2021/10/02(土)


TARTARUGA in Bali!

タルタルーガ、バリ島にやってきました。
※ この旅行もコロナ前の話になります。

この頃エアアジアが成田-デンパサール(バリ)直行便を新規就航していて、
お得なプロモーション価格の航空券をゲットしたので初めてバリ島にやってきました。
(残念ながら不採算で、その後この路線は撤退)
バリの日記と言えば、以前黄帯の西村Caranguejoさんがこのブログ内に書いていて、
自身初めての「外国でカポエィラ」をした話が、当時とても評判の良かった日記です。(西村さん元気してますか?)

西村さんの日記→ 「Surf Trip in Bali & カポエィラ」
今回のレポートは西村さんの前作をオマージュして、タルタルーガ的にフィーチャーした本人未公認の正統続編です。
読者のみなさま、今回もどうぞよろしくお願いいたします。
・・・・・・・・・。

バリ島(インドネシア語: Pulau Bali)は、東南アジアのインドネシア共和国バリ州に属する島です。州都はデンパサール。

首都ジャカルタがあるジャワ島のすぐ東側に位置し、面積5,633km2、2019年の島内人口は約436.2万人となっています。
バリ・ヒンドゥーが根ざした地域として知られます。
訪問した時期はちょうど「ガルンガン(Galungan)」という、バリ島の祭礼日の期間で、
島内の各々の家の前にはペンジョール(Penjor)という七夕の竹飾りにも似た、竹の飾り付けが立てられます。

ガルンガンとは210日ごとに巡ってくるバリの祭礼日で、世の中の善(ダルマ)の悪(アダルマ)に対する勝利を記念する祝日と言われており、
各家の家寺や村の寺院に天上界の神々や自然霊、祖先霊が降り立ち、人々は供物でもてなし、祈りを捧げます。

祖先霊が各家庭に帰ってくる事から日本のお盆のような宗教行事と言われる事もあります。

街中にペンジョール立ち並ぶ姿はとてもバリらしく画になります。いい時期に来ました。
バリ島はインドネシアの観光地の中では圧倒的な人気を誇っていて、みなさんも観光についてはインドネシア=バリみたいなイメージなのではないでしょうか。

バリ島のメインの観光エリアは主に空港やサーフポイントのある南部に集中していますが、島内には高原や火山湖といった景勝地に、神秘的な遺跡も点在しています。
西村さんはバリ島にサーフィンをしに来ましたが、タルタルーガは今回マリンアクティビティはやっていないので、
パート2ではいつものタルタルーガ的な観光紹介をしたいと思います!

まず最初に紹介するこちらは「タナロット寺院」です。
タナロット寺院(インドネシア語:Pura Luhur Tanah Lot)はバリ島中西部の海岸にある寺院でバリ六大寺院の一つとなっています。

入口の割れ門(Candi Bentar)はバリ島で神聖な存在であるアグン山を連想させることから、邪気を寄せ付けない門で山を割った形になっています。割れ門はバリの至るところで見かけることが出来ます。

中に入ると向こうはもう海です。

タルタルーガのバックに見えるのがタナロット寺院です。

青い空に海が映えますね。

海に面したその姿がとてもいい感じで、実にバリらしい画になります。

ヒンドゥー教徒以外は寺院には入れませんが、干潮時には陸続きとなり歩いて渡ることができます。

夕暮れ時には美しいシルエットのサンセット見に多くの観光客が訪れる人気スポットです。
バリと言えばまずは海ですからこのコントラストはとても良いです。
バリに来たらマストで行ってほしい場所ですね!

続いて島内部に入ったこちら。


ここはコーヒー農園経営のコーヒーハウスです。
バリ島では主に北部の高原地方でのコーヒー生産がされていて、バリコーヒーとして出荷されています。

島内には農園経営のコーヒーハウスが点在していて、そこでは観光客向けにコーヒーの紹介と販売を行っています。


中ではバリコーヒーや紅茶を試飲させてくれます。
ここでの目玉は「コピ・ルアック(インドネシア語:Kopi Luwak)」です。

コピ・ルアックはジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことで、「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアック」はマレージャコウネコの現地での呼び名です。

独特の香りを持ったコピ・ルアックは、産出量が少ないその希少性により、高額で取り引きをされています。
ここでは実際にルアックを飼っていて、工程の説明や実際にコピ・ルアックを飲むことができます。



「糞から採られる未消化のコーヒー豆」の時点でインパクトが強いですが、スタッフさんの話だとルアックは美味しいコーヒー豆しか食べないので、



出てくるものは必然的に美味しいコーヒーだとの事です。なるほど。

というわけで、タルタルーガも注文してみました。現地相場としても値段は高めです。

来ました!

スタッフさんが淹れてくれます

早速飲みます。・・・・・。ちょっと酸味が強い感じですが、まあ飲めます。
美味い!って感じではないですが、これはこれで面白い経験ができましたので、バリ島に来た際はどうぞ。
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タルタルーガ、バリ島内を移動している道すがら、車内から気になる行列を見かけました。


先に説明した通り、このガルンガンの時期はバリの人々は民族衣装を身に付け、綺麗に飾り付けられたお寺に参拝に行くようで、

普段とは違った賑やかな街並みを楽しむことが出来ます。

インドネシアの宗教は87%がイスラム教なので、ヒンドゥー教は約2%。その内の多くがバリで暮らしてます。
タルタルーガは既に東南アジア各地行っていますし、インドネシアも3回目ですが、

バリ・ヒンドゥーの世界観が根付くこの島の独特な雰囲気はとても興味深く面白いです。
繰り返しますが、本当にいい時期に来ました。

さて、次に訪問したのはバリ島内部では人気の観光地ウブドから8キロほど北上したところにあるこちらの場所。

(ウブド中心エリア)

「テガララン・ライステラス(Tegallalang Rice Terrace)」です。

テガラランは北から南に流れるトゥンガン川やマス川に削られた南北に細長い舌状台地にあり、川沿いに作られた棚田(ライステラス)の風景が特に有名です。
この棚田を見るために多くの観光客が訪れます。

棚田反対側にはカフェやお土産屋が並び、棚田を見ながら食事やお茶をしたりとのんびりできます。

タルタルーガもここで一休み。


いやー美しい緑の眺めです。きれいな棚田が連なっております。
インドネシアでは米(nasi)は主食の一つですから、米作が盛んなんですね。インドネシア人の米の消費量は日本人以上だそうです。

(定番のナシゴレン)

バリ島には他にも「ジャティルイ」という世界遺産にもなったライステラスがあるのですが、結構遠いため、アクセスしやすいテガラランはおススメです。

ぜひ美しい棚田を見ながらのんびりしてみましょう。
テガラランで一息ついた後、タルタルーガさらにその先に進みます。

テガラランからさらに北上したところにある「ティルタ・ウンプル寺院(インドネシア語: Pura Tirta Empul)」へ向かいます。

(寺院入口)
ティルタ・ウンプル寺院はバリのワルマデワ王朝(10~14世紀)に建設された寺院で、バリ島内に数ある寺院の中でも由緒あるところです。

寺院は聖なる場所でもあるので、半ズボンなど露出が多い服装の場合は入場の際にはサロン(腰布)を巻いて入ります。

サロンは入り口でレンタルすることが出来ますので、タルタルーガもレンタルして身に付けます。

どうですか、似合ってますか?


ここもガルンガンの時期のためか、多くの民族衣装に着飾ったバリの人々がいます。


楽器を鳴らしながら寺院内を練り歩いています。


集団のその姿は実に煌びやかです。

では、寺院の中に入ってみましょう。

ティルタ・ウンプル寺院は泉から聖水が豊富に湧き出る「聖水の寺院」として知られ、沐浴場としてバリ人にも観光客にも有名です。
沐浴は「ムルカット」といって、バリ・ヒンドゥー教徒にとって心身の浄化のために様々な場面で行われます。

沐浴場に着きました。

見てのとおり多くの人々が沐浴を行っています。

これは壮観です!

写真では伝わりにくいですが、水の音と人の声や熱気には外から見てもすごいエネルギーを感じます。
また『プジャティ』と呼ばれるお供え物のカラフルさも目を引きます。

これはバリでしか見れない光景かと思います。

「ティルタエンプル寺院」の名前にあるティルタは「水」を、エンプルは「聖なる」という意味を表していて、
伝説によるとこの寺院に沸く泉は、魔王マヤ・ダナワと戦った神インドラが杖で大地突き不老不死の水を沸きださせた泉と伝えられています。

この泉から沸く聖水は、伝説にもあるように不老不死・無病息災の力があると信じられているそうです。

この島に来てから感じるのはバリの人々と神々との関係が日常に生きていることですね。

人々は信心深く、その世界観で日々生きています。

読者のみなさま、ぜひバリへ、バリ・ヒンドゥーの世界を感じてみてください!
-------------ここからカポエイラのお話-------------------
「Surf Trip in Bali & カポエィラ」パート2も当然バリでカポエイラをやります。
タルタルーガ、今日の練習場所に向かいます。

練習場所はバリ島南部にあるリゾートエリア、クロボカン (Kerobokan)にあるこちらの建物の2階です。


(入口)

というか、パート1で西村さんが訪問したところと同じ場所です。
西村さんは中に入るのにかなり緊張した模様でしたが、
タルタルーガも各国様々な団体を訪ねていますが、やはり中に入るときはいつも緊張しますね。
外国でカポエイラシリーズではよくあるんですが、早めに行ったら誰もいない。とかは定番です。
あと、西村さんみたいに連絡が当日まで来ないとかも普通です(全く来ないこともよくある)。
というわけで、今回訪問した団体はこちら。

Escola Cultural Zungu Capoeira Bali
URL: https://www.capoeirabali.com
Zungu Capoeiraのバリ支部です。
Zungu Capoeiraはブラジル人「Mestre Cacá」がサンパウロで師事する団体で、バリ以外にもインドネシア各地に拠点を持っています。

(Mestre Cacá)
Zungu Capoeiraと言えば、去年レポートしたジョハンさんのスラバヤ支部に続いての登場になりますね。

(スラバヤ編)
ここバリの先生はインドネシア人カポエイリスタNoko。

(Inst.Noko)
彼はジャワ島出身で、元々はジャワ島の団体でカポエイラを学び、2006年にバリに移住して2007年にバリに初のカポエイラ団体を立ち上げたそうです。

中はこんな感じで、普段はヨガやダンスのスタジオとして使われています。
この日の参加人数はタルタルーガ含めて6人。
インドネシア人と、フランス人1名と日本からタルタルーガです。
ガルンガンのため実家に帰っている人も多く、普段よりも参加者が少ないそうです。
バリはインドネシアでも一大観光地ですから、島外からも多くのインドネシア人が仕事で来ているそうです。
さあ、パート2ではタルタルーガがバリで頑張ります!
この日の練習は主に二人組で行いました。


床の動きからアウーでカベサーダの対応や、チゾーラなどでした。

Noko先生の実演説明。上手いです。
面白かった練習は二人組で向かい合ってしゃがみ、

一人が手の平に石を持って、

もう一人がアウーフェッシャードをしながら石を取るというもの。
これが中々難しく体に効きます。
全体的に動きはじっくりとした感じの練習が多かったですね。
このあたりは慣れないので、キツイですが面白かったです。

最後はみんなでジョーゴです!


初めは床をメインに使ったゆっくり目のジョーゴです。

タルタルーガも割って入ります!


器用に避けます。皆さん上手いです。


この日やったチゾーラ!


近距離をキープしながら引き付けて得意のバナネイラからの攻撃!



タルタルーガ、所々魅せます!!
夜とはいえ室内はバリの熱気がこもります。

フランス人の彼とジョーゴ!

聞くと彼はカポエイラ自体はフランスで習っていて、今は旅行者として1年近くアジアを旅行する予定で、その途中でバリにいるそうです。

この後も各地でカポエイラをしていくつもりだと言ってました。いい生き方だなあ!


タルタルーガ、最後は早いリズムのジョーゴでガンガンいきます!




