2020/12/31(木)

TARTARUGA , Coming to Vancouver soon........

(バンクーバー国際空港)

タルタルーガ、バンクーバーにやってきました。
これはある年の年末年始のお話です。
※そしてこの旅行もコロナ前の話になります。

バンクーバー(英:Vancouver)は、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州(BC州)に属する都市で、
カナダ国内第3位の都市圏を形成しています。
年末もギリギリまで仕事をしていたタルタルーガですが、終業後成田空港へ向かい、台湾経由でバンクーバーにやってきました。

バンクーバーは太平洋に面した港湾都市で、中心はフレーザー川の河口に位置しています。
この日は夜に用事があるのですが、その前にとりあえず空港から市内中心の間にある今日の宿泊先にチェックイン。


北米らしい郊外の一軒家の一室を借ります。

庭には、おっとリスが!

なんかカナダっぽい感じに旅の気分アップです!
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さて、夜になってスカイトレインに乗ってバンクーバー市内中心へ向かいます。


この時期はクリスマス明けということで、向こうには大きなクリスマスツリーも見えます。

タルタルーガ、このスポーツショップの前である人物を待ちます。
しばらくすると・・・・・。
来た!

・・・・・・。
誰?
・・・・・・。
おっと失礼。読者のみなさまには説明が必要ですよね。

黄帯メンバーの神山くんです。
彼とはもう10年以上も前にテンポで知り合って長い付き合いですが、
当時青森県の大学在学中にテンポでカポエイラを初め、高速バスで練習に通うという中々の強者でした。

(青森時代の神山氏)
そして彼とは一緒に黄帯の試験を受けた仲でもあります。



大学卒業後、就職して関東に帰ってきて、練習に来たり来なかったりと断続的に参加していたのですが、
この年仕事を退職し、ワーホリでバンクーバーに留学していました。
年末の旅行を計画した時に、ちょうどカナダ行ったことなかったので、 彼を訪問することにしたんですね。

(チーム・タルタルーガで行った送別会での一枚)

この夜は神山くんに街を案内してもらい、お寿司を食べに行くことにしました。
バンクーバーで寿司?と思いますが、バンクーバーは港町のため新鮮なシーフードが採れるので、
お寿司は人気で街にはたくさんのお寿司屋さんがあります。

カナダでの生活はいろいろと新鮮な体験で、随分と楽しんでいるそうです。
たくさん海外旅行しているタルタルーガに対して、留学までほとんど海外と縁の無かった神山くんとバンクーバーにいるのは
なんとも不思議な感じではあります。

お寿司の後は神山くんのおすすめということで、なぜか一緒にカジノ行くことに。

(リバーロックカジノリゾート)

神山フィーバー!
ギャンブラー神山氏スロットでフィーバーしております。
(タルタルーガは2千円くらいを早々にスッて撤退です。)
というか、仕事終わって、日本から到着してそのままなので時差ボケで眠いです。

神山フィーバー!
神山氏爆勝ちしてます(と言っても数千円程度)
神山「タルタルーガさん!見てください!勝ってますよ!」
と、一人興奮してます。
・・・・。眠い・・。

爆勝ち神山氏(と言っても数千円程度) からオニオンフライをごちそうしてもらいました。
こんな感じでバンクーバー初日は深夜まで楽しみました。
とりあえず神山くんが元気そうで何よりです。
タルタルーガ、翌日一旦バンクーバーから離れるので、神山くんとはひとまずこれでお別れ。
次からはいつもの通り観光情報です。
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Hello!
読者のみなさま、ここからバンクーバーの観光案内といきます。

写真は市内中心ハーバーセンター (Harbour Centre)の展望台「LOOK OUT」からの景色です。


ここからバンクーバーの景色を360度一望することができます。

バンクーバーはカナダだけでなく北米有数の産業都市でもあるので、この通りビル群もある大都会です。

ですが、見渡すに海もあり、北側は山もあって、とても風光明媚な都市です。

バンクーバーに来たらまず、この展望台に行ってみましょう。

続いて、カナダプレイス(Canada Place)にやってきました。


ここには、コンベンションセンター、ホテル、世界初めての3DIMAXシアター等があって、クルーズ客船の主要ターミナルでもあります。

見ての通り曇天で、冬ですからまあまあ寒いです。

バンクーバーはカナダ国内では温暖な気候を持つ都市の1つであるのですが(というか他のカナダの都市がどこも寒い)、

11月から3月は急激に降水量が増え、「レインクーバー」と呼ばれるほどカナダで最も降水量の多い都市です。
神山くんの話でも冬は毎日ほとんど雨だと言っていました。なので冬訪問の際にはご注意ください。

タルタルーガ、次に向かったのはカナダプレイスにあるこちらの場所。

このモニュメント見覚えありませんか?

2010年バンクーバーオリンピックの聖火台です。


バンクーバーオリンピックといえば、女子フィギュアスケートで、
キム・ヨナと浅田真央の頂上対決が思い出されます。

ちなみに聖火台として使ってた時はこんな感じ。

タルタルーガ、引き続き街中を歩きます。

バンクーバーの街中は機能的でスッキリとした街並みです。

カナダだけにメープルリーフが目立ちますね。

カナダに行った人は誰もが知ってるロンドンドラッグス。

ドラッグ以外にも食料品や雑誌、電化製品などいろいろなものが買えます。

カナダのお土産にはメープルリーフのアイテムがおススメです。


メープルシロップにキャンディー、クッキーあたりは定番ですので、カナダにきたら是非どうぞ!
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、タルタルーガ、ここまでいろいろとレポートしましたが、このブログはカポエイラのブログです。
というわけで、バンクーバーでも現地団体を訪問します。
今回訪問した団体はこちら。

Axé Capoeira Vancouver
URL: http://axevancouver.com/
Axé Capoeiraは世界的に有名なメストレ、「Mestre Barrão」が師事する団体です。

(Mestre Barrão)

向かった場所はこちらの建物。


コミュニティーセンター的な場所のようです。

先生はブラジル人Contra Mestre Osso Duro。デカいです。
この日の練習はスペースを使って蹴りからの移動とかです。

あと結構複雑なコンビネーションをやりました。






写真ではわかりにくいですが、アルマーダをケイシャーダで返してガンショで反撃を避けるみたいな感じです。

タルタルーガもやります。








こんな感じで練習終了!クリスマス休暇明けなのか、比較的軽めの内容でしたね。
参加メンバーのレベルは結構高いです。
というのも、Axé Capoeira Vancouverは世界にあるAxé Capoeiraグループの中でも中心的な支部で、
実際にバンクーバーにアカデミーアを有しています。

Contra Mestre Osso Duroから、
OD「君は日本から来たんだっけな。日本には格闘技のイベントにカポエイラ・ファイターとして参加しに行ったことがあるんだよ。」
私「へえ!そうですか。」
OD「そう、”巌流島”知ってるかい?」
私「あー。」

”巌流島”は、日本の新異種格闘技団体で、セネガル相撲とか様々な格闘技の有識者が戦うユニークな大会を開催しています。
数年前の大会で鮮やかなコンパッソで相手をノックアウトし、カポエイラ界をざわつかせた「マーカス・レロ・アウレリオ」は彼の実弟で、

Osso Duro自身も「マーカス・ヴィニシアス」として、参戦して勝利しています。(ちなみに2人はMestre Barrãoの息子)


ここバンクーバーではメストレの強力な息子2人がカポエイラの指導にあたっているんですね。
OD「日本ではいい日本語を教えてもらったんだよ。 ”タタカイニキタ!” どうだ、いいだろう?」
私「”戦いに来た!”Very Good!いいですね!」
というわけで、

Axé Capoeira Vancouver Thank you!
”タタカイニキタ!”
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【-次の日-】
Hey guys!

雨です。さすがレインクーバーと言われるだけあります。しかも寒いです。

今日はノースバンクーバーに行ってみることにしました。

ノースバンクーバーへはバンクーバーのウォーターフロント駅からシーバスに乗ります。

約12分の乗船でノースバンクーバー側へ到着。

ここからバスに乗って、「キャピラノ渓谷」に向かいます。


渓谷には観光客に人気の「キャピラノ吊り橋(Capilano Suspension Bridge)」があることで有名です。

入口に到着。


入場してカッパをレンタルします。

見ての通りしっかりと森林です。
タルタルーガ、風雨の中渓谷を歩きます。

これがキャピラノ吊り橋。結構な長さです。
キャピラノ吊り橋の全長は134m高さは70m。

鋼鉄製のワイヤー製ですが、人が歩くたびに大きく揺れて足がすくみます。

高所恐怖症の方はキツイですね。この日は雨風と寒さのほうがキツかったですが。


横に突き出ているクリフウォーク(Cliff walk)にも行きます。

どうでしょう。伝わりましたでしょうか?この寒さ!(怖さでは無い)

タルタルーガ、そこそこに渓谷を観光して撤退です。

(寒すぎてホットチョコレートに群がる観光客)
帰りは入り口前からバンクーバー市内中心まで行くバスがあるので、それで帰ります。

ノースバンクーバーは地図を見ての通りすぐに山です。
渓谷を北上したところにあるグラウスマウンテン(Grouse Mountain)ではスキーも出来ます。

バンクーバーは都会でもあるのにすごく自然が近い感じがしますね。
天気が良ければ最高だと思います。ぜひノースバンクーバーにも足を運んでみましょう。
----------------ここからもう一度カポエイラのお話-------------------
タルタルーガ、バンクーバーに来るにあたって、もう一人知っているカポエイリスタがいることを思い出しました。
以前ロシアのウラジオストクに行ったときに出会ったロシア人のユリヤさん。

(ウラジオストク編)

(一番左にいるのがユリヤさんです)
この時タルタルーガは日本からでしたが、ユリヤさんはバンクーバー在住で、
ちょうどウラジオストクに住んでいる妹を訪ねにカナダから来ており、 偶然この日のホーダに来てたんですね。
というわけで、連絡をとってみたところ、今もカポエイラをやっていて、
バンクーバーの南に隣接する、リッチモンド市(英:Richmond)で練習してるとのこと。
「タルタルーガも明日の練習来る?」
とのことだったので、行くことにしました。今回もまた連日の練習参加です。
ですが、その前に今回はタルタルーガ一人ではなく、ある人間を誘います。
私「神山くん、明日のリッチモンドの練習に行かない?」

神山「大丈夫です!仕事終わったら合流して行きましょう!でも、遠いなあ」
(神山くんの家はノースバンクーバーなので正反対の場所です)
私「テンポらしさを見せてやろうぜ!」
神山「タルタルーガさんからそんな言葉が出るとは思わなかったです(笑)」
というわけで、タルタルーガ、神山のタッグがカナダで現地団体に乗り込みます!

