2022/11/23(水)

ワールドカップのシーズンがやってきました。
みなさまどうもご無沙汰しています。

カポエイラ・テンポも無事バチザードが終わったところでですが、
2022年はワールドカップの年です。
前回のロシアワールドカップから早いもので4年経って、今度はカタールで開催されますね。
実はタルタルーガ、以前ワールドカップを観に行ったことがあります。
・・・・といってもU-20(20歳以下)のワールドカップですが。
本来はアメリカ編の後半を書く予定でしたが、いろいろと忙しくてすっかり放置してたままですが、
ワールドカップもあるので、韓国へU-20のワールドカップを観に行った時の話を書こうかと思いました。
読者のみなさま今回もよろしくお願いします。
※この話もコロナ前のお話です。
-------------------------------

アンニョン!

タルタルーガ、ソウルにやってきました。
ソウルはみなさんご存じのとおり、韓国の首都です。
今回の旅行は目的がはっきりしていて、この時韓国で開催されていた「U-20ワールドカップ(旧ワールドユース)」を観にやってきました。

本来のワールドカップは観に行くのは時間的にも予算的にも厳しいものあるのですが、
ちょうど韓国でU-20がやっていたのと決勝戦のチケットも簡単に買えたので、行くことにしました。
ただせっかく韓国に来てるのですから少しだけ観光情報。


タルタルーガが向かったのはこちらの建物。「国立ハングル博物館(국립한글박물관)」です。

ハングル(韓: 한글)は1443年に誕生した朝鮮半島の固有文字です。最近では韓流ドラマも市民権を得てますから、みなさんもわかりますよね。
「国立ハングル博物館」はハングルの歴史、仕組みなどを紹介している博物館です。

館内にはハングルに関わるいろいろな展示物が置いてあります。




ハングルは1443年に李氏朝鮮第4代国王の世宗大王が、訓民正音の名で公布した文字です。
それ以前はの朝鮮半島では、15世紀半ばまで、自民族の言語である朝鮮語を表記する固有の文字を持たず、知識層は漢字を使用していました。

世宗は、朝鮮固有の文字の創製を積極的に推し進める中で、「民を訓(おし)える正しい音」の意として訓民正音の名でハングルを頒布しました。

館内で面白かったのは3階にあるこちらのコーナー。

「ハングル学び舎」と書かれているこの場所は外国人向け体験コーナーです。

ハングルの構造や発音などをタッチパネルで直感的に操作しながら勉強できます。



これは大きなスクリーンに言葉が出てるので、投影された自身でハングルのパーツをパズルみたいに当てはめて楽しむアトラクションです。


こんな感じで全身使って、手の動きに合わせて真ん中の言葉に当てはめます。分かりますかね?

正直言葉の意味は分かりませんが、これは楽しいです!


こちらはコーナー「ハングルで思い出を残す」コーナー。こんなディスプレイが置いてあります。


「ハングルと旅に出る」では画面から画像を選んで、文字をなぞります。




飛行機に、ビビンバ。韓国らしいです。

こういうの日本でもひらがなとかでやったら面白いんじゃないですかね?
この画面にはカメラがついているので、オリジナルのポストカードを作ることが出来ます。
タルタルーガも作ってみました。

デザインを選んで写真撮影をします。



アリランにテコンドー、ビビンバと韓国らしいデザインが並びます。



写真を撮ったら名前を吹き込むとハングルに文字変換されます。(タルタルーガと言ったのですがこれは合ってるのかな?)

完成すると、QRコードの入ったチケットが出てくるので、これをスキャンすれば自作のポストカードをダウンロード出来ます。

国立ハングル博物館には他におしゃれなカフェや、


ハングルをモチーフとしたギフトが買えるミュージアムショップもあります。
ちなみに入場無料なので、変わったソウルを体験したい方は是非行ってみてください。
で、さっきのポストカードの出来上がりはというと・・・・

・・・・・・。
--------------ここからサッカーの話-------------

そう、今回の一番のメインは「U-20ワールドカップ」の決勝戦の観戦です。
決勝戦はソウルではなく、お隣の水原市(スウォン)で開催されるので、タルタルーガ、バスに乗って水原に向かいます。

水原市(スウォン、朝: 수원시)は、ソウル特別市から南35kmに位置する、首都圏南部の中核都市で京畿道庁所在地となっています。


中心市街地は、「水原華城」の城壁に取り囲まれている城郭都市で華城はユネスコの世界遺産に登録されています。
今回はタイトなスケジュールのため、水原の観光はパスしてスタジアムへ直行します。

スタジアムに到着しました。

ここ「水原ワールドカップ競技場(朝: 수원월드컵경기장, Suwon World Cup Stadium)」は、韓国の水原市にあるサッカー専用競技場で、

2002 FIFAワールドカップの会場として建設されました。今回の U-20ワールドカップ決勝戦の会場です。


チケットオフィスで予約したチケットを受け取り中へ入ります。

決勝戦はサッカーの母国イングランドと、快進撃を続けて勝ち上がってきた南米代表のベネズエラです。
イングランドはともかく、ベネズエラはサッカーよりも野球の方が有名で、かつては南米最弱とも言われてましたが、ここ最近アンダー世代が着実に力を付けてきました。
ちなみにこの大会には日本も出場していたのですが、ラウンド16でこのベネズエラと対戦して延長の末0-1で敗れています。


日本のメンバーには今回のワールドカップに出場する冨安や堂安、板倉、久保など結構タレントがいたのですが、ベネズエラの方が勝負強かった感じですね。

スタジアムの入りは国際大会の決勝といえどさすがにアンダー世代の大会なので、ほどほどです。
アンダーですがFIFAの国際大会の決勝を観戦するのは初めてです。

タルタルーガはいわゆる小野、高原、稲本といった「黄金世代」と同世代で、かつてナイジェリアで開催されたワールドユース(現U-20ワールドカップ)で準優勝したときは、

同世代が世界に挑戦しているのに興奮して、テレビに釘付けだったのを思い出しますね。


キックオフ!
フィジカルを活かしてシンプルに攻めるイングランドと、南米らしいテクニックを見せるベネズエラといった感じで試合は進みます。


イングランド先制!



結果はその後ベネズエラの猛反撃を振り切ってイングランドが1-0で勝利しました~。

やっぱり国際大会の決勝は白熱しますね。世代の世界一ですから。
現代のサッカーシーンでは20歳ぐらいだとほとんどがプロ選手ですから、将来のスターも普通に居たりします。
タルタルーガ、国際大会の決勝が観れて満足です。


カタールのワールドカップも始まりました。今回はどんなドラマがあるのか楽しみですね!
また次回をお楽しみに。

がんばれニッポン!
・・・・・・・・・・・。
えっと、このブログはみんなのサッカーブログでしたっけ?
「みんなのカポエイラブログ」でしたね。
今回もサッカーのついではありますが、韓国の団体を訪問してきましたので、その話をしようと思います。
------ここからカポエイラのお話-------
タルタルーガ、今回の旅行では試合時間は夕方なのもあって水原に行く前に、ソウルの団体を訪問することにしました。
今回訪問した団体はこちら。

Capoeira korea ACADEMY
ソウルの団体いうと、以前から何度か訪問したことのあるMuzenza Koreaのレポートがありましたが、
今回は初めて訪問する団体になります。
「過去レポート」
カポエィラ韓国遠征 2/15~16 Onça•Pequena•Delicada
「7'Asia Capoeira Festival & 8'Batizado e Troca de Corda in Seoul, Korea」


練習場所は商店街の一角にあるこちらの地下です。

ドアに「CAPOEIRA」と思いっきり書いてありますね。
訪問当時の団体は日本では福岡に支部があるEnergia da Bahiaのソウル支部でしたが、現在はzoadorの関連団体として活動されています。


韓国人女性カポエイリスタDANÇARINA先生が指導をしています。

中はこんな感じ。

結構広々としていて、マットや楽器もあって、カポエイラをする環境としてはとてもいい環境となっています。

黒板には歌詞が。

ハングルが分かりませんが、これはトーキか何かでしょうか?
当たり前ですが、国が変われば現地語で表現されるので面白いですね。
この日の練習は並んで基本の蹴りと、二人組で攻撃からの反撃対応とかでした。(記憶あいまい)

という訳で最後はみんなでジョーゴです!

DANÇARINA先生と旦那さんのAlegria先生がジョーゴ。

二人とも上手いです。


みなさんもジョーゴ

タルタルーガもDANÇARINA先生とジョーゴします!


綺麗な蹴りを出してきます。


アウーバチドゥからのアウーメイオジーロウ!

タルタルーガ攻めます!

技を出し合います!


いいジョーゴになりました。

実はDANÇARINA先生とは以前Muzenzaのバチザードでジョーゴしていますが、

小柄なのに鋭い攻撃もしますし、アクロバットも上手いので非常に目立っていました。
韓国では一番上手い女性カポエイリスタではないかと思います。

続いてカベーロとジョーゴ!



彼もMuzenzaのバチザードで知り合ったのですが、タルタルーガのことを覚えていてくれました。
日本に留学したこともあって日本語かなり上手いです。
留学中は日本の団体で練習していたので、読者のみなさまにも知っている人もいるかもしれませんね。

こういったつながりがあるのもカポエイラのいいところです。

最後はAlegria先生とジョーゴ!



ゆっくりとしたジョーゴで戦います。


イメージですがいかにも韓国の男っていった感じの先生ですが、
攻撃的でキツい攻めをしてきます。


油断をすると倒されます。いろいろな人とジョーゴできるのはやはりおもしろいですね。

最後はみんなで音楽練習。


新しくソウルの訪問団体を増やせて良かったです。サッカーにカポエイラと満足です。
(ブログ上の順番は違いますが、この練習の後にサッカーを観に水原に行っています)
というわけで、

아이고! Capoeira korea ACADEMY 고맙습니다 !
--------------------------
さて、読者のみなさま久々のレポートでしたがいかかがだったでしょうか。
今年は職場が遠くなったりといろいろとゴタゴタしてて、いつの間にか11月になってしまいました。
本当はアメリカ編の後編を書くつもりでしたが、ちょうどワールドカップが始まったところで、
アンダー世代の大会を観に行ったネタがあったので、ちょっとレポートすることにしました。
カタールワールドカップ、どの国が優勝するのか楽しみですね!
年内にはアメリカ編の後編を書き上げるようにプレッシャーをかけますので、また次回をお楽しみに!

ババーン!!
2022/02/25(金)

こんにちは。

タルタルーガ、釧路にやってまいりました。
※こちらもコロナ前のレポートになります。

前回予告ではラスベガス編の続きのサンフランシスコ編を書く予定だったんですが、
シーズンということもあって、久しぶりに国内編を書くことにしました。
なので比較的ライトな内容になっております。
いや、決して海外のレポート書くのがめんどくさくなった訳ではないです(とりあえず)。

釧路市は北海道東部(道東地方)の太平洋沿岸にある市で、道東地方を管轄する国や道の出先機関のほか、
外国の領事館や国際機関の置かれている道東の政治の中心都市です。


訪問時の1月終わりの気温はマイナス5度。空港バスからの車窓は雪景色です。

タルタルーガ、釧路駅にやってきました。

シュン「くしろしないにつきました。さあどういうふうにそうさをはじめますか?」
ボス「?
?