パート2はこんな感じで練習終了!タルタルーガもバリでもいい経験ができました。
バリは世界的な観光地のため外国人旅行者や移住者も多く、受け入れてくれる土壌が出来ていますので、
外国でカポエイラをしやすい場所ではないかと思います。実際に多くの外国人が来ているそうです。
Zungu Capoeiraもインドネシアのイベントはバリで行っています。
今回もパート1に続いて、
"Can I have a group photo?"
ということで、

Escola Cultural Zungu Capoeira Bali
Suksma!
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さて、読者のみなさま、無事にパート2でもタルタルーガがバリでカポエイラしてきたところで今回もラストになります。

タルタルーガ、バリ島中西部ムングゥイにある世界遺産「タマンアユン寺院(Pura Taman Ayun)」を訪問しました。

この寺院は、かつてこの地にあったムングゥイ王国の国寺として1634年に建てられ、バリ島で2番目に大きな寺院です。


タマンアユンとは美しい庭園という意味で、寺院の周囲はお堀がめぐらされ、寺院内は美しい芝生が広がっています。

原則的に異教徒は寺院の中には入れませんが、境内周囲を取り囲むように遊歩道が造られ、一般の観光客も遊歩道から境内を見物することができます。

この寺院の最大の特徴として、境内に「メル」と呼ばれる多重塔が10基も立ち並んでいることです。

メルは霊峰アグン山を模しているとも言われ、山の精霊が祭られています。

整然と並ぶメルの姿は神秘的ですね。
バリ・ヒンドゥの神々の世界観が生きるこの島の独特の空気は、長年多くの旅行者を引きつけています。

元野球選手の新庄剛志もCM撮影で来たバリが気に入って即断で移住したのも分かる気がしますね。

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さて、読者のみなさま、「Surf Trip in Bali & カポエィラ パート2 」いかがだったでしょうか?
いつものタルタルーガの日記じゃねーか!というツッコミは勘弁していただくところで、
普段は大体が初めての場所や団体を訪問することが多いので、先人に続いてレポートをするというのは面白かったですね。

ちなみにその後、黄帯のイソガイさんがこの団体を訪問しています。
イソガイさんは元々サーフィンでバリによく行っているので、コロナが収まったらまた訪問してくれると思います。(パート3あるかな?)

今回紹介したのはバリのほんの一部分です。この島の魅力は底知らずなのでコロナが収まってきたら、
ぜひ読者のみなさまも神々の住む島バリへ!
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ああ、そうだ。
今年も気づいたら10月になっていました。残り3か月ですが、まだブログのストックがあるので(苦笑)、
年内また作成を頑張ろうかと。
ちょっとプレッシャーをかけるために久々に次回の予告をしようと思います。
次回の「外国でカポエイラ」の舞台は・・・・・・・

U・S・A!

自由の国アメリカです。北米だと以前カナダのバンクーバーに行った時の話は書きましたが、アメリカは初登場になります。

アメリカといっても50州もあって広大ですからね、一体どこが舞台なのでしょうか?また次回お会いしましょう!

Sampai nanti!
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2021/09/01(水)
Привет!

タルタルーガ、ユジノサハリンスクにやってきました。
みなさま、いつもながら大変ご無沙汰しております。
※ この旅行もコロナ前の話になります。
で、どこ?
って話になるんですが、

ユジノサハリンスク(ロシア語: Южно-Сахалинск)はロシア、サハリン州の州都です。

サハリン(ロシア語:Сахалин)はロシアといっても東の果て、極東ロシアに属しています。

ご存じの方も多いと思いますが、サハリンは日本名は樺太(からふと)で、戦前は南半分は日本の領土でした。
もう北海道のすぐ上です。

サハリン州の州旗なんて、もうそのまんま。 樺太と千島列島が表示されています。

日本からサハリンへの道はオーロラ航空が成田と札幌(新千歳)から直行便があり(※いずれもコロナ前)、
成田からは2時間20分、札幌からは1時間20分の飛行時間ですから、ロシアという心理的なイメージに対して随分と近いです。

過去には稚内から、コルサコフまで夏に季節運航でフェリーが出ていました(現在は運休中)。

ちなみに今回タルタルーガは、S7航空の経由便が謎に安かったので、ウラジオストクを経由してユジノサハリンスクへやってきました。


ウラジオストクでは、以前ACMBウラジオストク支部(現:Existência Capoeira)を訪問した時に仲良くなったSOL夫妻に会って一緒に食事をして、

(ウラジオストク編)

翌朝ウラジオストクからユジノサハリンスクへ向かいます。


(ユジノサハリンスク空港)

ここユジノサハリンスクですが、まずロシアの地方都市特有の殺風景な感じです。
そしてやっぱり寒い!

訪問時の3月後半の気温もこのとおり。地吹雪なんて初めて見ました。
_in1929.jpg)
ユジノサハリンスクは日本統治時代は「豊原」と言われ、樺太庁及び豊原支庁が置かれ、
日本領有下における政治・経済・文化の中心でした。現在はサハリン州の州都です。
ここでサハリンの歴史について説明したいのですが、

(樺太アイヌ)
元々はアイヌやニヴフといった北方の民族が住んでいた土地で、
近世には松前藩がアイヌとの交易をしていました。
江戸時代後期においては、間宮林蔵が幕府の命を受け樺太を探検し、樺太が島であることを確認しました。

樺太(サハリン島)とロシア本土の間にある海峡は「間宮海峡(タタール海峡)」と言われ、
北はオホーツク海、南は日本海に通じ、長さはおおよそ660km。最狭部の幅は約7.3kmほどとなっています。

(間宮林蔵)
幕末には相次ぐ外国船が通商を求めて現れたことにより、江戸幕府は樺太を天領(直轄地)とし、
秋田藩・弘前藩・仙台藩・会津藩など奥羽諸藩に蝦夷地への出兵を命じ、防衛にあたらせています。
その後は現地民族、日本人、ロシア人が混在する土地となっていましたが、、
明治8年(1875年)樺太・千島交換条約によって、樺太全島はロシア領、千島列島は日本領となります。
日露戦争の勝利の結果、南樺太が日本領になりますが、
最終的にソビエト連邦の侵攻により、第二次大戦後はソ連領となり現在はロシアが実効支配しています。

この辺りは学校の日本史で登場するあたりですね。
やはり日本に近いと、歴史上日本と関連することが多く現れます。

(ユジノサハリンスク駅)
現在タルタルーガが立っている場所はユジノサハリンスク駅前です。



実はサハリンには島内を縦断して鉄道が走っています。

南側は戦前は樺太鉄道局による樺太鉄道が走っており、終戦後はソ連に接収されて継続使用されています。

ユジノサハリンスク駅のすぐそばには「ロシア鉄道サハリン鉄道歴史博物館(Музей истории Сахалинской Железной Дороги)」があります。

一見普通の建物なので分かりにくいですが、2階が博物館です。

近くには蒸気機関車も展示されています。

さて、タルタルーガ博物館に入ります。


中はこんな感じで、サハリンの鉄道に関する展示物が並んでいます。

ソ連時代の物もあります。レーニンの旗。

タルタルーガ、陽気な館長さんに何故か差し棒を持たされました。

(ユジノサハリンスクはここです)

樺太鉄道にはあの宮沢賢治が大正12年(1923年)に北海道を経由して樺太(サハリン)まで至る旅の際に乗車しており、
当時の鉄道で行ける日本の北の果てであった栄浜(現:スタロドゥプスコエ)に行きつきました。
この旅は前年の冬に亡くなった妹・トシの魂の行方を探すための旅だったと言われ、
彼の代表作でもある『銀河鉄道の夜』はこの経験から着想を得たとも言われています。

(アニメの銀河鉄道の夜もおススメです)
宮沢賢治のファンであれば、一度作品を持って訪れてみてはいかがでしょうか。

(現在の栄浜)
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タルタルーガ、ユジノサハリンスクの街を歩いてみます。

現在のユジノサハリンスクはロシアにおいての地方都市なので、街並はいかにもロシアの地方都市です。
ソ連が侵攻した後に殆ど壊されて、実際のところ、かつての日本統治時代の面影は街を歩く限りではほとんどありません。

(旧北海道拓殖銀行豊原支店)・・・数少ない統治時代の建物。現在はサハリン州立美術館

タルタルーガ、街歩きの中でいくつかお店に入ってみます。

ロシアはこんな感じのミニスーパー的な食料品店が結構あります。

パンやお菓子、ハムとかお惣菜にお酒といったようにいろいろ売ってます。

ウォッカもこんなに並んでます。さすがロシアですね。


サハリンの横はオホーツク海ですから、いろいろな海産物が売っています。

日本に近いので、このとおり醤油とかも普通に売ってます。輸入してる分値段は高めです。

露店で売っているこれ。なんだか分かりますか?キムチです。

サハリンではキムチは一般的な食料だそうです。
というのも、また歴史の話なのですが、南樺太が日本統治されていた時代に、
同じく日本占領下にあった朝鮮から多くの朝鮮人が樺太に移住してきたんですね。
ソ連の侵攻後、日本人は全てサハリンから日本へ追放されましたが、
朝鮮の人はそのまま帰らず現地化したそうです(在樺コリアン)。
そのため現在も多くの朝鮮系のロシア人がサハリンに住んでいます。
なので、キムチが食べられているんですね。いろいろと勉強になります。

ちょっとこのデパートに入ってみます。中にはいろいろなお店があります。

中はよくある日本の古い百貨店的な造りです。

お土産屋もあります。

サハリンの形の白樺の置物とかがあります。
サハリンはそこまでの観光地ではないので、お土産屋さんは少ないです。

こんなリアルなカニの置物なんかもありました。

メイドインサハリンだそうです。(お土産にどうですか?グッティさん)
さて、サハリンはロシアの地方都市ではありますが、

「サハリン・プロジェクト」という油田・天然ガス田の開発プロジェクトが行われており、
ロシア国内だけでなく外国からの技術者や日本の石油商社も参入していて、
東の果てといっても、意外にも人の流入はあるようです。

街にはオシャレなカフェもあれば、


キレイで品ぞろえもいいスーパーもありました。
北海道のすぐ上の距離と思うと中々不思議な感じもしますね。
ぜひみなさまもサハリンに行ってみてください。
-------------ここからカポエイラのお話-------------------
このブログはカポエイラのブログですよね。
ということで、今回はサハリンのカポエイラ団体を訪問します!

タルタルーガ、今日の練習場所に向かいます。

途中ユジノサハリンスキー山脈(旧樺太山脈)近くを通り(ユジノサハリンスクはスキー場があります)、


ロシア教会を横切って、着いたのはこちらの建物。

ユジノサハリンスク市総合技術専門学校です。
今回訪問した団体はこちら。

Mundo Capoeira в Южно-Сахалинске
URL: https://www.instagram.com/capoeira.sakhalin/
Mundo Capoeiraのサハリン・ユジノサハリンスク支部です。
Mundo Capoeiraはブラジル人「Mestre Dendê」が師事する団体で、

(Mestre Dendê)
ロシア各地に拠点を持っていて、ロシア本部はサンクトペテルブルクにあります。

ロシア国内でもサハリンとサンクトペテルブルクではもはや別の国レベルで離れてますね。
さすがロシア。広大です。

(Tigrao)
ここサハリン支部の先生はロシア人カポエイリスタTigrao。
彼はサハリン出身で、仕事でサンクトペテルブルクに住んでいて、
そこでMundo Capoeiraロシア本部でカポエイラを学び、地元であるユジノサハリンスクで支部を開いたそうです。
見た目はスキンヘッドでイカツイですが、とても穏やかな人です。
タルタルーガ、今回この団体へはウラジオストクのSOLに仲介してもらってコンタクトを取ったのですが、
Tigrao本人は謎の日本人カポエイリスタの訪問にドキドキしていたそうです(笑)。

中はこんな感じ。青色が特徴的な体育館です。
参加者は地元の少年たちや一般の方々でしたが、サハリン開発関係の英語が堪能なエンジニアの方とかもいて、
Tigraoの話だと、日本語を話すメンバーもいるそうです。
この辺りはさすが日本と関係があるサハリンらしいところですね。
さあ、サハリンである日本人カポエイリスタが初の練習に参加します!
この日の練習は準備体操から並んで基本の蹴りなど。
2人組で蹴りに対する避けといったスタンダードな練習でした。
途中、Tigraoから、
Tigrao「タルタルーガ、今日はいい機会なんで何か君の団体でやっている練習を教えてくれないかな?」
という、まさかの無茶振り。
タルタルーガ、どうしようかと考えましたが、グルーポ・テンポはCAPOEIRA REGIONAL(カポエイラ・ヘジオナウ)の団体なので、
セクエンシア(カポエイラの型)を説明することにしました。
といっても、1番~8番まであるので、とても全部は説明できないことから、

今回は1番だけを教えることにしました。

実際にやっていきます。







メイア・ルーア・ジ・フレンチからのアルマーダ、アウーに相手はカベサーダ、ホレー。

相手もやります。





結構うまく対応してくれました。


みなさんもやってもらいました。なんとか楽しんでくれたようです。
まあ、実はこういったお願いはたまにあります。技とか歌とかを聞かれるケースが多いです。
なので、外国でカポエイラをしたい方はいくつかネタを用意しておきましょう(笑)。


カメラをセットして最後はみんなでジョーゴ!


