2020/01/21(火)
ブラジルごはん2
黄色いお店Sertão e Marの厨房に入れてもらう
テンポメンバーのブラジル日記によく出てくる黄色いお店ことSertão e Mar。

ここは魚介のmoqueca(デンデーオイルを使った煮込み)やお肉のchapa (プレート盛り)がおいしいオンジーナの人気レストラン。
moqueca de camarão エビのムケカ

moqueca de bacalhau 干し鱈のムケカ

以前ブラジル料理教室で作ったムケカはここの味に近づけたくて何度も試作しました。
File Mignon na chapa
フィレミニョンのプレート蒸しアイピン&溶かしバター付

File Parmigiano
フィレ肉のチーズとトマトソースがけマッシュアイピン付き

casquenha de Siri
蟹の剥き身のおつまみ

doce de leite
生キャラメル風デザート

とにかくなんでもとっっっっってもおいしいお店。

それで今回もこのお店でトニーとご飯を食べている時
「いつかもっとポルトガル語が話せるようになったら、このお店の厨房を見学したいな」と夢を語りました。
いつかの夢を。

「任せとけ」
いやいや、もっとポルトガル語話せるようになったらって言ってるじゃん。
「俺はここのドナ・マルガリー(お店の女性店主)と友達だから話してやる。ピンタ任せとけ。」
それでトニーが本当に何度もドナに話をしてなんとかしてくれて、お店の厨房を見学させてもらえることに。
とんでもないことになっちゃったよう。
このスーパー忙しい人気店で、ポルトガル語もろくに話せない素人の謎の日本人が厨房を見学しに来るなんてお店の人からしたら大迷惑。
何かしでかして店の常連トニーに迷惑かけたり、自分が行くのが気まずくなったらどうしよう。
言わなきゃよかった…こんなにプレッシャーを感じる。
それでめちゃくちゃ不安な日々を過ごす。
当日。
一番寛容であろう(変な外国人が来ても)ソフィさんのいる月曜日を狙って行きます。
11時半に来てねとドナ・マルガリーに言われたけれどトニーが11時には行けというので行く。
「まだドナは来てないから出直して」と追い返される。
何か誰も私が見学に来ることを知らないっぽい。
やっぱりねー、想定内だけど切ない。不安。
仕方なくパダリーアでジュースを飲んで時間を潰す。

再チャレンジ。ドナ・マルガリーはまだ来ていない。
うう。帰りたいよう。
とりあえず待たせてもらって用意しておいたチョコを皆さんにと配る。
みんな速攻で食べてくれてちょっと安心。
私はトニーの生徒で今日は厨房を見学させてもらう約束なんだけどと話す。
ホールのおばちゃんはまあまあ顔見知りだしチョコ効果なのか話を聞いてくれる。
お店のレジのお兄さんも話を聞いてくれて見学させてもらえることになる。
よかった。よかった。
憧れのSertão e Marですよ!
このポロシャツ欲しい。

ついにキッチンへ。
手前にいるのがソフィアさんです。

しばらく黙って見学。




写真と味の記憶で研究しまくったムケカの作り方を見てレシピが判明しました。秘密はあれでした、あれ。
そのうちブラジル料理教室で。
秘密にしたいけどきっとそのうちやります。
おいしいシャーパ肉の秘密も知る。



ほー。
思っていたのと全然違う。
途中わからないことは質問して教えていただく。
それにしてもソフィアさん、めちゃくちゃ手際が良い。
計算し尽くされていて動きに無駄なし。
満席時の客数とか大体見てますけど(大体いつも満席)これほぼ1人で作ってるの?!みたいな。
何なのこの人。すごい、かっこ良すぎる。

キッチンの中もちらちら見てお勉強。
これは食べたことのないお魚メニュー。
今度食べたいー

アイピンにかける溶かしバター。

付け合わせもめっちゃおいしいんですよ。

Siriのカスキーニャとデンデーファリーニャ。
Aratuというカニのカスキーニャもあるよ。

お店の混雑がピークに達する前に見学は終了。
満席に近いお店を出る。
めちゃくちゃ感動しました。
ソフィアさんのすんばらしい仕事っぷりと、謎の東洋人に優しくしてくれたお店の人に。
そしてトニーとドナ・マルガリーに。
私がいる間にはドナ来なかったけど〜
あまりの感動にぼーっとしてお店を出てすぐに乾燥した犬のンコを踏んでしまった。それも許せるくらいの感動よ。
ぽろっと言った夢が叶ってしまいビビりました。
とても素敵な時間でした。
日本じゃ考えられないことが実現するなーブラジル。
それもこれもブラジル人の人柄とトニーの人柄のおかげです。トニーが築いてきた友情のおかげです。
本当にありがとうございます。

Sertão e Marのmoquecaはいつかブラジル料理教室でやるつもりです。
気になる方はブラジル料理教室をチェックしておいてください
おしまい
黄色いお店Sertão e Marの厨房に入れてもらう
テンポメンバーのブラジル日記によく出てくる黄色いお店ことSertão e Mar。

ここは魚介のmoqueca(デンデーオイルを使った煮込み)やお肉のchapa (プレート盛り)がおいしいオンジーナの人気レストラン。
moqueca de camarão エビのムケカ

moqueca de bacalhau 干し鱈のムケカ

以前ブラジル料理教室で作ったムケカはここの味に近づけたくて何度も試作しました。
File Mignon na chapa
フィレミニョンのプレート蒸しアイピン&溶かしバター付

File Parmigiano
フィレ肉のチーズとトマトソースがけマッシュアイピン付き

casquenha de Siri
蟹の剥き身のおつまみ

doce de leite
生キャラメル風デザート

とにかくなんでもとっっっっってもおいしいお店。

それで今回もこのお店でトニーとご飯を食べている時
「いつかもっとポルトガル語が話せるようになったら、このお店の厨房を見学したいな」と夢を語りました。
いつかの夢を。

「任せとけ」
いやいや、もっとポルトガル語話せるようになったらって言ってるじゃん。
「俺はここのドナ・マルガリー(お店の女性店主)と友達だから話してやる。ピンタ任せとけ。」
それでトニーが本当に何度もドナに話をしてなんとかしてくれて、お店の厨房を見学させてもらえることに。
とんでもないことになっちゃったよう。
このスーパー忙しい人気店で、ポルトガル語もろくに話せない素人の謎の日本人が厨房を見学しに来るなんてお店の人からしたら大迷惑。
何かしでかして店の常連トニーに迷惑かけたり、自分が行くのが気まずくなったらどうしよう。
言わなきゃよかった…こんなにプレッシャーを感じる。
それでめちゃくちゃ不安な日々を過ごす。
当日。
一番寛容であろう(変な外国人が来ても)ソフィさんのいる月曜日を狙って行きます。
11時半に来てねとドナ・マルガリーに言われたけれどトニーが11時には行けというので行く。
「まだドナは来てないから出直して」と追い返される。
何か誰も私が見学に来ることを知らないっぽい。
やっぱりねー、想定内だけど切ない。不安。
仕方なくパダリーアでジュースを飲んで時間を潰す。