スカイトレインとバスを乗り継いで1時間くらい。平日夜に向かうには中々の遠さです。

着いた先はこちらの建物。
「Richmond Martial Arts」という格闘技ジムです。
早めに着いたので、2人で中で待ちます。

仕事終わりで来た神山くんは空腹のため、持参のサンドイッチでエナジーチャージ。
を、しているところ、受付のおばさんから「アンタ、運動する前に食事なんかしていいの?」とツッコミが。
それに「だって空腹なんだし」と英語で返します。
カナダに行く前の彼の英語はかなりヤバかったと聞いていたので、
このワーホリ期間で成長したのかと頼もしい限り。
繰り返しますが、日本ではゴリゴリの国内営業マンだった彼とカナダでカポエイラするのは不思議な感じです。
そのうち、チラホラとメンバーがやってきました。
そして今回訪問した団体はこちら。

Axé Capoeira – Richmond BC
URL: https://richmondcapoeira.com/
Axé Capoeiraのリッチモンド支部です。
昨日はバンクーバー本部でしたが、日本の感覚で言えば、東京と横浜くらいの距離感ですかね。


中はこんな感じで、格闘技用のスペースが2面あります。


この日の先生はブラジル人Graduado Marrom。
肝心のユリヤさんというと、練習中にこんなメールが。
「ごめんなさい!車が壊れちゃって今日は行けないです。楽しんで!」
あらー。ただこういうコンタクト先が当日来ないパターンは海外カポエイラでは結構あるあるです。

ここからはタルタルーガ、神山コンビがカナダで奮闘します!
この日の練習は広がってアルマーダ、コンパッソの連続からアウーバチドゥつなぎのコンビネーションなんかでしたね。










あと、2人組でひたすらベンサォンで押していく練習もしました。


こんな感じで練習終了。年始のせいかこの日も軽めでしたね。
ジョーゴでもあったら、2人で大暴れしようかと思ったのですが、
神山くんがカナダに来てほとんど練習してないのもあって、このくらいで良かったのかも。
お疲れのところどうもありがとうございました。おかげでいつもより旅行を楽しませてもらいました。
というわけで、

Axé Capoeira Richmond Thank you!
&
Special Thanks to KAMIYAMA!
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【-翌日-】

(バンクーバー国際空港)
さて、タルタルーガ、この翌日バンクーバーを離れ無事日本に帰国しました。
ですが、その前にちょっと思い出して欲しいのですが、
始めのほうに”到着日の翌日一旦バンクーバーを離れる”と書いてますね。
実は大晦日から年明けまでは、今回のもう一つの目的地に向かっています。
2020年の最後はその話でクローズといきましょう!
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【-到着日の翌日(大晦日)-】

Good morning!
昨日は神山くんと深夜までカジノで遊んでクタクタのタルタルーガでしたが、

今回のもう一つの目的「オーロラ鑑賞」のため、一旦バンクーバーを離れ、カナダ北部ホワイトホースに飛びます。


今回のフライトは小型機です。

機内は結構な狭く、こんな感じ。

ですが、機内食はしっかり出ます。フルーツが美味しい。

窓の外には、雪山が見えますね。

ホワイトホースに到着。もう見渡すに雪の世界です。

ホワイトホース(英:Whitehorse)は、ユーコン準州の州都で、位置的にはアラスカの隣です。

カナダのオーロラ鑑賞ではイエローナイフが一番有名ですが、ここホワイトホースもオーロラが良く見えることで有名です。

(ホワイトホース空港)
宿のオーナーが空港まで迎えに来てくれているので、今日の宿に向かいます。

滞在中はこのコテージに泊まって、オーロラ鑑賞です。

もう見ての通り、白銀の世界。当たり前ですがメチャクチャ寒いです。
オーロラ鑑賞は2パターンあって、一つは市内に泊まって、深夜にオーロラの見えるところにツアーで行くパターンと、
もう一つはオーロラエリアにあるコテージやロッジに滞在して見る方法があります。
タルタルーガ、今回はコテージ滞在の方を選択することにしました。

コテージの中はこんな感じ。
一人用なので大きくはありませんが、北国だけに暖房はガンガンで、wifiもあるので快適です。
オーロラは深夜に出現するので、それまで時間がかなりあります。
タルタルーガ、ちょっと近くを散歩しようとコテージを出ると、

おお!キツネが!

さすが北国だけに普通にいます。ちょっと興奮です。

この宿はオーナーのいる母屋の他にいくつかコテージがあるのですが、
周囲にはオオカミやムース(ヘラジカ)が出没するそうなので、テリトリーは柵で守られています。


ホントに大自然ですね。
- その夜 -
大分暗くなってきました。
オーナーさんはとてもいい人で、夕飯はコテージまで持ってきてくれます。

シカ料理だそうです。美味しいです。
タルタルーガ、ワイルドライフを満喫です。
オーロラ鑑賞の仕方はただひたすら出現を「待つ」だけです。
出現するときはコテージのすぐ上に出るそうなんで、それまで結構ヒマです。
といっても、タイミングを見逃したら最悪ということで、

現在は「My Aurora Forecast」というアプリを使用します。
このアプリはスマホの位置情報から、オーロラの出現率を短期予測で示してくれる優れものです。
適宜チェックして、いいタイミングで外に出ればOKというわけですね。
- その日の深夜 -
タルタルーガ、とにかくアプリをチェックしながら深夜になりました。

アプリが弱めですが、オーロラをキャッチ!


(Kp値はオーロラの強さを示す値です)
Kp値4だからまあまあ強めです(最大は9)

外で待ちます。
- 年明け -

みなさん、あけましておめでとうございます。

スゲー寒いです。このままオーロラ待ちで年明けしてしまいました。
周囲は真っ暗。誰もいません。孤独感半端ないです。
しかし!そんな時、しばらく空を見ると・・・・・。
オーロラが!

(イメージ:宿提供)

・・・・・・・。
う~ん・・・・・。

雲ではないので、どうやらオーロラには間違いなさそうです。
しかし、うーん。
実際に出現率MAXだとこの宿ではこんな感じで見えるそうです。


まあ、自然が相手というのは本当に難しいです。
タルタルーガ、いろいろと観光地に行きましたが、
ベストを見るのが一番難しいのが自然です。
ただ建築物とかとは違って自然は見せる姿が常に変化するので、
それが魅力なのではないでしょうか。まあこんな日もあります。
先に言うと、翌日は全く見えず、そのままバンクーバーに帰りました。
オーロラ鑑賞にはやっぱり日数が必要のようです。
しかし、読者のみなさま、これで終わりだとつまらないので、
カナダの奥地でで、深夜に孤独にキメます!

アウーからの、

バナネイラ!

アウーバチドゥ!
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さて読者のみなさま、以上でバンクーバー編でおしまいです。いかがだったでしょうか?
オーロラは微妙でしたが、現地ではメンバーの神山くんとも会えましたし、
カポエイラもすることができました。
バンクーバー自体は街もきれいでほどほどに都会で快適で、
近郊に自然もあるという環境はとても暮らしやすい感じがしました。
実際に神山くんも訪問当時とても気に入ってると言っていました。
タルタルーガが来るまで、家族も友人も誰ひとり来なかったそうなので、
とりあえず良かったのではないでしょうか(笑)!
みなさまもコロナが落ち着いたらバンクーバーに行ってみてください。あとオーロラ。

そう、あとこれは2020年の外国でカポエイラシリーズの締めのレポートになります。
2020年はコロナで本当に今までの世界が一変する事態で、全く海外旅行が出来ない年でした。
ただその反面、今まで放置していた過去のレポートを多く書くことで、
いつかへの旅行のモチベーションを上げることも出来たのではないかと思います。
最近の様相だと、2021年もまだ海外旅行へ行くのは難しそうですが、
まだまだ過去ストックがあるので(笑)、
来年もまた外国でカポエイラシリーズをどうぞよろしくお願いいたします!
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(仕事後に遠くまで連れ出されてクタクタの神山氏)
・・・・・・・。

またね!
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2020/12/17(木)

Halo!

タルタルーガ、スラバヤから首都ジャカルタにやってきました。
前回のスラバヤ編は→コチラ
※引き続きこの旅行もコロナ前の話になります。

ジャカルタ(インドネシア語:Jakarta)は、インドネシアの首都。

「ジャカルタ首都特別州」として同国最大の都市で、人口は950万人を超えており、近郊を含む都市圏人口は3,120万人と東京都市圏に次いで世界第2位。

世界屈指のメガシティであり、東南アジア有数の世界都市です。


ASEAN(東南アジア諸国連合)の本部事務局もここジャカルタにあります。


タルタルーガの現在いるのはジャカルタ北部のコタ地区「ファタヒラ広場(Taman Fatahillah)」という場所です。


コタ地区(Kota)はオランダ統治時代の古い建物や街並みに残っているところで、ジャカルタの観光スポットとなっています。

前回のスラバヤ編でも説明しましたが、インドネシアは17世紀から20世紀初頭までの約350年間オランダに統治されていて(オランダ領東インド)、
ここジャカルタはオランダ統治時代は「バタヴィア(Batavia)」という名前で呼ばれていました。
バタヴィアという名前は、オランダの先住民バタウィにちなんで付けられています。
ファタヒラ広場周辺にはオランダ統治時代の古い建物や街並みが保全されていて、

タルタルーガの後ろに見えるこの建物「ジャカルタ歴史博物館(Museum Fatahillah)」は、元々バタヴィア市庁舎(Balai Kota Batavia)として建設され、
日本統治時代は大日本帝国物流集積所として、インドネシア独立後は西ジャワ州政府庁舎を経て歴史博物館となっています。

ここでも近くのアニキと一緒に撮影。
海外では一緒に写真を撮ろうと言われることがあります。
タルタルーガ、やっぱり人気なんでしょうか?
アハハハ。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
では、歴史博物館の中に入ってみましょう。



博物館の中にはオランダ統治時代からインドネシア独立における植民政府の調達品や絵画など約23,500点のコレクションが所蔵されています。

天井も高く開放的でいい感じの雰囲気があります。

バタヴィアは熱帯ということもあって、一年中暑い南国なのですが、当時移住してくるオランダ人は、マラリア、コレラ、デング熱などの熱帯病に倒れることが多く、

ここは疫病が蔓延するヨーロッパ系住民の「墓場」として、東洋中に悪名を届かせていたそうです。

(17世紀のバタヴィア)
バタヴィアはオランダ東インド会社の基地として、後にはオランダ領東インド国家の中心都市として発展していくことになりましたが、
前回のスラバヤ編でも説明した通り、旧日本軍がジャワ島を占領した後、バタヴィアから現在のジャカルタに名称が変わることになります。

いい感じの博物館です。タルタルーガおススメです。


ファタヒラ広場はこんな感じでカラフルな貸し自転車なんかもあって、いい感じの場所です。

ジャカルタは東南アジア有数の混沌とした大都市なので、街中はとにかく人も車もバイクもいっぱいで、落ち着かないのですが、
コタ地区はその喧騒を忘れさせてくれ、コロニアルな雰囲気は実にエキゾチックな気分を感じることが出来ますので、

(カフェ・バタヴィア)

(オランダ統治時代の知事の住居兼事務所で現在はレストランとして人気です)

ジャカルタに来た際にはぜひコタ地区に行ってみてください!

タルタルーガ博物館を出て、向かいのカフェで一休み。

暑いのでアイスコーヒーが美味しいです。

・・・・・おっと、ネコがこんなところに。

・・・・・・。

ニャ~。
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、慌ただしくジャカルタにやってきたタルタルーガでしたが、スラバヤに続いてジャカルタでも現地団体を訪問します。
日本出発時点では、コンタクトする団体の目途がついてなかったのですが、
ジョハンさんがZungu Capoeiraのジャカルタにいるメンバーに連絡してくれ、
メンバーの彼(REZA)と一緒に訪問することになりました。

↑REZA
ジョハンさんありがとうございます。(ちなみにその日はZungu ジャカルタの練習はお休み)

(Red planet hotel pasar baru)
無事宿泊しているホテルで合流し、彼の車で現地に向かいます。

着いた先はこちら。「fit'n Chic Family Fitness」というスポーツジムです。

ジムは「Mal Artha Gading」というショッピングモール内にあります。

ジャカルタ中心部から大分離れてますね。
REZAに連れてきてもらって助かりました。
そして今回訪問した団体はこちら。

Grupo Capoeira Brasil Indonesia Jakarta
URL: https://sites.google.com/site/shaolincapoeirajkt/capoeira-brasil
この日は”ある理由”で道が渋滞しており、メンバーが遅れていて練習自体も遅れてスタートだそうです。

なので、とりあえず待ちます。
REZAから先生は「Shaolin(=少林)」というアペリードと聞いています。
しばらくして、2人ほどメンバー到着。Shaolin先生は遅れてるそう。
その後少しばかりして、先生到着。
・・・・・・。

(Instrutor Shaolin)

中々そのイカツイ風貌にタルタルーガびっくりしましたが、彼の本業は空間デザイナーです。


(この写真はジャカルタの高層ビルの屋上で撮影したそうです)
ということで、遅れましたがこの日は5名で練習スタートです!