みなさん楽しんでジョーゴしてます。

タルタルーガも割って入ります。


ユジノサハリンスクである日本人カポエイリスタががんばります!

セクエンシアをやったイケイケの若者とジョーゴ!




彼は中々元気があります。

Tigraoとジョーゴ!



リーチが長いので気を付けて対応です。



サハリン初上陸の日本人カポエイリスタとして技を繰り出します!
こんな感じで練習終了。今回もまたいい経験ができました。

ちなみに、この日のカポエイラの後の体育館使用はまさかの剣道チームでした。

剣道の方と少し話してみたところ(この方日本語ペラペラ)、サハリンにもいくつか剣道チームがあるそうです。
(ちなみにタルタルーガは中高剣道部です)
実際に日本とサハリンの国際交流事業の一環として、ここで「日本国総領事杯」という剣道大会が行われたこともあって、
在ユジノサハリンスク日本国総領事館のHPにも掲載されています。

さらに調べてみると、地域的、歴史的背景から北海道との関係は現在も存在し、
剣道だけをみても札幌や旭川の剣道団体がサハリンを訪問し、交流を行っています。
北海道のカポエイリスタのみなさま、サハリンでカポエイラ交流いかがでしょうか?(北海道以外でもいいんですが)

Tigrao自身も昨年サンクトペテルブルクの本部で昇段して頑張っているようで、きっと快く受け入れしてくれると思います。
というわけで、

Mundo Capoeira в Южно-Сахалинске
Большое тебе спасибо!
-------------------------------------------
サハリンでカポエイラをしてきたタルタルーガでしたが、読者のみなさま、今回の日記はいかがだったでしょうか?
まあ、ユジノサハリンスクでカポエイラはマニアックでしたね。
今までウラジオストクがロシア国内において、一番東の果てにあるカポエイラ団体だと思ってましたが、
まさかサハリンにカポエイラ団体があったことにはビックリしました。
実際に訪問することが出来て、過去の歴史背景や、日本との関係性なども知れていろいろと学びがありましたね。
今回は何故、こんな残暑厳しい季節に真冬の日記を?と思われるかと思いますが、
でも、見てて涼しくなりましたか(笑)?
・・・・・・・。
すみません、ただの言い訳でした。 単純なサボりです。
今年はいろいろと忙しくて、GWあたりに作成を頑張るつもりが疲れて遅くなってしまいました。
2021年も半分が過ぎましたが、相変わらず今年もコロナで海外旅行は出来ない状況です。
ただ世界的に見ればワクチンの普及やwithコロナの生活スタイルの定着化によって、
徐々に変化を見せつつあります。
タルタルーガ的にはとりあえずまだ日記のストックがあるので、今年も細々と消化していきたいと思います(笑)。

さて、ユジノサハリンスクにはあまり日本統治時代の建造物が残っていないと説明しましたが、
とは言っても、いくつかは残っています。

その内の一つがこちら。「サハリン州郷土博物館」です。

この建物は1937年に大日本帝国樺太庁によって、「樺太庁博物館」として建設されました。
日本時代の建築物では保存状態が良く、現在も博物館として使われてます。

残念ながらこの日は休館日なので、外観だけ。

ようやく日本らしいものが出たところで、今回は終わり。
また次回をお楽しみに!

Пока пока !

タルタルーガ、ユジノサハリンスクにやってきました。
みなさま、いつもながら大変ご無沙汰しております。
※ この旅行もコロナ前の話になります。
で、どこ?
って話になるんですが、

ユジノサハリンスク(ロシア語: Южно-Сахалинск)はロシア、サハリン州の州都です。

サハリン(ロシア語:Сахалин)はロシアといっても東の果て、極東ロシアに属しています。

ご存じの方も多いと思いますが、サハリンは日本名は樺太(からふと)で、戦前は南半分は日本の領土でした。
もう北海道のすぐ上です。

サハリン州の州旗なんて、もうそのまんま。 樺太と千島列島が表示されています。

日本からサハリンへの道はオーロラ航空が成田と札幌(新千歳)から直行便があり(※いずれもコロナ前)、
成田からは2時間20分、札幌からは1時間20分の飛行時間ですから、ロシアという心理的なイメージに対して随分と近いです。

過去には稚内から、コルサコフまで夏に季節運航でフェリーが出ていました(現在は運休中)。

ちなみに今回タルタルーガは、S7航空の経由便が謎に安かったので、ウラジオストクを経由してユジノサハリンスクへやってきました。


ウラジオストクでは、以前ACMBウラジオストク支部(現:Existência Capoeira)を訪問した時に仲良くなったSOL夫妻に会って一緒に食事をして、

(ウラジオストク編)

翌朝ウラジオストクからユジノサハリンスクへ向かいます。


(ユジノサハリンスク空港)

ここユジノサハリンスクですが、まずロシアの地方都市特有の殺風景な感じです。
そしてやっぱり寒い!

訪問時の3月後半の気温もこのとおり。地吹雪なんて初めて見ました。
_in1929.jpg)
ユジノサハリンスクは日本統治時代は「豊原」と言われ、樺太庁及び豊原支庁が置かれ、
日本領有下における政治・経済・文化の中心でした。現在はサハリン州の州都です。
ここでサハリンの歴史について説明したいのですが、

(樺太アイヌ)
元々はアイヌやニヴフといった北方の民族が住んでいた土地で、
近世には松前藩がアイヌとの交易をしていました。
江戸時代後期においては、間宮林蔵が幕府の命を受け樺太を探検し、樺太が島であることを確認しました。

樺太(サハリン島)とロシア本土の間にある海峡は「間宮海峡(タタール海峡)」と言われ、
北はオホーツク海、南は日本海に通じ、長さはおおよそ660km。最狭部の幅は約7.3kmほどとなっています。

(間宮林蔵)
幕末には相次ぐ外国船が通商を求めて現れたことにより、江戸幕府は樺太を天領(直轄地)とし、
秋田藩・弘前藩・仙台藩・会津藩など奥羽諸藩に蝦夷地への出兵を命じ、防衛にあたらせています。
その後は現地民族、日本人、ロシア人が混在する土地となっていましたが、、
明治8年(1875年)樺太・千島交換条約によって、樺太全島はロシア領、千島列島は日本領となります。
日露戦争の勝利の結果、南樺太が日本領になりますが、
最終的にソビエト連邦の侵攻により、第二次大戦後はソ連領となり現在はロシアが実効支配しています。

この辺りは学校の日本史で登場するあたりですね。
やはり日本に近いと、歴史上日本と関連することが多く現れます。

(ユジノサハリンスク駅)
現在タルタルーガが立っている場所はユジノサハリンスク駅前です。



実はサハリンには島内を縦断して鉄道が走っています。

南側は戦前は樺太鉄道局による樺太鉄道が走っており、終戦後はソ連に接収されて継続使用されています。

ユジノサハリンスク駅のすぐそばには「ロシア鉄道サハリン鉄道歴史博物館(Музей истории Сахалинской Железной Дороги)」があります。

一見普通の建物なので分かりにくいですが、2階が博物館です。

近くには蒸気機関車も展示されています。

さて、タルタルーガ博物館に入ります。


中はこんな感じで、サハリンの鉄道に関する展示物が並んでいます。

ソ連時代の物もあります。レーニンの旗。

タルタルーガ、陽気な館長さんに何故か差し棒を持たされました。

(ユジノサハリンスクはここです)

樺太鉄道にはあの宮沢賢治が大正12年(1923年)に北海道を経由して樺太(サハリン)まで至る旅の際に乗車しており、
当時の鉄道で行ける日本の北の果てであった栄浜(現:スタロドゥプスコエ)に行きつきました。
この旅は前年の冬に亡くなった妹・トシの魂の行方を探すための旅だったと言われ、
彼の代表作でもある『銀河鉄道の夜』はこの経験から着想を得たとも言われています。

(アニメの銀河鉄道の夜もおススメです)
宮沢賢治のファンであれば、一度作品を持って訪れてみてはいかがでしょうか。

(現在の栄浜)
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タルタルーガ、ユジノサハリンスクの街を歩いてみます。

現在のユジノサハリンスクはロシアにおいての地方都市なので、街並はいかにもロシアの地方都市です。
ソ連が侵攻した後に殆ど壊されて、実際のところ、かつての日本統治時代の面影は街を歩く限りではほとんどありません。

(旧北海道拓殖銀行豊原支店)・・・数少ない統治時代の建物。現在はサハリン州立美術館

タルタルーガ、街歩きの中でいくつかお店に入ってみます。

ロシアはこんな感じのミニスーパー的な食料品店が結構あります。

パンやお菓子、ハムとかお惣菜にお酒といったようにいろいろ売ってます。

ウォッカもこんなに並んでます。さすがロシアですね。


サハリンの横はオホーツク海ですから、いろいろな海産物が売っています。

日本に近いので、このとおり醤油とかも普通に売ってます。輸入してる分値段は高めです。

露店で売っているこれ。なんだか分かりますか?キムチです。

サハリンではキムチは一般的な食料だそうです。
というのも、また歴史の話なのですが、南樺太が日本統治されていた時代に、
同じく日本占領下にあった朝鮮から多くの朝鮮人が樺太に移住してきたんですね。
ソ連の侵攻後、日本人は全てサハリンから日本へ追放されましたが、
朝鮮の人はそのまま帰らず現地化したそうです(在樺コリアン)。
そのため現在も多くの朝鮮系のロシア人がサハリンに住んでいます。
なので、キムチが食べられているんですね。いろいろと勉強になります。

ちょっとこのデパートに入ってみます。中にはいろいろなお店があります。

中はよくある日本の古い百貨店的な造りです。

お土産屋もあります。

サハリンの形の白樺の置物とかがあります。
サハリンはそこまでの観光地ではないので、お土産屋さんは少ないです。

こんなリアルなカニの置物なんかもありました。

メイドインサハリンだそうです。(お土産にどうですか?グッティさん)
さて、サハリンはロシアの地方都市ではありますが、

「サハリン・プロジェクト」という油田・天然ガス田の開発プロジェクトが行われており、
ロシア国内だけでなく外国からの技術者や日本の石油商社も参入していて、
東の果てといっても、意外にも人の流入はあるようです。

街にはオシャレなカフェもあれば、


キレイで品ぞろえもいいスーパーもありました。
北海道のすぐ上の距離と思うと中々不思議な感じもしますね。
ぜひみなさまもサハリンに行ってみてください。
-------------ここからカポエイラのお話-------------------
このブログはカポエイラのブログですよね。
ということで、今回はサハリンのカポエイラ団体を訪問します!

タルタルーガ、今日の練習場所に向かいます。

途中ユジノサハリンスキー山脈(旧樺太山脈)近くを通り(ユジノサハリンスクはスキー場があります)、


ロシア教会を横切って、着いたのはこちらの建物。

ユジノサハリンスク市総合技術専門学校です。
今回訪問した団体はこちら。

Mundo Capoeira в Южно-Сахалинске
URL: https://www.instagram.com/capoeira.sakhalin/
Mundo Capoeiraのサハリン・ユジノサハリンスク支部です。
Mundo Capoeiraはブラジル人「Mestre Dendê」が師事する団体で、

(Mestre Dendê)
ロシア各地に拠点を持っていて、ロシア本部はサンクトペテルブルクにあります。

ロシア国内でもサハリンとサンクトペテルブルクではもはや別の国レベルで離れてますね。
さすがロシア。広大です。

(Tigrao)
ここサハリン支部の先生はロシア人カポエイリスタTigrao。
彼はサハリン出身で、仕事でサンクトペテルブルクに住んでいて、
そこでMundo Capoeiraロシア本部でカポエイラを学び、地元であるユジノサハリンスクで支部を開いたそうです。
見た目はスキンヘッドでイカツイですが、とても穏やかな人です。
タルタルーガ、今回この団体へはウラジオストクのSOLに仲介してもらってコンタクトを取ったのですが、
Tigrao本人は謎の日本人カポエイリスタの訪問にドキドキしていたそうです(笑)。

中はこんな感じ。青色が特徴的な体育館です。
参加者は地元の少年たちや一般の方々でしたが、サハリン開発関係の英語が堪能なエンジニアの方とかもいて、
Tigraoの話だと、日本語を話すメンバーもいるそうです。
この辺りはさすが日本と関係があるサハリンらしいところですね。
さあ、サハリンである日本人カポエイリスタが初の練習に参加します!
この日の練習は準備体操から並んで基本の蹴りなど。
2人組で蹴りに対する避けといったスタンダードな練習でした。
途中、Tigraoから、
Tigrao「タルタルーガ、今日はいい機会なんで何か君の団体でやっている練習を教えてくれないかな?」
という、まさかの無茶振り。
タルタルーガ、どうしようかと考えましたが、グルーポ・テンポはCAPOEIRA REGIONAL(カポエイラ・ヘジオナウ)の団体なので、
セクエンシア(カポエイラの型)を説明することにしました。
といっても、1番~8番まであるので、とても全部は説明できないことから、

今回は1番だけを教えることにしました。

実際にやっていきます。







メイア・ルーア・ジ・フレンチからのアルマーダ、アウーに相手はカベサーダ、ホレー。

相手もやります。





結構うまく対応してくれました。


みなさんもやってもらいました。なんとか楽しんでくれたようです。
まあ、実はこういったお願いはたまにあります。技とか歌とかを聞かれるケースが多いです。
なので、外国でカポエイラをしたい方はいくつかネタを用意しておきましょう(笑)。


カメラをセットして最後はみんなでジョーゴ!


