大学生カポエィリスタ 松尾

> 高校生だった僕も、とうとう大学生にジョブチェンジしました。よろ
> しくお願いします。
>
> 土曜日は、普段は柏木地域センターでの練習ですが、今日はイレギュ
> ラーに芸能花伝舎での練習でした。
> さらに今日は、普段借りている部屋ではなく、もっと広くて綺麗な部
> 屋です。
> 今日初めて、あの部屋で練習したという人もいるのではないでしょう
> か。
>
>
> 練習はいつも通り、ビジターとメンバーで別れての練習でした。
> 僕はこのあいだまでブラジルに行って、グルーポテンポの本部で練習
> していたんですが、帰ってきて最近思うのは、ブラジルと日本の練習
> は全然違うということです。
> と言っても、日本の練習が劣っているという意味ではなくて、むしろ
> 日本のほうが良いところが多々あると思います。
> 本部の道場は、床がコンクリートで硬いし、割れている場所もあるの
> でかなり危険です。でも、日本の練習場はだいたい床が木製か、軟ら
> かい素材です。割れている所なんてありません…。
>
> 練習内容にしても、日本では、順番に流れながら練習するときなど、
> テンポよく進んでいきますが、ブラジルではなかなかそうはいかない
> です。
> 子供達が言うことを聞かずにふざけていたり(ブラジル本部では、上
> 手い子供は大人と一緒に練習しています)、疲れたと言って休む人が
> いたり。
>
> ここまでだと、まるで日本の練習のほうが優れているように感じるか
> もしれませんが、ブラジル本部の練習のほうが優れている部分ももち
> ろんあります。
>
> それは、コントラメストゥレ トニーをはじめ、プロフェソー
> ルのフラカォン、ヴェフメーリョ達とジョーゴできることです。
> 本部では、最初から最後までほとんどジョーゴだけという練習もあり
> ました。
> いつ蹴られるのか、回り込まれるのか、それとも転ばされるのか分か
> らないプレッシャーの中、集中力を絶やさずにジョーゴし続けるの
> は、日本ではなかなかできない練習なのではないでしょうか。
>
> ブラジル本部に、メスィカーノという青帯のカポエィリスタがいるの
> ですが、彼をホーダで見てから、僕のカポエィラに対する価値観はか
> なり変わりました。
> 今まで僕は、とにかく歌詞やリズムを間違わずに歌うことばかり意識
> していましたし、ホーダで歌うというのはそういうことだと思ってい
> ましたが、メスィカーノの歌は全然違います。
> 歌っているというよりも、ホーダ全体に話しかけているような感じで
> した。
> 楽しくてしょうがないというような笑顔で、大声で歌っていました。
> メスィカーノから学んだのは、歌だけではなく、ホーダでの立ち振る
> 舞いもそうです。とにかくカポエィラを楽しんでいるというか。
>
> なんというか、言うまでもなく、カポエィラはブラジルのものなの
> で、日本のホーダとブラジル本部のホーダでは、雰囲気というか空気
> が全然違います。あの雰囲気を味わえただけでも、ブラジルに行った
> 価値はあると思います。
>
> そんなことを考えた土曜日の芸能花伝舎でした。
>
〜capoeiraについてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ〜
「ABC de カポエィラ ド ジャパォン」
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