練習場所はジムの一室。結構広いです。

練習はスペースを使って動く練習を主にやりました。


最後はみんなでジョーゴ!

REZAとジョーゴ!



Shaolinとジョーゴ!






先生上手いです。

タルタルーガ、さらにジョーゴ!


スラバヤに続いてジャカルタでも頑張ります!
こんな感じで練習終了。ジャカルタでもいい汗をかきました。
Capoeira Brasil Jakartaのみなさま、どうもありがとうございました。テレマカシー。
スラバヤから連日の練習でしたが、ジャカルタでは練習出来るか怪しかったので、出来てよかったです。
というのもなぜかというと・・・

(この日のジャカルタ中心部)


この日のジャカルタ中心地では、当時ジャカルタ州知事だったアホック(AHOK)知事がイスラム教を冒涜したとして、
大規模なデモが行われていて、市内には注意喚起が上がっていました。

(アホック知事)

ジャカルタの日本大使館からもこのようにHP上で通達されています。
在インドネシア日本国大使館からの注意喚起(大規模デモ)
● 11月4日昼の金曜礼拝後,ジャカルタ中心部にて,バスキ・チャハヤ・プルナマ(アホック)ジャカルタ特別州知事を糾弾する大規模なデモが予定されています。
一部報道では,デモが過激化して暴動に発展する可能性や、デモが週末にかけて継続する可能性も懸念されています。
● デモ参加者はイスティクラル・モスク(インドネシア最大のイスラム教礼拝堂)に集合し,大統領宮殿へと移動する予定であり,モナス(独立記念塔)やジャカルタ州庁舎を含むデモの周辺地域には近づかないようにしてください。
● デモの周辺地域を含む広い範囲で交通規制が予定されているため、4日の午前中からこれら地域に激しい渋滞が発生する可能性がありますので、ご注意下さい。
ジャカルタにお住まいの皆様および旅行者の皆様へ
11月2日,日本外務省は,以下の海外安全情報(インドネシア:11月4日のジャカルタにおけるデモに関する注意喚起)を発出し,海外安全ホームページに掲載しましたので,一部改訂の上お知らせします。
確かに空港から市内中心に入ったあたりでデモらしき集団を見かけました。

(↑はタルタルーガ撮影)


翌日朝にはジャカルタを離れる予定だったので、当初の予定では市内中心のムルデカ広場周辺を観光する予定だったのですが、
ジョハンさんからもデモがあるから危ないということで、コタ地区に変更したという訳なんですね。

(デモのエリアとホテルはこんなに近い)
デモ自体は政府報告だと5-20万人規模で、夜には収まったものの、夕方あたりに一部の暴力的なデモ参加者と警察が衝突する一幕もあったようです。


(その日のニュース)


(練習後、ジム内のテレビを見る人)
ということもあって、練習にも人が少なかったのと、道路が渋滞していたため遅くなっていたという訳です。
今まで「外国でカポエイラ」シリーズでは、あまりトラブルについては書くことはなかったのですが、
旅行先においては、こういったトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。
今回の旅行ではその影響が大きかったので、内容に入れることにしました。
旅行中の危険を回避するために気を付けることは、やはり危ないところには近づかないことですね。
-----------------------------------------------------------
【-翌日-】

(ジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港)


タルタルーガ、この翌日予定通りジャカルタを離れバンコクを経由して帰国します。
さて、スラバヤからジャカルタへと続くインドネシア編はこれで終わりです。
インドネシア自体には、以前書いたマレーシア編でラストにジョグジャカルタ寄った話を書きましたが、カポエイラをするのは初めてです。

(世界遺産ボロブドゥール遺跡前で。お気に入りの一枚)
今回はカポエイラを通じていろいろな人に出会い、現地ではジョハンさんやREZAにサポートしてもらい本当に感謝ですね。
正直ジャカルタに関しては観光情報少なすぎて残念なんですが、昨年再びジャカルタを訪れる機会があって、

またShaolinとも会うことになり、そこからカポエイラでの関係が広がります。
ですが、まだ他の旅行のストックがあるので、その話は一旦置いてまた次の機会に。
今回ジョハンさんやShaolinにいろいろと聞く中では、ジャワ島以外にもインドネシア各地にカポエイラ団体があるようです。

インドネシアは5,110kmと東西に非常に長く、赤道にまたがる1万3,466もの大小の島により構成される島国ですから、
個人的に外国でカポエイラをする上で、潜在的に魅力のある国ではないかと思っています。
読者のみなさま、ぜひいつかはインドネシアへ!また次回をどうぞよろしくお願いいたします!

Sampai jumpa!
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2020/11/08(日)

Bon jour!

タルタルーガ、ポルトガルを離れパリにやってきました。
前回までのポルトガルシリーズはこちら・・・「ポルト編」 「リスボン編」
※引き続き今回の日記もコロナ前のお話になります。
今回の旅行は、パリ経由のポルトガル行きだったので、帰国の前にちょっとだけ滞在することにしました。なので、おまけ編です。

トップの写真は説明するまでもないですが、エッフェル塔です。パリのランドマークの一つです。

タルタルーガ、早朝のエッフェル塔できっちりバナネイラを決めてきました。
バナネイラで記念撮影する際は足を閉じた方がよい画が撮れます。
よね?

↑ムカエダ
ムカエダ、足を閉じろ!足を!
・・・・・・・。
※特別出演の黄帯ムカエダ氏は今回の旅行内容に関連はありません。
・・・・・・・・。

ということで、改めてみなさまボンジュール。

パリ(仏: Paris)はみなさんご存じの通り、フランスの首都。
フランスの政治、経済、文化などの中心地でヨーロッパおよび世界の大都市の一つです。

1区を中心として時計回りに20の行政区が並び、東西には2つの森があり、市中にはセーヌ河が横切ります。

もう一つのパリのランドマークといえば凱旋門。

ここシャルル・ド・ゴール広場(仏: Place Charles-de-Gaulle)は、凱旋門を中心に、シャンゼリゼ通りを含め放射状に道路が伸びる、パリの顔とも言うべき広場です。

(シャンゼリゼ通り)

パリはさすが名立たる世界都市です。ポルトガルとやはりその都市としてのエネルギーが違いますね。

実際にパリの物価は高いです。
タルタルーガ、今回のパリ滞在にあたって、宿泊代節約のために民泊を利用してみました。

場所はフランス国鉄「モンパルナス駅(Gare Montparnasse)」のすぐ近くの飲食店が並ぶこの通りの上階です。
普通のアパルトメン(アパート)の一室を借りました。

中の階段は木製で非常にレトロです。エレベータはありません。通路はまあ狭いです。

部屋はこんな感じ。6畳くらいのスペース。

キッチンも付いてますが、中は写真一枚に収められないほどで、やっぱり狭いです。
パリの都心部の建物は石造りのためどこも古く、築100年越えなんかの物件もざらにあるそうです。
フランス人は古いものを長く大事に使う国民性なので、リフォームをして長く使うのは普通のことだそう。
確かに狭くて快適ではありませんが、なんといってもパリのアパルトメンの滞在というのが、
パリの住民になった気分になれるので、これはこれで面白いと思います。

最近では民泊といってもいろんなタイプがあるので、ホテル滞在もいいですが、是非アパルトメンにも泊まってみましょう!
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、慌ただしくパリにやってきたタルタルーガでしたが、ここでも現地団体を訪問します。

おっと、パリの街中にカポエイラのポスターが。

というわけで、今回訪問した団体はこちら。

Association Vamos Capoeira Paris
URL: http://www.capoeira-paris.net/Capoeira-senzala-paris.html

向かったのはこちらの建物。
Ecole de Danse Daoudというダンススタジオのようです。


中はこんな感じです。

さあ、ポルトガルから連続してフランスでもカポエイラです!

この日の先生はフランス人Appaxiado先生。
この日の練習は基本の蹴りの練習や、コンパッソ入りのサントアマ—ロなどでした。
で、最後はみんなでジョーゴ!
・・・・なんですが、すみません。ジョーゴの写真がありません。
ポルトガルからほぼ連戦のカポエイラ練習でタルタルーガ、このあたりでガス欠。
ただ、何も無いのはさびしいので、Vamos Capoeiraの紹介動画を添付します。

Vamos Capoeira ParisはCapoeira SenzalaのMestre Itamarが師事したSenzala系列の団体で、
元々はCapoeira Senzala Parisとして活動していたそうです。
で、Senzala Parisと言えば、この人。

よくテンポのホーダにも来てくれる、コブラことオリヴィエさん。
海外での訪問団体を決めるきっかけとして、こういったつながりをヒントにすることもあります。

先生他みなさん、彼のこと知っていました。オリヴィエさん、またホーダで会いましょう。

(Mestre Itamar)
ちなみに、Mestre Itamarは現在はリオデジャネイロで活動しており、
この後、タルタルーガがリオデジャネイロに行ったときに訪問したことでつながります(実はたまたま)。

(リオデジャネイロ編)
カポエイラを続けていると、こんな感じで世界はつながっているんですよ。読者のみなさま。
というわけで、

Vamos Capoeira Paris Merci beaucoup!
---------------------------------------------------------
タルタルーガ、パリでもカポエイラをやってきましたが、今回のフランスに寄った本当の目的はここからになります。


早朝、モンパルナス駅にやってきました。

売店で朝食を購入します。売店にはフランスらしくクロワッサンや、バケットサンドが売っています。


どれも美味しそうです。ヨーロッパではこういうのがテンション上がりますね!

モンパルナス駅は主にフランス西部、南西部方面行の列車の始発駅です。



タルタルーガ、TGV(フランスの新幹線)に乗って西へ向かいます。



TGV車内はきれいで快適です。


(レンヌ駅)
レンヌ駅に到着。

駅の隣にあるバスターミナルからバスに乗ります。


車窓には羊が見えたりと牧歌的な景色が続きます。

バスを乗り継ぎ、しばらくしたら、見えてきました!この建物。
そう、みなさんもテレビや写真なんかで一回は見たことあると思います。


「モン・サン=ミシェル」にやってきました。



モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)は、フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島およびその上にそびえる修道院です。
堂々たる世界遺産です。個人的に世界遺産のイメージって、モン・サン=ミシェルかペルーのマチュピチュな感じです。
モン・サン=ミシェルのあるサン・マロ湾は、ヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られ、
潮の満ち引きの差は15メートル以上あるため、修道院が築かれた岩でできた小島は満ち潮の時には海に浮かび、
引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていたそうです。
対岸と地続きの道路で繋がっていたことにより砂が堆積して急速な陸地化をしてしまったため、
以前の姿を取り戻すべく2009年に地続きの道路が取り壊され、2014年に新たに橋が完成しています。
下の写真はつい最近のニュース写真で、満潮になった時のモン・サン=ミシェル。



まさに孤島ですね。


修道院内部はたくさんの観光客でごった返しています。さすがAクラスの世界遺産です。
かつては修道院以外にも監獄や要塞として利用されていたこともあり、いろいろと変遷の中現在に至ります。
今回はポルトガルがメインでしたが、フランス経由が都合がよかったのもあって、短いフランス滞在のメインをここに当ててきました。
で、合わせてカポエイラもやってきたわけですね。

モン・サン=ミシェル、圧倒的な存在感です。タルタルーガ、大満足です。ドゥーン!

以上でポルトガル編(ポルト、リスボン)からおまけのパリ編に続く日記はおしまいです。長々とありがとうございました。
読者のみなさまいかがだったでしょうか?
2020年は新型コロナウィルスの影響で、もはや海外旅行が出来る日がいつになるかわからない状態が続く中、
いつもの旅ブログを書いたところでどうなんだろうか?と思うこともあったのですが、
よくよく考えてみれば、普段も誰もがあちこち旅行している訳でもなく、むしろ読み物として楽しみにしてくれている人が多いことに気づきました。
実際に今回書いていく中、当時を振り返ることで改めてその国の文化や歴史を知ることが出来ましたし、
溜めてしまった過去ストックが一つ一つ減っていくのはそれはそれで開放感があります。
なので、また海外旅行が出来ることを願って、引き続き過去のストックを書き上げていきたいと思います。
読者のみなさま、また次回をどうぞお楽しみに!