みなさん楽しんでジョーゴしてます。

タルタルーガも割って入ります。


ユジノサハリンスクである日本人カポエイリスタががんばります!

セクエンシアをやったイケイケの若者とジョーゴ!




彼は中々元気があります。

Tigraoとジョーゴ!



リーチが長いので気を付けて対応です。



サハリン初上陸の日本人カポエイリスタとして技を繰り出します!
こんな感じで練習終了。今回もまたいい経験ができました。

ちなみに、この日のカポエイラの後の体育館使用はまさかの剣道チームでした。

剣道の方と少し話してみたところ(この方日本語ペラペラ)、サハリンにもいくつか剣道チームがあるそうです。
(ちなみにタルタルーガは中高剣道部です)
実際に日本とサハリンの国際交流事業の一環として、ここで「日本国総領事杯」という剣道大会が行われたこともあって、
在ユジノサハリンスク日本国総領事館のHPにも掲載されています。

さらに調べてみると、地域的、歴史的背景から北海道との関係は現在も存在し、
剣道だけをみても札幌や旭川の剣道団体がサハリンを訪問し、交流を行っています。
北海道のカポエイリスタのみなさま、サハリンでカポエイラ交流いかがでしょうか?(北海道以外でもいいんですが)

Tigrao自身も昨年サンクトペテルブルクの本部で昇段して頑張っているようで、きっと快く受け入れしてくれると思います。
というわけで、

Mundo Capoeira в Южно-Сахалинске
Большое тебе спасибо!
-------------------------------------------
サハリンでカポエイラをしてきたタルタルーガでしたが、読者のみなさま、今回の日記はいかがだったでしょうか?
まあ、ユジノサハリンスクでカポエイラはマニアックでしたね。
今までウラジオストクがロシア国内において、一番東の果てにあるカポエイラ団体だと思ってましたが、
まさかサハリンにカポエイラ団体があったことにはビックリしました。
実際に訪問することが出来て、過去の歴史背景や、日本との関係性なども知れていろいろと学びがありましたね。
今回は何故、こんな残暑厳しい季節に真冬の日記を?と思われるかと思いますが、
でも、見てて涼しくなりましたか(笑)?
・・・・・・・。
すみません、ただの言い訳でした。 単純なサボりです。
今年はいろいろと忙しくて、GWあたりに作成を頑張るつもりが疲れて遅くなってしまいました。
2021年も半分が過ぎましたが、相変わらず今年もコロナで海外旅行は出来ない状況です。
ただ世界的に見ればワクチンの普及やwithコロナの生活スタイルの定着化によって、
徐々に変化を見せつつあります。
タルタルーガ的にはとりあえずまだ日記のストックがあるので、今年も細々と消化していきたいと思います(笑)。

さて、ユジノサハリンスクにはあまり日本統治時代の建造物が残っていないと説明しましたが、
とは言っても、いくつかは残っています。

その内の一つがこちら。「サハリン州郷土博物館」です。

この建物は1937年に大日本帝国樺太庁によって、「樺太庁博物館」として建設されました。
日本時代の建築物では保存状態が良く、現在も博物館として使われてます。

残念ながらこの日は休館日なので、外観だけ。

ようやく日本らしいものが出たところで、今回は終わり。
また次回をお楽しみに!

Пока пока !
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2020/12/31(木)

TARTARUGA , Coming to Vancouver soon........

(バンクーバー国際空港)

タルタルーガ、バンクーバーにやってきました。
これはある年の年末年始のお話です。
※そしてこの旅行もコロナ前の話になります。

バンクーバー(英:Vancouver)は、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州(BC州)に属する都市で、
カナダ国内第3位の都市圏を形成しています。
年末もギリギリまで仕事をしていたタルタルーガですが、終業後成田空港へ向かい、台湾経由でバンクーバーにやってきました。

バンクーバーは太平洋に面した港湾都市で、中心はフレーザー川の河口に位置しています。
この日は夜に用事があるのですが、その前にとりあえず空港から市内中心の間にある今日の宿泊先にチェックイン。


北米らしい郊外の一軒家の一室を借ります。

庭には、おっとリスが!

なんかカナダっぽい感じに旅の気分アップです!
---------------------------

さて、夜になってスカイトレインに乗ってバンクーバー市内中心へ向かいます。


この時期はクリスマス明けということで、向こうには大きなクリスマスツリーも見えます。

タルタルーガ、このスポーツショップの前である人物を待ちます。
しばらくすると・・・・・。
来た!

・・・・・・。
誰?
・・・・・・。
おっと失礼。読者のみなさまには説明が必要ですよね。

黄帯メンバーの神山くんです。
彼とはもう10年以上も前にテンポで知り合って長い付き合いですが、
当時青森県の大学在学中にテンポでカポエイラを初め、高速バスで練習に通うという中々の強者でした。

(青森時代の神山氏)
そして彼とは一緒に黄帯の試験を受けた仲でもあります。



大学卒業後、就職して関東に帰ってきて、練習に来たり来なかったりと断続的に参加していたのですが、
この年仕事を退職し、ワーホリでバンクーバーに留学していました。
年末の旅行を計画した時に、ちょうどカナダ行ったことなかったので、 彼を訪問することにしたんですね。

(チーム・タルタルーガで行った送別会での一枚)

この夜は神山くんに街を案内してもらい、お寿司を食べに行くことにしました。
バンクーバーで寿司?と思いますが、バンクーバーは港町のため新鮮なシーフードが採れるので、
お寿司は人気で街にはたくさんのお寿司屋さんがあります。

カナダでの生活はいろいろと新鮮な体験で、随分と楽しんでいるそうです。
たくさん海外旅行しているタルタルーガに対して、留学までほとんど海外と縁の無かった神山くんとバンクーバーにいるのは
なんとも不思議な感じではあります。

お寿司の後は神山くんのおすすめということで、なぜか一緒にカジノ行くことに。

(リバーロックカジノリゾート)

神山フィーバー!
ギャンブラー神山氏スロットでフィーバーしております。
(タルタルーガは2千円くらいを早々にスッて撤退です。)
というか、仕事終わって、日本から到着してそのままなので時差ボケで眠いです。

神山フィーバー!
神山氏爆勝ちしてます(と言っても数千円程度)
神山「タルタルーガさん!見てください!勝ってますよ!」
と、一人興奮してます。
・・・・。眠い・・。

爆勝ち神山氏(と言っても数千円程度) からオニオンフライをごちそうしてもらいました。
こんな感じでバンクーバー初日は深夜まで楽しみました。
とりあえず神山くんが元気そうで何よりです。
タルタルーガ、翌日一旦バンクーバーから離れるので、神山くんとはひとまずこれでお別れ。
次からはいつもの通り観光情報です。
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Hello!
読者のみなさま、ここからバンクーバーの観光案内といきます。

写真は市内中心ハーバーセンター (Harbour Centre)の展望台「LOOK OUT」からの景色です。


ここからバンクーバーの景色を360度一望することができます。

バンクーバーはカナダだけでなく北米有数の産業都市でもあるので、この通りビル群もある大都会です。

ですが、見渡すに海もあり、北側は山もあって、とても風光明媚な都市です。

バンクーバーに来たらまず、この展望台に行ってみましょう。

続いて、カナダプレイス(Canada Place)にやってきました。


ここには、コンベンションセンター、ホテル、世界初めての3DIMAXシアター等があって、クルーズ客船の主要ターミナルでもあります。

見ての通り曇天で、冬ですからまあまあ寒いです。

バンクーバーはカナダ国内では温暖な気候を持つ都市の1つであるのですが(というか他のカナダの都市がどこも寒い)、

11月から3月は急激に降水量が増え、「レインクーバー」と呼ばれるほどカナダで最も降水量の多い都市です。
神山くんの話でも冬は毎日ほとんど雨だと言っていました。なので冬訪問の際にはご注意ください。

タルタルーガ、次に向かったのはカナダプレイスにあるこちらの場所。

このモニュメント見覚えありませんか?

2010年バンクーバーオリンピックの聖火台です。


バンクーバーオリンピックといえば、女子フィギュアスケートで、
キム・ヨナと浅田真央の頂上対決が思い出されます。

ちなみに聖火台として使ってた時はこんな感じ。

タルタルーガ、引き続き街中を歩きます。

バンクーバーの街中は機能的でスッキリとした街並みです。

カナダだけにメープルリーフが目立ちますね。

カナダに行った人は誰もが知ってるロンドンドラッグス。

ドラッグ以外にも食料品や雑誌、電化製品などいろいろなものが買えます。

カナダのお土産にはメープルリーフのアイテムがおススメです。


メープルシロップにキャンディー、クッキーあたりは定番ですので、カナダにきたら是非どうぞ!
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、タルタルーガ、ここまでいろいろとレポートしましたが、このブログはカポエイラのブログです。
というわけで、バンクーバーでも現地団体を訪問します。
今回訪問した団体はこちら。

Axé Capoeira Vancouver
URL: http://axevancouver.com/
Axé Capoeiraは世界的に有名なメストレ、「Mestre Barrão」が師事する団体です。

(Mestre Barrão)

向かった場所はこちらの建物。


コミュニティーセンター的な場所のようです。

先生はブラジル人Contra Mestre Osso Duro。デカいです。
この日の練習はスペースを使って蹴りからの移動とかです。

あと結構複雑なコンビネーションをやりました。






写真ではわかりにくいですが、アルマーダをケイシャーダで返してガンショで反撃を避けるみたいな感じです。

タルタルーガもやります。








こんな感じで練習終了!クリスマス休暇明けなのか、比較的軽めの内容でしたね。
参加メンバーのレベルは結構高いです。
というのも、Axé Capoeira Vancouverは世界にあるAxé Capoeiraグループの中でも中心的な支部で、
実際にバンクーバーにアカデミーアを有しています。

Contra Mestre Osso Duroから、
OD「君は日本から来たんだっけな。日本には格闘技のイベントにカポエイラ・ファイターとして参加しに行ったことがあるんだよ。」
私「へえ!そうですか。」
OD「そう、”巌流島”知ってるかい?」
私「あー。」

”巌流島”は、日本の新異種格闘技団体で、セネガル相撲とか様々な格闘技の有識者が戦うユニークな大会を開催しています。
数年前の大会で鮮やかなコンパッソで相手をノックアウトし、カポエイラ界をざわつかせた「マーカス・レロ・アウレリオ」は彼の実弟で、

Osso Duro自身も「マーカス・ヴィニシアス」として、参戦して勝利しています。(ちなみに2人はMestre Barrãoの息子)


ここバンクーバーではメストレの強力な息子2人がカポエイラの指導にあたっているんですね。
OD「日本ではいい日本語を教えてもらったんだよ。 ”タタカイニキタ!” どうだ、いいだろう?」
私「”戦いに来た!”Very Good!いいですね!」
というわけで、

Axé Capoeira Vancouver Thank you!
”タタカイニキタ!”
-----------------------------------------------------------
【-次の日-】
Hey guys!