再チャレンジ。ドナ・マルガリーはまだ来ていない。
うう。帰りたいよう。
とりあえず待たせてもらって用意しておいたチョコを皆さんにと配る。
みんな速攻で食べてくれてちょっと安心。
私はトニーの生徒で今日は厨房を見学させてもらう約束なんだけどと話す。
ホールのおばちゃんはまあまあ顔見知りだしチョコ効果なのか話を聞いてくれる。
お店のレジのお兄さんも話を聞いてくれて見学させてもらえることになる。
よかった。よかった。
憧れのSertão e Marですよ!
このポロシャツ欲しい。

ついにキッチンへ。
手前にいるのがソフィアさんです。

しばらく黙って見学。




写真と味の記憶で研究しまくったムケカの作り方を見てレシピが判明しました。秘密はあれでした、あれ。
そのうちブラジル料理教室で。
秘密にしたいけどきっとそのうちやります。
おいしいシャーパ肉の秘密も知る。



ほー。
思っていたのと全然違う。
途中わからないことは質問して教えていただく。
それにしてもソフィアさん、めちゃくちゃ手際が良い。
計算し尽くされていて動きに無駄なし。
満席時の客数とか大体見てますけど(大体いつも満席)これほぼ1人で作ってるの?!みたいな。
何なのこの人。すごい、かっこ良すぎる。

キッチンの中もちらちら見てお勉強。
これは食べたことのないお魚メニュー。
今度食べたいー

アイピンにかける溶かしバター。

付け合わせもめっちゃおいしいんですよ。

Siriのカスキーニャとデンデーファリーニャ。
Aratuというカニのカスキーニャもあるよ。

お店の混雑がピークに達する前に見学は終了。
満席に近いお店を出る。
めちゃくちゃ感動しました。
ソフィアさんのすんばらしい仕事っぷりと、謎の東洋人に優しくしてくれたお店の人に。
そしてトニーとドナ・マルガリーに。
私がいる間にはドナ来なかったけど〜
あまりの感動にぼーっとしてお店を出てすぐに乾燥した犬のンコを踏んでしまった。それも許せるくらいの感動よ。
ぽろっと言った夢が叶ってしまいビビりました。
とても素敵な時間でした。
日本じゃ考えられないことが実現するなーブラジル。
それもこれもブラジル人の人柄とトニーの人柄のおかげです。トニーが築いてきた友情のおかげです。
本当にありがとうございます。

Sertão e Marのmoquecaはいつかブラジル料理教室でやるつもりです。
気になる方はブラジル料理教室をチェックしておいてください

おしまい
2020/01/18(土)
黄帯のカナコPintaです。
4回目のブラジル。今回の目的は竜太先生の昇段とカポエイラとブラジル・バイーアのおいしい食べ物を知ること。
そのことについて日記を書きます。
ブラジルごはん1
ヴェフメーリョとホベルタにお料理を教わる
今日はヴェフメーリョの奥様ホベルタにお料理を教わる日。のはずがサルヴァドールで起こったUber殺人事件のせいで街の交通渋滞が激しくホベルタの帰りが遅くなっているらしい…
待ちます。

しばらく経っても全然帰ってこれないのでヴェフメーリョがお料理を作ってくれることに。
本日のメニューはpeixe frito 魚のフリット。

ヴェフメーリョが今日のために仕入れてくれたコルヴィーナという魚を調理します。
白身でタラみたいな味のさっぱりしたお魚。
これがコルヴィーナ。

骨はナタで叩き割らなきゃいけないくらいの硬さ。
捌いて鱗も取ってもらう。

とても手際が良いヴェフメーリョ先生。

サラダ作りをお手伝い。

サラダにマンゴー入れるとうまいんだぜ。
マンゴーとごまドレッシング合うんだぜ。
ですって。
ヴェフメーリョはおいしいものをたくさん知っています。
そしてお料理にも詳しい。
おいしいものには秘密があるそうです。
今回のおいしさの秘密はいつかブラジル料理教室でお伝えできるはず。
ゴイアーバジュースも作ります。

お魚を揚げて、ご飯や豆も盛り付けて、


じゃーん。
美味しいコルヴィーナフリットの出来上がり。

おいしい!アップ写真を撮り忘れるくらいに。
とても簡単なのにブラジル味でおいしい。
マンゴーにごまドレッシングが合う!
知らなかったー
男子はマテウスがやっているjiu-jitsu話や柔道の動画を見て盛り上がる。

やっと帰ってこれたホベルタが
「明日は私が作るわ」と言ってくれたので
ホベルタにも予定通りお料理を教われることに!
次の日。
ヴェフメーリョは別荘建築作業でお留守。
ヴェフメーリョがいないのにこうして招待してもらってお料理を教えてもらえるなんてとてもありがたい。
本日のメニューはfrango cream leite cebola チキンのタマネギクリームオーブン焼き。



ヴェフメーリョがシャーーってお料理するのも好きだけど、ホベルタがゆったりお料理する感じもすごく好き。
彼女の話し方や空気感にとても癒されます。
もしかしたら私はホベルタとのこの時間が楽しみなのかもしれない。
前菜にブルスケッタも作ります。

ブルスケッタをオーブンへ。
じゃが芋も良い感じ。

フライングでおつまみ。温かいうちにね。
ビールによく合う。

フランゴクリーミレイチセボーラも焼きます。



じゃーん!おいしそう〜


ラザーニャより手間はかかるけどこれも日本人に好まれる味なはず!!
ブラジルのクリーミーなオーブン焼きはどれもおいしい。
今日も格闘技の話で盛り上がります。

動画を見て盛り上がっていた昨日と逆で「危なすぎる格闘技はぜっっっったいに駄目ーーーー!!」ってホベルタが息子マテウスに言っているところ。
みんなとても仲が良いです。
Uberが来るまでお見送りしてくれる。

昨日も今日もごちそうさまでした。
ヴェフメーリョ、ホベルタ、マテウス、いつもありがとうございます。
日本でも美味しく作れるように研究します!
おしまい
4回目のブラジル。今回の目的は竜太先生の昇段とカポエイラとブラジル・バイーアのおいしい食べ物を知ること。
そのことについて日記を書きます。
ブラジルごはん1
ヴェフメーリョとホベルタにお料理を教わる
今日はヴェフメーリョの奥様ホベルタにお料理を教わる日。のはずがサルヴァドールで起こったUber殺人事件のせいで街の交通渋滞が激しくホベルタの帰りが遅くなっているらしい…
待ちます。

