アペリードと黄緑帯をもらった夏2017 黄緑帯Sabiá

東京・新宿区、渋谷区で教室活動するカポエイラ・テンポ(カポエラ)のみんなが書くブログ。 練習やイベント情報、ブラジル日記やメディア裏話も!
2017/09/24(日)
みなさん、こんにちは。黄緑帯のSabiáこと横澤です。
今回はメンバーになってからアペリード(カポエイラの世界での名前)と帯をもらうまでを書きました。

今年はバチザード(昇段式)の2週間前くらいからブラジル本部の先生たちが来てくださり、ハードだけど面白いレッスンが繰り広げられました。

最初から2人組でジンガしてパッソをガンガン入れて動き回ったり、パッソのバリエーションがどんどん追加されていくのを覚えてひたすら繰り返したり、かと思うと馬跳びやゴム跳びやら小学校の頃の遊びを彷彿とさせる(のはどの時代までですかね?)ようなレッスンがあったり。

初めて受けるレッスン内容なうえ、ポルトガル語を少しでも理解しようと最初から最後まで緊張し続け、いつもより時間が過ぎるのが早かったように思います。

あとはレッスン合間には腹筋・腕立てが多かったです…一回腕立てする毎に立って上にジャンプを繰り返すトレーニングが一番ききました。つい筋肉繊維がぶちぶちちぎれているイメージが頭をよぎりました。翌日の筋肉痛が怖い。

そしてたまに先生たち相手にレッスンで習ったことをジョーゴ形式で練習したりもしました。
ヴェフメーリョ先生はただジンガしているだけで、こちらは目も毛穴も全開にして100%集中していないと殺られる!という気持ちにさせられます。数分前に習ったことはなんて頭から吹っ飛びます。

あんなに死にものぐるいでのジョーゴはホーダデビューで竜太先生に相手してもらった時以来でしょうか。もちろん他の先生もしかり。とても貴重な経験となりました。

いつか私も先生たちのように自由自在に動き回るジンガをするだけで観客を魅了する、そんなカポエリスタになりたいものです。

IMG_1699.jpg
ヴェフメーリョ先生。
お手製フェイジョアーダをふるまっていただいた時です。うまー。


と、そんな中、私たち帯なしにはドキドキの試練?がありました。

それは、ブラジルの先生方からアペリードをつけてもらうことです。
先輩方から教えてもらった事前情報ではトニー先生は漁師さんだったから魚関係が多いとかフラカォン先生はディズニー関係が多いとか。

しかし一番手でアペリードをつけてもらった同期はブラジルの有名な芸人さんの名前でした。
予想のななめ上からついたアペリードに、周りの先輩方含め驚きを隠せない歓声が湧き起こりました。
こういう時に周りからどう思われているか改めて聞かされるのも緊張するものですね。

私はというと、ヴェフメーリョ先生と顔を合わせた途端「Cogumelo!お前Cogumeloだろ!」と言われました。
もうアペリードがついたのかとビックリしましたが、先輩に訳してもらったところ、先輩のコグメーロさんに似ていて間違われたようでした。

“Cogumelo=キノコ”という意味で、確かに私の髪型のシルエットはキノコでした。
それ以降、私のアペリードはシメジかな?エノキかな?いや、魚だったらマグロがいいな。大トロ。
と日々ドキドキを抱えてレッスンを受けていました。

ついにアペリードをつけてもらえたのはバチザードちょっと前のサイゼリアでのひとときでした。
トニー先生が仲の良い同期に“Jandaia=コガネメキシコインコ:カラフルで人懐っこいインコ”のアペリードをつけた後、「お前は…じゃーん!Sabiáだ!」という感じで命名されました。

IMG_1696.jpg
【Sabiá:ツグミ科のブラジルの小鳥】

え、さっき明日のレッスン後に発表するって言っていたのに。
予定通り明日のレッスン後だったら何になっていたのか若干気になりましたが、トニー先生がワイン片手に「Sabiá cantou〜」と歌う様子を見ていたら、どこからかイタリアの風が吹いてきたかのような錯覚に陥り、どうでもよくなりました。

そして、…この鳥はよく鳴く(歌う)って言われました。
歌うのが苦手な私には正反対なアペリードのつけられ方ですね。

まだブラジルの先生たちが来る前ですが、音楽練習で初めて歌うのに自分で選んだ曲が「Sabiá cantou no pé da laranjeira〜」でした。案の定テンポを合わせられずに挫折し、竜太先生にはもっと練習しておくよう言われました。

でもとりあえず他の曲から練習しようと思って引き出しの奥にそっとしまい込んだはずなのに、思いっきりこじ開けて出てきちゃいました。あぁぁ。

歌から逃げずに勉強しなさいよって意味だと受け取って日々精進します。たぶん。そのうち。

15057032400.jpeg
その日、トニー先生にカバッサにサイン書いてもらいました。

もうひとつ、この夏忘れてはいけないことが。
それはメンバーになって初の帯をもらうバチザードというビッグイベントです。
残念ながら通常の精神状態ではないため記憶に残るところが少なく、

テンポのホーダ、セクエンスィア、ビリンバウのトーキ、マクレレーの披露等を終えるとついにバチザードが始まります。

バチザードでのジョーゴを相手していただくのは本部の先生方とお祝いに駆けつけてくれた他団体の先生方が主となります。そしてジョーゴの順番は竜太先生から事前に指定されます。
なんと私は一番手でトニー先生とジョーゴする名誉をいただきまして色んな意味で緊張しました。

バテリアの前に座ってトニー先生と向かい合った時、トニー先生がバテリアに何か言いました。
それもよく聞き取れず、クアドラがあると思っていたけどコヒードから始まって、何が何だか分からない状態のままアウーで入って、混乱の極み。

ぎくしゃくとしたジンガではないジンガ、エスキーヴァでもクチーラでもない中途半端な避け、何度も近くに来いと指をさすトニー先生、最後にベンサォンを蹴ろと言われてマルテーロゥを蹴る始末。
も、もう一回チャンスを!

IMG_1690.jpg
証拠写真。

もう一回チャンスをくれる訳もなく、あえなく終了。
動揺を隠しきれず虚ろな目で帯ゲット写真に収まりました。

IMG_1692.jpg
腰が引けている辺りにも動揺が現れています。

いつか、いつか懐かしい思い出として語れるようになる日が来ることを切に願います。
来年のトロッカジコルダスへの目標は、楽しいジョーゴをすること。以上。

次回のお話は、サビアがオンジーナでセルヴェージャ です。
関連記事
この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

 | Copyright © みんなのカポエィラ・テンポブログ(東京) All rights reserved. | 

 / Template by パソコン 初心者ガイド