雨です。さすがレインクーバーと言われるだけあります。しかも寒いです。

今日はノースバンクーバーに行ってみることにしました。

ノースバンクーバーへはバンクーバーのウォーターフロント駅からシーバスに乗ります。

約12分の乗船でノースバンクーバー側へ到着。

ここからバスに乗って、「キャピラノ渓谷」に向かいます。


渓谷には観光客に人気の「キャピラノ吊り橋(Capilano Suspension Bridge)」があることで有名です。

入口に到着。


入場してカッパをレンタルします。

見ての通りしっかりと森林です。
タルタルーガ、風雨の中渓谷を歩きます。

これがキャピラノ吊り橋。結構な長さです。
キャピラノ吊り橋の全長は134m高さは70m。

鋼鉄製のワイヤー製ですが、人が歩くたびに大きく揺れて足がすくみます。

高所恐怖症の方はキツイですね。この日は雨風と寒さのほうがキツかったですが。


横に突き出ているクリフウォーク(Cliff walk)にも行きます。

どうでしょう。伝わりましたでしょうか?この寒さ!(怖さでは無い)

タルタルーガ、そこそこに渓谷を観光して撤退です。

(寒すぎてホットチョコレートに群がる観光客)
帰りは入り口前からバンクーバー市内中心まで行くバスがあるので、それで帰ります。

ノースバンクーバーは地図を見ての通りすぐに山です。
渓谷を北上したところにあるグラウスマウンテン(Grouse Mountain)ではスキーも出来ます。

バンクーバーは都会でもあるのにすごく自然が近い感じがしますね。
天気が良ければ最高だと思います。ぜひノースバンクーバーにも足を運んでみましょう。
----------------ここからもう一度カポエイラのお話-------------------
タルタルーガ、バンクーバーに来るにあたって、もう一人知っているカポエイリスタがいることを思い出しました。
以前ロシアのウラジオストクに行ったときに出会ったロシア人のユリヤさん。

(ウラジオストク編)

(一番左にいるのがユリヤさんです)
この時タルタルーガは日本からでしたが、ユリヤさんはバンクーバー在住で、
ちょうどウラジオストクに住んでいる妹を訪ねにカナダから来ており、 偶然この日のホーダに来てたんですね。
というわけで、連絡をとってみたところ、今もカポエイラをやっていて、
バンクーバーの南に隣接する、リッチモンド市(英:Richmond)で練習してるとのこと。
「タルタルーガも明日の練習来る?」
とのことだったので、行くことにしました。今回もまた連日の練習参加です。
ですが、その前に今回はタルタルーガ一人ではなく、ある人間を誘います。
私「神山くん、明日のリッチモンドの練習に行かない?」

神山「大丈夫です!仕事終わったら合流して行きましょう!でも、遠いなあ」
(神山くんの家はノースバンクーバーなので正反対の場所です)
私「テンポらしさを見せてやろうぜ!」
神山「タルタルーガさんからそんな言葉が出るとは思わなかったです(笑)」
というわけで、タルタルーガ、神山のタッグがカナダで現地団体に乗り込みます!

スカイトレインとバスを乗り継いで1時間くらい。平日夜に向かうには中々の遠さです。

着いた先はこちらの建物。
「Richmond Martial Arts」という格闘技ジムです。
早めに着いたので、2人で中で待ちます。

仕事終わりで来た神山くんは空腹のため、持参のサンドイッチでエナジーチャージ。
を、しているところ、受付のおばさんから「アンタ、運動する前に食事なんかしていいの?」とツッコミが。
それに「だって空腹なんだし」と英語で返します。
カナダに行く前の彼の英語はかなりヤバかったと聞いていたので、
このワーホリ期間で成長したのかと頼もしい限り。
繰り返しますが、日本ではゴリゴリの国内営業マンだった彼とカナダでカポエイラするのは不思議な感じです。
そのうち、チラホラとメンバーがやってきました。
そして今回訪問した団体はこちら。

Axé Capoeira – Richmond BC
URL: https://richmondcapoeira.com/
Axé Capoeiraのリッチモンド支部です。
昨日はバンクーバー本部でしたが、日本の感覚で言えば、東京と横浜くらいの距離感ですかね。


中はこんな感じで、格闘技用のスペースが2面あります。


この日の先生はブラジル人Graduado Marrom。
肝心のユリヤさんというと、練習中にこんなメールが。
「ごめんなさい!車が壊れちゃって今日は行けないです。楽しんで!」
あらー。ただこういうコンタクト先が当日来ないパターンは海外カポエイラでは結構あるあるです。

ここからはタルタルーガ、神山コンビがカナダで奮闘します!
この日の練習は広がってアルマーダ、コンパッソの連続からアウーバチドゥつなぎのコンビネーションなんかでしたね。










あと、2人組でひたすらベンサォンで押していく練習もしました。


こんな感じで練習終了。年始のせいかこの日も軽めでしたね。
ジョーゴでもあったら、2人で大暴れしようかと思ったのですが、
神山くんがカナダに来てほとんど練習してないのもあって、このくらいで良かったのかも。
お疲れのところどうもありがとうございました。おかげでいつもより旅行を楽しませてもらいました。
というわけで、

Axé Capoeira Richmond Thank you!
&
Special Thanks to KAMIYAMA!
-----------------------------------------------------------
【-翌日-】

(バンクーバー国際空港)
さて、タルタルーガ、この翌日バンクーバーを離れ無事日本に帰国しました。
ですが、その前にちょっと思い出して欲しいのですが、
始めのほうに”到着日の翌日一旦バンクーバーを離れる”と書いてますね。
実は大晦日から年明けまでは、今回のもう一つの目的地に向かっています。
2020年の最後はその話でクローズといきましょう!
-----------------------------------------------------------
【-到着日の翌日(大晦日)-】

Good morning!
昨日は神山くんと深夜までカジノで遊んでクタクタのタルタルーガでしたが、

今回のもう一つの目的「オーロラ鑑賞」のため、一旦バンクーバーを離れ、カナダ北部ホワイトホースに飛びます。


今回のフライトは小型機です。

機内は結構な狭く、こんな感じ。

ですが、機内食はしっかり出ます。フルーツが美味しい。

窓の外には、雪山が見えますね。

ホワイトホースに到着。もう見渡すに雪の世界です。

ホワイトホース(英:Whitehorse)は、ユーコン準州の州都で、位置的にはアラスカの隣です。

カナダのオーロラ鑑賞ではイエローナイフが一番有名ですが、ここホワイトホースもオーロラが良く見えることで有名です。

(ホワイトホース空港)
宿のオーナーが空港まで迎えに来てくれているので、今日の宿に向かいます。

滞在中はこのコテージに泊まって、オーロラ鑑賞です。

もう見ての通り、白銀の世界。当たり前ですがメチャクチャ寒いです。
オーロラ鑑賞は2パターンあって、一つは市内に泊まって、深夜にオーロラの見えるところにツアーで行くパターンと、
もう一つはオーロラエリアにあるコテージやロッジに滞在して見る方法があります。
タルタルーガ、今回はコテージ滞在の方を選択することにしました。

コテージの中はこんな感じ。
一人用なので大きくはありませんが、北国だけに暖房はガンガンで、wifiもあるので快適です。
オーロラは深夜に出現するので、それまで時間がかなりあります。
タルタルーガ、ちょっと近くを散歩しようとコテージを出ると、

おお!キツネが!

さすが北国だけに普通にいます。ちょっと興奮です。

この宿はオーナーのいる母屋の他にいくつかコテージがあるのですが、
周囲にはオオカミやムース(ヘラジカ)が出没するそうなので、テリトリーは柵で守られています。


ホントに大自然ですね。
- その夜 -
大分暗くなってきました。
オーナーさんはとてもいい人で、夕飯はコテージまで持ってきてくれます。

シカ料理だそうです。美味しいです。
タルタルーガ、ワイルドライフを満喫です。
オーロラ鑑賞の仕方はただひたすら出現を「待つ」だけです。
出現するときはコテージのすぐ上に出るそうなんで、それまで結構ヒマです。
といっても、タイミングを見逃したら最悪ということで、

現在は「My Aurora Forecast」というアプリを使用します。
このアプリはスマホの位置情報から、オーロラの出現率を短期予測で示してくれる優れものです。
適宜チェックして、いいタイミングで外に出ればOKというわけですね。
- その日の深夜 -
タルタルーガ、とにかくアプリをチェックしながら深夜になりました。

アプリが弱めですが、オーロラをキャッチ!


(Kp値はオーロラの強さを示す値です)
Kp値4だからまあまあ強めです(最大は9)

外で待ちます。
- 年明け -

みなさん、あけましておめでとうございます。

スゲー寒いです。このままオーロラ待ちで年明けしてしまいました。
周囲は真っ暗。誰もいません。孤独感半端ないです。
しかし!そんな時、しばらく空を見ると・・・・・。
オーロラが!

(イメージ:宿提供)

・・・・・・・。
う~ん・・・・・。

雲ではないので、どうやらオーロラには間違いなさそうです。
しかし、うーん。
実際に出現率MAXだとこの宿ではこんな感じで見えるそうです。


まあ、自然が相手というのは本当に難しいです。
タルタルーガ、いろいろと観光地に行きましたが、
ベストを見るのが一番難しいのが自然です。
ただ建築物とかとは違って自然は見せる姿が常に変化するので、
それが魅力なのではないでしょうか。まあこんな日もあります。
先に言うと、翌日は全く見えず、そのままバンクーバーに帰りました。
オーロラ鑑賞にはやっぱり日数が必要のようです。
しかし、読者のみなさま、これで終わりだとつまらないので、
カナダの奥地でで、深夜に孤独にキメます!

アウーからの、

バナネイラ!

アウーバチドゥ!
-----------------------------------------
さて読者のみなさま、以上でバンクーバー編でおしまいです。いかがだったでしょうか?
オーロラは微妙でしたが、現地ではメンバーの神山くんとも会えましたし、
カポエイラもすることができました。
バンクーバー自体は街もきれいでほどほどに都会で快適で、
近郊に自然もあるという環境はとても暮らしやすい感じがしました。
実際に神山くんも訪問当時とても気に入ってると言っていました。
タルタルーガが来るまで、家族も友人も誰ひとり来なかったそうなので、
とりあえず良かったのではないでしょうか(笑)!
みなさまもコロナが落ち着いたらバンクーバーに行ってみてください。あとオーロラ。

そう、あとこれは2020年の外国でカポエイラシリーズの締めのレポートになります。
2020年はコロナで本当に今までの世界が一変する事態で、全く海外旅行が出来ない年でした。
ただその反面、今まで放置していた過去のレポートを多く書くことで、
いつかへの旅行のモチベーションを上げることも出来たのではないかと思います。
最近の様相だと、2021年もまだ海外旅行へ行くのは難しそうですが、
まだまだ過去ストックがあるので(笑)、
来年もまた外国でカポエイラシリーズをどうぞよろしくお願いいたします!
---------------------------------------------------

(仕事後に遠くまで連れ出されてクタクタの神山氏)
・・・・・・・。

またね!
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2020/12/17(木)

Halo!

タルタルーガ、スラバヤから首都ジャカルタにやってきました。
前回のスラバヤ編は→コチラ
※引き続きこの旅行もコロナ前の話になります。

ジャカルタ(インドネシア語:Jakarta)は、インドネシアの首都。

「ジャカルタ首都特別州」として同国最大の都市で、人口は950万人を超えており、近郊を含む都市圏人口は3,120万人と東京都市圏に次いで世界第2位。

世界屈指のメガシティであり、東南アジア有数の世界都市です。


ASEAN(東南アジア諸国連合)の本部事務局もここジャカルタにあります。


タルタルーガの現在いるのはジャカルタ北部のコタ地区「ファタヒラ広場(Taman Fatahillah)」という場所です。


コタ地区(Kota)はオランダ統治時代の古い建物や街並みに残っているところで、ジャカルタの観光スポットとなっています。

前回のスラバヤ編でも説明しましたが、インドネシアは17世紀から20世紀初頭までの約350年間オランダに統治されていて(オランダ領東インド)、
ここジャカルタはオランダ統治時代は「バタヴィア(Batavia)」という名前で呼ばれていました。
バタヴィアという名前は、オランダの先住民バタウィにちなんで付けられています。
ファタヒラ広場周辺にはオランダ統治時代の古い建物や街並みが保全されていて、

タルタルーガの後ろに見えるこの建物「ジャカルタ歴史博物館(Museum Fatahillah)」は、元々バタヴィア市庁舎(Balai Kota Batavia)として建設され、
日本統治時代は大日本帝国物流集積所として、インドネシア独立後は西ジャワ州政府庁舎を経て歴史博物館となっています。

ここでも近くのアニキと一緒に撮影。
海外では一緒に写真を撮ろうと言われることがあります。
タルタルーガ、やっぱり人気なんでしょうか?
アハハハ。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
では、歴史博物館の中に入ってみましょう。



博物館の中にはオランダ統治時代からインドネシア独立における植民政府の調達品や絵画など約23,500点のコレクションが所蔵されています。

天井も高く開放的でいい感じの雰囲気があります。

バタヴィアは熱帯ということもあって、一年中暑い南国なのですが、当時移住してくるオランダ人は、マラリア、コレラ、デング熱などの熱帯病に倒れることが多く、

ここは疫病が蔓延するヨーロッパ系住民の「墓場」として、東洋中に悪名を届かせていたそうです。

(17世紀のバタヴィア)
バタヴィアはオランダ東インド会社の基地として、後にはオランダ領東インド国家の中心都市として発展していくことになりましたが、
前回のスラバヤ編でも説明した通り、旧日本軍がジャワ島を占領した後、バタヴィアから現在のジャカルタに名称が変わることになります。

いい感じの博物館です。タルタルーガおススメです。


ファタヒラ広場はこんな感じでカラフルな貸し自転車なんかもあって、いい感じの場所です。

ジャカルタは東南アジア有数の混沌とした大都市なので、街中はとにかく人も車もバイクもいっぱいで、落ち着かないのですが、
コタ地区はその喧騒を忘れさせてくれ、コロニアルな雰囲気は実にエキゾチックな気分を感じることが出来ますので、

(カフェ・バタヴィア)

(オランダ統治時代の知事の住居兼事務所で現在はレストランとして人気です)

ジャカルタに来た際にはぜひコタ地区に行ってみてください!

