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みんなのカポエィラ・テンポブログ(東京)2019年07月15日

東京・新宿区、渋谷区で教室活動するカポエイラ・テンポ(カポエラ)のみんなが書くブログ。 練習やイベント情報、ブラジル日記やメディア裏話も!
2019/07/15(月)
サウヴィ!
今回、黄帯に昇段いたしました、エスコルピアォンこと小林です。
日記を書くのは初めてです。
大久保アカデミーアから徒歩3分の研究センターに勤務している私は、調査発表や研修報告などは書き慣れているのですが、こういう文章を書くのはとても苦手です。
ですが今回大切な節目を迎えることができたので、がんばって文章にしてみたいと思います。

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カポエィラを始めてこの夏で6年目になります。
最初の帯をもらったのは芸能花伝舎で行われたバチザードでした。
そのときフラカォン先生からいただいたアペリード(カポエィラのあだ名)が「エスコルピアォン」(サソリ)。
その理由を後で教えてもらうと、「君の姿がサソリが動いているようだったから」と。
確かに体が小さくて固いので、自分に合ったアペリードだと感じました。
と同時になにやら同じ名前の蹴り技があるらしい…?
それからアペリードと蹴り技「エスコルピアォン」との付き合いが始まりました。

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かっこいいアペリードを付けてもらった私は、バリバリ練習に出て、応用の蹴り技も出せるようにグングン上達していった……わけではまったくありませんでした。
翌年には緑帯に昇段させてもらいました。
さらにその翌年、黄帯の昇段試験を受けようと一旦は名乗りを上げましたが、結局その年は練習が全く足りておらず途中で断念しました。
当時は多くて週に1回、ときには1カ月単位で練習に出ていなかったので当然と言えば当然の状況でした。
行けない期間が長くなると後ろめたい気持ちが強くなり、ますます行きづらい負の循環に陥ることもありました。
しかし昇段はあきらめてもカポエィラ自体は続けられたのは、テンポのメンバーのみなさんがいつでも暖かく接してくれたからだと思います。
竜太先生に今年の昇段はあきらめますと伝えたときは叱られるのではないかと思いましたが、「無理に取ろうとしても辛くなってカポエィラが楽しくなくなるかもしれない。楽しくやれるように続けられればいい」と言ってもらえて、とても気が楽になったのを覚えています。
なので少しずつでも練習は続けて、黄帯を取るという自信が持てたときに改めて挑戦しようと決意していました。


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昨年、今の職場に移りアカデミーアにとても通いやすくなり、練習にも週2コマ~4コマくらい出られるようになりました。
これを機に、再び黄帯を目指すことにしました。
継続的に練習に出ていると、それまで自分には才能がないと端からあきらめていた技も少しずつできるようになっていくのを感じました。
アウー・セン・マォンやアウー・ヘヴェルサォンなど自分には一生できないんじゃないかと思っていた技もスタンプを押してもらえて、あきらめずにチャレンジし続ける大切さを実感しました。

途中竜太先生からは、月に一つエスコルピアォンの技を覚えて行けという課題が…。
アルマーダ・コン・エスコルピアォン、サントアマーロ・コン・エスコルピアォン、マカーコ・コン・ドルフィン・コン・エスコルピアォン…
(エスコルピアォン・プランドってなんですか!?)
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アルマーダ・コン・マルテーロゥも頑張りました。自分おとめ座の男ですが。

できる技は徐々に増えていきましたが、ただ、それでもやっぱり苦手なものは苦手で、なかなか試験が進まなくて先生に迷惑をたくさんかけましたし、どうして昇段するなんて言ってしまったんだろうと苦悶する日も多くありました。
しかしテストで上手くいかないと、そのあとすぐに上帯の先輩たちがアドバイスしてくれたり、一緒に練習してもらえたりして、なんて優しい人たちなのだろうと感激しました。
一緒に黄帯を目指していた緑帯同士でも、知識系のテストでどんな問題が出たか聞いたり、技や歌のアドバイスをお互いにしあって、スタンプが進められたものがたくさんありました。
昇段にかかわった全てのみなさんに感謝してます。ありがとうございました。
昇段は1人でするものではないと強く感じましたし、それがたくさんの人が集まってカポエィラを形作っていることと同じなのだと、この期間を通じて思いました。

いよいよブラジルから先生たちも到着されて、昇段式当日を迎えました。
黄帯の昇段は、何度も交代しながらたくさんの先生たちに相手をしてもらうコンプラ・オ・ジョーゴです。
私の頭の中は、(エスコルピアォンは絶対出さなきゃ、アルマーダ・コン・マルテーロゥもできたら出したい、でもそもそもいつもどおりのジョーゴをしなきゃ…)と緊張して思考がぐるぐるしていました。

いざ本番が始まると、さっそくエスコルピアォンを出すチャンスが!
決まった!(…かなぁ)
そこからは緊張が吹っ切れて、ただただ楽しくて時間がゆっくり過ぎているような気がしました。早く次のジョーゴに出たい!
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最後は、竜太先生に逆にエスコルピアォンをお見舞いされて終了。

したかったことが全部できたわけではありませんでしたが、とても充実した時間だったと感じました。
黄帯を巻いてもらい、数年前は遥か遠い目標だったところにようやく来ることができたと実感しました。
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最後にですが、黄帯の昇段試験を受けるということがどういうことか考えてみました。
もともと私はアクロバシーアの技をかっこよく決められるようになりたいという気持ちが強くて、ビジターからメンバー入りをしました。
黄帯に昇段しようと思ったのも、黄帯以上だけが練習で取り組む技があってそれを学びたいと思ったのが一番の理由でした。
しかし昇段してみて、黄帯に求められていることが技術だけではないということに気が付きました。
昇段式翌週の超初級のレッスンに初めて出たとき、初めての体験の方が3人いて、その人たちにジンガを教えてあげる機会がありました。
それまでも度々、超初級レッスンにアシスタントとして出ていたのですが、お手本になれるように意識しつつも、基本的には自分も先生のレッスンを一緒に受けている感覚でいました。
しかし黄帯を取ったことで、自分が教える側になって常に生徒さんの動きに注目したりアドバイスする意識が芽生えた気がしました。
さらにレッスンだけではなく、ホーダで場面に合わせて歌や楽器で場を作り出すこと、視野を広げて子供を守ったり、下帯の人にわからないことを教えてあげたりするなどなど、黄帯を巻くことで自分が主体的に考えてテンポの場を作っていくことが大切だと思いました。

テンポでカポエィラを始めて、たくさんの学びを得て、たくさんの経験を得て、たくさんの人とのつながりを得ることができました。
また今日から一歩ずつその恩返しをしていけるように努力していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
アカデミーアでお会いした時は、一緒に楽しくカポエィラしましょう!
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タグ : カポエィラ カポエイラ カポエラ 大久保 アクロバット

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