Au revoir !
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2019/11/12(火)
Hello!


ムンバイ編も後半です。
前回のお話は→コチラ
前回は主にエレファンタ島の話だったので、後編はムンバイ市内の見所をレポートしようと思います。

ちなみにタルタルーガがいるのは、ムンバイ・セントラル駅です。

ここからインド各地への長距離列車や、ムンバイ近郊列車が往来しています。


メインホールは吹き抜けで、サイドには貨物エリアがあります。

構内の壁面には、インドといえばマハトマ・ガンディー。
市内中心地へは、電車で向かいます。

マンゴージュース 10ルピー(約20円)

ホームに電車が来ました。
なんと近郊電車にはドアがついておりません。基本オープンエアーです。さすがインド。

なので走行中落ちたら大変なことになります。

ムンバイは人口過密都市なので、ラッシュの時はこんな状態になるようです。すごい。
中々他では出来ない体験ですから、読者のみなさまもぜひ乗ってみてください。


フォート地区に来ました。街中には洋風な重厚な建物があります。こちらはムンバイ大学。


この建物は裁判所です。前編に出てきたインド門やタージマハルホテルもこの地区にあります。
ここでインドについて説明すると、インド独立以前はイギリスの植民地として統治されており、
その中でムンバイは旧名ボンベイ(BOMBAY)として、国際貿易港として非常に栄えていました。

そのため、現在でも街中にはイギリスの影響のあった建物が残っていて、 二階建てバスも走っています。


同時に街中に普通に牛がいたりします。そのあたりやっぱりインド。

続いて向かったのがこちらの建物。チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤにやってきました。
?
「チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ」です。
繰り返します。タルタルーガ、 チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ にやってきました。
? ?
もう一度言います、チャトラパティ シバジ マ・・・・・・。
しつこい?
・・・・。すみません、読者のみなさま。
ここの長い名称の建物「チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ(Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya)」は、
旧名プリンス・オブ・ウェールズ博物館(The Prince of Wales Museum)というムンバイで一番有名な博物館です。


博物館の外観はドーム型の屋根をもつインド風の建物で、周りにはヤシの木や南国の植物が植えられた場所に建っている画になる建物です。




館内は、「美術」、「考古学部門」、「自然史部門」に分かれた展示になっており、ムンバイの歴史や文化、芸術を順を追って知ることができるような展示内容になっています。

こんなセクシーな石像なんかがあります。
なかなかいい博物館でした。
みなさんもぜひ訪問してみてください。チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ。

さて、歩き疲れたので、ここで一休み。ムンバイのスタバに立ち寄ります。



商品や値段ははほとんど日本と同じで、中はインドの喧騒と対照的で、客層もスタイリッシュな人が多いです。

インドでは現在150店ほどスタバがあって、このムンバイ店はインドのスタバ第一号店だそうです。
2012年に初出店して、150店まで増えているのですからすごい勢いで経済発展しているのがわかるのではないでしょうか。

続いてはこちらの建物。チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅です。


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(マラーティー語:छत्रपती शिवाजी टर्मिनस 英語:Chhatrapati Shivaji Terminus)は、
インド・ムンバイにある鉄道の駅で、ムンバイ近郊鉄道や他の長距離鉄道も乗り入れています。

旧名は「ヴィクトリア・ターミナス駅」 (Victoria Terminus)。名称が長いので「CST」または「VT」と言われています。
1888年に建造された駅舎はヴェネツィア・ゴシック建築様式で、世界遺産に登録されています。

中はこんな感じで、重厚な造りで趣きがあります。


すごいのはこの駅は現役で利用されているところですね。
ヴィクトリアと付くように、大英帝国時代のヴィクトリア女王の名称から取られています。

ちなみにこの駅は2008年アカデミー賞受賞作品の映画「スラムドッグ$ミリオネア」で使われたロケ地です。
この映画はムンバイが主な舞台で、「クイズミリオネア(ファイナルアンサー?っていうアレです)」を通して、
ムンバイのスラムDharavi(ダラヴィ)地区育ちの主人公の半生や貧困や人身売買、犯罪、宗教問題といった社会問題を描いたヒューマンドラマです。


最後のエンディング・シーンはここで撮影されています。
実にいい映画ですので、ぜひ観てみてください。
ちなみにこのダラヴィ地区を見学させてくれるツアーを現地NGOがやっています。
タルタルーガもツアーに参加してきましたが、ゴミ収集やリサイクルなど小規模産業があって、なかなか興味深いものでした。
スラム内は撮影禁止なので、参考動画を挙げておきます。興味のある方は参加をオススメしますね。
また、その話題について、タルタルーガ、こんな場所に行ってきました。

ここは「ドービーガート(Dhobi Ghat)」という場所です。
ドービーとは洗濯人のことで、ムンバイ中から集められた衣類を手作業で洗濯している、巨大な洗濯場です。

見てください。ここに見えるのが全て洗濯物です。かなりの量が乾されています。これはすごい。

ここは100年以上の歴史があって、5000人近い人が働いているそうで、その規模はもはや町といった様相です。
またここでインドについてですが、みなさんも「カースト制度」についてなんとなく知ってるのではないかと思います。
簡潔に説明すると、カーストとは古来のインドの階級制度のことで、それぞれの身分と職業が定義されています。
現在のインドでは法律上撤廃されているのですが、未だカーストの考えはあって、職業による差別が存在しています。
家庭に洗濯機を買うよりも、ここで頼むほうが安く上がるそうです。

ドービーガートの向こうには近代的な高層ビルが並び、このコントラストはまさにムンバイの格差社会を表しているようです。
※ドービーガートはマハラクシュミ(Mahalaxmi)駅のすぐ横にあって、高架から観ることができますが、
中に外国人だけで入るのはトラブルになる可能性があるので、現地ガイドと一緒に入ったほうが良いです。
さて、今回タルタルーガ、インドについて説明多く、なかなかの社会派ではないでしょうか、どうでしょう?読者のみなさま。
A.そう思う
B.そう思わない
ファイナルアンサー?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ファイナルアンサー?
-----------ここからカポエイラのお話-------------

Centre For Capoeira India
URL:https://www.capoeiraindia.in/
世界的なグループ「コルダォン・ジ・オウロ(Cordao de Ouro)」のインドチームです。
前編に続いてまたCDO(Cordao de Ouro)の訪問です。

Professor Baba
前回の練習後に、明日は本部でProfessor Babaの練習があるから行ったらどう?と勧めてもらったので、
翌日深夜に出国というハードモードでしたが、これも何かの縁ですから行ってみることにしました。

リキシャーに乗って向かいます。


着いたのはこちらの建物。学校のようです。

ちょうど子ども練習中でした。



こちらがCentre For Capoeira IndiaのトップのProfessor Baba。とても陽気な方です。
練習開始してまずは準備運動。



ストレッチと移動、避けの動きをします。





この日の練習は並んで、蹴りの練習や、蹴りからのコンビネーション等。

アルマーダの蹴り足を置かずにアウー・ジ・コルーナとかCDOらしい動きにタルタルーガ四苦八苦しました。

その後レベル分けして、上帯チームでエリコピテロの練習。


メンバーが見本を見せてくれます。できるメンバーが何人かいます。




やはり難しいです。
ちなみに前回もそうでしたが、練習は全て「英語」で行われます。
インドはもともとイギリス領でしたが、そもそも他民族多言語国家なので、州によって言葉どころか文字まで全く違ってたりします。
なので、インド紙幣にはこのとおり各地の言語が印刷されています。

そのため共通言語の英語が広く通用してます。こんなところもインド。


そして最後はいつものようにホーダ!連日ですが帰国前に頑張ります!




さすが本部だけあって上手い人が多いです。



この日はBaba以外にMonitorが4名いました。かなり上手いです。

タルタルーガ、気が抜けません!!!



インドという土壌なのか久々の究極的アウェー感あります!


Professor Babaとジョーゴ!




陽気な一面を見せながら攻めてきます!
タルタルーガも攻めます!


ホーダ終了!連日に渡るムンバイでのカポエイラも終わりました~。
想像以上にレベルも高くて楽しかったです。新たな発見でした。

Babaからプレゼントとしてビリンバウのパウ(棒)をもらいました。
「これはインドの竹の一種で作られているんだ。ここでは20ドルくらいで一式作れるんだよ。安くていいだろ」
なんとProfessor Baba、ビリンバウを自国生産できるスキームをもっているとは驚きました。
いや~これはうれしいプレゼントをいただきました。

大久保アカデミーアに寄贈してありますので、興味のある方はぜひ試し弾きしてみてください。
Professor Babaはインド出身ではありますが、若いころに一家でイスラエルに移住して、
そこでカポエイラに出会い、学び、またインドに戻り、2006年からムンバイでカポエイラのクラスをスタートさせました。
現在では指導者クラスも増え、ムンバイで9ヶ所でのレッスンと10ヶ所のインターナショナルスクールのカリキュラムになっているそうです。

そして、2016年には世界各地からCDOの先生たちをインドに呼び、「Capoeira Asia」というイベントを盛大に行っています。
(Capoeira Asiaのイベントの様子)
イベントについてなぜインド開催だったのかと聞くと、ブラジルやヨーロッパから先生を呼ぶ上で、インドが距離的、気候的にちょうど良く、 またビザや滞在費用についても都合が良かったからだそうです。

このイベントにはCDOのトップGrande Mestre Suassunaも来てますから、
Professor Babaオーガナイザーとして中々の手腕を振るっています。
タルタルーガ、インドでまた新たな収穫と経験ができました。というわけで。

Centre For Capoeira India Axe!
-------------------------------------------------------------
さて、前編後編に渡ったインド編いかがだったでしょうか?
ブラジルや欧米でのカポエイラレポートについては、結構見かけることはあるのですが、
インドのカポエイラというのは中々珍しいものでなかったでしょうか?
インドのカポエイラのレベルは想像以上でした。これは新しい発見でしたね。
タルタルーガはもう長らくいろいろと旅行をしているのですが、
初めて一人で海外旅行をしたのがインドで、その最初に着いた都市がムンバイです。
当時1999年、まだタルタルーガ10代の時です。
まさか10数年後にカポエイリスタとして、この地に帰ってくるとは当時は思わないですよね。
そういった点でも中々感慨深いものがありましたね。

(初めて泊まったホテルYMCA前で。ドアが自動ドアに変わっていた!)
さて、最後はいつもどおりで。

タルタルーガ、ムンバイのコーストエリアであるマリーンドライブにやってきました。

アラビア海に向かって、長く続くビーチです。

一日中、ローカルのカップルが並んで座って海を眺めながら語らっています。

インドという国は混沌とした世界観と街の空気と人々の熱気やパワーには
古来から旅人を惹きつけてきた魅力があります。旅行先として非常に面白い国です。
そこにカポエイラが加わるわけですから、さらに面白さが増えますね!
ぜひ読者のみなさまも悠久の国インドへ!

GO!INDIA!