しばらく経っても全然帰ってこれないのでヴェフメーリョがお料理を作ってくれることに。
本日のメニューはpeixe frito 魚のフリット。

ヴェフメーリョが今日のために仕入れてくれたコルヴィーナという魚を調理します。
白身でタラみたいな味のさっぱりしたお魚。
これがコルヴィーナ。

骨はナタで叩き割らなきゃいけないくらいの硬さ。
捌いて鱗も取ってもらう。

とても手際が良いヴェフメーリョ先生。

サラダ作りをお手伝い。

サラダにマンゴー入れるとうまいんだぜ。
マンゴーとごまドレッシング合うんだぜ。
ですって。
ヴェフメーリョはおいしいものをたくさん知っています。
そしてお料理にも詳しい。
おいしいものには秘密があるそうです。
今回のおいしさの秘密はいつかブラジル料理教室でお伝えできるはず。
ゴイアーバジュースも作ります。

お魚を揚げて、ご飯や豆も盛り付けて、


じゃーん。
美味しいコルヴィーナフリットの出来上がり。

おいしい!アップ写真を撮り忘れるくらいに。
とても簡単なのにブラジル味でおいしい。
マンゴーにごまドレッシングが合う!
知らなかったー
男子はマテウスがやっているjiu-jitsu話や柔道の動画を見て盛り上がる。

やっと帰ってこれたホベルタが
「明日は私が作るわ」と言ってくれたので
ホベルタにも予定通りお料理を教われることに!
次の日。
ヴェフメーリョは別荘建築作業でお留守。
ヴェフメーリョがいないのにこうして招待してもらってお料理を教えてもらえるなんてとてもありがたい。
本日のメニューはfrango cream leite cebola チキンのタマネギクリームオーブン焼き。



ヴェフメーリョがシャーーってお料理するのも好きだけど、ホベルタがゆったりお料理する感じもすごく好き。
彼女の話し方や空気感にとても癒されます。
もしかしたら私はホベルタとのこの時間が楽しみなのかもしれない。
前菜にブルスケッタも作ります。

ブルスケッタをオーブンへ。
じゃが芋も良い感じ。

フライングでおつまみ。温かいうちにね。
ビールによく合う。

フランゴクリーミレイチセボーラも焼きます。



じゃーん!おいしそう〜


ラザーニャより手間はかかるけどこれも日本人に好まれる味なはず!!
ブラジルのクリーミーなオーブン焼きはどれもおいしい。
今日も格闘技の話で盛り上がります。

動画を見て盛り上がっていた昨日と逆で「危なすぎる格闘技はぜっっっったいに駄目ーーーー!!」ってホベルタが息子マテウスに言っているところ。
みんなとても仲が良いです。
Uberが来るまでお見送りしてくれる。

昨日も今日もごちそうさまでした。
ヴェフメーリョ、ホベルタ、マテウス、いつもありがとうございます。
日本でも美味しく作れるように研究します!
おしまい
2020/01/01(水)
黄帯のGirafa(ジラーファ:キリン)こと茂木です。2019年11月22日から12月3日までブラジルへ行ってきました。
11日間の滞在記を<準備編><練習編><バチザード&昇段式編><感想編>としてまとめて内容濃く仕上げました。ご笑覧くださいませ。
<感想編>
まずは<準備編>でリストアップしたことをどれだけ達成できたか結果報告~。
やりたいこと
・ブラジル本部でできるだけ多く練習に参加する 〇
水曜日の朝練習はないとブラジルに着いて判明。
それに加えて、水曜の夜練習はヴェフメーリョ先生のバチザードに行ったので、結局参加できたのは8回でした。
練習があればかならず参加したので、コンプリート達成したということで!

ヴェフメーリョ先生のバチザードは、マクレレーありサンバあり朗読ありの盛りだくさんでした
メストレ・オレーリャとメストレ・ルーカスのワークショップも練習としてカウント。メストレづくしの練習。ゴージャスな体験。

何を言われているのかいまいちわかっていないのが、首の角度で察せられる

マクレレーへたくそだけど楽しかった!
・本部のメンバーとたくさん会う △
バチザードではたくさん会えたけど、もう誰が誰だか・・・もう少し交流を持ちたかったー。反省。
でも、テンポの正規カミーザにちがう団体のカウサを履いている人とかいたりとか、もう謎すぎて。
いっしょに練習したのは、大人ではビル―、アルパォンレウ、サペッカ、ソフィアくらい。
特にソフィアは英語が話せるので、練習中の指示がわからなくてとまどっているわたしによく通訳してくれたので、とりわけ思い出深い。ありがとう。

・子供たちと仲よくなる △

子供練習の最後のホジーニャにちょろっと参加
目が合うとかならずにっこりしてくれる男の子とか、こっちがわからなくても気にせず話しかけてくれる子とか、マクレレーをいっしょにやろうって言ってくれた子とか・・・子供はかわいい。日本もブラジルもいっしょ。
けど、ことばという厚い壁を乗り越えられず。もっと仲良くなれたはずなので、△。
最後はお菓子で手なずけてしまった感が。でもでも、かまってくれてありがとう。

・ジキと仲よくなる 〇?
わたしの片思いのような気がするけど。
頭をなでると、もっとーって感じで頭を手のひらにぐいぐい押しつけてくるのが、身悶えしたくなるほどかわいかった。

でも、カメラはあんまり好きじゃないみたい。いっぱい撮ろうとしてごめんね。
・ホーダに出てジョーゴする 〇
自分から、というよりトニー先生に命じられて、ですが。
・歌をひとつ覚えて帰る △
自分では覚えられなかったけど、竜太先生が持ち帰ってきた歌を覚えるので許してください。
行きたいところ
・ペロウリーニョ 〇
1度目は大雨であっという間に退散~
2度目は晴れていたけれど、この日もゆっくりできず・・・

それでも撮った背後からのズンビ像。背中の筋肉がいかす!
・メルカドモデーロ 〇
大きな船が三隻寄港しているとのことで、ふだんより混雑していたようです。
見てまわるうちに、どんどん欲しいものが増えて困った~。
2階には、ACMBのコントゥラ・メストラのテカのお店があって、竜太先生はわたしを送りこんだとか放置したとか言っていますが、とてもすてきな体験でしたよ!

・アソシアサォン・ジ・カポエィラ・メストレ・ビンバ(ACMB)のアカデミーア 〇
大雨が降りだす前に立ち寄れました。
なかにはいって自由に写真を撮影できたのはトニー先生の威力です。ありがとうございます。

・ウーゴ先生のレストラン カマフェウ・ジ・オショッシ 〇

あっちとこっちは違うレストラン

1回目は雨宿りに

2回目でようやく食事にありつけた!

林先生の好きなサラダいただけました!