釧路駅といってやはり思い出すのはドラゴンクエストの堀井雄二がシナリオを手がけたアドベンチャーゲーム、
『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』ですよね。読者のみなさま。

ゲームのストーリーは、東京で起こった殺人事件が北海道が関与している事を知り、北海道に渡った主人公(ボス)は、
釧路署の刑事である猿渡俊介(シュン)と共に捜査を始めるが、第二、第三の殺人事件が次々に起こってしまう。
犯人の目的は一体何なのか。被害者たちの関連性を調べていくうちに、ある重大な過去が浮かび上がる。

という内容で、北海道を舞台として摩周湖や屈斜路湖を始め、網走刑務所や北浜駅、夕張炭鉱などの現実の観光スポットが登場し、
シナリオだけでなく旅行的な側面でも面白い作品です。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
いや、いきなり昭和のファミコンゲームを出してくるのはお前だけだろ!とツッコミが入りそうですが、ちょっと待った。

調べてみたら、2021年からJR北海道の観光列車「流氷物語号」とコラボ企画なんかをやっているんですね。

網走〜知床斜里駅間を走るこの列車ではオリジナルのヘッドマークが掲示され、コラボグッズも販売されたそうです(ちょっと欲しい)。
昨年は「オホーツクに消ゆ」原作者の堀井雄二さんと一緒に現地を旅するツアーも実現するほど気合の入った企画で、
2022年も1/29〜2/27まで運航しているので、まだギリギリ間に合いますのでオホーツクに消ゆが好きな方は乗ってみたらいかがでしょうか?
(※北海道では3/6までまん防重点措置期間なので、現地入りはくれぐれもご注意ください)
ファミコンソフトの発売が1984年ですから40年近く前の話を令和の時代に企画するって実にアツいですね!
ちなみにですね、このゲームの犯人は(ry
・・・・・・・・・。
タルタルーガ、釧路の街を歩きます。

まずはこちら幣舞橋(ぬさまいばし)です。


幣舞橋は釧路川の最下流部にかかるヨーロッパスタイルの橋で、札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並ぶ北海道三大名橋のひとつ。

黄昏時は夕日に染まる釧路港を見ることが出来る観光スポットです。

幣舞橋の傍には「釧路フィッシャーマンズワーフMOO(ムー)」という複合商業施設が建っています。


内部にはお土産屋や食堂、観光案内所や公共施設なんかが入っています。

1階には北海道らしく、海産物をお土産に売っている店が多く、

こんなカニのUFOキャッチャーなんかもありました。


採れたらここで茹でてもらうことが出来るようです。面白いですね。
MOOは釧路空港へのバスも発着しているので便利ですので、釧路観光のスタートにいいかもしれませんね。


釧路といえば、国際貿易港である釧路港を擁し、漁獲の水揚げ量は道内1位、全国でも2位を誇っています。
せっかく冬の釧路に来ているので、タルタルーガも海産物を堪能することにしました。

今回タルタルーガが向かったのはこちら。

「鮭番屋」です。こちらは創業60年の水産メーカー(株)マルア阿部商店の工場直売店です。

直売所では地場産の海産物を買って、隣の食堂で食べることが出来ます。


実に北海道らしいラインナップ。どれも美味しそうです。
タルタルーガ、イクラ丼と鮭ハラスを食べることにしました。


併設の食堂はこんな感じです。テントですが、ストーブガンガンなので中は暖かいです。

イクラ丼きました!(タルタルーガはイクラが大好きです)。もちろん美味い!


鮭ハラスも美味しいです。やっぱり北海道はいいですね!
このお店ではイクラや鮭の他にもホッケ、牡蠣、ホタテなど直売所ならではの海産物を楽しむことが出来ます。
やっぱりみんなで来た方が楽しいと思いますね。
朝7時からやってますので、釧路グルメのスタートにどうぞ。

さて、タルタルーガ続いて向かったのがこちら。
「なごやか亭」です。北海道で人気の回転寿司チェーンです。

看板からも自信にみなぎった感じがありますね。

開店と同時に入店してお寿司を食べます!

メニューはどれも美味しそうで目移りしますね。

北海づくし(筋子・アブラガレイ・トロサンマ)と
サーモンづくし(サーモン・トロサーモン・オーロラサーモン)です。
味はどれももちろん美味しいです。

お店の名物こぼれイクラです。これはヤバいですね!
味も最高です。

ちなみにこぼれイクラはこんな感じで実演もしてくれるので、
家族やお友達行く際には実演ありにすると楽しめると思います。
いやー北海道はやっぱり美味しいものいっぱいですね。
タルタルーガ、釧路でグルメを満喫です。
ぜひみなさんも釧路へ行ったら北海道ならではの海産物を楽しんでみてください。
------ここからカポエイラのお話・・・・・
ではなくて、今回の釧路観光のメインを忘れていました。

というわけで、到着日釧路空港から向かったのはこちらの場所。

「阿寒国際ツルセンター(グルス)」です。

ここは国内で唯一、タンチョウの生態や行動などの研究を行っている施設で、施設内にはタンチョウの生活や習性をはじめ、
生体の仕組みなどを分かりやすく解説した展示コーナーやタンチョウに関する文献や映像資料を集めたライブラリーなどを備えています。
屋外では自然に近い状態で飼育されるタンチョウを通年観察できます。
冬場のタンチョウを見てみたくて釧路に来ました。


屋外の観察センターに行くと・・・タンチョウいました!

かなりのタンチョウたちがいます!

「タンチョウ(丹頂 Grus japonensis)」は、鳥綱ツル目ツル科ツル属に分類される鳥類で、
日本で鶴と総称される鳥類のうちでは大型で代表的な種とされ、タンチョウヅルとも呼ばれています。

冬期には150羽近くのタンチョウがここに飛来するそうです。

釧路空港の愛称は「たんちょう釧路空港」ですから、どれだけ町のイメージになっているかが分かりますね。


白銀のフィールドにタンチョウが映えます!冬の道東らしく幻想的な風景です!

特別天然記念物であるタンチョウは白・黒・赤の美しいコントラストと気品に満ちた佇まいは日本のシンボルであり、
アイヌの人々にも古くから「サロルンカムイ(湿原の神)」と呼ばれてきました。

また、タンチョウは生涯をかけて互いを守り慈しむ、夫婦円満のシンボルとしても尊ばれています。

無事冬のタンチョウが見れて大満足です!

読者のみなさま、タンチョウを見にぜひ冬の釧路へどうぞ!
-----------ここから本当にカポエイラのお話-----------
さて、久々の国内編ですが、外国でカポエイラシリーズ同様現地のカポエイラ団体を訪問します。
今回訪問した団体はこちら。

カポエィラ・アンゴーラ釧路
URL:https://www.instagram.com/raposa946/
釧路で唯一のカポエイラ団体です。
国内外含めてカポエィラ・アンゴーラの団体訪問は初めてですね。
簡潔に説明するとカポエイラには流派があって、テンポはカポエイラ・ヘジオナウという流派で、
アンゴーラは別の流派で動きとかに違いがあります。

先生はアペリード,ハポーザ(RAPOSA:キツネ)こと大和田さんです。

練習場所こちらの建物。
暗くて判りにくいですが、民家をリフォームしたスタジオです。

普段はフラメンコスタジオとして使われているそうです。
練習は夜で外はやっぱり寒い!ですが、室内は北海道らしく暖房ガンガンなので快適です。
この日の練習参加は子供メンバーと、大人はハポーザさんの甥っ子さんとタルタルーガです。
さあ、久々の国内団体の練習参加、釧路でがんばります!


ハポーザさんからアンゴーラの動きを指導してもらいました。

タルタルーガ、アンゴーラの団体を訪問するということで、靴を持ってきました。

帯も入れてアンゴーラ仕様です。



普段の練習しているカポエイラと違って、床の動きが多いです。



じっくりとした動きからこんな感じで攻撃したりします。


アンゴーラ独特の動きに慣れていないものあるのですが、
体重が重いタルタルーガにとって床の動きはまあキツイです。


こんなアウーの練習も。


クロスした腕に沿ってアウーをするのですが、勢いを付けれないので中々怖いです。
普段の練習でもたまにアンゴーラの動きの練習をすることもありますが、
アンゴーラ団体の練習参加はほとんどないので、参考になります。

最後はみんなでジョーゴです。


ハポーザさんと甥っ子さんがジョーゴ。
アンゴレイロ同士のジョーゴはやはり様になっていますね。

甥っ子さんはベストボディとかの大会にも出ているそうで、いい感じのマッチョをしています。

タルタルーガもジョーゴ!


子供たちもしっかりアンゴーラのジョーゴをしています。

ハポーザさんとジョーゴ!



アンゴーラは動きが基本ゆっくりというイメージがあると思いますが、




いきなり速い蹴りが来たり、嫌なタイミングを突いてくるので気が抜けません。

アンゴーラは一回のジョーゴが長いので、もうヘロヘロです。
こんな感じで練習終了!今回も楽しみました。
カポエイラ団体としては釧路は日本の北東の果てにある団体で、いい経験しました。

練習後はハポーザさんのお知り合いのお店で海の幸を頂くことになりました。

いやー見ての通りすごいカニです、さすが北海道。


このシーズンのハナサキガニはとても美味しいとおススメの通りとても美味しいです。

食事をしながらハポーザさんたちといろいろとお話をしましたが、釧路という地方都市でカポエイラをするのは中々大変で、
東京に仕事で行った時に練習参加して、地元に還元しているそうです。
タルタルーガが知る限り北海道には札幌、釧路、帯広にカポエイラ団体があって、
釧路-帯広間は約120キロ、札幌までは300キロくらいありますから、ちょっと一緒に練習というには結構大変です。

北海道ってやっぱりデカいんですよ。両端で測ると千葉から神戸くらいまでの距離がありますからね。

タルタルーガも帰りは札幌経由の飛行機で東京に帰りましたが、同じ道内で飛行機ってどんだけデカいんだって感じですね。
あと、面白かったのがメンバーにはハンティングが趣味の方が何人かいて、シーズンには山でシカをハントしているそうです。
さすが北海道。ワイルドですね。
「ところで、タルタルーガさんは今回釧路へは何を観光に来たんですか?」
私「ええ、冬のタンチョウを見たくて来たんですよ」
「タンチョウってそんなに珍しいですかね?」
私「・・・・・・・・。」

そう、郊外に出ると普通に飛んでたりするんですよ。さすが北海道。スケールが違いますね。
いつもは海外での練習参加が多いですが、国内でも頑張っている人と練習すると刺激になりますね。
とても楽しかったです。というわけで、

カポエイラ・アンゴーラ釧路のみなさま ありがとうございました!
-------------------------------------
釧路で美味しい海産物にカポエイラにタンチョウと楽しんだタルタルーガですが、
最後にもう一か所観光地を紹介して終わります。