ムンバイ編も後半です。
前回のお話は→コチラ
前回は主にエレファンタ島の話だったので、後編はムンバイ市内の見所をレポートしようと思います。

ちなみにタルタルーガがいるのは、ムンバイ・セントラル駅です。

ここからインド各地への長距離列車や、ムンバイ近郊列車が往来しています。


メインホールは吹き抜けで、サイドには貨物エリアがあります。

構内の壁面には、インドといえばマハトマ・ガンディー。
市内中心地へは、電車で向かいます。

マンゴージュース 10ルピー(約20円)

ホームに電車が来ました。
なんと近郊電車にはドアがついておりません。基本オープンエアーです。さすがインド。

なので走行中落ちたら大変なことになります。

ムンバイは人口過密都市なので、ラッシュの時はこんな状態になるようです。すごい。
中々他では出来ない体験ですから、読者のみなさまもぜひ乗ってみてください。


フォート地区に来ました。街中には洋風な重厚な建物があります。こちらはムンバイ大学。


この建物は裁判所です。前編に出てきたインド門やタージマハルホテルもこの地区にあります。
ここでインドについて説明すると、インド独立以前はイギリスの植民地として統治されており、
その中でムンバイは旧名ボンベイ(BOMBAY)として、国際貿易港として非常に栄えていました。

そのため、現在でも街中にはイギリスの影響のあった建物が残っていて、 二階建てバスも走っています。


同時に街中に普通に牛がいたりします。そのあたりやっぱりインド。

続いて向かったのがこちらの建物。チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤにやってきました。
?
「チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ」です。
繰り返します。タルタルーガ、 チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ にやってきました。
? ?
もう一度言います、チャトラパティ シバジ マ・・・・・・。
しつこい?
・・・・。すみません、読者のみなさま。
ここの長い名称の建物「チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ(Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya)」は、
旧名プリンス・オブ・ウェールズ博物館(The Prince of Wales Museum)というムンバイで一番有名な博物館です。


博物館の外観はドーム型の屋根をもつインド風の建物で、周りにはヤシの木や南国の植物が植えられた場所に建っている画になる建物です。




館内は、「美術」、「考古学部門」、「自然史部門」に分かれた展示になっており、ムンバイの歴史や文化、芸術を順を追って知ることができるような展示内容になっています。

こんなセクシーな石像なんかがあります。
なかなかいい博物館でした。
みなさんもぜひ訪問してみてください。チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ。

さて、歩き疲れたので、ここで一休み。ムンバイのスタバに立ち寄ります。



商品や値段ははほとんど日本と同じで、中はインドの喧騒と対照的で、客層もスタイリッシュな人が多いです。

インドでは現在150店ほどスタバがあって、このムンバイ店はインドのスタバ第一号店だそうです。
2012年に初出店して、150店まで増えているのですからすごい勢いで経済発展しているのがわかるのではないでしょうか。

続いてはこちらの建物。チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅です。


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(マラーティー語:छत्रपती शिवाजी टर्मिनस 英語:Chhatrapati Shivaji Terminus)は、
インド・ムンバイにある鉄道の駅で、ムンバイ近郊鉄道や他の長距離鉄道も乗り入れています。

旧名は「ヴィクトリア・ターミナス駅」 (Victoria Terminus)。名称が長いので「CST」または「VT」と言われています。
1888年に建造された駅舎はヴェネツィア・ゴシック建築様式で、世界遺産に登録されています。

中はこんな感じで、重厚な造りで趣きがあります。


すごいのはこの駅は現役で利用されているところですね。
ヴィクトリアと付くように、大英帝国時代のヴィクトリア女王の名称から取られています。

ちなみにこの駅は2008年アカデミー賞受賞作品の映画「スラムドッグ$ミリオネア」で使われたロケ地です。
この映画はムンバイが主な舞台で、「クイズミリオネア(ファイナルアンサー?っていうアレです)」を通して、
ムンバイのスラムDharavi(ダラヴィ)地区育ちの主人公の半生や貧困や人身売買、犯罪、宗教問題といった社会問題を描いたヒューマンドラマです。


最後のエンディング・シーンはここで撮影されています。
実にいい映画ですので、ぜひ観てみてください。
ちなみにこのダラヴィ地区を見学させてくれるツアーを現地NGOがやっています。
タルタルーガもツアーに参加してきましたが、ゴミ収集やリサイクルなど小規模産業があって、なかなか興味深いものでした。
スラム内は撮影禁止なので、参考動画を挙げておきます。興味のある方は参加をオススメしますね。
また、その話題について、タルタルーガ、こんな場所に行ってきました。

ここは「ドービーガート(Dhobi Ghat)」という場所です。
ドービーとは洗濯人のことで、ムンバイ中から集められた衣類を手作業で洗濯している、巨大な洗濯場です。

見てください。ここに見えるのが全て洗濯物です。かなりの量が乾されています。これはすごい。

ここは100年以上の歴史があって、5000人近い人が働いているそうで、その規模はもはや町といった様相です。
またここでインドについてですが、みなさんも「カースト制度」についてなんとなく知ってるのではないかと思います。
簡潔に説明すると、カーストとは古来のインドの階級制度のことで、それぞれの身分と職業が定義されています。
現在のインドでは法律上撤廃されているのですが、未だカーストの考えはあって、職業による差別が存在しています。
家庭に洗濯機を買うよりも、ここで頼むほうが安く上がるそうです。

ドービーガートの向こうには近代的な高層ビルが並び、このコントラストはまさにムンバイの格差社会を表しているようです。
※ドービーガートはマハラクシュミ(Mahalaxmi)駅のすぐ横にあって、高架から観ることができますが、
中に外国人だけで入るのはトラブルになる可能性があるので、現地ガイドと一緒に入ったほうが良いです。
さて、今回タルタルーガ、インドについて説明多く、なかなかの社会派ではないでしょうか、どうでしょう?読者のみなさま。
A.そう思う
B.そう思わない
ファイナルアンサー?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ファイナルアンサー?
-----------ここからカポエイラのお話-------------

Centre For Capoeira India
URL:https://www.capoeiraindia.in/
世界的なグループ「コルダォン・ジ・オウロ(Cordao de Ouro)」のインドチームです。
前編に続いてまたCDO(Cordao de Ouro)の訪問です。

Professor Baba
前回の練習後に、明日は本部でProfessor Babaの練習があるから行ったらどう?と勧めてもらったので、
翌日深夜に出国というハードモードでしたが、これも何かの縁ですから行ってみることにしました。

リキシャーに乗って向かいます。


着いたのはこちらの建物。学校のようです。

ちょうど子ども練習中でした。



こちらがCentre For Capoeira IndiaのトップのProfessor Baba。とても陽気な方です。
練習開始してまずは準備運動。



ストレッチと移動、避けの動きをします。





この日の練習は並んで、蹴りの練習や、蹴りからのコンビネーション等。

アルマーダの蹴り足を置かずにアウー・ジ・コルーナとかCDOらしい動きにタルタルーガ四苦八苦しました。

その後レベル分けして、上帯チームでエリコピテロの練習。


メンバーが見本を見せてくれます。できるメンバーが何人かいます。




やはり難しいです。
ちなみに前回もそうでしたが、練習は全て「英語」で行われます。
インドはもともとイギリス領でしたが、そもそも他民族多言語国家なので、州によって言葉どころか文字まで全く違ってたりします。
なので、インド紙幣にはこのとおり各地の言語が印刷されています。

そのため共通言語の英語が広く通用してます。こんなところもインド。


そして最後はいつものようにホーダ!連日ですが帰国前に頑張ります!




さすが本部だけあって上手い人が多いです。



この日はBaba以外にMonitorが4名いました。かなり上手いです。

タルタルーガ、気が抜けません!!!



インドという土壌なのか久々の究極的アウェー感あります!


Professor Babaとジョーゴ!




陽気な一面を見せながら攻めてきます!
タルタルーガも攻めます!


ホーダ終了!連日に渡るムンバイでのカポエイラも終わりました~。
想像以上にレベルも高くて楽しかったです。新たな発見でした。

Babaからプレゼントとしてビリンバウのパウ(棒)をもらいました。
「これはインドの竹の一種で作られているんだ。ここでは20ドルくらいで一式作れるんだよ。安くていいだろ」
なんとProfessor Baba、ビリンバウを自国生産できるスキームをもっているとは驚きました。
いや~これはうれしいプレゼントをいただきました。

大久保アカデミーアに寄贈してありますので、興味のある方はぜひ試し弾きしてみてください。
Professor Babaはインド出身ではありますが、若いころに一家でイスラエルに移住して、
そこでカポエイラに出会い、学び、またインドに戻り、2006年からムンバイでカポエイラのクラスをスタートさせました。
現在では指導者クラスも増え、ムンバイで9ヶ所でのレッスンと10ヶ所のインターナショナルスクールのカリキュラムになっているそうです。

そして、2016年には世界各地からCDOの先生たちをインドに呼び、「Capoeira Asia」というイベントを盛大に行っています。
(Capoeira Asiaのイベントの様子)
イベントについてなぜインド開催だったのかと聞くと、ブラジルやヨーロッパから先生を呼ぶ上で、インドが距離的、気候的にちょうど良く、 またビザや滞在費用についても都合が良かったからだそうです。

このイベントにはCDOのトップGrande Mestre Suassunaも来てますから、
Professor Babaオーガナイザーとして中々の手腕を振るっています。
タルタルーガ、インドでまた新たな収穫と経験ができました。というわけで。

Centre For Capoeira India Axe!
-------------------------------------------------------------
さて、前編後編に渡ったインド編いかがだったでしょうか?
ブラジルや欧米でのカポエイラレポートについては、結構見かけることはあるのですが、
インドのカポエイラというのは中々珍しいものでなかったでしょうか?
インドのカポエイラのレベルは想像以上でした。これは新しい発見でしたね。
タルタルーガはもう長らくいろいろと旅行をしているのですが、
初めて一人で海外旅行をしたのがインドで、その最初に着いた都市がムンバイです。
当時1999年、まだタルタルーガ10代の時です。
まさか10数年後にカポエイリスタとして、この地に帰ってくるとは当時は思わないですよね。
そういった点でも中々感慨深いものがありましたね。

(初めて泊まったホテルYMCA前で。ドアが自動ドアに変わっていた!)
さて、最後はいつもどおりで。

タルタルーガ、ムンバイのコーストエリアであるマリーンドライブにやってきました。

アラビア海に向かって、長く続くビーチです。

一日中、ローカルのカップルが並んで座って海を眺めながら語らっています。

インドという国は混沌とした世界観と街の空気と人々の熱気やパワーには
古来から旅人を惹きつけてきた魅力があります。旅行先として非常に面白い国です。
そこにカポエイラが加わるわけですから、さらに面白さが増えますね!
ぜひ読者のみなさまも悠久の国インドへ!

GO!INDIA!
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2019/09/07(土)

नमस्ते!

タルタルーガ、インドの大都市ムンバイにやってきました。

こちら、後ろに見えるのがインド門(Gateway of India)。
イギリス領インド帝国の時代に建てられた建造物で、ムンバイを代表する観光地です。

ムンバイ(マラーティー語:मुंबई 英: Mumbai)はインドの西海岸に面するマハーラーシュトラ州の州都で、
インド最大の都市であり、南アジアを代表する世界都市の一つです。

ムンバイ市域人口は1,248万と世界でも有数のメガシティで、国内随一の商業及び娯楽の中心都市として、
世界中からの金融機関をはじめ、多くのインド企業の本社や多国籍企業の主要拠点が置かれています。
この日もインド門の周辺はたくさんのインド人観光客で賑わっています。
しかし暑い!ムンバイのある地域は熱帯に属しているため、気候は暑いです。

インド門の隣にあるこちらの立派な建物は「タージマハル・ホテル」といって、
インドを代表する高級ホテルで、世界の要人やVIPが宿泊するホテルです。
立派なホテルですね。

さて、タルタルーガ、ムンバイの街中を紹介する前に、
ここインド門裏の船着場から船に乗って、沖合いに浮かぶ「エレファンタ島」へ向かいます。

エレファンタ島はムンバイ湾の中にある、太古の石窟ヒンドゥー教寺院が残る島です。
現在のカルナータカ州を治めたラーシュトラクータ朝(753年-982年)時代からの彫刻があり、
1987年にUNESCOの世界遺産に登録されました。