おみやげのブラックサンダー渡したところ
・書店 〇
読めなくても、行った先々でかならず訪れてしまうのです。
ここはバーハのショッピングセンター内の書店。
見つけたのは、日本版の翻訳を手伝ったときに非常に苦労した思い出深い本(のポルトガル語版)
南米つながりで『百年の孤独』のページを開く

これを見つけただけでも行った甲斐がありました。
・ビーチ △
結局、行けたのはアカデミーア近くのオンジーナのビーチだけでした・・・

泊まっていたアパートから見えた海
・カポエィラ要塞 ×
・市場(マーケット) ×
・ボンフィン教会 ×
・イリャージマレー ×
いつか叶うことを夢見て、憧れは憧れのままに。
すべて自力で行ける場所ではないのだから、しょうがないですね。
欲しいもの
・イケてるCD 〇
11/24(日)にメストレ・ルーカスのベイラ・ジ・マーのバチザードに行ってきました。

いきなり多団体のバチザードでジョーゴに出て、記念すべきブラジル初ジョーゴを体験した日でした。
でも、この日の最高感激ポイントは、竜太先生のブログでおなじみ(?)の、メストレ・ジャー・モヘウにお会いできたことです!

左から4番目の人がメストレ・ジャー・モヘウ
もちろんCDを即買いしちゃいました。

イケてるCDでした
・読めそうな本 〇
ペロウリーニョで「本はどうだ?」とトニー先生に言われ、連れていかれたのが、アソシアサォン・カポエィラ・ブラジレイラのメストレ・ペレーのお店(「偉大なメストレなんだぞ」と何度もトニー先生に言われた)。
そこで購入。

メストレ・ビンバの息子メストレ・ネネウが書いたカポエィラ・ヘジョナウの本。
日本で持っている人がいるのは知りつつ、ほかの本はアンゴーラに関するものばかりだったし、やはり葡英で書かれているのが決め手。
食べたいもの/飲みたいもの
・ビール 〇
飲んだよコレクション!(撮り忘れたのはネットで画像拾いました・・・)


見つけましたお気に入り。いろいろちょうどいい。

・カイピリーニャ 〇

カマフェウ・ジ・オショッシにて。映える
・アサイー 〇
最近オープンしたらしい海沿いのアサイー店。量り売りなのが敷居低いし、Wifi状況も良好だったので好印象。

・アイピン 〇

・アカラジェ ×
食べる機会はあったのにチャンスを逃す。またこんどと考えずにすぐに食べたほうがいいです。
・ムケカ 〇

ブラジルで初めて食べるんだから、と取り分けてくれるトニー先生。それぞれエビとバカリャウのムケカ

ルーパパのお店でもバカリャウのムケカを。野菜のゴロゴロ感がよい!
・フェイジョアーダ 〇

壺入りはルーパパのお店

ベイラ・ジ・マーのバチザードでふるまわれた。すっごい肉感
そのほかにもシュラスコ、エスコンジーニョ、焼きチーズなどなど、ブラジル料理をはじめ、おいしいものいっぱい食べられた!


やりたくないことリスト
・怪我をする しなかった!
・病気をする しなかった!
・脚/足がつる つらなかった!
・人に怪我させる させなかった!
病気怪我をしないどころか、慢性の腰痛が消えるほどの健康体でした。
でも・・・
・足手まといになる ×
<準備編>でも書きましたが、サンパウロでスーツケースが置き去りに~。
言われたんですよ、成田で。ロンドン、サンパウロ、サルヴァドールまでピックアップなしで運んでくれると。
うたがう理由ないじゃないですか。
今後、サルヴァドール行く人は、何を言われてもかならず荷物の確認はしたほうがいいです。いえ、してください!
というわけで、トニー先生に付き添ってもらって空港までピックアップしに行きました。

バスに乗るのうれしい。なんて思ったのは乗るまでの話。激しい揺れに酔いそうになり、少ない口数がますます少なくなる。
空港に着くやいなや、係員さんにすぐ問い合わせる。ん?この人でいいの?

内線電話でごにょごにょ。待つこと数分でスーツケースに再会できた!

あとから知りましたが、係員さんはトニー先生の知り合いのカポエィリスタだったそうです。
ここでもトニー先生の威力を思い知らされました。ほんとうにありがとうございます。
というわけで、やりたいことリストは70パーセントくらい達成、追加が20パーセントくらい、トータル90パーセントの満足度といったところでしょうか。100パーセントにならないからまた行きたくなります。
<総まとめと感想>
最後の夜練習は、準備運動からホーダの流れでした。あれ、練習はないの・・・ふうん、なんて思っているうちにはじまるお別れホーダ!



全員とジョーゴしますよ。ブラジル行く人、覚悟してください。

さきほどトニー先生に叱られて階段ですねていたジョアォンガブリエルが・・・

壁際をすりすり近づいてきて・・・

コンプラールを!

そしてカベサーダを見舞われた 笑。これいっぱい練習したよね。ありがとう!
・・・お別れホーダでわたしがアウーメイオジーロウを決めたことを、わたし以上に竜太先生が喜んでくれたことにびっくりしました。いろいろ心配をおかけしていたようですが、お別れホーダを見て、ブラジルに来られてよかったんだと思ってくれたそうです。ウーゴも子供たちも反応していたよ、日本でも出せるといいね、と。
自分としては無我夢中であまり考えずにやってしまったのだけど、確かにあんなにうまくまわれたのは人生初でした。あの一瞬は宝物です。
ちなみにですが、ブラジルにいるあいだにアウーメイオジーロウは一度も練習していませんでした。自分のなかで潜んでいた力を引き出してくれたブラジルパワー、ほんとにすごい。

遠近感いい味出ている記念写真。お気に入りの一枚
ところでわたし、一昨年に右膝の前十字靭帯を損傷しました。
前十字靭帯再建手術、リハビリ、抜釘手術、リハビリと、完治まで1年と数か月。
その間、練習を見学しては焦燥感がつのり、昇段していく同期を笑顔で見送りましたが、心のなかでは・・・まあ、くわしくは言いますまい。
怪我のせいでこのままフェイドアウトしていくのかな。いやだなそんなの。といった思いから、まずは黄帯に昇段すること、そして黄帯になれたらブラジルに行くと目標を立て、みずからを鼓舞してきました。
実際にブラジルに来て練習に参加して、練習はハードだったけど楽しいばっかりで、そしたらサルヴァドールを離れた瞬間、急に涙が出ました。
居心地のいい、何か大きなものに包まれていたんだな、と。
その居心地のよさは、竜太先生をはじめ、これまで先生たち先輩たちが築いてきたものがあってこそ。滞在中、何かにつけてそのことを意識させられました。
わたしなりにこの恩を、返せるとまでは言わなくても報えるとするなら、カポエィラをつづけていくことしかないような気がしています。
本音を言えば、年々体のあちこちにガタが来て、もう来年はいまほど動けないかもしれないという恐怖がつねにつきまとっています。
それでも、いまより動けなくなっても、来年も再来年もその先も、自分なりの形でカポエィラをつづけていきたい。掛け値なしの本音です。
ブラジルで教わったこと、見たこと聞いたこと、感じたこと、できたことできなかったこと、それらを糧に今後も練習していこうと思います。そして、もしまたブラジルに行けるとしたら、今度は練習メインで行きたい、と懲りずに考えちゃっているんですけど。