タルタルーガ、タンチョウを見学後そのまま北上して阿寒湖へ向かいました。

(阿寒湖バスセンター)
阿寒湖は釧路市にある淡水湖で、全域が「阿寒摩周国立公園」に含まれる観光地です。

まず、「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」へ行きます。
阿寒湖には特別天然記念物のマリモを初め、ヒメマスやワカサギ等の魚が生息しています。
ここでは阿寒地域の様々な分野の自然に関して紹介をしていて、マリモや阿寒湖の魚類の生態展示もしています。

外は雪景色ですが、館内は暖かいです。

「阿寒摩周国立公園」のマップもあります。
(左上にはヒグマ出没情報もあります)


阿寒湖はここです。

展示コーナーは床面が航空写真になっているので、


スリッパに履き替えます。

床面オシャレでカッコいいですね。


ヒメマスです。


こちらはイトウ日本最大の淡水魚です。
イトウは(魚偏に鬼)と書きます。漢字がイカツイですね。


そして、マリモです。


マリモについての説明もあります。

結構大きいですね。
マリモはチュウルイ島のマリモ観察センターが有名ですが、
冬期は島に渡れないのでマリモを間近に見れるのは阿寒湖畔エコミュージアムセンターだけですから、阿寒湖観光のスタートに来るのをおススメしますね。


阿寒湖に行く前にタルタルーガ、阿寒湖畔を歩きます。
阿寒湖の南側は温泉街が広がり観光の拠点となっています。
見てのとおり雪が積もっています。まあ寒いです。

タルタルーガここで食事にします。こちらのお店へ。


このお店では阿寒湖の魚を使った郷土料理が楽しめます。

ワカサギ天丼とニジマス丼のハーフハーフを注文しました。


見てのとおり美味しいです。当地ならではの味というのは旅行の楽しみでもありますね。


もう一つ説明したいこととして、阿寒湖温泉街の一角には約30戸、120人程度が暮らす北海道最大のアイヌコタン(アイヌの集落)があります。

アイヌコタンには木彫製品などを販売する土産物店などが並んでいます。

ここにはアイヌの伝統舞踊を公演する演舞場の「オンネチセ」や、アイヌの伝統文化を紹介する2つの資料館(アイヌ生活記念館、森と湖の藝術館)もあります。

北海道観光にはアイヌ文化は興味深くて、先ほど訪れたエコミュージアムセンターにもパンフレットが置いてあります。


最近では2020年7月に「ウポポイ」というアイヌ文化の復興・創造・発展のための拠点となるナショナルセンターが北海道白老町に出来たので、
アイヌ文化に興味のある方は訪問してみたらいかがでしょうか?CMもやってますね。
タルタルーガも次回北海道を旅行する時は行ってみたいですね。
さて、あれこれ引っ張りましたが、湖に行ってみます。

ここが阿寒湖です。

ちなみに阿寒湖もこんな感じでオホーツクに消ゆに出てきます。

見ての通り冬期は全面結氷しています。


スケート、スノーモービルなどのウィンタースポーツが盛んで、湖面にはテントやモービルがあります。

下はカチカチで、雪も積もっています。

湖をしばらく歩いたところで、タルタルーガいつも通り記念撮影です!

エイ!

あれ?
※雪面でのアウーバチドゥは危ないです。

というわけで今回は以前のムカエダスタイルが限界でした!

読者のみなさま、釧路編いかがだったでしょうか?
海外もいいですが、日本は四季もあって北は冬景色、南は南国ですから、
旅行先として見どころ多く、魅力的な国だと思います。
まだ冬の釧路や道東を楽しめる季節ですので、十分に感染状況を調べた上でご旅行ください。
どうもありがとうございました!


ボス?
2021/12/31(金)

Welcome to Las Vegas!

ラスベガスにやってきました。
※ この旅行もコロナ前の話になります。


ラスベガス(Las Vegas)は、アメリカ合衆国のネバダ州南部にある都市。同州最大にしてアメリカ合衆国西部有数の世界都市です。

読者のみなさま、今回もどうぞよろしくお願いいたします。

タルタルーガの後ろに見えるのは「WELCOME TO FABULOUS LAS VEGAS SIGN」という有名な看板で、
映画、アメリカのドラマ、日本のバラエティ番組や旅番組などのラスベガスのシーンでは必ずと言って良いほど登場する有名な看板です。

ラスベガスの町の入口に建っているので中心からちょっと離れてますが、夕方あたりでもこの通りたくさんの観光客が並んで撮影を楽しんでいます。

アメリカ有数の観光地であるラスベガスの主要産業はカジノで、中心のラスベガス・ストリップ沿いにはカジノが併設されたホテルが立ち並んでいます。

(夜のラスベガス・ストリップ)

ラスベガスはホテルの激戦地でもあり、コンベンション(大規模展示会)やスポーツイベント、ライブショーが行われることもあって多くの大きなホテルがあります。

ホテルも実に個性的でニューヨークの都市をイメージしたホテル「ニューヨーク・ニューヨーク」や、

エッフェル塔が敷地にある「パリス・ラスベガス」、

古代エジプトをイメージした「ルクソール・ホテル」なんかがあります。



夜のラスベガスは実にギラギラしています。
タルタルーガ、ラスベガスのホテルには様々なアトラクションがありますが、今回はこちらに行ってきました。

ここホテル「ザ・ミラージュ」では無料アトラクションの火山ショー(The Volcano)が毎晩行われています。
この日も多くの観光客が来ています。
しばらく待つと。
・・・・・。

ドカーン!!!

おおお!

中々の迫力!観客から歓声が沸きます!
これが無料というのはさすがラスベガスです。

続いて向かったのがこちら「ベラージオ・ラスベガス」。
ここは光と噴水のショーが見れるということで有名です。
ここも観光客でいっぱいです。
再びしばらく待つと。


・・・・・。


プシュー!!!

シュボボボー!!!!!
おおおお!
これもすごい!

町自体がアミューズメントパークのようです。
これもまた無料というのすごいです。
さすがラスベガスですね!

ちなみにこの日の夕食はこちら。

In-N-Out Burger(イン・アンド・アウト・バーガー)です。
アメリカと言ったらやっぱりハンバーガーですね!
In-N-Out Burgerはアメリカ南西部や中部で展開しているファストフードのチェーンストアです。
東海岸側では見かけないご当地のハンバーガーチェーンです。

人気があるので、店内はこの通り人でごった返しています。

バーガーメニューはハンバーガー、チーズバーガー、そして"Double-Double"と呼ばれるパティとチーズが二枚ずつ入ったチーズバーガーの3種類しかなく、それ以外は、フライドポテトと各種ドリンクだけという非常にシンプルなメニュー構成となっています。
タルタルーガ、今回はシンプルにハンバーガーとポテトのコンボセットにしました。

ハンバーガー来ました!

早速食べます!
美味い!ホームメイド感があっておいしいです。

ここでは注文を受けてから調理するため、出来たての物を食べられ、特にフライドポテトは店でカットした新鮮なものを提供しているそうです。
メニューは3種類ですが具材の追加などカスタマイズが出来るので自由度は高いようです。

こんなにパティたくさんにしたり、

バンズ無しのバーガーのオーダーも出来たりします。
アメリカのバーガーチェーンはマクドナルドやバーガーキングが有名ですが、
アメリカ南西部に訪問の際には、ぜひIn-N-Out Burgerを食べに行ってみてください。
----------------------------------------------------------------
ラスベガスはエンターテイメントの街です。

(空港のターンテーブルにもたくさんの宣伝が)
各ホテルでは連日華やかなショーが催されています。

タルタルーガもショーを見るためにトラムに乗って向かいます。

ラスベガス中心はコンパクトにまとまっていますが、車道は渋滞しているので、一部のホテル間にトラムが走っています。

マンダレイ・ベイ・リゾート アンド カジノ(Mandalay Bay Resort & Casino)に到着。

ここマンダレイ・ベイ・リゾート アンド カジノの常設劇場では、

シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Solei)の『マイケル・ジャクソン ワン(Michael Jackson ONE)』のステージが公演されています。


タルタルーガ、せっかくラスベガスに来たので、ショーを見ることにしました。


ロビーにはマイケルジャクソンの「ゼロ・クリミナル」の本物の衣装が飾られたり、

いかにもマイケル気分にさせてくれるパネルなんかもあります。ポゥ!

(劇場内)
ショーは開演後は撮影禁止なので、オフィシャルのトレイラーで感じてみてください。
Michael Jackson ONE | Official Preview
「まさに驚きのシーンのオンパレードだ」とローリングストーン誌から絶賛された『マイケル・ジャクソン ワン(Michael Jackson ONE)』は、アクロバットとダンスにビジュアル的要素もミックスされた衝撃的な作品。そこにはキング・オブ・ポップと称されたマイケル・ジャクソンのダイナミックなショーマンシップが反映されており、彼の名曲から生み出される世界に一瞬たりとも目が離せません。圧倒的な臨場感を生む最先端の音響システムからは、これまでとは一味も二味も印象が違う彼のメガヒットが放たれ、音とビジュアルのモンタージュが次々と展開されていきます。その中心にある舞台には、壮麗で、魅力的で、遊び心があり、どこか心温まる世界が創出されていきます。『マイケル・ジャクソン ワン』は、63 人のダンサーとパフォーマーによる躍動感に満ちたエネルギーを通じて彼の精神を感じ取ることができる作品でもあります。そこで大きな役割を果たしている空中パフォーマンスと豪快なアクロバット、そしてバイタリティーあふれる振り付けには、新たな試みへの仕掛けとして、都会的なヒップホップスタイルが取り入れられています。天才と謳われたキング・オブ・ポップであり、先見の明の持ち主であり、まさにオンリーワンな存在だったマイケル・ジャクソン。このショーからは、彼の残した作品と革新的な精神と伝説に対して心からの敬意が払われていることがはっきりとうかがえるでしょう。(ネバダ州観光局HP)
いや~凄い。タルタルーガ、正直なところマイケルジャクソンといえば晩年の奇行のイメージが強くてそれほど興味が無かったのですが、
今回ショーを見てすっかり好きになってしまいました。さすがKING OF POPですね。

パフォーマンスも超一流です。大満足です。
ラスベガスではここマンダレイ・ベイ以外のホテルでもシルク・ドゥ・ソレイユのいろいろなショーが開催されています。
"O" (オー) by Cirque du Soleil | Official Preview
KÀ(カー) by Cirque du Soleil | Official Preview
さらに言うとシルク・ドゥ・ソレイユの他にもタイミングがよければ有名なアーティストのライブやボクシングやUFC(総合格闘技)なんかの大会もやっているので、イベントには飽きさせない街だと思います。
ぜひラスベガスに来たら華やかなエンタテイメントを楽しんでみましょう!

ポゥ!
-------------ここからカポエイラのお話-------------------
-ある朝-

Good morning!

