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Surf Trip in Bali & カポエィラ 緑帯西村 (Caranguejo)

東京・新宿区で教室活動するカポエイラ・テンポ(カポエラ)のみんなが書くブログ。 練習やイベント情報、ブラジル日記やメディア裏話も!
2013/03/21(木)
Caranguejo in Indonesia!!

サーファーのメッカ、バリです。
サーフィンのスキルは超初級レベルだけれど、
気持ちだけ先攻して旅立ちを決めました。
”今年こそはなんとしても◯◯◯に行きたい”的なアレです。

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青い空と暖かい海、高さのある分厚い波が
コンスタントにある極上のロケーション。
最高のバケーションになるハズだったけど誤算が二つ。
ヘタッピなのと一人旅、という事でした。

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これぐらい出来ればまた話は違ったかも知れないけど。

自分のレベルだと必然的に雨季のこの時期は
リゾートのクタしか選択肢がなく、そこでは
卒業旅行であろう女の子集団と、明らかにナンパ目的で来てるメンズ集団が
キャッキャキャッキャいちゃいちゃしてるのを指をくわえながら
横目で見て、”あいつら全員死ねばいいのに”








とか陰険な事は考えてないですよー
まあとにかく、寂し過ぎて死にそうでした。


でも日中、青い空と暖かい海で波に乗っていると寂しさを忘れられた。
サーフィンをしにきたのか、寂しさを紛らわすためにサーフィンしているのか、
だんだん分からなくなってきたそんな矢先・・




・・そうだ忘れてた。これはカポエィラテンポのブログでした。

ここのブログでよく海外の他団体の練習に参加している小川さんの
二番煎じ、いやもう三番煎じになってしまったけど
「外国でカポエィラ」に僕もトライして来ました。


ところが参加希望日の一週間前にメールしたにも関わらず
全然返事が来ない。何故だ!?勝手に行ってもいいものなのか?

カウサとカミーザ持ってきただけでそのまま持って帰ることになるのかな・・
ブログも書けないし竜太先生と林先生にも顔向け出来ないよ。
やけくそで明日一日ユニフォーム着てビーチで過ごそうかなと思っていたその晩、
やっと返事がありました。


”やあcaranguejo、僕達のトレーニングに参加ウェルカムだよ。
僕達のクラスにはいつもたくさんのビジターさんが来てくれて、
カポエィラのパッションをシェア出来てハッピーです。
月曜にあいましょう!AXE!!”(訳すとだいたいこんな感じ)

すごいウェルカムなメッセージが嬉しかった。




・・・けど遅えw








月曜当日。
初めてテンポの練習場所に行った時と似た緊張感。

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薄暗い。
意を決して中へ。

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They are studying Portugues.

他団体のレッスンに一人で行ったのも初めて。
英語にそこまで自信がある訳でもない。
借りて来たカニみたいに隅っこの方に逃げようかと思ったけど


逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ・・・


と、アタマの中で反芻しながら社交的な自分を演じる。
全員と握手をしたけど一人も名前を覚えられていません笑


音楽に合わせてレッスンが始まる。
ブラジル音楽じゃなくて普通にビルボードにありそうな洋楽で。
序盤はテンポの練習と同じような10回ワンセットの基本動作から。
ポンチ→うつ伏せ→ポンチ→うつ伏せでフロアを一周。
さらにポンチで歩いてフロアを一周。サーフィンと慣れない環境のせいで
疲れが溜まってるカラダにはVERYハード・・・
後、シャーパジラトーリアxエスキーヴァジへクーアで蹴り合いetc...


二つ円を作ってジョーゴが始まる。
こっちでは普通にホーダって言ってました。

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ぶ、ブレる。

最後は一つのホーダで。

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一曲が終わるタイミングでジョーゴを中断して
みんなで一斉に拍手してたのが印象的で面白かったです笑

ホーダが終わったらみんなでそのまま座って反省会。
英語だから、端々の内容しか拾えませんでした。
そして最後にもう一度だけ勇気を振り絞って"Can I have a group photo?"
(合ってるのか分からないけど)

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今思うとサムライヘアーのまま行った方がウケが良かったかな。




この日練習に参加していたSenzala Capoeira BaliのMarinheiroに
自分のところの練習にも、とお誘いいただき翌日もレッスンに参加してきました。

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今度の練習場所はこんな感じ。アスレチックジム。


この日は人数も少なく、ビギナーばかりだったので
特に念入りでマンツーマンで教えてもらいました。
特にハステイラバイシャ。

せっかく来てくれたんだから何か一つでも伝えたい、
そんな想いが伝わってくるレッスンでした。

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日本に帰ってから”先日はありがとうございましたメール”をし、
Marinheiroから返信が来た。


”僕のクラスにも来てくれてありがとう。バリに来る時はいつでも
ここには君の家族がいる。カポエィラの家族が。
もし君のカポエィラの友人がバリに来た際は連絡をくれれば、
歓迎します。君の先生と友人にもよろしくお伝え下さい。
君といつかサーフィン出来る日を楽しみにしています。
また次回会いましょう。AXE!!!"




泣きそうになった。嬉しくて。

カポエィラがマイノリティであるが故か、はたまたカポエリスタの精神故か、
カポエリスタは国境を越えて通じ合える気がする。

こんな出会いや経験が出来たのはカポエィラを続けていたからかも知れない。
改めて、カポエィラとGrupo Tempoに感謝!!
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この記事へのコメント
エエ話だ。
にしむらくん、素直でステキな文を書きますね。
2013/03/21(木) 11:12 | URL | 愛理 #-[ 編集]
私もバリでカポエィラしたよ!
一日目の場所はスミニャックのDojo aulaってとこでしたか?
2013/03/21(木) 17:29 | URL | かず #-[ 編集]
>愛理さん
まさかの愛理さんからもったいないお言葉。
ステキな話に纏まったのは一重にバリの先生のおかげです笑

>かずさん
かずさんもバリでカポエィラされたんですね!?どちらの団体でした??
僕が行ったのはクロボガンの"The Curve"ってトコでした。
曜日によって場所も変わるみたいですね。
2013/03/23(土) 01:10 | URL | 西村 #-[ 編集]
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