船からは海鳥が見えます!この日もインド人観光客でいっぱいです。

エレファンタ島到着。


島の内部へ進むとこんな感じの洞窟が。

中は全て石をくり抜いて作った列柱があって、

その奥には壁を直接彫って作った、石像があります。



こちらは三面のシヴァ神。非常に大きいのがわかるでしょうか。

これはすごい!全部一つの岩山を掘り抜いて作ってますからね。大昔にこんな場所を作ってたんですね。

さすがインド。歴史があります。非常に良かった!大満足です。
タルタルーガ、エレファンタ島から戻ります。

船から見たインド門とタージマハルホテル。やっぱり立派ですね。

少しお腹が空いたのでこちらのお店でお昼にします。

インドといったらやっぱりカレーなんですが、
外が暑すぎてそこまで食べたくないので、チキンロールを注文です。

ロールはたまに日本のインド料理店でも見るのですが、
イメージだとブリトーやラップのようなもの考えてくれれば良いです。

ちなみに味のベースはやっぱりカレーです。

お腹も満たされたことで、少し街中を歩きます。

おや、通りにこんなお店が。

こちらはよくあるキーホルダーを作ってるお店のようです。
イニシャルや、好きな言葉なんかを加工していますね。

よく見るとアルファベット以外にインド系文字でも作ってくれるようです。
というわけで、タルタルーガもオーダーしてみることにしました。
数分後、出来上がりを取りに。

こんな感じで、作ってもらいました。これで「TARTARUGA」だそうです。

この向きで合ってるのかな?誰か読める人いますか?
なかなかインドらしい面白いお土産です。ムンバイにきたら記念にどうぞ。
-------ここからカポエイラのお話-------------
さて、今回はインド編ということもあって、ここムンバイにあるカポエイラ団体を訪問します。
インドにもカポエイラ団体あります。
訪問した団体はコチラ

Centre For Capoeira India
URL:https://www.capoeiraindia.in/
世界的なグループ「コルダォン・ジ・オウロ(Cordão de Ouro)」のインドチームです。

先方とコンタクト取れて、向かった先はこちらの建物。


看板の文字からして読めないので、何の建物かわかりませんが、
会議室や、オフィスなんかが入っているビルのようです。

本日の先生はInstrutor Cabeça。インド人カポエイリスタです。


といいますか、参加者はタルタルーガ以外は現地の方々です。
練習内容は、並んでジンガからの基本の蹴りや、流れての移動とかだったのですが、
CDO特有の床の動きも多く、中々慣れません。しかしながらこういう経験が外国でカポエイラの魅力でもあります。
そして最後はみんなでジョーゴ!




インストラクター・カベッサ、ワイルドな風貌の通り豪快な動きをします。

ポンチやケーダジヒンを器用に使って、みなさん中々上手いです。

そして、ある日本人カポエイリスタがインドで初ジョーゴです!!


みんなとジョーゴ!


サントアマーロ!




この日は誕生日ホーダもありましたので、ケーキが登場。これは万国共通なんですかね。


この二人が対象で、お互い食べさせ合っています(笑)。

いやータルタルーガ、インドでの初カポエイラでしたが、非常に楽しめました。
今までアジア圏はいろいろと行ってますが、インドは初潜入だったのですが、
想像していた以上に、きっちりと練習しているのを感じましたね。
ムンバイ編まだ続きます。次回をお楽しみに!

फिर मिलते हैं!
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2017/03/16(木)

大家好!


タルタルーガ、台湾にやってきました。
そして、読者のみなさまメリークリスマス!
(これは2016年のクリスマスのころのお話です。)

現在タルタルーガがいるのは台北駅です。巨大な駅舎ですね。

台北駅の中央はこの通り吹き抜けになっていて、ちょうどこのクリスマスの時期には、
見ての通り大きなクリスマスツリーが建っています。

皆さん思い思いに写真を撮ったりしていますね。
台湾は熱帯にあるため、12月でもあまり寒くありません。秋くらいの気温ですね。


さて、タルタルーガ、今回は台北駅から特急に乗り、一路台湾東部へ。

花蓮駅に着きました。
ここ花蓮市(英:Hualien)は台湾花蓮県の県轄市です。

首都台北と比べ、花蓮は地方都市なので、人も少なく南国らしく街中ものんびりした感じです。
タルタルーガ、台湾にはもう何度も来てはいるんですが、ほとんど台北に滞在してるため、
地方に来たのは初めてです。地方都市独特の雰囲気は悪くないです。

タルタルーガ、駅前の観光案内所で現地ツアーに参加します。
花蓮には台湾でも有数の観光地で、景勝地でもある「太魯閣渓谷(タロコ渓谷)」があります。
そのためにここに来たわけですね。

早速観光バスに乗って出発です!
今回の参加者は・・・まさかのタルタルーガのみ!プライベートツアーになってしまいました。

この通り後部座席はガラガラです(笑)。

現地に向かう前に、まずはお昼。何しろ参加者1名のため、道中のファミリーマートへ寄ります。


店内ほとんど日本と同じです。おでんや、お茶で煮出した煮卵なんかも売ってます。

これらを買いました。漢字が読めないけど鶏肉ショウガ炒め乗せごはんとパパイヤミルク。

ご飯は見ての通りの美味しさです。

そして台湾といえばパパイヤミルクです。
台湾のコンビニはほとんどのお店にイートインがあるのがいいですね!

さて、お昼後、一路バスは太魯閣国家公園へ。

山が見えてきましたね!天気は曇りですが、中々いい感じです。

入口が見えました。このまま進みます。

太魯閣国家公園(Taroko national park)は台湾の国立公園で、総面積は9万2000ヘクタール。
公園内の太魯閣渓谷(タロコ渓谷)は、立霧渓が大理石の岩盤を侵食して形成された大渓谷です。

タルタルーガ、渓谷を歩きます。


いやーいいですね。この切り通し感。中々良い景色です。
続いて向かったのが「燕子口」と言われる渓谷が最も狭まっている場所。

安全のためヘルメット着用です。

ほら、この通り看板も。
では、行きましょう。


両側の崖が切り立ってますね。写真よりも実際は結構な景色ですよ。

最後に訪れたのがこちら「長春祠」。
祠とある通り、工事中に殉職した212名の霊が祀られている場所なんですが、

どうでしょう、この渓谷感!
太魯閣渓谷は台湾でも人気の観光地なのも納得です。
今まで台北ばっかりだったので、地方もすごくいいです。
台湾ですから、交通もいいし、人も治安も問題無し!
みなさまもぜひ地方へ足を延ばすのをおススメします。満足しました!
-------------------------(ここからカポエィラのお話)-------------------
タルタルーガ、ここ花蓮でも現地団体を訪問します。
と、その前に腹ごしらえ。花蓮市の中心部に行きます。


台湾らしく賑わっている道に来ました。

入ったのはこちらのお店。「公正包子店」。

入口では蒸籠からもくもくと美味しそうな湯気が出ています。
小籠包を一籠注文します。

蒸籠を開けるとどうですか!小ぶりの肉まんがいっぱいです。

このお店では小籠包は肉まんのようです。味は美味しい!
この量で50元(約200円)くらいだから、安いですよね。
台湾は美味しいものがいっぱいあるのがとてもうれしいですね。
-------------------------(ここから本当にカポエィラのお話)-------------------
さて、ちょっと脱線しましたが、タルタルーガ、お腹も満ち足りたところで、
早速、花蓮の現地団体を訪問です。
今回の訪問先はコチラ。

卡波耶拉曼丁加花蓮分部 (Capoeira Mandinga Taiwan Hualien)
URL:https://www.facebook.com/CapoeiraHualien/?fref=ts
Capoeira Mandingaの花蓮支部です。

Capoeira Mandingaには2014年に台北の支部に訪問しているので、
台湾では2か所目になりますね。(台北の日記は→こちら)

向かった先はこちらの建物。「Street soul」というダンススタジオです。
中に入り本日の先生に挨拶。
花蓮支部の先生はこの方。

・・・・・・。え?
すいません。
これはデフォルメした画像でした。

実際はこの方、アペリードCicatrizこと、TONY。
中々の好青年です。
この日の参加は・・・・なんとタルタルーガのみ。また!?
TONY曰く、まだ始まって1年くらいの団体なので、メンバーがあまりいないとのこと。
だから、たまに人が来なくて自主練の時もあるよ(笑)。だそうです。
ちょうど、タルタルーガ来たので、授業が成立したという訳でした。

まさかのプライベートレッスン状態なので、まずは、お互いでビリンバウの練習。
トーキの違いや、歌を教えあったりしました。
その後、ストレッチして、ジンガ、アルマーダやコンパッソなど基本の蹴りの練習。
あれこれしていたところ、ここでメンバー1名登場。3人になりました(笑)。
人が増えたところで、スペースをつかって、移動の練習。



バナネイラで歩くところから始まり、



コンパッソ入りでのサントアマーロや、ホーダジガンチ、そこからのサントアマーロなど。


タルタルーガ苦手のポンチ入りからのケーダ・ジ・ヒン>ホレーへのつなぎ等々。
何分人が少ないので、すぐ出番が回ってきます。いい運動になりますね!

最後は3人でジョーゴ!



タルタルーガ、観光の疲れを吹き飛ばして頑張ります!

TONYとジョーゴ!




こんな感じで無事終了!3人だからもうクタクタです。
台湾も台北に続いて、地方都市の団体も訪問できました。

Capoeira Mandingaは現在、台北以外にも台中、高雄、花蓮、宣蘭と勢力を拡大しています。
前回の台北訪問にも感じたのですが、Mandingaのみなさんはカポエィラに対して、
とても前向きで、若いセンスに溢れていて、とても羨ましいと思いましたね。
そしてありがたいことにみなさん親日的でもあります。
今回先生のTONYもとても親切にしてくれました。
彼は前回タルタルーガが台北に来たときはブラジルで修行中で、
帰国後、故郷の花蓮で支部を立ち上げたそうです。

彼はナイスガイなので、頑張ってほしいですね!
というわけで、

卡波耶拉曼丁加花蓮 多謝!加油!
------------------------------------------------------------
さて、いつもの展開。
タルタルーガ、この日のツアー始めで海へ向かいました。

「七星潭」という場所です。


七星潭は花蓮で人気の観光スポットで、きれいな海岸線が広がってるのですが、

あいにくこの日は曇天です。でも、冬の海っぽくて
それはそれで良いです。
海をバックにキメます!

花蓮自体は元々太魯閣渓谷という観光地がある上、
カポエィラもできますから、さらに魅力ある場所になったんではないでしょうか。
台湾も台北以外にも魅力ある場所がいっぱいですね!
また次回をお楽しみに!
再見!
・・・・・・。
終わりと思いきや、今回はまだ続きがあります。
---------------------------------------------------------------------
【緊急告知!】

Capoeira Mandinga TAIWANのバチザードが3/25-26の期間で台北で開催されます。

アメリカからMestre Marceloと、ロシアからMestre Ticoが訪台します。
台湾だけでなく、日本からも結構な人数が参加表明しているようです。
今回グルーポ・テンポからも2名参加します。

参加するのはワタクシ、お馴染み青帯タルタルーガと、

アペリードAlto-Astralこと黄帯のマナブさんです。
タルタルーガ&マナブのコンビが参戦します。

称して、「ヘル・ミッショネルズ」と名乗ることにしました。
※ネプチューンマンはイギリス人です。(マナブさんのお母さんはイギリス人です)
※タルタルーガは剣道三段です。(中高は剣道部でした)
現地では、キン肉マン「夢の超人タッグ編」で、
ロビンマスクを粉砕した「クロスボンバー」を炸裂させてきます!

※現地でやったら国際問題です。
・・・・・・・・。
さて、特定の世代以外を置き去りにしたところで。
Mandinga TAIWANのバチザードは毎年行きたかったのですが、
今まで日程の都合が合わず行くことが出来なかったので、
今回とても楽しみです。
台北のメンバーにも2014年ぶりに会えますしね。
夜はパーティもあるそうですよ。読者のみなさま。
果たして、台湾では何が起こるでしょうか?
また次回をお楽しみに!

イチバーン!
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2016/12/21(水)
Halo!

さて、タルタルーガ・クイズの回答です。
(前回の日記は→コチラ)
Q: 相変わらず日記の更新の遅いタルタルーガでしたが、次の旅行で行ったところはどこ?
でしたね。
今回の訪問地は・・・・・・

キュラソー!