最後に
ピンタ、おいしいごはんと写真をいっぱいいっぱいありがとう!!
2019/12/22(日)
黄帯のGirafa(ジラーファ:キリン)こと茂木です。2019年11月22日から12月3日までブラジルへ行ってきました。
11日間の滞在記を<準備編><練習編><感想編>としてまとめて内容濃く仕上げました。ご笑覧くださいませ。
の、つもりでしたが、
<感想編>にまとめきれなくなったので、予定を変更して、この<バチザード&昇段式編>を追加しました!
<バチザード&昇段式編>
自分が教えてもらっている先生の昇段って、なかなか見られないですよね。上に行けば行くほど昇段しづらくなるし、ブラジルで昇段する先生もよくいます。
今年、日本でおこなわれた昇段式で、笹森先生と林先生が昇段される姿を見て、自分の先生が昇段する場にいられて、笹森先生と林先生の生徒たちがうらやましいと思ったものです。
そんなわたしにも先生の昇段を間近で、しかもブラジルで見られるチャンスがめぐってきたのです。
グルーポ・テンポのブラジル本部でのバチザード&昇段式が12/1(日)におこなわれました。
竜太先生がプロフェソールニーヴェウ1(白&緑)からプロフェソールニーヴェウ2(白&黄)へ昇段する日です。プロフェソールニーヴェウ2は上から数えて4番目、下から数えて9番目の帯です。これ、試験に出るやつですよ。

ブラジル本部アカデミーアに展示されている帯
式は開始時刻の9:00にさほど遅れることなくはじまりました。
~全体的な流れ~
・ホーダドグルーポ(子供→大人)
・ホーダアベルタ
・ジョーゴジイウーナ
・子供たちによるセクエンスィア披露とパフォーマンス
・子供昇段
・大人昇段
・ホーダアベルタ
フェスタ
式自体の所要時間は全体で3時間程度、終了後すぐにフェスタへ突入です。
詳しい進行は竜太先生のブログで紹介されているのでそちらをご覧ください。動画もアップされているので、本場の雰囲気を味わいたい人は必見!
竜太先生の昇段式のブログ
同じことを書くのもあれですので、わたし視点のバチザード&昇段式の感想を書きます。

盛りだくさんのバチザードTシャツ
本日は竜太先生が主役の日。わたしはサポートに徹しよう。そう決めていました。
ホーダドグルーポのときも出るつもりはもちろんなく、竜太先生のジョーゴを激写しようとスマホ持参でホーダを囲んでいました。
すると突然、ジョーゴに出ろとトニー先生から指令が。
焦りまくり、スマホを置きに行く余裕もなく、たまたま近くにいた竜太先生に預けてしまうという暴挙に。



やさしい先生がわたしのスマホで撮影してくれました(サポートされているのはどっちだ・・・)。
そんなこんなでいよいよ大人昇段。
今年は黄帯と青帯に昇段する人がいなかったようで、緑昇段からすぐに、赤帯に昇段するビル―と、竜太先生の昇段式がはじまりました。

20年来の友人でもあるコントラ・メストレたちに新しい帯を巻いてもらう。感慨深い光景

そしてスピーチ。
先生のブログを読むと、とてもステキなことをお話しされていたんですね。
昇段式のあとに、何を話していたかわかったかと竜太先生に尋ねられ、こうじゃないかなと思ったことを伝えたら、そんなこと話してないと言われ、あえなく玉砕。身振りと拾った単語だけでわかったふりをしてはだめです。本当に。
昇段ジョーゴは竜太先生のクァドゥラからはじまりました。

次から次、入れ代わり立ち代わり大勢を相手にしていく竜太先生。



わたしはホーダの正面という特等席に陣取り、念願の先生の昇段ジョーゴを見ていました。
ふつうだったらさまざまに去来する感情とともに見入ったことでしょう。
でも、デジカメ係という大役を任されていたので、いい写真を撮らなくちゃと、それ以外考えることなくシャッターを押しまくっていました。
だからやっぱり詳細は竜太先生のブログをご覧ください。そのときわたしが撮った写真も掲載されていますよ!
でも、先生が全力で戦っていたのは伝わってきました。



大技を出しまくってる!
最後にフラカォン先生がホーダにはいってきたときは、さすがにぐっとくるものがありました。

足首をねんざしていて、ジョーゴには出られないと聞いていたので。

なのに、いきなり痛烈なベンサォンをお見舞い!

竜太先生もフラカォン先生にフラカォンでお返し!

終わったとき、竜太先生は体がひとまわりしぼんでしまったように見えました。
出しきった感が全身から表れていました。

帯を取り立ての先生と日本の生徒ふたりで。先生、出し切った感ばりばりです

バチザード&昇段式終了です!
そして流れはバチザード後のフェスタへ。アカデミーア内にテーブルや椅子が手際よく並べられます。
ところが
ひとまず部屋に戻ろうとしたとき、階段でメストレ・バンバと鉢合わせ!
竜太先生とビルーの昇段の証書にサインしにきてくれたようです。

アカデミーア内はすでにテーブルや椅子が並べられていたので、ホーダの端っこ、バテリーアからいちばん遠いところの狭い空間で、突然メストレ・バンバとの昇段ジョーゴがはじまりました!

目の前にいたわたしは、ど迫力のジョーゴを堪能できて超絶ラッキー。



無事に証書にサインをいただき、めでたしめでたし。

ようやくフェスタに参加!