今回タルタルーガ、ラスベガスではいかにもアメリカらしいモーテルに宿泊していました。


アメリカのモーテルでは大体こんなコーヒーメーカーがあって、自由に飲めます。


この日は近所のアメリカンダイナーで朝食です。

パンケーキとオムレツを注文しました。アメリカらしい朝食です。
ラスベガスのカジノホテルは料金は週末にかけて値上がりするので、たまにはこんなモーテルに泊まるのも庶民的なアメリカを体験出来て楽しいと思います。
さて、ラスベガスを満喫しているタルタルーガでしたが、このブログはカポエイラのブログです。
美味しい朝食でお腹いっぱいになったところで今回もラスベガスのカポエイラ団体を訪問します!

ラスベガスは元々は砂漠の真ん中に発展した都市でもあるので、ホテルエリアから離れると道も空も広いです。

向かった先はこちらの場所。


SUNSET PARKという大きな公園です。

公園はラスベガス・マッカラン国際空港の近くなので、飛行機が結構大きく見えます。
事前のコンタクトでは毎週日曜は公園でオープンホーダをやっているというので現地にやってきました。
というわけで、今回訪問した団体はこちら。

Capoeira Brazilian Pelourinho da Topazio - Las Vegas
URL: https://m.facebook.com/vegascapoeira

先生はこの方。パリャッソことウェリントン・リマ。
シルク・ドゥ・ソレイユのブラジル人パフォーマーです。
実はパリャッソ先生、以前からカポエイラ・テンポと縁があって、過去にこのブログや竜太先生のブログにも登場しております。

「歓喜!!シルク・ドゥ・ソレイユからの喜びの刺客!!」
http://capoeiratempo.blog121.fc2.com/blog-entry-1358.html
「シルク・ドゥ・ソレイユとうち(カポエィラ・テンポ)の関係…彼が来日する!」
https://ameblo.jp/lyuuta/entry-11466163720.html
しかも個人のwikipediaあるんですね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Wellington_Lima
彼がラスベガスにいるとは聞いていたので、せっかくなので訪問することにした訳ですね。

一応タルタルーガも日本では何度か会ったことはあるので覚えてくれていたようです。
Ligeirinho(竜太先生)は元気かい?と言ってましたね。
こういう縁がで繋がっているのはカポエイラの面白いところですね。

彼の生徒や他団体のカポエイリスタもやってきました。

日向は直射日光がすごいので、木陰でホーダです!

ホーダは日曜の朝の公園ということもあって、のんびりな感じです。

皆さん楽しんでいます。

タルタルーガもラスベガスでジョーゴに参加します!


快晴の日のジョーゴは楽しいですね!

パリャッソとジョーゴ!



さすがにラスベガスではショーにもでているので、本気モードではありませんが、
所々厳しい攻撃が入ります。



Topazioという団体はブラジルではガチガチに攻撃的な団体なので攻めも厳しいです。

初めて彼を見たのはまだビジター生徒の時でしたが、ものすごいアクロバットや容赦ない攻めにはカポエイラ、ヤバい!!と思いましたね。
それほど衝撃的でした。

カポエイラをやっているとこんな超人に出会ったりするんですよ。読者のみなさま。


最後はジョーゴも激しく早くなります!


こんな感じでこの日のホーダは終了!日曜の朝にいい運動でした。

終わった後はビリンバウを練習したりしてます。

いいですよね。こういうの。

この話はコロナ前の話ですが、パリャッソ自身はラスベガスでカポエイラ指導もやっていて、
今年もバチザードを開催したようです。
コロナが落ち着いたらまた日本で暴れて欲しいですね!
というわけで、

VIVA! Capoeira Brazilian Pelourinho da Topazio - Las Vegas!
---------------------------------------------------
さて、無事にラスベガスでのカポエイラを終えてきたタルタルーガでしたが、
もう一つやることを忘れてますね。
?
そう、ラスベガスといえば・・・
CASHINO!

カジノですね。
ラスベガスのカジノは24時間営業ですのでいつでもギャンブルすることが出来ます。
ブラックジャック・クラップス・ルーレット・バカラ・ポーカーといったテーブルゲームや、
スロットマシン・ビデオポーカーなどマシーンゲームがあります。

今回はとっつきやすいスロットマシンをすることにしました。

とりあえずやってみます!スロット!
・・・・・・
タルタルーガ、フィーバー!

24.42ドル勝ちました!(大体2,700円くらい)
ここから勝負!

スロット!
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
とりあえず終了。
さて、最終結果ですが、
・・・・・。

1.52ドルの勝ち!(大体170円)
勝ちました!!!1.52ドル。
・・・・・・・。
こんなセコいギャンブルブログはあんまり見たことがありませんね。
(タルタルーガは普段全くギャンブルをやりません)
まあ、まったく面白さが伝わりませんでしたが、ラスベガスといえばカジノですから読者のみなさま、ラスベガスにきたらカジノで一発大儲けしましょう!
----------------------------------------------
ラスベガスでショーにカポエイラにカジノと楽しんだタルタルーガでしたが、
実は今回の旅行のメインはラスベガスではありません。
ラスベガスの郊外には8ヵ所の国立公園と16の国立モニュメントが点在しています。

これらは「グランドサークル(Grand circle)」と言われ、アメリカの大自然や原風景を見ることが出来ます。

今回はここがメインで、グランドサークルへのアクセスのためにラスベガスに来た感じですね。
グランドサークルへは沢山の現地ツアーが催行されているので、タルタルーガも参加してきました。

グランドサークルへは公共交通機関はないので、車でのツアーになります。


車窓はには荒涼な景色が広がります。

まず訪れたのはセドナという町です。


セドナ(Sedona)は、アメリカ合衆国アリゾナ州中北部にある町で個性的な形をした赤い砂岩の岩山に囲まれた場所にあります。


パワースポットの町として知られ、ボルテックス(Vortex)がもたらすパワーがあるスピリチュアルな町として世界中から多くの観光客が訪れています。

さて、向かったこちらの建物は「ホーリークロス教会」。


教会は岩の上にあります。

(教会内部)

教会からみた景色にはセドナの自然が広がります。

天気は快晴、いい景色です。


続いて山の展望エリアへ。

素晴らしいパノラマビューです。

ちなみに前回バリ編の最後に載せた次回予告はここセドナの写真です。
わかった方いましたでしょうか?
この場所にもボルテックスがあると言われているそうなので、タルタルーガもボルテックスを感じようと思います。

ハッ!
・・・・。
・・・・・・・。

実はセドナは大地からのエネルギーを感じるとかで、ヨガのレッスンをやっているのでも有名です。

検索するとたくさんのヨガの写真が出てきます。
というわけでタルタルーガ、ヨガのポーズでボルテックスを感じてみました。

ちなみにカポエイラ・テンポでは青帯pintaタチカワさんが月1でヨガクラスをやっています。

↑タチカワさん

興味のある方はぜひどうぞ。

で、このポーズ合ってますか?タチカワさん。
・・・・・・。
--------------------------------------------
-翌朝-

セドナでボルテックスを多分感じてきたタルタルーガですが、翌朝グランドキャニオンへ向かいます。

グランド・キャニオン(Grand Canyon)はアリゾナ州北部にある峡谷で、コロラド高原が長年のコロラド川による浸食作用で削り出された地形です。
グランド・キャニオン国立公園として1979年に世界遺産に登録されています。

グランドキャニオンへはラスベガスから日帰りで訪れることも可能なのですが、今回のツアーは明け方の峡谷を見に行くので、
早朝にアタックすることにしました。

展望エリアに到着。

寒い!
訪問時は9月半ばでしたが、グランドキャニオンは標高が高いために朝晩の寒暖差が激しいです。


だんだんと日が出てきました。

この通り雄大な景色が広がります。

グランドキャニオンの起源は今から7000万年前、この一帯の広い地域がカイバブ・アップリフトとよばれる地殻変動により隆起したことに始まり、約4000万年前コロラド川による浸食が始まる。
峡谷は500万年前にほぼその全容を現し、現在見られるような峡谷になったのは、約200万年前で、今もなお、浸食は続いているようです。

アメリカの大自然を感じますね。グランドキャニオンは期待を裏切らないと思うので、ぜひ読者のみなさまも訪問ください。


--------------------------------------------
ツアーはもう少しだけ続きます。

次にアンテロープ・キャニオンを訪問します。
アンテロープ・キャニオン(Antelope Canyon)はアリゾナ州ページ(Page, Arizona)近郊の、ナバホ族の土地に位置する渓谷です。
ちなみにナバホ族(Navajo)はアメリカの南西部に先住するインディアン部族で、

アリゾナ州北東部・ユタ州南東部とニューメキシコ州北西部の3つの州にまたがって位置するナバホ・ネイション(ナバホ語: Naabeehó Bináhásdzo, 英語 Navajo Nation)という準自治領を領有しています。

(ナバホ準自治領旗)
アメリカ国内に州以外に自治領があるのは知らない人も多いのではないでしょうか。


受付して、渓谷に入ります。


アンテロープ・キャニオンは2つの岩層から成り、
浸食された地層に太陽光が当たることで独特なウェーブを見ることが出来ます。


写真撮影の人気スポットです。

この通り幻想的な写真が撮れたりもします。

実は肉眼で見るよりも写真のほうがよりウェーブがはっきりします。
これはこれで非常に面白いです。

インスタのネタに詰まったらぜひアンテロープ・キャニオンに行ってみましょう(笑)。
-------------------------------------------
グランドサークルの最後に紹介するのはモニュメントバレーです。

モニュメント・バレー(Monument Valley)は、ユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯の名称で、
メサといわれるテーブル形の台地や、さらに浸食が進んだ岩山ビュートが点在し、あたかも記念碑(モニュメント)が並んでいるような景観を示していることからこの名がつきました。

どうですか!この壮大な大自然。まさにアメリカの原風景ではないでしょうか。

モニュメント・バレーは映画やCMなど多くの撮影地として使われているので見たことあるかもしれませんね。
荒れ地が広がる世界は、まさに西部劇の舞台です。


ナバホ族の聖地とも呼ばれ有名な観光地として多くの観光客が訪れてます。

今回の旅行では、モニュメントバレーに一番行きたかったのでタルタルーガ大興奮です。

以上でグランドサークルのツアーは終わりです。いやー楽しかった!
やっぱりアメリカの大自然は壮大ですね!
グランドサークルは他にも見どころは沢山あるので、ラスベガス+グランドサークルの組み合わせは都市と自然両方楽しめると思います。
読者のみなさまもぜひグランドサークルへ!
-----------------------------------------------------------------

(ラスベガス・マッカラン国際空港)

(空港の出発ゲート前にもスロットマシンがあります。さすがラスベガス!)
ラスベガスとグランドサークルを満喫したタルタルーガでしたが、
今回の旅行はここだけではありません。

ラスベガスからサンフランシスコに飛びます!
読者のみなさま、次回サンフランシスコ編でお会いしましょう。

-------------------------------------------------------
さて、2021年の外国でカポエイラシリーズはこれで最後になります。
みなさま2021年はいかがだったでしょうか?
コロナは多少落ち着きましたが、マスクの生活もまさか2年以上続くとは思いませんでした。
個人的には公私共に環境の変化もあって、とにかく忙しく落ち着かない感じでした。
まだ海外へは行けず、練習参加も以前より減ってしまいましたが、
ブログのストックがまだあるので(苦笑)、来年も少しずつ消化していこうと思います。
2022年もまたよろしくお願いします!