タルタルーガ博物館を出て、向かいのカフェで一休み。

暑いのでアイスコーヒーが美味しいです。

・・・・・おっと、ネコがこんなところに。

・・・・・・。

ニャ~。
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、慌ただしくジャカルタにやってきたタルタルーガでしたが、スラバヤに続いてジャカルタでも現地団体を訪問します。
日本出発時点では、コンタクトする団体の目途がついてなかったのですが、
ジョハンさんがZungu Capoeiraのジャカルタにいるメンバーに連絡してくれ、
メンバーの彼(REZA)と一緒に訪問することになりました。

↑REZA
ジョハンさんありがとうございます。(ちなみにその日はZungu ジャカルタの練習はお休み)

(Red planet hotel pasar baru)
無事宿泊しているホテルで合流し、彼の車で現地に向かいます。

着いた先はこちら。「fit'n Chic Family Fitness」というスポーツジムです。

ジムは「Mal Artha Gading」というショッピングモール内にあります。

ジャカルタ中心部から大分離れてますね。
REZAに連れてきてもらって助かりました。
そして今回訪問した団体はこちら。

Grupo Capoeira Brasil Indonesia Jakarta
URL: https://sites.google.com/site/shaolincapoeirajkt/capoeira-brasil
この日は”ある理由”で道が渋滞しており、メンバーが遅れていて練習自体も遅れてスタートだそうです。

なので、とりあえず待ちます。
REZAから先生は「Shaolin(=少林)」というアペリードと聞いています。
しばらくして、2人ほどメンバー到着。Shaolin先生は遅れてるそう。
その後少しばかりして、先生到着。
・・・・・・。

(Instrutor Shaolin)

中々そのイカツイ風貌にタルタルーガびっくりしましたが、彼の本業は空間デザイナーです。


(この写真はジャカルタの高層ビルの屋上で撮影したそうです)
ということで、遅れましたがこの日は5名で練習スタートです!


練習場所はジムの一室。結構広いです。

練習はスペースを使って動く練習を主にやりました。


最後はみんなでジョーゴ!

REZAとジョーゴ!



Shaolinとジョーゴ!






先生上手いです。

タルタルーガ、さらにジョーゴ!


スラバヤに続いてジャカルタでも頑張ります!
こんな感じで練習終了。ジャカルタでもいい汗をかきました。
Capoeira Brasil Jakartaのみなさま、どうもありがとうございました。テレマカシー。
スラバヤから連日の練習でしたが、ジャカルタでは練習出来るか怪しかったので、出来てよかったです。
というのもなぜかというと・・・

(この日のジャカルタ中心部)


この日のジャカルタ中心地では、当時ジャカルタ州知事だったアホック(AHOK)知事がイスラム教を冒涜したとして、
大規模なデモが行われていて、市内には注意喚起が上がっていました。

(アホック知事)

ジャカルタの日本大使館からもこのようにHP上で通達されています。
在インドネシア日本国大使館からの注意喚起(大規模デモ)
● 11月4日昼の金曜礼拝後,ジャカルタ中心部にて,バスキ・チャハヤ・プルナマ(アホック)ジャカルタ特別州知事を糾弾する大規模なデモが予定されています。
一部報道では,デモが過激化して暴動に発展する可能性や、デモが週末にかけて継続する可能性も懸念されています。
● デモ参加者はイスティクラル・モスク(インドネシア最大のイスラム教礼拝堂)に集合し,大統領宮殿へと移動する予定であり,モナス(独立記念塔)やジャカルタ州庁舎を含むデモの周辺地域には近づかないようにしてください。
● デモの周辺地域を含む広い範囲で交通規制が予定されているため、4日の午前中からこれら地域に激しい渋滞が発生する可能性がありますので、ご注意下さい。
ジャカルタにお住まいの皆様および旅行者の皆様へ
11月2日,日本外務省は,以下の海外安全情報(インドネシア:11月4日のジャカルタにおけるデモに関する注意喚起)を発出し,海外安全ホームページに掲載しましたので,一部改訂の上お知らせします。
確かに空港から市内中心に入ったあたりでデモらしき集団を見かけました。

(↑はタルタルーガ撮影)


翌日朝にはジャカルタを離れる予定だったので、当初の予定では市内中心のムルデカ広場周辺を観光する予定だったのですが、
ジョハンさんからもデモがあるから危ないということで、コタ地区に変更したという訳なんですね。

(デモのエリアとホテルはこんなに近い)
デモ自体は政府報告だと5-20万人規模で、夜には収まったものの、夕方あたりに一部の暴力的なデモ参加者と警察が衝突する一幕もあったようです。


(その日のニュース)


(練習後、ジム内のテレビを見る人)
ということもあって、練習にも人が少なかったのと、道路が渋滞していたため遅くなっていたという訳です。
今まで「外国でカポエイラ」シリーズでは、あまりトラブルについては書くことはなかったのですが、
旅行先においては、こういったトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。
今回の旅行ではその影響が大きかったので、内容に入れることにしました。
旅行中の危険を回避するために気を付けることは、やはり危ないところには近づかないことですね。
-----------------------------------------------------------
【-翌日-】

(ジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港)


タルタルーガ、この翌日予定通りジャカルタを離れバンコクを経由して帰国します。
さて、スラバヤからジャカルタへと続くインドネシア編はこれで終わりです。
インドネシア自体には、以前書いたマレーシア編でラストにジョグジャカルタ寄った話を書きましたが、カポエイラをするのは初めてです。

(世界遺産ボロブドゥール遺跡前で。お気に入りの一枚)
今回はカポエイラを通じていろいろな人に出会い、現地ではジョハンさんやREZAにサポートしてもらい本当に感謝ですね。
正直ジャカルタに関しては観光情報少なすぎて残念なんですが、昨年再びジャカルタを訪れる機会があって、

またShaolinとも会うことになり、そこからカポエイラでの関係が広がります。
ですが、まだ他の旅行のストックがあるので、その話は一旦置いてまた次の機会に。
今回ジョハンさんやShaolinにいろいろと聞く中では、ジャワ島以外にもインドネシア各地にカポエイラ団体があるようです。

インドネシアは5,110kmと東西に非常に長く、赤道にまたがる1万3,466もの大小の島により構成される島国ですから、
個人的に外国でカポエイラをする上で、潜在的に魅力のある国ではないかと思っています。
読者のみなさま、ぜひいつかはインドネシアへ!また次回をどうぞよろしくお願いいたします!

Sampai jumpa!
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2020/11/08(日)

Bon jour!

タルタルーガ、ポルトガルを離れパリにやってきました。
前回までのポルトガルシリーズはこちら・・・「ポルト編」 「リスボン編」
※引き続き今回の日記もコロナ前のお話になります。
今回の旅行は、パリ経由のポルトガル行きだったので、帰国の前にちょっとだけ滞在することにしました。なので、おまけ編です。

トップの写真は説明するまでもないですが、エッフェル塔です。パリのランドマークの一つです。

タルタルーガ、早朝のエッフェル塔できっちりバナネイラを決めてきました。
バナネイラで記念撮影する際は足を閉じた方がよい画が撮れます。
よね?

↑ムカエダ
ムカエダ、足を閉じろ!足を!
・・・・・・・。
※特別出演の黄帯ムカエダ氏は今回の旅行内容に関連はありません。
・・・・・・・・。

ということで、改めてみなさまボンジュール。

パリ(仏: Paris)はみなさんご存じの通り、フランスの首都。
フランスの政治、経済、文化などの中心地でヨーロッパおよび世界の大都市の一つです。

1区を中心として時計回りに20の行政区が並び、東西には2つの森があり、市中にはセーヌ河が横切ります。

もう一つのパリのランドマークといえば凱旋門。

ここシャルル・ド・ゴール広場(仏: Place Charles-de-Gaulle)は、凱旋門を中心に、シャンゼリゼ通りを含め放射状に道路が伸びる、パリの顔とも言うべき広場です。

(シャンゼリゼ通り)

パリはさすが名立たる世界都市です。ポルトガルとやはりその都市としてのエネルギーが違いますね。

実際にパリの物価は高いです。
タルタルーガ、今回のパリ滞在にあたって、宿泊代節約のために民泊を利用してみました。

場所はフランス国鉄「モンパルナス駅(Gare Montparnasse)」のすぐ近くの飲食店が並ぶこの通りの上階です。
普通のアパルトメン(アパート)の一室を借りました。

中の階段は木製で非常にレトロです。エレベータはありません。通路はまあ狭いです。

部屋はこんな感じ。6畳くらいのスペース。

キッチンも付いてますが、中は写真一枚に収められないほどで、やっぱり狭いです。
パリの都心部の建物は石造りのためどこも古く、築100年越えなんかの物件もざらにあるそうです。
フランス人は古いものを長く大事に使う国民性なので、リフォームをして長く使うのは普通のことだそう。
確かに狭くて快適ではありませんが、なんといってもパリのアパルトメンの滞在というのが、
パリの住民になった気分になれるので、これはこれで面白いと思います。

最近では民泊といってもいろんなタイプがあるので、ホテル滞在もいいですが、是非アパルトメンにも泊まってみましょう!
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、慌ただしくパリにやってきたタルタルーガでしたが、ここでも現地団体を訪問します。

おっと、パリの街中にカポエイラのポスターが。

というわけで、今回訪問した団体はこちら。

Association Vamos Capoeira Paris
URL: http://www.capoeira-paris.net/Capoeira-senzala-paris.html

向かったのはこちらの建物。
Ecole de Danse Daoudというダンススタジオのようです。


中はこんな感じです。

さあ、ポルトガルから連続してフランスでもカポエイラです!

この日の先生はフランス人Appaxiado先生。
この日の練習は基本の蹴りの練習や、コンパッソ入りのサントアマ—ロなどでした。
で、最後はみんなでジョーゴ!
・・・・なんですが、すみません。ジョーゴの写真がありません。
ポルトガルからほぼ連戦のカポエイラ練習でタルタルーガ、このあたりでガス欠。
ただ、何も無いのはさびしいので、Vamos Capoeiraの紹介動画を添付します。

Vamos Capoeira ParisはCapoeira SenzalaのMestre Itamarが師事したSenzala系列の団体で、
元々はCapoeira Senzala Parisとして活動していたそうです。
で、Senzala Parisと言えば、この人。

よくテンポのホーダにも来てくれる、コブラことオリヴィエさん。
海外での訪問団体を決めるきっかけとして、こういったつながりをヒントにすることもあります。

先生他みなさん、彼のこと知っていました。オリヴィエさん、またホーダで会いましょう。

(Mestre Itamar)
ちなみに、Mestre Itamarは現在はリオデジャネイロで活動しており、
この後、タルタルーガがリオデジャネイロに行ったときに訪問したことでつながります(実はたまたま)。

(リオデジャネイロ編)
カポエイラを続けていると、こんな感じで世界はつながっているんですよ。読者のみなさま。
というわけで、

Vamos Capoeira Paris Merci beaucoup!
---------------------------------------------------------
タルタルーガ、パリでもカポエイラをやってきましたが、今回のフランスに寄った本当の目的はここからになります。


早朝、モンパルナス駅にやってきました。

売店で朝食を購入します。売店にはフランスらしくクロワッサンや、バケットサンドが売っています。


どれも美味しそうです。ヨーロッパではこういうのがテンション上がりますね!