タルタルーガ、カリブ海にある島「キュラソー」にやってきました。

キュラソー島(Curaçao)は、ベネズエラの北約60kmのカリブ海に位置するオランダ王国の構成国です。
オランダというと皆さんはヨーロッパをイメージするかと思いますが、
過去の植民政策から、欧州外にも領土が存在します。


現在、上記の通り、4つの地域であるアルバ、オランダ、キュラソー、シント・マールテンを合わせて「オランダ王国(Koninkrijk der Nederlanden) 」と呼ばれています。
それぞれ王国内のパートナーとして互いに対等な立場で構成されいます。
(ヨーロッパ本土部分のみを指す場合は「ヨーロッパ・オランダ」と呼ばれる)

ここ、ウィレムスタット(オランダ語: Willemstad)は、キュラソー島の主都で、
町の中心はプンダ(Punda)とクィーン・エマ橋(Queen Emma Bridge)で繋がれた隣のオトロバンダ(Otrobanda)の
2つの地域からなり、共に港の入口に栄えた地域です。

写真のように並ぶパステルカラーの町並みは17 - 18世紀に建てられたオランダ植民地時代の建造物で、

ウィレムスタットの町並みは、「キュラソー島の港町ウィレムスタット市内の歴史地区」として世界遺産リストに登録されています。

そうなんです、カリブ海の島にこのテーマパークのようなヨーロッパ風の街並みがあって、
それがさらに世界遺産なんです。実にかわいらしい街ですねえ。

ちなみにナンバープレートも街並みがプリントしててかわいいです。

夜は夜でライトアップしてとてもキレイですよ。
どうでしょうか?実は既に題名に答えが入っちゃってるんですが、読者のみなさま、わかりましたでしょうか?

当たった方には、「タルタルーガ・オリジナルTシャツ」を・・・・。
しつこいですよね?
・・・・・・・・・・・・・・・・。

ウィレムスタットの街中はこんな感じ。


カリブ海らしく、黒人系が多いですが、オランダ人やさらに混血もいます。

こちら空港にいた、KLMオランダ航空の地上職員の方々。なんかオランダらしくおしゃれ。
キュラソーの公用語はオランダ語ですが、多人種が在住するため、現地語のパピアメント語や、英語にスペイン語まで話せるそうです。
ちなみに日本で一番有名なキュラソー出身者はこの人。

ヤクルトスワローズのバレンティン。2013年に60本のホームランを出したシーズン本塁打記録保持者です。

キュラソー島は他のカリブの島と同様に野球が人気のスポーツで、
2013年のWBC(World Baseball Classic)では、オランダとして日本とも対戦しています。
オランダのスポーツというと、普通はサッカーと思いますから不思議だったのですが、
野球についてはキュラソーなどカリブ出身の選手で構成されてたんですね。

ちなみにカクテルのキュラソーは、この島が由来になってます。
-------------------------------------------------------------
キュラソーですが、あまり公共の交通機関が整備されていません。
そこでタルタルーガ、今回写真の通りスクーターをレンタルしました。

タルタルーガ号です。

では行きましょう!Let's Go!


天気は快晴!最高のシチュエーションです。

運河沿いを通り、カラフルな街を抜けます。

途中ちょっと通りにあるスリナム料理店でランチ。

スリナムは南米の元オランダ領の国です。これまた珍しいですね。

ガーリックチキンを頼みました。味はガーリックというかカレーチキンですね。
スパイシーです。実はスリナムにはインド系の移民が30%もいます。
なので、インド料理がそのまま現地料理になってるんですね。
スリナムはブラジルの上にあるのに、文化も人種も違うというのがわかりました。
まだまだ世界は広い、うーん面白い!

タルタルーガ号、一路海岸線へ向かいます。

リゾートをスクーターでかっ飛ばすのは最高ですね!ヒャッホー!

海岸線について一休み。

遠くにクルーズ船が寄港しています。

キュラソーはカリブ海クルーズの観光地としても有名なんです。

いいですよね!優雅な船旅憧れます!いつかそんな船旅したいなあ。

キュラソーは横長の島で、地図の通り西海岸にはビーチが点在していて、

ダイビングなどマリンスポーツが楽しめます。きれいな海、カリブって感じですよね!
世界遺産のオランダ風の街並みに、きれいな海とカリブの空気。
こんな場所、中々無いと思います。ぜひ読者のみなさまもキュラソーへ!
Bon Bini Curaçao!
・・・・・・・・・・・・・・・ここからカポエィラのお話・・・・・・・・・・・・・・・・
カポエィラのお話ってことは、キュラソーでもカポエィラって事?
そうです。このカリブの島にもカポエィラ団体があるんです。
というわけで、今回の訪問先はコチラ。

「Grupo Capoeira Brasil Curaçao」
URL: http://www.congocapoeira.com/
世界的なグループCapoeira Brasilのキュラソー支部です。あるんですね~。

先生はInstrutor Congo、キュラソー出身、2000年に本国オランダに渡り、カポエィラを習い始め、
2014年にInstrutorとしてキュラソーに帰り、グループを立ち上げました。

行った先はこちらの建物。

からのこちらの建物。

中に入るとこんな感じ。カレッジの体育館です。

さあ、ここキュラソーでも、ある日本人カポエィリスタが頑張りますよ!
練習は準備から始まり、並んでジンガ、ホレーからのつなぎなどしっかりした基礎練習。

あとは二人組でのコンパッソからの避けからのホレーなど。

Instrutor Congo、英語で丁寧に説明してます。Go Proで録画をしたりしてます。
(本業はITのコンサルタントだそうです。)

ラストはみんなでジョーゴです!


タルタルーガ、割って入ります。


日本代表としていろんな技を出します。


まだみなさんキャリアも若いですし、結構技に沸いてくれるのが中々うれしい!

ここでCongoが割って入ってきた!!!

デ、デカい・・!!

Congo襲い掛かります!


タルタルーガ果敢に攻めます!


Congo、巨体ながら俊敏に攻めてきます!!


隙を突かれて、タルタルーガ転倒!!
このCongoというアペリード(あだ名)は、彼が巨体なのに動きが速いことが、
まるでコンゴのゴリラようだということで付いたそうです。なるほど!


仕切り直して、ジョーゴ再開!


周りが沸きます!楽しいですね!

Congoと握手して終了!
キュラソー島でのカポエィラ!またいい経験になりました。
こんなマイナーな場所での練習は、いつかのマダガスカル以来でしょうか?
(マダガスカルの日記は→コチラ)
練習後、Congoから言われました。
「タルタルーガ、私たちの練習に参加してくれてありがとう。
この島では自分が全て教え、生徒とジョーゴをしているが、
彼らは自分と同じ技や動きをするので、分身とジョーゴをしているようで、刺激が少ない。
君のような違った技術、マインドを持った人が来てくれると、自分も彼らも刺激を受けるのでとても良い事なんだ。」
そうか、マイナーな場所での指導者には色々悩みがあると感じた瞬間で、
同時に、ただの日本人カポエィリスタが少しでも役立ったことを嬉しく思うのでした!
というわけで、

Grupo Capoeira Brasil Curaçao Masha danki!
-----------------------------------------------------------------------------
さて、今回も最後となりました。タルタルーガ、キュラソーを離れます。

(バス停にて。ちなみにタルタルーガの荷物はいつもこのくらいしかありません。)

バスに乗って、空港に到着。



小型機に乗って、キュラソーを離れ、次の目的地へ向かいます。

地図にある通り、キュラソーはベネズエラのすぐ上に位置しています。
今回のメインの旅行先は、実はベネズエラなんですよ。

首都カラカスで乗り換え、目的地である「カナイマ国立公園」へ向かいます。

カナイマ国立公園はベネズエラの国立公園で、世界遺産(自然遺産)として登録されています。
未だに人類未踏の場所が点在し、世界最後の秘境ともいわれています。

カナイマに到着したタルタルーガ、セスナに乗り、まずは空から視察します。


おお!遠くにテーブルマウンテンが見えてきました。




ジャングルを抜け、窓からはダイナミックなにテーブルマウンテンが見えます!これは凄い!
この地帯はギアナ高地と呼ばれていて、テーブルマウンテンは2億5千万年前に大地が激しい雨で削り出されて造り出されたそうです。

地球を感じさせますね。まさに秘境です。

タルタルーガ、次はカナイマからテーブルマウンテンの一つである、アウヤンテプイ(Auyan-Tepui)を攻略します。
ここには世界最大の落差を持つ「エンジェルフォール(英語:Angel Falls/スペイン語:Salto Angel)」という滝があります。
それを観るためにここに来ました。では行きましょう!

エンジェルフォールまではジャングルに覆われているため、陸路はありません。

川を遡って行くため、スピードボートに乗ります。

川をかっ飛ばします!結構な水しぶき!!

上流に向かうと、周囲はこの景色!
スピードボートは一路アウヤンテプイへ。

おお!テーブルマウンテンが間近に見えてきましたよ!!いやー絶景ですね!

約4時間後、ようやく麓の河原に到着。景色はいいんですけど、ずっと座ってお尻が痛くてしんどいです。
水しぶきで濡れてますし。秘境へ行くにはこうした小さな苦労が多いんです。

河原からジャングルに入り、登って行きます。
ジャングルを抜けてたそこには・・・・・。

ドーン!
エンジェルフォール登場!高い!

エンジェルフォールは世界最大の落差979m!
落差が非常に大きいため、落下する水は滝下部に達するより前に空中に拡散してしまうため滝つぼが存在しません。
どれだけ高いかわかりますね。

滝下からの景色はこんな感じ。

やっぱり高いですよね!

滝の反対側も岩山に囲まれた絶景です!

昔からエンジェルフォールを見たくて、ようやくやって来れました。満足です。

さて、念願のエンジェルフォールに満足したタルタルーガ、この日はキャンプエリアでハンモックで就寝です。
【~翌朝~】

早朝、キャンプサイトから河原に向かうと、向こうにエンジェルフォールが見えます。


よく見ると虹が見えますね。真ん中らへん。

朝焼けのエンジェルフォールをバックに・・・。

その高さの如くバナネイラ!
って、厳しいかあ~
----------------------------------------------------
さて、読者のみなさま、いかがだったでしょうか?
今回、いつもより大胆に遠くへ、キュラソー島でのカポエィラに、エンジェルフォールへ。
写真の通り、とても充実した旅行となりました。
個人的な話なのですが、この旅行の直前に人事異動の内示が決まり、今までいた職場から離れることになりました。
そのため、当時は先の不安を抱えつつも、長期の旅行はこれが最後と、とにかく振り切って楽しんだ感があります。
(実際は新天地でもしっかり旅行は出来ているのですが・・・)
今回の日記が、読者のみなさまに少しでも影響があればとても幸いです。
2016年の「外国でカポエィラ」シリーズ、タルタルーガ担当はこれでラストとなります。
まだいくつか訪問した案件がありますので、来年また順次作成したいと思いますので、どうぞお楽しみに。
また来年も「外国でカポエィラ」シリーズをよろしくお願いします!

Hasta luego!

さて、タルタルーガ・クイズの回答です。
(前回の日記は→コチラ)
Q: 相変わらず日記の更新の遅いタルタルーガでしたが、次の旅行で行ったところはどこ?
でしたね。
今回の訪問地は・・・・・・

キュラソー!