See you next year!
2021/10/02(土)


TARTARUGA in Bali!

タルタルーガ、バリ島にやってきました。
※ この旅行もコロナ前の話になります。

この頃エアアジアが成田-デンパサール(バリ)直行便を新規就航していて、
お得なプロモーション価格の航空券をゲットしたので初めてバリ島にやってきました。
(残念ながら不採算で、その後この路線は撤退)
バリの日記と言えば、以前黄帯の西村Caranguejoさんがこのブログ内に書いていて、
自身初めての「外国でカポエィラ」をした話が、当時とても評判の良かった日記です。(西村さん元気してますか?)

西村さんの日記→ 「Surf Trip in Bali & カポエィラ」
今回のレポートは西村さんの前作をオマージュして、タルタルーガ的にフィーチャーした本人未公認の正統続編です。
読者のみなさま、今回もどうぞよろしくお願いいたします。
・・・・・・・・・。

バリ島(インドネシア語: Pulau Bali)は、東南アジアのインドネシア共和国バリ州に属する島です。州都はデンパサール。

首都ジャカルタがあるジャワ島のすぐ東側に位置し、面積5,633km2、2019年の島内人口は約436.2万人となっています。
バリ・ヒンドゥーが根ざした地域として知られます。
訪問した時期はちょうど「ガルンガン(Galungan)」という、バリ島の祭礼日の期間で、
島内の各々の家の前にはペンジョール(Penjor)という七夕の竹飾りにも似た、竹の飾り付けが立てられます。

ガルンガンとは210日ごとに巡ってくるバリの祭礼日で、世の中の善(ダルマ)の悪(アダルマ)に対する勝利を記念する祝日と言われており、
各家の家寺や村の寺院に天上界の神々や自然霊、祖先霊が降り立ち、人々は供物でもてなし、祈りを捧げます。

祖先霊が各家庭に帰ってくる事から日本のお盆のような宗教行事と言われる事もあります。

街中にペンジョール立ち並ぶ姿はとてもバリらしく画になります。いい時期に来ました。
バリ島はインドネシアの観光地の中では圧倒的な人気を誇っていて、みなさんも観光についてはインドネシア=バリみたいなイメージなのではないでしょうか。

バリ島のメインの観光エリアは主に空港やサーフポイントのある南部に集中していますが、島内には高原や火山湖といった景勝地に、神秘的な遺跡も点在しています。
西村さんはバリ島にサーフィンをしに来ましたが、タルタルーガは今回マリンアクティビティはやっていないので、
パート2ではいつものタルタルーガ的な観光紹介をしたいと思います!

まず最初に紹介するこちらは「タナロット寺院」です。
タナロット寺院(インドネシア語:Pura Luhur Tanah Lot)はバリ島中西部の海岸にある寺院でバリ六大寺院の一つとなっています。

入口の割れ門(Candi Bentar)はバリ島で神聖な存在であるアグン山を連想させることから、邪気を寄せ付けない門で山を割った形になっています。割れ門はバリの至るところで見かけることが出来ます。

中に入ると向こうはもう海です。

タルタルーガのバックに見えるのがタナロット寺院です。

青い空に海が映えますね。

海に面したその姿がとてもいい感じで、実にバリらしい画になります。

ヒンドゥー教徒以外は寺院には入れませんが、干潮時には陸続きとなり歩いて渡ることができます。

夕暮れ時には美しいシルエットのサンセット見に多くの観光客が訪れる人気スポットです。
バリと言えばまずは海ですからこのコントラストはとても良いです。
バリに来たらマストで行ってほしい場所ですね!

続いて島内部に入ったこちら。


ここはコーヒー農園経営のコーヒーハウスです。
バリ島では主に北部の高原地方でのコーヒー生産がされていて、バリコーヒーとして出荷されています。

島内には農園経営のコーヒーハウスが点在していて、そこでは観光客向けにコーヒーの紹介と販売を行っています。


中ではバリコーヒーや紅茶を試飲させてくれます。
ここでの目玉は「コピ・ルアック(インドネシア語:Kopi Luwak)」です。

コピ・ルアックはジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことで、「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアック」はマレージャコウネコの現地での呼び名です。

独特の香りを持ったコピ・ルアックは、産出量が少ないその希少性により、高額で取り引きをされています。
ここでは実際にルアックを飼っていて、工程の説明や実際にコピ・ルアックを飲むことができます。



「糞から採られる未消化のコーヒー豆」の時点でインパクトが強いですが、スタッフさんの話だとルアックは美味しいコーヒー豆しか食べないので、



出てくるものは必然的に美味しいコーヒーだとの事です。なるほど。

というわけで、タルタルーガも注文してみました。現地相場としても値段は高めです。

来ました!

スタッフさんが淹れてくれます

早速飲みます。・・・・・。ちょっと酸味が強い感じですが、まあ飲めます。
美味い!って感じではないですが、これはこれで面白い経験ができましたので、バリ島に来た際はどうぞ。
----------------------------------------------------------------


タルタルーガ、バリ島内を移動している道すがら、車内から気になる行列を見かけました。


先に説明した通り、このガルンガンの時期はバリの人々は民族衣装を身に付け、綺麗に飾り付けられたお寺に参拝に行くようで、

普段とは違った賑やかな街並みを楽しむことが出来ます。

インドネシアの宗教は87%がイスラム教なので、ヒンドゥー教は約2%。その内の多くがバリで暮らしてます。
タルタルーガは既に東南アジア各地行っていますし、インドネシアも3回目ですが、

バリ・ヒンドゥーの世界観が根付くこの島の独特な雰囲気はとても興味深く面白いです。
繰り返しますが、本当にいい時期に来ました。

さて、次に訪問したのはバリ島内部では人気の観光地ウブドから8キロほど北上したところにあるこちらの場所。

(ウブド中心エリア)

「テガララン・ライステラス(Tegallalang Rice Terrace)」です。

テガラランは北から南に流れるトゥンガン川やマス川に削られた南北に細長い舌状台地にあり、川沿いに作られた棚田(ライステラス)の風景が特に有名です。
この棚田を見るために多くの観光客が訪れます。

棚田反対側にはカフェやお土産屋が並び、棚田を見ながら食事やお茶をしたりとのんびりできます。

タルタルーガもここで一休み。


いやー美しい緑の眺めです。きれいな棚田が連なっております。
インドネシアでは米(nasi)は主食の一つですから、米作が盛んなんですね。インドネシア人の米の消費量は日本人以上だそうです。

(定番のナシゴレン)

バリ島には他にも「ジャティルイ」という世界遺産にもなったライステラスがあるのですが、結構遠いため、アクセスしやすいテガラランはおススメです。

ぜひ美しい棚田を見ながらのんびりしてみましょう。
テガラランで一息ついた後、タルタルーガさらにその先に進みます。

テガラランからさらに北上したところにある「ティルタ・ウンプル寺院(インドネシア語: Pura Tirta Empul)」へ向かいます。

(寺院入口)
ティルタ・ウンプル寺院はバリのワルマデワ王朝(10~14世紀)に建設された寺院で、バリ島内に数ある寺院の中でも由緒あるところです。

寺院は聖なる場所でもあるので、半ズボンなど露出が多い服装の場合は入場の際にはサロン(腰布)を巻いて入ります。

サロンは入り口でレンタルすることが出来ますので、タルタルーガもレンタルして身に付けます。

どうですか、似合ってますか?


ここもガルンガンの時期のためか、多くの民族衣装に着飾ったバリの人々がいます。


楽器を鳴らしながら寺院内を練り歩いています。


集団のその姿は実に煌びやかです。

では、寺院の中に入ってみましょう。

ティルタ・ウンプル寺院は泉から聖水が豊富に湧き出る「聖水の寺院」として知られ、沐浴場としてバリ人にも観光客にも有名です。
沐浴は「ムルカット」といって、バリ・ヒンドゥー教徒にとって心身の浄化のために様々な場面で行われます。

沐浴場に着きました。

見てのとおり多くの人々が沐浴を行っています。

これは壮観です!

写真では伝わりにくいですが、水の音と人の声や熱気には外から見てもすごいエネルギーを感じます。
また『プジャティ』と呼ばれるお供え物のカラフルさも目を引きます。

これはバリでしか見れない光景かと思います。

「ティルタエンプル寺院」の名前にあるティルタは「水」を、エンプルは「聖なる」という意味を表していて、
伝説によるとこの寺院に沸く泉は、魔王マヤ・ダナワと戦った神インドラが杖で大地突き不老不死の水を沸きださせた泉と伝えられています。

この泉から沸く聖水は、伝説にもあるように不老不死・無病息災の力があると信じられているそうです。

この島に来てから感じるのはバリの人々と神々との関係が日常に生きていることですね。

人々は信心深く、その世界観で日々生きています。

読者のみなさま、ぜひバリへ、バリ・ヒンドゥーの世界を感じてみてください!
-------------ここからカポエイラのお話-------------------
「Surf Trip in Bali & カポエィラ」パート2も当然バリでカポエイラをやります。
タルタルーガ、今日の練習場所に向かいます。

練習場所はバリ島南部にあるリゾートエリア、クロボカン (Kerobokan)にあるこちらの建物の2階です。


(入口)

というか、パート1で西村さんが訪問したところと同じ場所です。
西村さんは中に入るのにかなり緊張した模様でしたが、
タルタルーガも各国様々な団体を訪ねていますが、やはり中に入るときはいつも緊張しますね。
外国でカポエイラシリーズではよくあるんですが、早めに行ったら誰もいない。とかは定番です。
あと、西村さんみたいに連絡が当日まで来ないとかも普通です(全く来ないこともよくある)。
というわけで、今回訪問した団体はこちら。

Escola Cultural Zungu Capoeira Bali
URL: https://www.capoeirabali.com
Zungu Capoeiraのバリ支部です。
Zungu Capoeiraはブラジル人「Mestre Cacá」がサンパウロで師事する団体で、バリ以外にもインドネシア各地に拠点を持っています。

(Mestre Cacá)
Zungu Capoeiraと言えば、去年レポートしたジョハンさんのスラバヤ支部に続いての登場になりますね。

(スラバヤ編)
ここバリの先生はインドネシア人カポエイリスタNoko。

(Inst.Noko)
彼はジャワ島出身で、元々はジャワ島の団体でカポエイラを学び、2006年にバリに移住して2007年にバリに初のカポエイラ団体を立ち上げたそうです。

中はこんな感じで、普段はヨガやダンスのスタジオとして使われています。
この日の参加人数はタルタルーガ含めて6人。
インドネシア人と、フランス人1名と日本からタルタルーガです。
ガルンガンのため実家に帰っている人も多く、普段よりも参加者が少ないそうです。
バリはインドネシアでも一大観光地ですから、島外からも多くのインドネシア人が仕事で来ているそうです。
さあ、パート2ではタルタルーガがバリで頑張ります!
この日の練習は主に二人組で行いました。


床の動きからアウーでカベサーダの対応や、チゾーラなどでした。

Noko先生の実演説明。上手いです。
面白かった練習は二人組で向かい合ってしゃがみ、

一人が手の平に石を持って、

もう一人がアウーフェッシャードをしながら石を取るというもの。
これが中々難しく体に効きます。
全体的に動きはじっくりとした感じの練習が多かったですね。
このあたりは慣れないので、キツイですが面白かったです。

最後はみんなでジョーゴです!