モンパルナス駅は主にフランス西部、南西部方面行の列車の始発駅です。



タルタルーガ、TGV(フランスの新幹線)に乗って西へ向かいます。



TGV車内はきれいで快適です。


(レンヌ駅)
レンヌ駅に到着。

駅の隣にあるバスターミナルからバスに乗ります。


車窓には羊が見えたりと牧歌的な景色が続きます。

バスを乗り継ぎ、しばらくしたら、見えてきました!この建物。
そう、みなさんもテレビや写真なんかで一回は見たことあると思います。


「モン・サン=ミシェル」にやってきました。



モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)は、フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島およびその上にそびえる修道院です。
堂々たる世界遺産です。個人的に世界遺産のイメージって、モン・サン=ミシェルかペルーのマチュピチュな感じです。
モン・サン=ミシェルのあるサン・マロ湾は、ヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られ、
潮の満ち引きの差は15メートル以上あるため、修道院が築かれた岩でできた小島は満ち潮の時には海に浮かび、
引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていたそうです。
対岸と地続きの道路で繋がっていたことにより砂が堆積して急速な陸地化をしてしまったため、
以前の姿を取り戻すべく2009年に地続きの道路が取り壊され、2014年に新たに橋が完成しています。
下の写真はつい最近のニュース写真で、満潮になった時のモン・サン=ミシェル。



まさに孤島ですね。


修道院内部はたくさんの観光客でごった返しています。さすがAクラスの世界遺産です。
かつては修道院以外にも監獄や要塞として利用されていたこともあり、いろいろと変遷の中現在に至ります。
今回はポルトガルがメインでしたが、フランス経由が都合がよかったのもあって、短いフランス滞在のメインをここに当ててきました。
で、合わせてカポエイラもやってきたわけですね。

モン・サン=ミシェル、圧倒的な存在感です。タルタルーガ、大満足です。ドゥーン!

以上でポルトガル編(ポルト、リスボン)からおまけのパリ編に続く日記はおしまいです。長々とありがとうございました。
読者のみなさまいかがだったでしょうか?
2020年は新型コロナウィルスの影響で、もはや海外旅行が出来る日がいつになるかわからない状態が続く中、
いつもの旅ブログを書いたところでどうなんだろうか?と思うこともあったのですが、
よくよく考えてみれば、普段も誰もがあちこち旅行している訳でもなく、むしろ読み物として楽しみにしてくれている人が多いことに気づきました。
実際に今回書いていく中、当時を振り返ることで改めてその国の文化や歴史を知ることが出来ましたし、
溜めてしまった過去ストックが一つ一つ減っていくのはそれはそれで開放感があります。
なので、また海外旅行が出来ることを願って、引き続き過去のストックを書き上げていきたいと思います。
読者のみなさま、また次回をどうぞお楽しみに!

Au revoir !
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2019/11/12(火)
Hello!


ムンバイ編も後半です。
前回のお話は→コチラ
前回は主にエレファンタ島の話だったので、後編はムンバイ市内の見所をレポートしようと思います。

ちなみにタルタルーガがいるのは、ムンバイ・セントラル駅です。

ここからインド各地への長距離列車や、ムンバイ近郊列車が往来しています。


メインホールは吹き抜けで、サイドには貨物エリアがあります。

構内の壁面には、インドといえばマハトマ・ガンディー。
市内中心地へは、電車で向かいます。

マンゴージュース 10ルピー(約20円)

ホームに電車が来ました。
なんと近郊電車にはドアがついておりません。基本オープンエアーです。さすがインド。

なので走行中落ちたら大変なことになります。

ムンバイは人口過密都市なので、ラッシュの時はこんな状態になるようです。すごい。
中々他では出来ない体験ですから、読者のみなさまもぜひ乗ってみてください。


フォート地区に来ました。街中には洋風な重厚な建物があります。こちらはムンバイ大学。


この建物は裁判所です。前編に出てきたインド門やタージマハルホテルもこの地区にあります。
ここでインドについて説明すると、インド独立以前はイギリスの植民地として統治されており、
その中でムンバイは旧名ボンベイ(BOMBAY)として、国際貿易港として非常に栄えていました。

そのため、現在でも街中にはイギリスの影響のあった建物が残っていて、 二階建てバスも走っています。


同時に街中に普通に牛がいたりします。そのあたりやっぱりインド。

続いて向かったのがこちらの建物。チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤにやってきました。
?
「チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ」です。
繰り返します。タルタルーガ、 チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ にやってきました。
? ?
もう一度言います、チャトラパティ シバジ マ・・・・・・。
しつこい?
・・・・。すみません、読者のみなさま。
ここの長い名称の建物「チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ(Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya)」は、
旧名プリンス・オブ・ウェールズ博物館(The Prince of Wales Museum)というムンバイで一番有名な博物館です。


博物館の外観はドーム型の屋根をもつインド風の建物で、周りにはヤシの木や南国の植物が植えられた場所に建っている画になる建物です。




館内は、「美術」、「考古学部門」、「自然史部門」に分かれた展示になっており、ムンバイの歴史や文化、芸術を順を追って知ることができるような展示内容になっています。

こんなセクシーな石像なんかがあります。
なかなかいい博物館でした。
みなさんもぜひ訪問してみてください。チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ。

さて、歩き疲れたので、ここで一休み。ムンバイのスタバに立ち寄ります。



商品や値段ははほとんど日本と同じで、中はインドの喧騒と対照的で、客層もスタイリッシュな人が多いです。

インドでは現在150店ほどスタバがあって、このムンバイ店はインドのスタバ第一号店だそうです。
2012年に初出店して、150店まで増えているのですからすごい勢いで経済発展しているのがわかるのではないでしょうか。

続いてはこちらの建物。チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅です。


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(マラーティー語:छत्रपती शिवाजी टर्मिनस 英語:Chhatrapati Shivaji Terminus)は、
インド・ムンバイにある鉄道の駅で、ムンバイ近郊鉄道や他の長距離鉄道も乗り入れています。

旧名は「ヴィクトリア・ターミナス駅」 (Victoria Terminus)。名称が長いので「CST」または「VT」と言われています。
1888年に建造された駅舎はヴェネツィア・ゴシック建築様式で、世界遺産に登録されています。

中はこんな感じで、重厚な造りで趣きがあります。


すごいのはこの駅は現役で利用されているところですね。
ヴィクトリアと付くように、大英帝国時代のヴィクトリア女王の名称から取られています。

ちなみにこの駅は2008年アカデミー賞受賞作品の映画「スラムドッグ$ミリオネア」で使われたロケ地です。
この映画はムンバイが主な舞台で、「クイズミリオネア(ファイナルアンサー?っていうアレです)」を通して、
ムンバイのスラムDharavi(ダラヴィ)地区育ちの主人公の半生や貧困や人身売買、犯罪、宗教問題といった社会問題を描いたヒューマンドラマです。


最後のエンディング・シーンはここで撮影されています。
実にいい映画ですので、ぜひ観てみてください。
ちなみにこのダラヴィ地区を見学させてくれるツアーを現地NGOがやっています。
タルタルーガもツアーに参加してきましたが、ゴミ収集やリサイクルなど小規模産業があって、なかなか興味深いものでした。
スラム内は撮影禁止なので、参考動画を挙げておきます。興味のある方は参加をオススメしますね。
また、その話題について、タルタルーガ、こんな場所に行ってきました。

ここは「ドービーガート(Dhobi Ghat)」という場所です。
ドービーとは洗濯人のことで、ムンバイ中から集められた衣類を手作業で洗濯している、巨大な洗濯場です。

見てください。ここに見えるのが全て洗濯物です。かなりの量が乾されています。これはすごい。

ここは100年以上の歴史があって、5000人近い人が働いているそうで、その規模はもはや町といった様相です。
またここでインドについてですが、みなさんも「カースト制度」についてなんとなく知ってるのではないかと思います。
簡潔に説明すると、カーストとは古来のインドの階級制度のことで、それぞれの身分と職業が定義されています。
現在のインドでは法律上撤廃されているのですが、未だカーストの考えはあって、職業による差別が存在しています。
家庭に洗濯機を買うよりも、ここで頼むほうが安く上がるそうです。

ドービーガートの向こうには近代的な高層ビルが並び、このコントラストはまさにムンバイの格差社会を表しているようです。
※ドービーガートはマハラクシュミ(Mahalaxmi)駅のすぐ横にあって、高架から観ることができますが、
中に外国人だけで入るのはトラブルになる可能性があるので、現地ガイドと一緒に入ったほうが良いです。
さて、今回タルタルーガ、インドについて説明多く、なかなかの社会派ではないでしょうか、どうでしょう?読者のみなさま。
A.そう思う
B.そう思わない
ファイナルアンサー?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ファイナルアンサー?
-----------ここからカポエイラのお話-------------

Centre For Capoeira India
URL:https://www.capoeiraindia.in/
世界的なグループ「コルダォン・ジ・オウロ(Cordao de Ouro)」のインドチームです。
前編に続いてまたCDO(Cordao de Ouro)の訪問です。

Professor Baba
前回の練習後に、明日は本部でProfessor Babaの練習があるから行ったらどう?と勧めてもらったので、
翌日深夜に出国というハードモードでしたが、これも何かの縁ですから行ってみることにしました。

リキシャーに乗って向かいます。


着いたのはこちらの建物。学校のようです。

ちょうど子ども練習中でした。



こちらがCentre For Capoeira IndiaのトップのProfessor Baba。とても陽気な方です。
練習開始してまずは準備運動。



ストレッチと移動、避けの動きをします。





この日の練習は並んで、蹴りの練習や、蹴りからのコンビネーション等。

アルマーダの蹴り足を置かずにアウー・ジ・コルーナとかCDOらしい動きにタルタルーガ四苦八苦しました。

その後レベル分けして、上帯チームでエリコピテロの練習。


メンバーが見本を見せてくれます。できるメンバーが何人かいます。




やはり難しいです。
ちなみに前回もそうでしたが、練習は全て「英語」で行われます。
インドはもともとイギリス領でしたが、そもそも他民族多言語国家なので、州によって言葉どころか文字まで全く違ってたりします。
なので、インド紙幣にはこのとおり各地の言語が印刷されています。

そのため共通言語の英語が広く通用してます。こんなところもインド。


そして最後はいつものようにホーダ!連日ですが帰国前に頑張ります!




さすが本部だけあって上手い人が多いです。



この日はBaba以外にMonitorが4名いました。かなり上手いです。

タルタルーガ、気が抜けません!!!



インドという土壌なのか久々の究極的アウェー感あります!


Professor Babaとジョーゴ!




陽気な一面を見せながら攻めてきます!
タルタルーガも攻めます!


ホーダ終了!連日に渡るムンバイでのカポエイラも終わりました~。
想像以上にレベルも高くて楽しかったです。新たな発見でした。

Babaからプレゼントとしてビリンバウのパウ(棒)をもらいました。
「これはインドの竹の一種で作られているんだ。ここでは20ドルくらいで一式作れるんだよ。安くていいだろ」
なんとProfessor Baba、ビリンバウを自国生産できるスキームをもっているとは驚きました。
いや~これはうれしいプレゼントをいただきました。

大久保アカデミーアに寄贈してありますので、興味のある方はぜひ試し弾きしてみてください。
Professor Babaはインド出身ではありますが、若いころに一家でイスラエルに移住して、
そこでカポエイラに出会い、学び、またインドに戻り、2006年からムンバイでカポエイラのクラスをスタートさせました。
現在では指導者クラスも増え、ムンバイで9ヶ所でのレッスンと10ヶ所のインターナショナルスクールのカリキュラムになっているそうです。

そして、2016年には世界各地からCDOの先生たちをインドに呼び、「Capoeira Asia」というイベントを盛大に行っています。
(Capoeira Asiaのイベントの様子)
イベントについてなぜインド開催だったのかと聞くと、ブラジルやヨーロッパから先生を呼ぶ上で、インドが距離的、気候的にちょうど良く、 またビザや滞在費用についても都合が良かったからだそうです。

このイベントにはCDOのトップGrande Mestre Suassunaも来てますから、
Professor Babaオーガナイザーとして中々の手腕を振るっています。
タルタルーガ、インドでまた新たな収穫と経験ができました。というわけで。

Centre For Capoeira India Axe!
-------------------------------------------------------------
さて、前編後編に渡ったインド編いかがだったでしょうか?
ブラジルや欧米でのカポエイラレポートについては、結構見かけることはあるのですが、
インドのカポエイラというのは中々珍しいものでなかったでしょうか?
インドのカポエイラのレベルは想像以上でした。これは新しい発見でしたね。
タルタルーガはもう長らくいろいろと旅行をしているのですが、
初めて一人で海外旅行をしたのがインドで、その最初に着いた都市がムンバイです。
当時1999年、まだタルタルーガ10代の時です。
まさか10数年後にカポエイリスタとして、この地に帰ってくるとは当時は思わないですよね。
そういった点でも中々感慨深いものがありましたね。

(初めて泊まったホテルYMCA前で。ドアが自動ドアに変わっていた!)
さて、最後はいつもどおりで。

タルタルーガ、ムンバイのコーストエリアであるマリーンドライブにやってきました。

アラビア海に向かって、長く続くビーチです。

一日中、ローカルのカップルが並んで座って海を眺めながら語らっています。

インドという国は混沌とした世界観と街の空気と人々の熱気やパワーには
古来から旅人を惹きつけてきた魅力があります。旅行先として非常に面白い国です。
そこにカポエイラが加わるわけですから、さらに面白さが増えますね!
ぜひ読者のみなさまも悠久の国インドへ!