ちなみに、竜太先生がお金を出したというフェスタで食べた肉は、わたしのブラジル滞在中2番目においしかった肉でした。



お肉ください
<おまけ>
本部のバチザードを体験して特に印象的だったのが、上帯や先生方の活躍ぶりです。
ホーダでの目の配り方、子供のケア、ゲストが到着したときの出迎え、ちょっと見に来た一般の人の対応など、率先して動いていたことに正直驚かされました。
もう、なんでもやります。

設営からてきぱきと働き

バテリーアで盛り上げ

昇段ジョーゴの相手はもちろん

帯ゲット写真だって

バラォンの相手も


もちろんホーダアベルタでも大活躍!
あまりの活躍ぶりに、先生たちがスーパーヒーローみたいに思えた一日でした。
おしまい
11日間の滞在記を<準備編><練習編><感想編>としてまとめて内容濃く仕上げました。ご笑覧くださいませ。
の、つもりでしたが、
<感想編>にまとめきれなくなったので、予定を変更して、この<バチザード&昇段式編>を追加しました!
<バチザード&昇段式編>
自分が教えてもらっている先生の昇段って、なかなか見られないですよね。上に行けば行くほど昇段しづらくなるし、ブラジルで昇段する先生もよくいます。
今年、日本でおこなわれた昇段式で、笹森先生と林先生が昇段される姿を見て、自分の先生が昇段する場にいられて、笹森先生と林先生の生徒たちがうらやましいと思ったものです。
そんなわたしにも先生の昇段を間近で、しかもブラジルで見られるチャンスがめぐってきたのです。
グルーポ・テンポのブラジル本部でのバチザード&昇段式が12/1(日)におこなわれました。
竜太先生がプロフェソールニーヴェウ1(白&緑)からプロフェソールニーヴェウ2(白&黄)へ昇段する日です。プロフェソールニーヴェウ2は上から数えて4番目、下から数えて9番目の帯です。これ、試験に出るやつですよ。

ブラジル本部アカデミーアに展示されている帯
式は開始時刻の9:00にさほど遅れることなくはじまりました。
~全体的な流れ~
・ホーダドグルーポ(子供→大人)
・ホーダアベルタ
・ジョーゴジイウーナ
・子供たちによるセクエンスィア披露とパフォーマンス
・子供昇段
・大人昇段
・ホーダアベルタ
フェスタ
式自体の所要時間は全体で3時間程度、終了後すぐにフェスタへ突入です。
詳しい進行は竜太先生のブログで紹介されているのでそちらをご覧ください。動画もアップされているので、本場の雰囲気を味わいたい人は必見!
竜太先生の昇段式のブログ
同じことを書くのもあれですので、わたし視点のバチザード&昇段式の感想を書きます。

盛りだくさんのバチザードTシャツ
本日は竜太先生が主役の日。わたしはサポートに徹しよう。そう決めていました。
ホーダドグルーポのときも出るつもりはもちろんなく、竜太先生のジョーゴを激写しようとスマホ持参でホーダを囲んでいました。
すると突然、ジョーゴに出ろとトニー先生から指令が。
焦りまくり、スマホを置きに行く余裕もなく、たまたま近くにいた竜太先生に預けてしまうという暴挙に。



やさしい先生がわたしのスマホで撮影してくれました(サポートされているのはどっちだ・・・)。
そんなこんなでいよいよ大人昇段。
今年は黄帯と青帯に昇段する人がいなかったようで、緑昇段からすぐに、赤帯に昇段するビル―と、竜太先生の昇段式がはじまりました。

20年来の友人でもあるコントラ・メストレたちに新しい帯を巻いてもらう。感慨深い光景

そしてスピーチ。
先生のブログを読むと、とてもステキなことをお話しされていたんですね。
昇段式のあとに、何を話していたかわかったかと竜太先生に尋ねられ、こうじゃないかなと思ったことを伝えたら、そんなこと話してないと言われ、あえなく玉砕。身振りと拾った単語だけでわかったふりをしてはだめです。本当に。
昇段ジョーゴは竜太先生のクァドゥラからはじまりました。

次から次、入れ代わり立ち代わり大勢を相手にしていく竜太先生。



わたしはホーダの正面という特等席に陣取り、念願の先生の昇段ジョーゴを見ていました。
ふつうだったらさまざまに去来する感情とともに見入ったことでしょう。
でも、デジカメ係という大役を任されていたので、いい写真を撮らなくちゃと、それ以外考えることなくシャッターを押しまくっていました。
だからやっぱり詳細は竜太先生のブログをご覧ください。そのときわたしが撮った写真も掲載されていますよ!
でも、先生が全力で戦っていたのは伝わってきました。



大技を出しまくってる!
最後にフラカォン先生がホーダにはいってきたときは、さすがにぐっとくるものがありました。

足首をねんざしていて、ジョーゴには出られないと聞いていたので。

なのに、いきなり痛烈なベンサォンをお見舞い!

竜太先生もフラカォン先生にフラカォンでお返し!

終わったとき、竜太先生は体がひとまわりしぼんでしまったように見えました。
出しきった感が全身から表れていました。

帯を取り立ての先生と日本の生徒ふたりで。先生、出し切った感ばりばりです

バチザード&昇段式終了です!
そして流れはバチザード後のフェスタへ。アカデミーア内にテーブルや椅子が手際よく並べられます。
ところが
ひとまず部屋に戻ろうとしたとき、階段でメストレ・バンバと鉢合わせ!
竜太先生とビルーの昇段の証書にサインしにきてくれたようです。

アカデミーア内はすでにテーブルや椅子が並べられていたので、ホーダの端っこ、バテリーアからいちばん遠いところの狭い空間で、突然メストレ・バンバとの昇段ジョーゴがはじまりました!

目の前にいたわたしは、ど迫力のジョーゴを堪能できて超絶ラッキー。



無事に証書にサインをいただき、めでたしめでたし。

ようやくフェスタに参加!


ちなみに、竜太先生がお金を出したというフェスタで食べた肉は、わたしのブラジル滞在中2番目においしかった肉でした。



お肉ください
<おまけ>
本部のバチザードを体験して特に印象的だったのが、上帯や先生方の活躍ぶりです。
ホーダでの目の配り方、子供のケア、ゲストが到着したときの出迎え、ちょっと見に来た一般の人の対応など、率先して動いていたことに正直驚かされました。
もう、なんでもやります。

設営からてきぱきと働き

バテリーアで盛り上げ

昇段ジョーゴの相手はもちろん

帯ゲット写真だって

バラォンの相手も


もちろんホーダアベルタでも大活躍!
あまりの活躍ぶりに、先生たちがスーパーヒーローみたいに思えた一日でした。
おしまい
2019/12/18(水)
黄帯のGirafa(ジラーファ:キリン)こと茂木です。2019年11月22日から12月3日までブラジルへ行ってきました。
11日間の滞在記を<準備編><練習編><感想編>としてまとめて内容濃く仕上げました。ご笑覧くださいませ。
<練習編>
ブラジルのアカデミーアでの練習ってどんなことをするんだろうと思っている人のために、練習内容をざっくり紹介します。
※日本との違いは新宿本部との比較です。


練習時間:
朝練習7:00~、火木土
夜練習19:30~、月火水、木はホーダ
と言っても、きちんと始まらなかったりすることも。気温のせいか所要時間はだいたい1時間くらいで日本より短いです。
挨拶:
1列に並んでメストレビンバの写真に向かって挨拶。こちらでは大人が先に、そのうしろに子供がそれぞれ帯順に並びます。

