当にありがとう。またすぐ会おうね。

ヴェフメーリョとウルソと空港へ。
ウルソにアニーから聞いたお父さんのこと聞いてみる。
やっぱりそうだって。
1970年にメストゥレビンバの生徒だったらしい。
ビンバの没年が1974年だから、結構最後の方だ。
あとでネット検索してみると言うと、多分そんな情報ないと思うよと。
写真には写ってるんじゃないか?とヴェフメーリョ。
彼は写真撮られるの好きじゃなかったんだとウルソ。
前に夕食会で話ししてくれた顎髭をくるくるしてリボンで結んでたのは?と聞くと、あれをやったのは一回ぐらいだよと。
今度パパの写真送ってくれるって。

ウルソはテンポに来て三年ぐらいらしい。
ビルーと同じくらいだ。
小さいころはメストゥレオレーリャのところでカポエイラ始めててその後長らくカポエイラから離れてたらしい。
ほんとはもっと早くカポエイラ再開したかったけど、どこのグループで再開しようかと迷ってたのもあって遅くなったと。

メストゥレオレーリャのところで再開しなかったのは何故か聞くと、グループの拠点が移動したからだって。
ヴェフメーリョがすかさずテンポについてどう思うか聞く。

すると、すぐ出てきたのがtem boa sorteって言ってたと思うんだけど、私は後ろの座席で前の2人で話ししてたからあまり聞こえなかった。。

自分がテンポのこと知った後にメストゥレオレーリャにもテンポのこと聞いて、ちゃんとしてるところだからいいと思うよと言われて入ったと。

ヴェフメーリョが、だからウルソの昇段時にメストゥレオレーリャが補足説明して、これはお前は既に知ってるはずだぜと言ってたんだよと教えてくれた。
ビルーもそうだけど、人に歴史ありですね。

そしてウルソが、ごめんね実は途中でさよならしなきゃいけないんだと。
途中で降ろしてもらってそこでカローナ(車で運んでくれる人)を待つと。

全然だよ!むしろ途中までありがとう!
というか、本当は今日11時半からお昼を食べる約束があったらしく、もはや1時間半以上遅刻だと、、
ウルソーーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!!!
本当にありがとうね。
さよならする時も、本当に会えてよかったと、またすぐ会おうねと約束してバイバイ。

そして前の座席へ移動して再出発。
ヴェフメーリョとは今回のカポエイラ以外の過ごし方の話など。
ヴェフメーリョもフラカォンもウーゴもメシカーノもほんとは色んなところに連れて行きたかったんだと。
今回色々大変だったから、トニーとみんなとでまた話すつもりだって。

私は帰ったらすぐ、上司に来年またブラジルに行きたいって言うよって伝える。
私が、金曜に帰って土曜にもう仕事なんだと言うと、まあ土曜はみんなへの挨拶的なやつだろ?と。分かってらっしゃる笑

ピンタ以外の3人はいつ帰るんだ?と。
時間は違うけどみんな明日だよと言うと、あー明日は仕事だ!と。
私を送っていくのに仕事の予定を明日に変えてくれたんだって。
ありがとう。。

みんなの出発は明後日だと思ってたらしい。
そして今日は今日で空港まで行ったらあまり一緒にいれずすぐ帰らなきゃいけないと。
2回目だし大丈夫だよ!と伝える。

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そして空港到着。
サルバドールの空港が那覇空港に似てることを言ってみる。
だから那覇空港行くとサルバドールに着いたんじゃないかと思うって。

もうブラジル離れたくないよーー
Eu não vou deixar 
Dividir a Bahia
を歌う。
ヴェフメーリョと空港の入り口でバイバイする。

ブラジルで、ボルボレッタと過ごせて嬉しかったよと。
私も私も!
またすぐ日本でね!と。

あーいあいあい。。

サルバドールの空港は小さいので問題なく荷物預けてチェックイン。
飛行機の時間間違えてた分そんなに待ち時間はなくて、お土産を少し見てたら時間に。
荷物検査もスーッと入って搭乗口付近で待ち。
てかずっとサルバドールの空港にWi-Fiは無いって思ってたけど、やっぱりあった!
他の空港と同じようにログインして入るタイプ。
ちょっとてこずってすぐ搭乗になっちゃったけど、おかげでビルーからのメッセージも見れたし、一緒に過ごしたピンタへの感謝のメッセージも送ることができた。

サルバドールからサンパウロに着いて、サンパウロもブラジルだけどやっぱりなんかちょっと違うかなって思って、サンパウロからフランクフルトに着いたらもう寒いわ聞きなれないドイツ語だわでもう別世界。

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ポルトガル語が聞こえてこないこと、当たり前にあったあのサルバドールの太陽の光が恋しくてやっぱり寂しくなる。
Saldade って、本当にそのとおりの言葉。
早くまたみんなに会いに行きたい。
というか、またすぐ行きます。

また帰るその日まで、Até logo!

……

ということで、帰ってきましたブラジルに!
というかもうすぐブラジルですね💕

きっと去年とは全く違う体験が待ってるし、どんな日々になるかも分からない。
Mas hoje tem, amanhã não ですね。

それでもきっと、今年もかけがえのない日々になるだろうと思える。
早くブラジルのみんなに会いたいです!!

今年の分の日記もお楽しみに〜〜
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