タルタルーガ、カリブ海にある島「キュラソー」にやってきました。

キュラソー島(Curaçao)は、ベネズエラの北約60kmのカリブ海に位置するオランダ王国の構成国です。
オランダというと皆さんはヨーロッパをイメージするかと思いますが、
過去の植民政策から、欧州外にも領土が存在します。


現在、上記の通り、4つの地域であるアルバ、オランダ、キュラソー、シント・マールテンを合わせて「オランダ王国(Koninkrijk der Nederlanden) 」と呼ばれています。
それぞれ王国内のパートナーとして互いに対等な立場で構成されいます。
(ヨーロッパ本土部分のみを指す場合は「ヨーロッパ・オランダ」と呼ばれる)

ここ、ウィレムスタット(オランダ語: Willemstad)は、キュラソー島の主都で、

町の中心はプンダ(Punda)とクィーン・エマ橋(Queen Emma Bridge)で繋がれた隣のオトロバンダ(Otrobanda)の
2つの地域からなり、共に港の入口に栄えた地域です。

写真のように並ぶパステルカラーの町並みは17 - 18世紀に建てられたオランダ植民地時代の建造物で、

ウィレムスタットの町並みは、「キュラソー島の港町ウィレムスタット市内の歴史地区」として世界遺産リストに登録されています。

そうなんです、カリブ海の島にこのテーマパークのようなヨーロッパ風の街並みがあって、
それがさらに世界遺産なんです。実にかわいらしい街ですねえ。

ちなみにナンバープレートも街並みがプリントしててかわいいです。

夜は夜でライトアップしてとてもキレイですよ。
どうでしょうか?実は既に題名に答えが入っちゃってるんですが、読者のみなさま、わかりましたでしょうか?

しつこいですよね?
・・・・・・・・・・・・・・・・。

ウィレムスタットの街中はこんな感じ。


カリブ海らしく、黒人系が多いですが、オランダ人やさらに混血もいます。

こちら空港にいた、KLMオランダ航空の地上職員の方々。なんかオランダらしくおしゃれ。
キュラソーの公用語はオランダ語ですが、多人種が在住するため、現地語のパピアメント語や、英語にスペイン語まで話せるそうです。
ちなみに日本で一番有名なキュラソー出身者はこの人。

ヤクルトスワローズのバレンティン。2013年に60本のホームランを出したシーズン本塁打記録保持者です。

キュラソー島は他のカリブの島と同様に野球が人気のスポーツで、
2013年のWBC(World Baseball Classic)では、オランダとして日本とも対戦しています。
オランダのスポーツというと、普通はサッカーと思いますから不思議だったのですが、
野球についてはキュラソーなどカリブ出身の選手で構成されてたんですね。

ちなみにカクテルのキュラソーは、この島が由来になってます。
-------------------------------------------------------------
キュラソーですが、あまり公共の交通機関が整備されていません。
そこでタルタルーガ、今回写真の通りスクーターをレンタルしました。

タルタルーガ号です。

では行きましょう!Let's Go!


天気は快晴!最高のシチュエーションです。

運河沿いを通り、カラフルな街を抜けます。

途中ちょっと通りにあるスリナム料理店でランチ。

スリナムは南米の元オランダ領の国です。これまた珍しいですね。

ガーリックチキンを頼みました。味はガーリックというかカレーチキンですね。
スパイシーです。実はスリナムにはインド系の移民が30%もいます。
なので、インド料理がそのまま現地料理になってるんですね。
スリナムはブラジルの上にあるのに、文化も人種も違うというのがわかりました。
まだまだ世界は広い、うーん面白い!

タルタルーガ号、一路海岸線へ向かいます。

リゾートをスクーターでかっ飛ばすのは最高ですね!ヒャッホー!

海岸線について一休み。

遠くにクルーズ船が寄港しています。

キュラソーはカリブ海クルーズの観光地としても有名なんです。

いいですよね!優雅な船旅憧れます!いつかそんな船旅したいなあ。

キュラソーは横長の島で、地図の通り西海岸にはビーチが点在していて、

ダイビングなどマリンスポーツが楽しめます。きれいな海、カリブって感じですよね!
世界遺産のオランダ風の街並みに、きれいな海とカリブの空気。
こんな場所、中々無いと思います。ぜひ読者のみなさまもキュラソーへ!
Bon Bini Curaçao!
・・・・・・・・・・・・・・・ここからカポエィラのお話・・・・・・・・・・・・・・・・
カポエィラのお話ってことは、キュラソーでもカポエィラって事?
そうです。このカリブの島にもカポエィラ団体があるんです。
というわけで、今回の訪問先はコチラ。

「Grupo Capoeira Brasil Curaçao」
URL: http://www.congocapoeira.com/
世界的なグループCapoeira Brasilのキュラソー支部です。あるんですね~。

先生はInstrutor Congo、キュラソー出身、2000年に本国オランダに渡り、カポエィラを習い始め、
2014年にInstrutorとしてキュラソーに帰り、グループを立ち上げました。

行った先はこちらの建物。

からのこちらの建物。

中に入るとこんな感じ。カレッジの体育館です。

さあ、ここキュラソーでも、ある日本人カポエィリスタが頑張りますよ!
練習は準備から始まり、並んでジンガ、ホレーからのつなぎなどしっかりした基礎練習。

あとは二人組でのコンパッソからの避けからのホレーなど。

Instrutor Congo、英語で丁寧に説明してます。Go Proで録画をしたりしてます。
(本業はITのコンサルタントだそうです。)

ラストはみんなでジョーゴです!


タルタルーガ、割って入ります。


日本代表としていろんな技を出します。


まだみなさんキャリアも若いですし、結構技に沸いてくれるのが中々うれしい!

ここでCongoが割って入ってきた!!!

デ、デカい・・!!

Congo襲い掛かります!


タルタルーガ果敢に攻めます!


Congo、巨体ながら俊敏に攻めてきます!!


隙を突かれて、タルタルーガ転倒!!
このCongoというアペリード(あだ名)は、彼が巨体なのに動きが速いことが、
まるでコンゴのゴリラようだということで付いたそうです。なるほど!


仕切り直して、ジョーゴ再開!


周りが沸きます!楽しいですね!

Congoと握手して終了!
キュラソー島でのカポエィラ!またいい経験になりました。
こんなマイナーな場所での練習は、いつかのマダガスカル以来でしょうか?
(マダガスカルの日記は→コチラ)
練習後、Congoから言われました。
「タルタルーガ、私たちの練習に参加してくれてありがとう。
この島では自分が全て教え、生徒とジョーゴをしているが、
彼らは自分と同じ技や動きをするので、分身とジョーゴをしているようで、刺激が少ない。
君のような違った技術、マインドを持った人が来てくれると、自分も彼らも刺激を受けるのでとても良い事なんだ。」
そうか、マイナーな場所での指導者には色々悩みがあると感じた瞬間で、
同時に、ただの日本人カポエィリスタが少しでも役立ったことを嬉しく思うのでした!
というわけで、

Grupo Capoeira Brasil Curaçao Masha danki!
-----------------------------------------------------------------------------
さて、今回も最後となりました。タルタルーガ、キュラソーを離れます。

(バス停にて。ちなみにタルタルーガの荷物はいつもこのくらいしかありません。)

バスに乗って、空港に到着。



小型機に乗って、キュラソーを離れ、次の目的地へ向かいます。

地図にある通り、キュラソーはベネズエラのすぐ上に位置しています。
今回のメインの旅行先は、実はベネズエラなんですよ。

首都カラカスで乗り換え、目的地である「カナイマ国立公園」へ向かいます。

カナイマ国立公園はベネズエラの国立公園で、世界遺産(自然遺産)として登録されています。
未だに人類未踏の場所が点在し、世界最後の秘境ともいわれています。

カナイマに到着したタルタルーガ、セスナに乗り、まずは空から視察します。


おお!遠くにテーブルマウンテンが見えてきました。




ジャングルを抜け、窓からはダイナミックなにテーブルマウンテンが見えます!これは凄い!
この地帯はギアナ高地と呼ばれていて、テーブルマウンテンは2億5千万年前に大地が激しい雨で削り出されて造り出されたそうです。

地球を感じさせますね。まさに秘境です。

タルタルーガ、次はカナイマからテーブルマウンテンの一つである、アウヤンテプイ(Auyan-Tepui)を攻略します。
ここには世界最大の落差を持つ「エンジェルフォール(英語:Angel Falls/スペイン語:Salto Angel)」という滝があります。
それを観るためにここに来ました。では行きましょう!

エンジェルフォールまではジャングルに覆われているため、陸路はありません。

川を遡って行くため、スピードボートに乗ります。

川をかっ飛ばします!結構な水しぶき!!

上流に向かうと、周囲はこの景色!
スピードボートは一路アウヤンテプイへ。

おお!テーブルマウンテンが間近に見えてきましたよ!!いやー絶景ですね!

約4時間後、ようやく麓の河原に到着。景色はいいんですけど、ずっと座ってお尻が痛くてしんどいです。
水しぶきで濡れてますし。秘境へ行くにはこうした小さな苦労が多いんです。

河原からジャングルに入り、登って行きます。
ジャングルを抜けてたそこには・・・・・。

ドーン!
エンジェルフォール登場!高い!

エンジェルフォールは世界最大の落差979m!
落差が非常に大きいため、落下する水は滝下部に達するより前に空中に拡散してしまうため滝つぼが存在しません。
どれだけ高いかわかりますね。

滝下からの景色はこんな感じ。

やっぱり高いですよね!

滝の反対側も岩山に囲まれた絶景です!

昔からエンジェルフォールを見たくて、ようやくやって来れました。満足です。

さて、念願のエンジェルフォールに満足したタルタルーガ、この日はキャンプエリアでハンモックで就寝です。
【~翌朝~】

早朝、キャンプサイトから河原に向かうと、向こうにエンジェルフォールが見えます。


よく見ると虹が見えますね。真ん中らへん。

朝焼けのエンジェルフォールをバックに・・・。

その高さの如くバナネイラ!
って、厳しいかあ~
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さて、読者のみなさま、いかがだったでしょうか?
今回、いつもより大胆に遠くへ、キュラソー島でのカポエィラに、エンジェルフォールへ。
写真の通り、とても充実した旅行となりました。
個人的な話なのですが、この旅行の直前に人事異動の内示が決まり、今までいた職場から離れることになりました。
そのため、当時は先の不安を抱えつつも、長期の旅行はこれが最後と、とにかく振り切って楽しんだ感があります。
(実際は新天地でもしっかり旅行は出来ているのですが・・・)
今回の日記が、読者のみなさまに少しでも影響があればとても幸いです。
2016年の「外国でカポエィラ」シリーズ、タルタルーガ担当はこれでラストとなります。
まだいくつか訪問した案件がありますので、来年また順次作成したいと思いますので、どうぞお楽しみに。
また来年も「外国でカポエィラ」シリーズをよろしくお願いします!

Hasta luego!
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この度は皆様に知って頂きたい事があり、誠に恐縮ですが書込ませて頂きました。
マスコミが大きく報じぬ中、連日中国の日本領海侵犯が増大しaki「カッコいいバク転したいと思ったら・・・」2020/3/8(日)黄色帯Sininho.今の身体でバク転できるのだろうか(;^ω^)
読ませていただきました。ありがとうございました。katura「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原さみーさん
ありがとうございます!荻原「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原.わーステキ♡
おめでとうございます!!!!!!!さみー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどーさみちゃん ありがとう!
細かいことは気にせずに、気軽に顔見せに来てね!久しぶりクラスもまた是非♪えんどー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどー.わー!遠藤さん!!おめでとうございます\(^o^)/
私は何もかもを忘れてしまって練習行くの怖くなってるので、また久しぶりの人むけレッスンの開催楽しみにしてますっっ(*さみーカポエイラ・テンポに入って5年が経ちました 黄帯アヤコ.人見知りだなんて聞いたことねーぞ…!可児「花蓮巴西戦舞! Flower Sun and Rain (Capoeira in Hualien ,TAIWAN」 台湾 花蓮編 青帯TARTARUGA」.中国語の先生にカポエラのことを聞こうと思って準備して行ったら全く知らないそうな。
卡波耶拉は意味の無い音だけのあて字だと思うけど、「耶」はキリストのイメージがあalegre「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日もしもりえさんがいなければ、メンバーにはなっていなかったと思う(笑)
一緒のお稽古の時、いつも嬉しい。
これからもよろしくお願いします!春日「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日銀だこ食べながら読んでたのに、途中からどんどん泣けてきて困った…(>_<)
同じ親子メンバーとして、いつも頑張っている姿を尊敬してるし、励まされています。
ウチは相当なマイペー森山