「メストレ・バンバの蹴りとエクストリーム・マーシャルアーツ」黄帯 荻原

東京・新宿区、渋谷区で教室活動するカポエイラ・テンポ(カポエラ)のみんなが書くブログ。 練習やイベント情報、ブラジル日記やメディア裏話も!
2011/10/30(日)
最近の荻原


10月に僕が関係したイベント二本立てです。

今月はまだまだ中旬なのですがスゴいものをたくさん観れました。

以下本題です。





まず10月2日にカポエィラヘジョナウジャパオン(以後CRJ)のホーダにお邪魔してきました。

CRJは10月9日に秋田で昇段式を行うため、ブラジルからメストレ・バンバをお招きしてのホーダでした。

それに魅かれて多くのカポエィリスタ、東京中の指導者クラスが集まりました。

おいおい、何て豪華なホーダなんだ、って思いながらちょっとビビってしまいました。

メストレ・バンバのパワフルなクァドラが始まりホーダ開始です。

人が多い分コーラスや手拍子が大きく響きます。

それに従ってテンションと室温が上がり紙一重のジョーゴやケーダの駆け引きなどが展開され、さらにヒートアップします。

自分はというといつも通りのペースでジョーゴを…できるわけもなく、アウェー特有の体の重たさにやられ思い通りに動けませんでした。



途中からCRJの計らいで各団体下帯と上帯とがジョーゴをする時間が設けられました。

ジョーゴするペアは無作為なので本当にまぜこぜになりました。

CRJのホーダなのにこのような機会を下さるなんて粋です。

僕は切望していた純さんとキムさんとジョーゴできました。

個人的にですが1ヶ月間レッキという技を温めていて、その本家の純さんとやったときに繰り出したのですが1秒も持たずあっけなく崩れ落ちてしまいました。悔しー



その後CRJ数名の昇段式が行われました。

昇段された方、おめでとうございます。

テンポは帯が同じなので親近感がわきます。



それからフロレイオのホーダアベルタが最後まで続きました。

全体を通して印象的だったのはメストレ・バンバのジョーゴです。

ジンガの一挙一動から空気抵抗が全くないのかと思うほど流れるようにきれいなのです。

それでいて蹴りは弾丸のように速く、目いっぱい遠くまで弧を描きます。

普段から見慣れているカポエィラの基本の動きだけで圧倒されてしまいました。

いつまでも観ていたいって思いました。

途中体を痛めてしまったらしく、ホーダの後しきりにもう年だから昔のように動けないよという内容をおっしゃってました。

いや、十二分動けていると思います。



と、カポエィラって良いなと再確認できた3時間でした。





10月15日は金沢文庫のイベントに参加させていただきました。

いきいきフェスタ

と申しますのも、正太郎先生のつながりでテンポからカツオさんと僕が別のグループと共演での出演という機会を下さったからです。

で、で、で、この共演するグループが、べらぼうにすごい人たちが集ったエクストリーム・マーシャルアーツ集団なのです。

そのすごさといったら、準備運動で涼しい顔をしながらフォーリャパラフーゾやってしまう始末です。



本番までそんなのを横目にカツオさんと短い振付とパフォーマンスの構成を練っていました。

正直自分が一番場違いな感じがして、何となくカツオさんに相談してみたらいつも通りの口調で助言が返ってきました。

こういう時カツオさんは頼もしいからズルいです。



落ち込む間もなくせっせとアップを消化しているといつの間にか時間が来て舞台へ。

ここであることに気付きます。

前日まで雨が降っていたせいで舞台が濡れているのです。

問題なのは舞台の床にカーペットのような素材がしかれていたため、つるつるてかてかに滑るのです。

そんなのお構いなしに始まってしまうのは半ば予想通りだったのですが、まぁ、ねえ。

実際その通りになるとガクっとしてしまいます。

最初はエクストリーム・マーシャルアーツの番。

これは僕たちも観たくて舞台の横からのぞいていました。

群舞から始まったのですが既に引き込まれてしまいました。

個々の動きをじっくり観察したいのですが全員すさまじいので誰に焦点を合わせていいのやら。

わたくし、曲がりなりにも大学で殺陣を習っておりましてまさかこのようなめぐり合わせがあるとは夢にも存じておりませんでした。

何でも某ヒーローの…

おっとこれ以上は言えません。

それから一人ずつの見せ場がありました。

よく滑る足もとで臆することなく当たり前のように宙返り連発ですよ。

他には武器を駆使した演武がありました。

両手に棒、鎌、刀の演武などなどこんなことまでできちゃうんですね。

エクストリーム・マーシャルアーツが終わると間髪いれずに僕たちの番。

いまだかつて、こんなにやりずらいパフォーマンスはあっただろうか。

気にせず振付から開始。

アンセスターでやった動きを少し変えたものを約1分、その後はソロとジョーゴの繰り返しです。

正太郎先生はずっとビリンバウを演奏していたので余り者で回します。

ビンゲーラソロ・ジョーゴ、ヘジョナウソロ・ジョーゴ、フロレイオの順です。

テンポの看板を背負ってすべて全力でやりました。

お客さんはどのように感じたのでしょうか。


クロちゃんです
※なんと安田大サーカスも営業できていました。たまたま。タイミング合えばクロちゃんもカポエィラで出演できたのに。

このパフォーマンスを経て、自分はまだまだ人の心を引きつける力がないと痛感しました。

あんなすごいアクロバットできませんし。

じゃあどのようにすればって考えたら、メストレ・バンバのような「カポエィラ」かなと思うのです。

同じくプロフェソールフラカォン、ヴェフメーリョ29のような。

息を呑むようなダイナミックな動きと、弾け飛ぶゴム弾のようなスピード、キレ。

難しいアクロバットにも挑戦したいですけど、磨き抜かれたカポエィラもきっと負けず劣らずだと思います。

いつかどんな人が観てもはっと目が覚めるようなカポエィラをしたいです。
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この記事へのコメント
良いこと書くね!!!!
2011/10/31(月) 00:26 | URL | 松尾 #-[ 編集]
ほんと、いいこと言うね!
テンポの看板を背負ってたのもしいよーー
2011/11/06(日) 21:33 | URL | なお #-[ 編集]
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