準備運動:
まず走る。そして走りながらのもも上げ、内側外側で足にタッチ、トニー先生が置いた椅子のあいだをジグザグに走るなど、序盤の流れは日本とだいたい同じ。

アカデミーアのスペースの都合上か、流れていくのは壁に沿って。ふたりで組んで流れてジョーゴもたまには。
柔軟はしたりしなかったり。やはり日本とあまり変わらず。

柔軟を合間にやることも。これは帰国日朝の特別版
要するに、やっていること自体は日本と変わらないけれど構成が違います。参加メンバーによっては準備運動を依頼されることもあるので、ルーティーンは覚えておいたほうがいいと思います(自戒をこめて)。そう言えば、時計は途中からなくなっていたな・・・どうやって時間を測っているんでしょうかね。
練習内容:
日本と同じように、準備運動後すぐにセクエンスィアをはじめることがありました。昇段式間近だったからでしょうか。わたしは初参加の練習でいきなりセクエンスィアの流れになりました。でも、ろくに話もしていない(できない)メンバーとでもセクエンスィアはできるんですよ!感動しました。


これはメストレ・オレーリャのワークショップで竜太先生が披露したセクエンスィア。うまい人同士は距離が近い
ところで、本部アカデミーアには鏡がありません。だから鏡に向かって蹴りの練習はなく、壁沿いの流れが終わったらひたすら組んでジョーゴです。
トニー先生指示のもと、蹴り、避け、移動するというパターン。
滞在中にいちばん多く練習したのはアウーにカベサーダ。これはわたしだからか、わたしがいなくてもよく練習するのかはわかりません。
カベサーダして安心してるんじゃない、すぐ移動して相手の前に立て!と注意される。
わかりました!と移動するも、遅い!と言われ。

メイアルーアジコンパッソにエスキーヴァ、発展してハステイラ、そして移動なんかも。

ジョアォンガブリエル(5歳)の避けからの移動がものすごくうまく思える、じゃなくて、実際にうまい
※ケーダやハステイラ多めです。

子供でもだれでも倒し技をかけようとしてきます。

ハステイラかける気まんまんです
上帯はとにかく少しでも隙を見せれば、気づいたときには倒されています。鮮やかすぎて快感になるほど!

応戦するも…

簡単に倒される(というか転がされてる)
黄帯以下なら積極的に倒すことを考えるよりも、せめてマークできること、かけられたらうまく倒れて移動できることに集中するほうがいいのかなと思います。
※小道具も使います。
日本と同じく、ミット、サンドバッグへの蹴りもありました。ただ、サンドバッグは文字どおり砂がはいっていて、ひとつ間違えると捻挫しそうだったし、かたーいパイプらしきものにマルテーロウしたり飛び越えたりはちょっと怖かったので、日本で小道具と慣れ親しんでおいたほうがいいかも、です。



結局パイプが出てきたのは一回だけだったな…
音楽:
朝練習では最後に楽器をやることが多かったです。夜も練習前にだれかがビリンバウを弾いていれば、自然とそれに合わせてパンデイロで加わったり歌ったり。
ビリンバウではビンゲイラ、ヘピーキをよく練習しました。自分が歌っているときはヘピーキ入れなくていいから、コーラスのときにヘピーキしまくれと。
ヘピーキは2パターン覚えました。知ってはいるヘピーキだったけれど、弾くタイミングがわからなくもやもやしていたので、改めてじっくり教わることができてとても貴重なレッスンになりました。
でも一度、サンバを弾けと言われて固まったことも(ごめんなさい)。

本部アカデミーアで弾くビリンバウはとてもとてもよい音色に聴こえる。ビリンバウがいいのか、それとも音響効果がいいのか
回数は多くなかったけれど、クァドゥラを順番に歌ったり、コヒードを歌ったりもしました。発音とか抑揚とかタイミングとか変じゃないかなって、ブラジルの人たちの前で歌うの、めっちゃ緊張します!
でも、自分のなかにあるものはこれまで習ったものしかないし、日本での練習の成果を出すしかないと開きなおりました。
そしてなぜか竜太先生にダメ出しばっかりされているものばかり歌ってしまうという・・・Capenga ontem teve aqui、とかSai sai Catarinaとか。トニー先生、にやにやしていたけれど何も言わなかったので、大目に見てくれたような気がします。
夜の練習だと、ホジーニャやったりやらなかったり。
そして、あれっと思っているうちになんとなく練習は終了。挨拶なしに解散です。
そう言えば今回、練習前も後も掃除はしませんでした。皆さんのブログを読むと掃除の話題が出ているので、率先してやるべきだったかもしれません(すみません)。
まとめ:
トニー先生から受けた指導

トップ3
・速く動け
・移動しまくれ
・動きを止めるな、技をつなげろ
心に響いた指導
・安心するな
・ジョーゴが終わって疲れた顔をするな
・カポエィリスタはどんなに疲れてもそれを見せちゃダメ。
裏でどんなに泣いても、表では涼しい顔をしていなさい byウーゴ先生
今後の練習に活かしていきます!
補足情報
床について:
ブラジル本部アカデミーアの床はガチのコンクリートなので、かなりビビっていました。でも、飛び技をほとんどしなかったせいか、わたしは特に問題ありませんでした(それでいいのかは別として…)。

バラォンワークショップにて。着地するときに、ずん、と響きそうではありそうだと思いました(この日はマットを敷いてあります)
暑さについて:
エアコンなどもちろんないブラジルのアカデミーア。日中は屋根から差しこむ陽の光が凶器です。早朝に練習をする意味がわかりました。全員汗をかいてあたりまえ。こまめな給水を心がけること。

奥に給水器があります。飲み放題
余談ですが、暑いけど撮影するには絶妙なライティング!ステキな陰影ができます。



フォトジェニックなジキ♡
11日間の滞在記を<準備編><練習編><感想編>としてまとめて内容濃く仕上げました。ご笑覧くださいませ。
<練習編>
ブラジルのアカデミーアでの練習ってどんなことをするんだろうと思っている人のために、練習内容をざっくり紹介します。
※日本との違いは新宿本部との比較です。


練習時間:
朝練習7:00~、火木土
夜練習19:30~、月火水、木はホーダ
と言っても、きちんと始まらなかったりすることも。気温のせいか所要時間はだいたい1時間くらいで日本より短いです。
挨拶:
1列に並んでメストレビンバの写真に向かって挨拶。こちらでは大人が先に、そのうしろに子供がそれぞれ帯順に並びます。