初めは床をメインに使ったゆっくり目のジョーゴです。

タルタルーガも割って入ります!


器用に避けます。皆さん上手いです。


この日やったチゾーラ!


近距離をキープしながら引き付けて得意のバナネイラからの攻撃!



タルタルーガ、所々魅せます!!
夜とはいえ室内はバリの熱気がこもります。

フランス人の彼とジョーゴ!

聞くと彼はカポエイラ自体はフランスで習っていて、今は旅行者として1年近くアジアを旅行する予定で、その途中でバリにいるそうです。

この後も各地でカポエイラをしていくつもりだと言ってました。いい生き方だなあ!


タルタルーガ、最後は早いリズムのジョーゴでガンガンいきます!




パート2はこんな感じで練習終了!タルタルーガもバリでもいい経験ができました。
バリは世界的な観光地のため外国人旅行者や移住者も多く、受け入れてくれる土壌が出来ていますので、
外国でカポエイラをしやすい場所ではないかと思います。実際に多くの外国人が来ているそうです。
Zungu Capoeiraもインドネシアのイベントはバリで行っています。
今回もパート1に続いて、
"Can I have a group photo?"
ということで、

Escola Cultural Zungu Capoeira Bali
Suksma!
-------------------------------------------
さて、読者のみなさま、無事にパート2でもタルタルーガがバリでカポエイラしてきたところで今回もラストになります。

タルタルーガ、バリ島中西部ムングゥイにある世界遺産「タマンアユン寺院(Pura Taman Ayun)」を訪問しました。

この寺院は、かつてこの地にあったムングゥイ王国の国寺として1634年に建てられ、バリ島で2番目に大きな寺院です。


タマンアユンとは美しい庭園という意味で、寺院の周囲はお堀がめぐらされ、寺院内は美しい芝生が広がっています。

原則的に異教徒は寺院の中には入れませんが、境内周囲を取り囲むように遊歩道が造られ、一般の観光客も遊歩道から境内を見物することができます。

この寺院の最大の特徴として、境内に「メル」と呼ばれる多重塔が10基も立ち並んでいることです。

メルは霊峰アグン山を模しているとも言われ、山の精霊が祭られています。

整然と並ぶメルの姿は神秘的ですね。
バリ・ヒンドゥの神々の世界観が生きるこの島の独特の空気は、長年多くの旅行者を引きつけています。

元野球選手の新庄剛志もCM撮影で来たバリが気に入って即断で移住したのも分かる気がしますね。

--------------------------------------------------------

さて、読者のみなさま、「Surf Trip in Bali & カポエィラ パート2 」いかがだったでしょうか?
いつものタルタルーガの日記じゃねーか!というツッコミは勘弁していただくところで、
普段は大体が初めての場所や団体を訪問することが多いので、先人に続いてレポートをするというのは面白かったですね。

ちなみにその後、黄帯のイソガイさんがこの団体を訪問しています。
イソガイさんは元々サーフィンでバリによく行っているので、コロナが収まったらまた訪問してくれると思います。(パート3あるかな?)

今回紹介したのはバリのほんの一部分です。この島の魅力は底知らずなのでコロナが収まってきたら、
ぜひ読者のみなさまも神々の住む島バリへ!
------------------------------------------------------
ああ、そうだ。
今年も気づいたら10月になっていました。残り3か月ですが、まだブログのストックがあるので(苦笑)、
年内また作成を頑張ろうかと。
ちょっとプレッシャーをかけるために久々に次回の予告をしようと思います。
次回の「外国でカポエイラ」の舞台は・・・・・・・

U・S・A!

自由の国アメリカです。北米だと以前カナダのバンクーバーに行った時の話は書きましたが、アメリカは初登場になります。

アメリカといっても50州もあって広大ですからね、一体どこが舞台なのでしょうか?また次回お会いしましょう!

Sampai nanti!
2021/09/01(水)
Привет!

タルタルーガ、ユジノサハリンスクにやってきました。
みなさま、いつもながら大変ご無沙汰しております。
※ この旅行もコロナ前の話になります。
で、どこ?
って話になるんですが、

ユジノサハリンスク(ロシア語: Южно-Сахалинск)はロシア、サハリン州の州都です。

サハリン(ロシア語:Сахалин)はロシアといっても東の果て、極東ロシアに属しています。

ご存じの方も多いと思いますが、サハリンは日本名は樺太(からふと)で、戦前は南半分は日本の領土でした。
もう北海道のすぐ上です。

サハリン州の州旗なんて、もうそのまんま。 樺太と千島列島が表示されています。

日本からサハリンへの道はオーロラ航空が成田と札幌(新千歳)から直行便があり(※いずれもコロナ前)、
成田からは2時間20分、札幌からは1時間20分の飛行時間ですから、ロシアという心理的なイメージに対して随分と近いです。

過去には稚内から、コルサコフまで夏に季節運航でフェリーが出ていました(現在は運休中)。

ちなみに今回タルタルーガは、S7航空の経由便が謎に安かったので、ウラジオストクを経由してユジノサハリンスクへやってきました。


ウラジオストクでは、以前ACMBウラジオストク支部(現:Existência Capoeira)を訪問した時に仲良くなったSOL夫妻に会って一緒に食事をして、

(ウラジオストク編)

翌朝ウラジオストクからユジノサハリンスクへ向かいます。


(ユジノサハリンスク空港)

ここユジノサハリンスクですが、まずロシアの地方都市特有の殺風景な感じです。
そしてやっぱり寒い!

訪問時の3月後半の気温もこのとおり。地吹雪なんて初めて見ました。
_in1929.jpg)
ユジノサハリンスクは日本統治時代は「豊原」と言われ、樺太庁及び豊原支庁が置かれ、
日本領有下における政治・経済・文化の中心でした。現在はサハリン州の州都です。
ここでサハリンの歴史について説明したいのですが、

(樺太アイヌ)
元々はアイヌやニヴフといった北方の民族が住んでいた土地で、
近世には松前藩がアイヌとの交易をしていました。
江戸時代後期においては、間宮林蔵が幕府の命を受け樺太を探検し、樺太が島であることを確認しました。

樺太(サハリン島)とロシア本土の間にある海峡は「間宮海峡(タタール海峡)」と言われ、
北はオホーツク海、南は日本海に通じ、長さはおおよそ660km。最狭部の幅は約7.3kmほどとなっています。

(間宮林蔵)
幕末には相次ぐ外国船が通商を求めて現れたことにより、江戸幕府は樺太を天領(直轄地)とし、
秋田藩・弘前藩・仙台藩・会津藩など奥羽諸藩に蝦夷地への出兵を命じ、防衛にあたらせています。
その後は現地民族、日本人、ロシア人が混在する土地となっていましたが、、
明治8年(1875年)樺太・千島交換条約によって、樺太全島はロシア領、千島列島は日本領となります。
日露戦争の勝利の結果、南樺太が日本領になりますが、
最終的にソビエト連邦の侵攻により、第二次大戦後はソ連領となり現在はロシアが実効支配しています。

この辺りは学校の日本史で登場するあたりですね。
やはり日本に近いと、歴史上日本と関連することが多く現れます。

(ユジノサハリンスク駅)
現在タルタルーガが立っている場所はユジノサハリンスク駅前です。



実はサハリンには島内を縦断して鉄道が走っています。

南側は戦前は樺太鉄道局による樺太鉄道が走っており、終戦後はソ連に接収されて継続使用されています。

ユジノサハリンスク駅のすぐそばには「ロシア鉄道サハリン鉄道歴史博物館(Музей истории Сахалинской Железной Дороги)」があります。

一見普通の建物なので分かりにくいですが、2階が博物館です。

近くには蒸気機関車も展示されています。

さて、タルタルーガ博物館に入ります。


中はこんな感じで、サハリンの鉄道に関する展示物が並んでいます。

ソ連時代の物もあります。レーニンの旗。

タルタルーガ、陽気な館長さんに何故か差し棒を持たされました。

(ユジノサハリンスクはここです)

樺太鉄道にはあの宮沢賢治が大正12年(1923年)に北海道を経由して樺太(サハリン)まで至る旅の際に乗車しており、
当時の鉄道で行ける日本の北の果てであった栄浜(現:スタロドゥプスコエ)に行きつきました。
この旅は前年の冬に亡くなった妹・トシの魂の行方を探すための旅だったと言われ、
彼の代表作でもある『銀河鉄道の夜』はこの経験から着想を得たとも言われています。

(アニメの銀河鉄道の夜もおススメです)
宮沢賢治のファンであれば、一度作品を持って訪れてみてはいかがでしょうか。

(現在の栄浜)
--------------------------------------------------------

タルタルーガ、ユジノサハリンスクの街を歩いてみます。

現在のユジノサハリンスクはロシアにおいての地方都市なので、街並はいかにもロシアの地方都市です。
ソ連が侵攻した後に殆ど壊されて、実際のところ、かつての日本統治時代の面影は街を歩く限りではほとんどありません。

(旧北海道拓殖銀行豊原支店)・・・数少ない統治時代の建物。現在はサハリン州立美術館

タルタルーガ、街歩きの中でいくつかお店に入ってみます。

ロシアはこんな感じのミニスーパー的な食料品店が結構あります。

パンやお菓子、ハムとかお惣菜にお酒といったようにいろいろ売ってます。

ウォッカもこんなに並んでます。さすがロシアですね。


サハリンの横はオホーツク海ですから、いろいろな海産物が売っています。

日本に近いので、このとおり醤油とかも普通に売ってます。輸入してる分値段は高めです。

露店で売っているこれ。なんだか分かりますか?キムチです。

サハリンではキムチは一般的な食料だそうです。
というのも、また歴史の話なのですが、南樺太が日本統治されていた時代に、
同じく日本占領下にあった朝鮮から多くの朝鮮人が樺太に移住してきたんですね。
ソ連の侵攻後、日本人は全てサハリンから日本へ追放されましたが、
朝鮮の人はそのまま帰らず現地化したそうです(在樺コリアン)。
そのため現在も多くの朝鮮系のロシア人がサハリンに住んでいます。
なので、キムチが食べられているんですね。いろいろと勉強になります。

ちょっとこのデパートに入ってみます。中にはいろいろなお店があります。

中はよくある日本の古い百貨店的な造りです。

お土産屋もあります。

サハリンの形の白樺の置物とかがあります。
サハリンはそこまでの観光地ではないので、お土産屋さんは少ないです。

こんなリアルなカニの置物なんかもありました。

メイドインサハリンだそうです。(お土産にどうですか?グッティさん)
さて、サハリンはロシアの地方都市ではありますが、

「サハリン・プロジェクト」という油田・天然ガス田の開発プロジェクトが行われており、
ロシア国内だけでなく外国からの技術者や日本の石油商社も参入していて、
東の果てといっても、意外にも人の流入はあるようです。

街にはオシャレなカフェもあれば、


キレイで品ぞろえもいいスーパーもありました。
北海道のすぐ上の距離と思うと中々不思議な感じもしますね。
ぜひみなさまもサハリンに行ってみてください。
-------------ここからカポエイラのお話-------------------
このブログはカポエイラのブログですよね。
ということで、今回はサハリンのカポエイラ団体を訪問します!

