「11/17(土)ロンドンの深夜。」ブラジル旅行記2012Arraia編 11/17(土) 黄帯のArraia

東京・新宿区、渋谷区で教室活動するカポエイラ・テンポ(カポエラ)のみんなが書くブログ。 練習やイベント情報、ブラジル日記やメディア裏話も!
2014/01/12(日)
11月17日(土)

「TAM航空ではどうにもできない、ヴァージンアトランティックに戻れ。」

実際にはこんな命令口調ではなかったのに、衝撃のせいで印象はこう。
ロンドンからサンパウロ行きへの飛行機に乗れなかった私達は、
ヴァージンアトランティック(以下VA)で別便への手続きをするべく、
来た道を戻る。

VAとTAMでは、利用するターミナルが違う。
ヒースローは、ターミナルが5つ(稼働中は4つ)もあるんです。
ターミナル間の移動は、各ターミナル1階からバスが出ている。
違うターミナルに着いて、入るその度に手荷物検査。
リュックのパソコン、出しては仕舞って、液体物も出しては仕舞って。
章恵ちゃんはベルトも外しては着けて。途中からもう外してたかな。
これだけでかなりの労力。徒労感。

ターミナル3に戻って、VAのカウンターに辿り着くと、
そこには先客と天使がいた。
先客の裕福そうなインドorイスラム系男性は、
DUTY FREEでお買い物してたら飛行機逃しちゃったんだって。
いるんだ、そんな人…。人のこと言えないけど…。同類の存在が心を温めてくれる。
その彼は追加料金が必要になって、
「DUTY FREEで浮いた分がここで支払いだ!もう空港で買い物はしない!」
と言い放っていた。浮いた分以上に払ってたと思う。そりゃあショックだよ。
VAの職員さんは、それでも丁寧に対応していた。

keep coooooooooool!

そして次は私達の番。
前の人への対応も見てたけど、そのVAの職員さんは物腰が柔らかく、忍耐強い。
声荒げたりしないのね。
こっちの話も聞いてくれるし、TAMにも連絡とってくれるし。
そのTAMへの電話が不運にも途中で切れたら、またかけてくれるし。
結果、その人にも飛行機の便変更も、何も対応できないことがわかったけど、
たらい回しにせずに、これだけ丁寧に対応してくれて、
彼ができることを全部してくれているのが分かるから落ち着きました。
この方は仕事仲間にAngelと声をかけられていたんだって。まさに。
ああ、天使って見た目じゃわからないんだ。実在するんだ。

さて。ではチケットはどうするか?
ロンドンで9日間。それもありかも。
オリンピックがあったから、他の都市よりも興味がぐっと増しているよ。
こんな時だけど、日本で見たロンドン観光番組の場面がぽんぽん出る。
なんかもー、色んな9日間のパターンが頭をかすめて飛んで行った。
最悪なのは、イギリス入国もできずに9日間ヒースロー空港生活するタイプ。

Angelの提案で、旅行会社にメールでも電話でもするのがいいよ、と。
ブラジルでの飛行機のチケットは高いから、日本でどうにかしてもらった方がいい、と。
VAでTAMのチケットを左右できないし、TAMは既にカウンターが閉まっているから。
TAMの行き便に乗れなかったことで、他の全てのTAM便がキャンセルになっているはず、という。
この辺りはもう私の英語力の限界を超えていて、桃ちゃんがいてくれてほんとに助かりました。

be mine, ticket!

念のためでプリントアウトしておいた海外サポートの案内。
活用してしまった。
旅行会社との連絡は、桃ちゃん、あきえちゃんが携帯を海外対応にしてくれていたので助かった。
どうにかこうにか、明日ヒオ・ジ・ジャネイロ経由でサルバドールへ行けることに。
ターミナル3が閉まるまで電話でやりとり。
天使のおじさんに、もう閉まるからね、とバス乗り場へと案内されました。
空港で夜中を過ごせるのは、ターミナル1だけだそう。

Angel遠景my hero, angel!

日本の家からロンドンまで18時間、乗継待ちの5時間、合わせて23時間。
目を閉じたのは瞬きの間くらいなもんです。
乗るはずだった飛行機は確実にもう飛び立っている。
予定では今頃、睡眠真っ只中だったはず…。電池切れ間近…。
寒さのせいもあって、章恵ちゃんも体力が尽きている模様。
しかし、まだできることがあるならやっておかねば。
明日バタバタしたくない。この一心で踏ん張る。
チケットが決まって、日本に連絡してトニー達に伝言をお願いして、
他にしなきゃいけないことは?
あとは預け荷物…。
しかし、空港はどこも稼動時間が終了していていて、
尋ねられる職員もいなくなっていました。
今日の活動は終了。夜の何時なんだろ。

比較的暖かい、おばさんが一人だけいた区画に混ざりこんだ。
しばらくすると、おじ様おば様夫妻などもここに混ざってきた。
そうだよね、他よりあったかいし、日本人女性3名におばさん1名。安全そうだよね。
しかし今日の悲運はまだ続く。

眠りに入る巣作りをした私達に、空港職員はゲート2に行って。と。
あれよあれよという間に、そこかしこにいる空港泊の人々を起こしてはゲート2へと促す。
なんで移動するのかわからないし、ゲート2に何があるの?恐怖。
夜中、ゲート2へと追い立てられる疲れきった人々の群れ…。
犬に追われる羊、もしくは…。想像してはいけないことを想像してしまった。
疲れてるからだ…。いけないいけない…。
すると桃ちゃんからその言葉がポロリ。…ホロコースト…。
やっぱり?そう思った?すると泣き笑い的に、妙に笑えたのでした。

到着したゲート2は暖房がかかり、横になりやすいシートが並んでる部屋でした。
あらよかった。

空港職員がいるカウンターから自分達が目に入ることを確認して、
シートに置いた鞄を巨大枕にして横になったら、
ああ、珍道中になってしまった。言霊ってあるからさ~。どんより。
などと思う間もなく、眠りに落ちたのでした。

気分転換にお菓子。…なんて余裕はなかった。LOVE以外にも使えるね…。

関連記事
この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

 | Copyright © みんなのカポエィラ・テンポブログ(東京) All rights reserved. | 

 / Template by パソコン 初心者ガイド