準備運動:
まず走る。そして走りながらのもも上げ、内側外側で足にタッチ、トニー先生が置いた椅子のあいだをジグザグに走るなど、序盤の流れは日本とだいたい同じ。

アカデミーアのスペースの都合上か、流れていくのは壁に沿って。ふたりで組んで流れてジョーゴもたまには。
柔軟はしたりしなかったり。やはり日本とあまり変わらず。

柔軟を合間にやることも。これは帰国日朝の特別版
要するに、やっていること自体は日本と変わらないけれど構成が違います。参加メンバーによっては準備運動を依頼されることもあるので、ルーティーンは覚えておいたほうがいいと思います(自戒をこめて)。そう言えば、時計は途中からなくなっていたな・・・どうやって時間を測っているんでしょうかね。
練習内容:
日本と同じように、準備運動後すぐにセクエンスィアをはじめることがありました。昇段式間近だったからでしょうか。わたしは初参加の練習でいきなりセクエンスィアの流れになりました。でも、ろくに話もしていない(できない)メンバーとでもセクエンスィアはできるんですよ!感動しました。


これはメストレ・オレーリャのワークショップで竜太先生が披露したセクエンスィア。うまい人同士は距離が近い
ところで、本部アカデミーアには鏡がありません。だから鏡に向かって蹴りの練習はなく、壁沿いの流れが終わったらひたすら組んでジョーゴです。
トニー先生指示のもと、蹴り、避け、移動するというパターン。
滞在中にいちばん多く練習したのはアウーにカベサーダ。これはわたしだからか、わたしがいなくてもよく練習するのかはわかりません。
カベサーダして安心してるんじゃない、すぐ移動して相手の前に立て!と注意される。
わかりました!と移動するも、遅い!と言われ。

メイアルーアジコンパッソにエスキーヴァ、発展してハステイラ、そして移動なんかも。

ジョアォンガブリエル(5歳)の避けからの移動がものすごくうまく思える、じゃなくて、実際にうまい
※ケーダやハステイラ多めです。

子供でもだれでも倒し技をかけようとしてきます。

ハステイラかける気まんまんです
上帯はとにかく少しでも隙を見せれば、気づいたときには倒されています。鮮やかすぎて快感になるほど!

応戦するも…

簡単に倒される(というか転がされてる)
黄帯以下なら積極的に倒すことを考えるよりも、せめてマークできること、かけられたらうまく倒れて移動できることに集中するほうがいいのかなと思います。
※小道具も使います。
日本と同じく、ミット、サンドバッグへの蹴りもありました。ただ、サンドバッグは文字どおり砂がはいっていて、ひとつ間違えると捻挫しそうだったし、かたーいパイプらしきものにマルテーロウしたり飛び越えたりはちょっと怖かったので、日本で小道具と慣れ親しんでおいたほうがいいかも、です。



結局パイプが出てきたのは一回だけだったな…
音楽:
朝練習では最後に楽器をやることが多かったです。夜も練習前にだれかがビリンバウを弾いていれば、自然とそれに合わせてパンデイロで加わったり歌ったり。
ビリンバウではビンゲイラ、ヘピーキをよく練習しました。自分が歌っているときはヘピーキ入れなくていいから、コーラスのときにヘピーキしまくれと。
ヘピーキは2パターン覚えました。知ってはいるヘピーキだったけれど、弾くタイミングがわからなくもやもやしていたので、改めてじっくり教わることができてとても貴重なレッスンになりました。
でも一度、サンバを弾けと言われて固まったことも(ごめんなさい)。

本部アカデミーアで弾くビリンバウはとてもとてもよい音色に聴こえる。ビリンバウがいいのか、それとも音響効果がいいのか
回数は多くなかったけれど、クァドゥラを順番に歌ったり、コヒードを歌ったりもしました。発音とか抑揚とかタイミングとか変じゃないかなって、ブラジルの人たちの前で歌うの、めっちゃ緊張します!
でも、自分のなかにあるものはこれまで習ったものしかないし、日本での練習の成果を出すしかないと開きなおりました。
そしてなぜか竜太先生にダメ出しばっかりされているものばかり歌ってしまうという・・・Capenga ontem teve aqui、とかSai sai Catarinaとか。トニー先生、にやにやしていたけれど何も言わなかったので、大目に見てくれたような気がします。
夜の練習だと、ホジーニャやったりやらなかったり。
そして、あれっと思っているうちになんとなく練習は終了。挨拶なしに解散です。
そう言えば今回、練習前も後も掃除はしませんでした。皆さんのブログを読むと掃除の話題が出ているので、率先してやるべきだったかもしれません(すみません)。
まとめ:
トニー先生から受けた指導

トップ3
・速く動け
・移動しまくれ
・動きを止めるな、技をつなげろ
心に響いた指導
・安心するな
・ジョーゴが終わって疲れた顔をするな
・カポエィリスタはどんなに疲れてもそれを見せちゃダメ。
裏でどんなに泣いても、表では涼しい顔をしていなさい byウーゴ先生
今後の練習に活かしていきます!
補足情報
床について:
ブラジル本部アカデミーアの床はガチのコンクリートなので、かなりビビっていました。でも、飛び技をほとんどしなかったせいか、わたしは特に問題ありませんでした(それでいいのかは別として…)。

バラォンワークショップにて。着地するときに、ずん、と響きそうではありそうだと思いました(この日はマットを敷いてあります)
暑さについて:
エアコンなどもちろんないブラジルのアカデミーア。日中は屋根から差しこむ陽の光が凶器です。早朝に練習をする意味がわかりました。全員汗をかいてあたりまえ。こまめな給水を心がけること。

奥に給水器があります。飲み放題
余談ですが、暑いけど撮影するには絶妙なライティング!ステキな陰影ができます。



フォトジェニックなジキ♡
読ませていただきました。ありがとうございました。katura「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原さみーさん
ありがとうございます!荻原「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原.わーステキ♡
おめでとうございます!!!!!!!さみー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどーさみちゃん ありがとう!
細かいことは気にせずに、気軽に顔見せに来てね!久しぶりクラスもまた是非♪えんどー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどー.わー!遠藤さん!!おめでとうございます\(^o^)/
私は何もかもを忘れてしまって練習行くの怖くなってるので、また久しぶりの人むけレッスンの開催楽しみにしてますっっ(*さみーカポエイラ・テンポに入って5年が経ちました 黄帯アヤコ.人見知りだなんて聞いたことねーぞ…!可児「花蓮巴西戦舞! Flower Sun and Rain (Capoeira in Hualien ,TAIWAN」 台湾 花蓮編 青帯TARTARUGA」.中国語の先生にカポエラのことを聞こうと思って準備して行ったら全く知らないそうな。
卡波耶拉は意味の無い音だけのあて字だと思うけど、「耶」はキリストのイメージがあalegre「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日もしもりえさんがいなければ、メンバーにはなっていなかったと思う(笑)
一緒のお稽古の時、いつも嬉しい。
これからもよろしくお願いします!春日「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日銀だこ食べながら読んでたのに、途中からどんどん泣けてきて困った…(>_<)
同じ親子メンバーとして、いつも頑張っている姿を尊敬してるし、励まされています。
ウチは相当なマイペー森山