タルタルーガ、今日の練習場所に向かいます。

途中ユジノサハリンスキー山脈(旧樺太山脈)近くを通り(ユジノサハリンスクはスキー場があります)、


ロシア教会を横切って、着いたのはこちらの建物。

ユジノサハリンスク市総合技術専門学校です。
今回訪問した団体はこちら。

Mundo Capoeira в Южно-Сахалинске
URL: https://www.instagram.com/capoeira.sakhalin/
Mundo Capoeiraのサハリン・ユジノサハリンスク支部です。
Mundo Capoeiraはブラジル人「Mestre Dendê」が師事する団体で、

(Mestre Dendê)
ロシア各地に拠点を持っていて、ロシア本部はサンクトペテルブルクにあります。

ロシア国内でもサハリンとサンクトペテルブルクではもはや別の国レベルで離れてますね。
さすがロシア。広大です。

(Tigrao)
ここサハリン支部の先生はロシア人カポエイリスタTigrao。
彼はサハリン出身で、仕事でサンクトペテルブルクに住んでいて、
そこでMundo Capoeiraロシア本部でカポエイラを学び、地元であるユジノサハリンスクで支部を開いたそうです。
見た目はスキンヘッドでイカツイですが、とても穏やかな人です。
タルタルーガ、今回この団体へはウラジオストクのSOLに仲介してもらってコンタクトを取ったのですが、
Tigrao本人は謎の日本人カポエイリスタの訪問にドキドキしていたそうです(笑)。

中はこんな感じ。青色が特徴的な体育館です。
参加者は地元の少年たちや一般の方々でしたが、サハリン開発関係の英語が堪能なエンジニアの方とかもいて、
Tigraoの話だと、日本語を話すメンバーもいるそうです。
この辺りはさすが日本と関係があるサハリンらしいところですね。
さあ、サハリンである日本人カポエイリスタが初の練習に参加します!
この日の練習は準備体操から並んで基本の蹴りなど。
2人組で蹴りに対する避けといったスタンダードな練習でした。
途中、Tigraoから、
Tigrao「タルタルーガ、今日はいい機会なんで何か君の団体でやっている練習を教えてくれないかな?」
という、まさかの無茶振り。
タルタルーガ、どうしようかと考えましたが、グルーポ・テンポはCAPOEIRA REGIONAL(カポエイラ・ヘジオナウ)の団体なので、
セクエンシア(カポエイラの型)を説明することにしました。
といっても、1番~8番まであるので、とても全部は説明できないことから、

今回は1番だけを教えることにしました。

実際にやっていきます。







メイア・ルーア・ジ・フレンチからのアルマーダ、アウーに相手はカベサーダ、ホレー。

相手もやります。





結構うまく対応してくれました。


みなさんもやってもらいました。なんとか楽しんでくれたようです。
まあ、実はこういったお願いはたまにあります。技とか歌とかを聞かれるケースが多いです。
なので、外国でカポエイラをしたい方はいくつかネタを用意しておきましょう(笑)。


カメラをセットして最後はみんなでジョーゴ!


みなさん楽しんでジョーゴしてます。

タルタルーガも割って入ります。


ユジノサハリンスクである日本人カポエイリスタががんばります!

セクエンシアをやったイケイケの若者とジョーゴ!




彼は中々元気があります。

Tigraoとジョーゴ!



リーチが長いので気を付けて対応です。



サハリン初上陸の日本人カポエイリスタとして技を繰り出します!
こんな感じで練習終了。今回もまたいい経験ができました。

ちなみに、この日のカポエイラの後の体育館使用はまさかの剣道チームでした。

剣道の方と少し話してみたところ(この方日本語ペラペラ)、サハリンにもいくつか剣道チームがあるそうです。
(ちなみにタルタルーガは中高剣道部です)
実際に日本とサハリンの国際交流事業の一環として、ここで「日本国総領事杯」という剣道大会が行われたこともあって、
在ユジノサハリンスク日本国総領事館のHPにも掲載されています。

さらに調べてみると、地域的、歴史的背景から北海道との関係は現在も存在し、
剣道だけをみても札幌や旭川の剣道団体がサハリンを訪問し、交流を行っています。
北海道のカポエイリスタのみなさま、サハリンでカポエイラ交流いかがでしょうか?(北海道以外でもいいんですが)

Tigrao自身も昨年サンクトペテルブルクの本部で昇段して頑張っているようで、きっと快く受け入れしてくれると思います。
というわけで、

Mundo Capoeira в Южно-Сахалинске
Большое тебе спасибо!
-------------------------------------------
サハリンでカポエイラをしてきたタルタルーガでしたが、読者のみなさま、今回の日記はいかがだったでしょうか?
まあ、ユジノサハリンスクでカポエイラはマニアックでしたね。
今までウラジオストクがロシア国内において、一番東の果てにあるカポエイラ団体だと思ってましたが、
まさかサハリンにカポエイラ団体があったことにはビックリしました。
実際に訪問することが出来て、過去の歴史背景や、日本との関係性なども知れていろいろと学びがありましたね。
今回は何故、こんな残暑厳しい季節に真冬の日記を?と思われるかと思いますが、
でも、見てて涼しくなりましたか(笑)?
・・・・・・・。
すみません、ただの言い訳でした。 単純なサボりです。
今年はいろいろと忙しくて、GWあたりに作成を頑張るつもりが疲れて遅くなってしまいました。
2021年も半分が過ぎましたが、相変わらず今年もコロナで海外旅行は出来ない状況です。
ただ世界的に見ればワクチンの普及やwithコロナの生活スタイルの定着化によって、
徐々に変化を見せつつあります。
タルタルーガ的にはとりあえずまだ日記のストックがあるので、今年も細々と消化していきたいと思います(笑)。

さて、ユジノサハリンスクにはあまり日本統治時代の建造物が残っていないと説明しましたが、
とは言っても、いくつかは残っています。

その内の一つがこちら。「サハリン州郷土博物館」です。

この建物は1937年に大日本帝国樺太庁によって、「樺太庁博物館」として建設されました。
日本時代の建築物では保存状態が良く、現在も博物館として使われてます。

残念ながらこの日は休館日なので、外観だけ。

ようやく日本らしいものが出たところで、今回は終わり。
また次回をお楽しみに!

Пока пока !

タルタルーガ、ユジノサハリンスクにやってきました。
みなさま、いつもながら大変ご無沙汰しております。
※ この旅行もコロナ前の話になります。
で、どこ?
って話になるんですが、

ユジノサハリンスク(ロシア語: Южно-Сахалинск)はロシア、サハリン州の州都です。

サハリン(ロシア語:Сахалин)はロシアといっても東の果て、極東ロシアに属しています。

ご存じの方も多いと思いますが、サハリンは日本名は樺太(からふと)で、戦前は南半分は日本の領土でした。
もう北海道のすぐ上です。

サハリン州の州旗なんて、もうそのまんま。 樺太と千島列島が表示されています。

日本からサハリンへの道はオーロラ航空が成田と札幌(新千歳)から直行便があり(※いずれもコロナ前)、
成田からは2時間20分、札幌からは1時間20分の飛行時間ですから、ロシアという心理的なイメージに対して随分と近いです。

過去には稚内から、コルサコフまで夏に季節運航でフェリーが出ていました(現在は運休中)。

ちなみに今回タルタルーガは、S7航空の経由便が謎に安かったので、ウラジオストクを経由してユジノサハリンスクへやってきました。


ウラジオストクでは、以前ACMBウラジオストク支部(現:Existência Capoeira)を訪問した時に仲良くなったSOL夫妻に会って一緒に食事をして、

(ウラジオストク編)

翌朝ウラジオストクからユジノサハリンスクへ向かいます。


(ユジノサハリンスク空港)

ここユジノサハリンスクですが、まずロシアの地方都市特有の殺風景な感じです。
そしてやっぱり寒い!

訪問時の3月後半の気温もこのとおり。地吹雪なんて初めて見ました。
_in1929.jpg)
ユジノサハリンスクは日本統治時代は「豊原」と言われ、樺太庁及び豊原支庁が置かれ、
日本領有下における政治・経済・文化の中心でした。現在はサハリン州の州都です。
ここでサハリンの歴史について説明したいのですが、

(樺太アイヌ)
元々はアイヌやニヴフといった北方の民族が住んでいた土地で、
近世には松前藩がアイヌとの交易をしていました。
江戸時代後期においては、間宮林蔵が幕府の命を受け樺太を探検し、樺太が島であることを確認しました。

樺太(サハリン島)とロシア本土の間にある海峡は「間宮海峡(タタール海峡)」と言われ、
北はオホーツク海、南は日本海に通じ、長さはおおよそ660km。最狭部の幅は約7.3kmほどとなっています。

(間宮林蔵)
幕末には相次ぐ外国船が通商を求めて現れたことにより、江戸幕府は樺太を天領(直轄地)とし、
秋田藩・弘前藩・仙台藩・会津藩など奥羽諸藩に蝦夷地への出兵を命じ、防衛にあたらせています。
その後は現地民族、日本人、ロシア人が混在する土地となっていましたが、、
明治8年(1875年)樺太・千島交換条約によって、樺太全島はロシア領、千島列島は日本領となります。
日露戦争の勝利の結果、南樺太が日本領になりますが、
最終的にソビエト連邦の侵攻により、第二次大戦後はソ連領となり現在はロシアが実効支配しています。

この辺りは学校の日本史で登場するあたりですね。
やはり日本に近いと、歴史上日本と関連することが多く現れます。

(ユジノサハリンスク駅)
現在タルタルーガが立っている場所はユジノサハリンスク駅前です。



実はサハリンには島内を縦断して鉄道が走っています。

南側は戦前は樺太鉄道局による樺太鉄道が走っており、終戦後はソ連に接収されて継続使用されています。

ユジノサハリンスク駅のすぐそばには「ロシア鉄道サハリン鉄道歴史博物館(Музей истории Сахалинской Железной Дороги)」があります。

一見普通の建物なので分かりにくいですが、2階が博物館です。

近くには蒸気機関車も展示されています。

さて、タルタルーガ博物館に入ります。


中はこんな感じで、サハリンの鉄道に関する展示物が並んでいます。

ソ連時代の物もあります。レーニンの旗。

タルタルーガ、陽気な館長さんに何故か差し棒を持たされました。

(ユジノサハリンスクはここです)

樺太鉄道にはあの宮沢賢治が大正12年(1923年)に北海道を経由して樺太(サハリン)まで至る旅の際に乗車しており、
当時の鉄道で行ける日本の北の果てであった栄浜(現:スタロドゥプスコエ)に行きつきました。
この旅は前年の冬に亡くなった妹・トシの魂の行方を探すための旅だったと言われ、
彼の代表作でもある『銀河鉄道の夜』はこの経験から着想を得たとも言われています。

(アニメの銀河鉄道の夜もおススメです)
宮沢賢治のファンであれば、一度作品を持って訪れてみてはいかがでしょうか。

(現在の栄浜)
--------------------------------------------------------

タルタルーガ、ユジノサハリンスクの街を歩いてみます。

現在のユジノサハリンスクはロシアにおいての地方都市なので、街並はいかにもロシアの地方都市です。
ソ連が侵攻した後に殆ど壊されて、実際のところ、かつての日本統治時代の面影は街を歩く限りではほとんどありません。

(旧北海道拓殖銀行豊原支店)・・・数少ない統治時代の建物。現在はサハリン州立美術館

タルタルーガ、街歩きの中でいくつかお店に入ってみます。

ロシアはこんな感じのミニスーパー的な食料品店が結構あります。

パンやお菓子、ハムとかお惣菜にお酒といったようにいろいろ売ってます。

ウォッカもこんなに並んでます。さすがロシアですね。


サハリンの横はオホーツク海ですから、いろいろな海産物が売っています。

日本に近いので、このとおり醤油とかも普通に売ってます。輸入してる分値段は高めです。

露店で売っているこれ。なんだか分かりますか?キムチです。

サハリンではキムチは一般的な食料だそうです。
というのも、また歴史の話なのですが、南樺太が日本統治されていた時代に、
同じく日本占領下にあった朝鮮から多くの朝鮮人が樺太に移住してきたんですね。
ソ連の侵攻後、日本人は全てサハリンから日本へ追放されましたが、
朝鮮の人はそのまま帰らず現地化したそうです(在樺コリアン)。
そのため現在も多くの朝鮮系のロシア人がサハリンに住んでいます。
なので、キムチが食べられているんですね。いろいろと勉強になります。

ちょっとこのデパートに入ってみます。中にはいろいろなお店があります。

中はよくある日本の古い百貨店的な造りです。

お土産屋もあります。

サハリンの形の白樺の置物とかがあります。
サハリンはそこまでの観光地ではないので、お土産屋さんは少ないです。

こんなリアルなカニの置物なんかもありました。

メイドインサハリンだそうです。(お土産にどうですか?グッティさん)
さて、サハリンはロシアの地方都市ではありますが、

「サハリン・プロジェクト」という油田・天然ガス田の開発プロジェクトが行われており、
ロシア国内だけでなく外国からの技術者や日本の石油商社も参入していて、
東の果てといっても、意外にも人の流入はあるようです。

街にはオシャレなカフェもあれば、


キレイで品ぞろえもいいスーパーもありました。
北海道のすぐ上の距離と思うと中々不思議な感じもしますね。
ぜひみなさまもサハリンに行ってみてください。
-------------ここからカポエイラのお話-------------------
このブログはカポエイラのブログですよね。
ということで、今回はサハリンのカポエイラ団体を訪問します!

タルタルーガ、今日の練習場所に向かいます。

途中ユジノサハリンスキー山脈(旧樺太山脈)近くを通り(ユジノサハリンスクはスキー場があります)、


ロシア教会を横切って、着いたのはこちらの建物。

ユジノサハリンスク市総合技術専門学校です。
今回訪問した団体はこちら。

Mundo Capoeira в Южно-Сахалинске
URL: https://www.instagram.com/capoeira.sakhalin/
Mundo Capoeiraのサハリン・ユジノサハリンスク支部です。
Mundo Capoeiraはブラジル人「Mestre Dendê」が師事する団体で、

(Mestre Dendê)
ロシア各地に拠点を持っていて、ロシア本部はサンクトペテルブルクにあります。

ロシア国内でもサハリンとサンクトペテルブルクではもはや別の国レベルで離れてますね。
さすがロシア。広大です。

(Tigrao)
ここサハリン支部の先生はロシア人カポエイリスタTigrao。
彼はサハリン出身で、仕事でサンクトペテルブルクに住んでいて、
そこでMundo Capoeiraロシア本部でカポエイラを学び、地元であるユジノサハリンスクで支部を開いたそうです。
見た目はスキンヘッドでイカツイですが、とても穏やかな人です。
タルタルーガ、今回この団体へはウラジオストクのSOLに仲介してもらってコンタクトを取ったのですが、
Tigrao本人は謎の日本人カポエイリスタの訪問にドキドキしていたそうです(笑)。

中はこんな感じ。青色が特徴的な体育館です。
参加者は地元の少年たちや一般の方々でしたが、サハリン開発関係の英語が堪能なエンジニアの方とかもいて、
Tigraoの話だと、日本語を話すメンバーもいるそうです。
この辺りはさすが日本と関係があるサハリンらしいところですね。
さあ、サハリンである日本人カポエイリスタが初の練習に参加します!
この日の練習は準備体操から並んで基本の蹴りなど。
2人組で蹴りに対する避けといったスタンダードな練習でした。
途中、Tigraoから、
Tigrao「タルタルーガ、今日はいい機会なんで何か君の団体でやっている練習を教えてくれないかな?」
という、まさかの無茶振り。
タルタルーガ、どうしようかと考えましたが、グルーポ・テンポはCAPOEIRA REGIONAL(カポエイラ・ヘジオナウ)の団体なので、
セクエンシア(カポエイラの型)を説明することにしました。
といっても、1番~8番まであるので、とても全部は説明できないことから、

今回は1番だけを教えることにしました。

実際にやっていきます。







メイア・ルーア・ジ・フレンチからのアルマーダ、アウーに相手はカベサーダ、ホレー。

相手もやります。





結構うまく対応してくれました。


みなさんもやってもらいました。なんとか楽しんでくれたようです。
まあ、実はこういったお願いはたまにあります。技とか歌とかを聞かれるケースが多いです。
なので、外国でカポエイラをしたい方はいくつかネタを用意しておきましょう(笑)。


カメラをセットして最後はみんなでジョーゴ!


みなさん楽しんでジョーゴしてます。

タルタルーガも割って入ります。


ユジノサハリンスクである日本人カポエイリスタががんばります!

セクエンシアをやったイケイケの若者とジョーゴ!




彼は中々元気があります。

Tigraoとジョーゴ!



リーチが長いので気を付けて対応です。



サハリン初上陸の日本人カポエイリスタとして技を繰り出します!
こんな感じで練習終了。今回もまたいい経験ができました。

ちなみに、この日のカポエイラの後の体育館使用はまさかの剣道チームでした。

剣道の方と少し話してみたところ(この方日本語ペラペラ)、サハリンにもいくつか剣道チームがあるそうです。
(ちなみにタルタルーガは中高剣道部です)
実際に日本とサハリンの国際交流事業の一環として、ここで「日本国総領事杯」という剣道大会が行われたこともあって、
在ユジノサハリンスク日本国総領事館のHPにも掲載されています。

さらに調べてみると、地域的、歴史的背景から北海道との関係は現在も存在し、
剣道だけをみても札幌や旭川の剣道団体がサハリンを訪問し、交流を行っています。
北海道のカポエイリスタのみなさま、サハリンでカポエイラ交流いかがでしょうか?(北海道以外でもいいんですが)

Tigrao自身も昨年サンクトペテルブルクの本部で昇段して頑張っているようで、きっと快く受け入れしてくれると思います。
というわけで、

Mundo Capoeira в Южно-Сахалинске
Большое тебе спасибо!
-------------------------------------------
サハリンでカポエイラをしてきたタルタルーガでしたが、読者のみなさま、今回の日記はいかがだったでしょうか?
まあ、ユジノサハリンスクでカポエイラはマニアックでしたね。
今までウラジオストクがロシア国内において、一番東の果てにあるカポエイラ団体だと思ってましたが、
まさかサハリンにカポエイラ団体があったことにはビックリしました。
実際に訪問することが出来て、過去の歴史背景や、日本との関係性なども知れていろいろと学びがありましたね。
今回は何故、こんな残暑厳しい季節に真冬の日記を?と思われるかと思いますが、
でも、見てて涼しくなりましたか(笑)?
・・・・・・・。
すみません、ただの言い訳でした。 単純なサボりです。
今年はいろいろと忙しくて、GWあたりに作成を頑張るつもりが疲れて遅くなってしまいました。
2021年も半分が過ぎましたが、相変わらず今年もコロナで海外旅行は出来ない状況です。
ただ世界的に見ればワクチンの普及やwithコロナの生活スタイルの定着化によって、
徐々に変化を見せつつあります。
タルタルーガ的にはとりあえずまだ日記のストックがあるので、今年も細々と消化していきたいと思います(笑)。

さて、ユジノサハリンスクにはあまり日本統治時代の建造物が残っていないと説明しましたが、
とは言っても、いくつかは残っています。

その内の一つがこちら。「サハリン州郷土博物館」です。

この建物は1937年に大日本帝国樺太庁によって、「樺太庁博物館」として建設されました。
日本時代の建築物では保存状態が良く、現在も博物館として使われてます。

残念ながらこの日は休館日なので、外観だけ。

ようやく日本らしいものが出たところで、今回は終わり。
また次回をお楽しみに!

Пока пока !
読ませていただきました。ありがとうございました。katura「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原さみーさん
ありがとうございます!荻原「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原.わーステキ♡
おめでとうございます!!!!!!!さみー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどーさみちゃん ありがとう!
細かいことは気にせずに、気軽に顔見せに来てね!久しぶりクラスもまた是非♪えんどー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどー.わー!遠藤さん!!おめでとうございます\(^o^)/
私は何もかもを忘れてしまって練習行くの怖くなってるので、また久しぶりの人むけレッスンの開催楽しみにしてますっっ(*さみーカポエイラ・テンポに入って5年が経ちました 黄帯アヤコ.人見知りだなんて聞いたことねーぞ…!可児「花蓮巴西戦舞! Flower Sun and Rain (Capoeira in Hualien ,TAIWAN」 台湾 花蓮編 青帯TARTARUGA」.中国語の先生にカポエラのことを聞こうと思って準備して行ったら全く知らないそうな。
卡波耶拉は意味の無い音だけのあて字だと思うけど、「耶」はキリストのイメージがあalegre「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日もしもりえさんがいなければ、メンバーにはなっていなかったと思う(笑)
一緒のお稽古の時、いつも嬉しい。
これからもよろしくお願いします!春日「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日銀だこ食べながら読んでたのに、途中からどんどん泣けてきて困った…(>_<)
同じ親子メンバーとして、いつも頑張っている姿を尊敬してるし、励まされています。
ウチは相当なマイペー森山