GO!INDIA!


ムンバイ編も後半です。
前回のお話は→コチラ
前回は主にエレファンタ島の話だったので、後編はムンバイ市内の見所をレポートしようと思います。

ちなみにタルタルーガがいるのは、ムンバイ・セントラル駅です。

ここからインド各地への長距離列車や、ムンバイ近郊列車が往来しています。


メインホールは吹き抜けで、サイドには貨物エリアがあります。

構内の壁面には、インドといえばマハトマ・ガンディー。
市内中心地へは、電車で向かいます。

マンゴージュース 10ルピー(約20円)

ホームに電車が来ました。
なんと近郊電車にはドアがついておりません。基本オープンエアーです。さすがインド。

なので走行中落ちたら大変なことになります。

ムンバイは人口過密都市なので、ラッシュの時はこんな状態になるようです。すごい。
中々他では出来ない体験ですから、読者のみなさまもぜひ乗ってみてください。


フォート地区に来ました。街中には洋風な重厚な建物があります。こちらはムンバイ大学。


この建物は裁判所です。前編に出てきたインド門やタージマハルホテルもこの地区にあります。
ここでインドについて説明すると、インド独立以前はイギリスの植民地として統治されており、
その中でムンバイは旧名ボンベイ(BOMBAY)として、国際貿易港として非常に栄えていました。

そのため、現在でも街中にはイギリスの影響のあった建物が残っていて、 二階建てバスも走っています。


同時に街中に普通に牛がいたりします。そのあたりやっぱりインド。

続いて向かったのがこちらの建物。チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤにやってきました。
?
「チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ」です。
繰り返します。タルタルーガ、 チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ にやってきました。
? ?
もう一度言います、チャトラパティ シバジ マ・・・・・・。
しつこい?
・・・・。すみません、読者のみなさま。
ここの長い名称の建物「チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ(Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya)」は、
旧名プリンス・オブ・ウェールズ博物館(The Prince of Wales Museum)というムンバイで一番有名な博物館です。


博物館の外観はドーム型の屋根をもつインド風の建物で、周りにはヤシの木や南国の植物が植えられた場所に建っている画になる建物です。




館内は、「美術」、「考古学部門」、「自然史部門」に分かれた展示になっており、ムンバイの歴史や文化、芸術を順を追って知ることができるような展示内容になっています。

こんなセクシーな石像なんかがあります。
なかなかいい博物館でした。
みなさんもぜひ訪問してみてください。チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ。

さて、歩き疲れたので、ここで一休み。ムンバイのスタバに立ち寄ります。



商品や値段ははほとんど日本と同じで、中はインドの喧騒と対照的で、客層もスタイリッシュな人が多いです。

インドでは現在150店ほどスタバがあって、このムンバイ店はインドのスタバ第一号店だそうです。
2012年に初出店して、150店まで増えているのですからすごい勢いで経済発展しているのがわかるのではないでしょうか。

続いてはこちらの建物。チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅です。


チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(マラーティー語:छत्रपती शिवाजी टर्मिनस 英語:Chhatrapati Shivaji Terminus)は、
インド・ムンバイにある鉄道の駅で、ムンバイ近郊鉄道や他の長距離鉄道も乗り入れています。

旧名は「ヴィクトリア・ターミナス駅」 (Victoria Terminus)。名称が長いので「CST」または「VT」と言われています。
1888年に建造された駅舎はヴェネツィア・ゴシック建築様式で、世界遺産に登録されています。

中はこんな感じで、重厚な造りで趣きがあります。


すごいのはこの駅は現役で利用されているところですね。
ヴィクトリアと付くように、大英帝国時代のヴィクトリア女王の名称から取られています。

ちなみにこの駅は2008年アカデミー賞受賞作品の映画「スラムドッグ$ミリオネア」で使われたロケ地です。
この映画はムンバイが主な舞台で、「クイズミリオネア(ファイナルアンサー?っていうアレです)」を通して、
ムンバイのスラムDharavi(ダラヴィ)地区育ちの主人公の半生や貧困や人身売買、犯罪、宗教問題といった社会問題を描いたヒューマンドラマです。


最後のエンディング・シーンはここで撮影されています。
実にいい映画ですので、ぜひ観てみてください。
ちなみにこのダラヴィ地区を見学させてくれるツアーを現地NGOがやっています。
タルタルーガもツアーに参加してきましたが、ゴミ収集やリサイクルなど小規模産業があって、なかなか興味深いものでした。
スラム内は撮影禁止なので、参考動画を挙げておきます。興味のある方は参加をオススメしますね。
また、その話題について、タルタルーガ、こんな場所に行ってきました。

ここは「ドービーガート(Dhobi Ghat)」という場所です。
ドービーとは洗濯人のことで、ムンバイ中から集められた衣類を手作業で洗濯している、巨大な洗濯場です。

見てください。ここに見えるのが全て洗濯物です。かなりの量が乾されています。これはすごい。

ここは100年以上の歴史があって、5000人近い人が働いているそうで、その規模はもはや町といった様相です。
またここでインドについてですが、みなさんも「カースト制度」についてなんとなく知ってるのではないかと思います。
簡潔に説明すると、カーストとは古来のインドの階級制度のことで、それぞれの身分と職業が定義されています。
現在のインドでは法律上撤廃されているのですが、未だカーストの考えはあって、職業による差別が存在しています。
家庭に洗濯機を買うよりも、ここで頼むほうが安く上がるそうです。

ドービーガートの向こうには近代的な高層ビルが並び、このコントラストはまさにムンバイの格差社会を表しているようです。
※ドービーガートはマハラクシュミ(Mahalaxmi)駅のすぐ横にあって、高架から観ることができますが、
中に外国人だけで入るのはトラブルになる可能性があるので、現地ガイドと一緒に入ったほうが良いです。
さて、今回タルタルーガ、インドについて説明多く、なかなかの社会派ではないでしょうか、どうでしょう?読者のみなさま。
A.そう思う
B.そう思わない
ファイナルアンサー?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ファイナルアンサー?
-----------ここからカポエイラのお話-------------

Centre For Capoeira India
URL:https://www.capoeiraindia.in/
世界的なグループ「コルダォン・ジ・オウロ(Cordao de Ouro)」のインドチームです。
前編に続いてまたCDO(Cordao de Ouro)の訪問です。

Professor Baba
前回の練習後に、明日は本部でProfessor Babaの練習があるから行ったらどう?と勧めてもらったので、
翌日深夜に出国というハードモードでしたが、これも何かの縁ですから行ってみることにしました。

リキシャーに乗って向かいます。


着いたのはこちらの建物。学校のようです。

ちょうど子ども練習中でした。



こちらがCentre For Capoeira IndiaのトップのProfessor Baba。とても陽気な方です。
練習開始してまずは準備運動。



ストレッチと移動、避けの動きをします。





この日の練習は並んで、蹴りの練習や、蹴りからのコンビネーション等。

アルマーダの蹴り足を置かずにアウー・ジ・コルーナとかCDOらしい動きにタルタルーガ四苦八苦しました。

その後レベル分けして、上帯チームでエリコピテロの練習。


メンバーが見本を見せてくれます。できるメンバーが何人かいます。




やはり難しいです。
ちなみに前回もそうでしたが、練習は全て「英語」で行われます。
インドはもともとイギリス領でしたが、そもそも他民族多言語国家なので、州によって言葉どころか文字まで全く違ってたりします。
なので、インド紙幣にはこのとおり各地の言語が印刷されています。

そのため共通言語の英語が広く通用してます。こんなところもインド。


そして最後はいつものようにホーダ!連日ですが帰国前に頑張ります!




さすが本部だけあって上手い人が多いです。



この日はBaba以外にMonitorが4名いました。かなり上手いです。

タルタルーガ、気が抜けません!!!



インドという土壌なのか久々の究極的アウェー感あります!


Professor Babaとジョーゴ!




陽気な一面を見せながら攻めてきます!
タルタルーガも攻めます!


ホーダ終了!連日に渡るムンバイでのカポエイラも終わりました~。
想像以上にレベルも高くて楽しかったです。新たな発見でした。

Babaからプレゼントとしてビリンバウのパウ(棒)をもらいました。
「これはインドの竹の一種で作られているんだ。ここでは20ドルくらいで一式作れるんだよ。安くていいだろ」
なんとProfessor Baba、ビリンバウを自国生産できるスキームをもっているとは驚きました。
いや~これはうれしいプレゼントをいただきました。

大久保アカデミーアに寄贈してありますので、興味のある方はぜひ試し弾きしてみてください。
Professor Babaはインド出身ではありますが、若いころに一家でイスラエルに移住して、
そこでカポエイラに出会い、学び、またインドに戻り、2006年からムンバイでカポエイラのクラスをスタートさせました。
現在では指導者クラスも増え、ムンバイで9ヶ所でのレッスンと10ヶ所のインターナショナルスクールのカリキュラムになっているそうです。

そして、2016年には世界各地からCDOの先生たちをインドに呼び、「Capoeira Asia」というイベントを盛大に行っています。
(Capoeira Asiaのイベントの様子)
イベントについてなぜインド開催だったのかと聞くと、ブラジルやヨーロッパから先生を呼ぶ上で、インドが距離的、気候的にちょうど良く、 またビザや滞在費用についても都合が良かったからだそうです。

このイベントにはCDOのトップGrande Mestre Suassunaも来てますから、
Professor Babaオーガナイザーとして中々の手腕を振るっています。
タルタルーガ、インドでまた新たな収穫と経験ができました。というわけで。

Centre For Capoeira India Axe!
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さて、前編後編に渡ったインド編いかがだったでしょうか?
ブラジルや欧米でのカポエイラレポートについては、結構見かけることはあるのですが、
インドのカポエイラというのは中々珍しいものでなかったでしょうか?
インドのカポエイラのレベルは想像以上でした。これは新しい発見でしたね。
タルタルーガはもう長らくいろいろと旅行をしているのですが、
初めて一人で海外旅行をしたのがインドで、その最初に着いた都市がムンバイです。
当時1999年、まだタルタルーガ10代の時です。
まさか10数年後にカポエイリスタとして、この地に帰ってくるとは当時は思わないですよね。
そういった点でも中々感慨深いものがありましたね。

(初めて泊まったホテルYMCA前で。ドアが自動ドアに変わっていた!)
さて、最後はいつもどおりで。

タルタルーガ、ムンバイのコーストエリアであるマリーンドライブにやってきました。

アラビア海に向かって、長く続くビーチです。

一日中、ローカルのカップルが並んで座って海を眺めながら語らっています。

インドという国は混沌とした世界観と街の空気と人々の熱気やパワーには
古来から旅人を惹きつけてきた魅力があります。旅行先として非常に面白い国です。
そこにカポエイラが加わるわけですから、さらに面白さが増えますね!
ぜひ読者のみなさまも悠久の国インドへ!

GO!INDIA!
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2019/09/07(土)

नमस्ते!

タルタルーガ、インドの大都市ムンバイにやってきました。

こちら、後ろに見えるのがインド門(Gateway of India)。
イギリス領インド帝国の時代に建てられた建造物で、ムンバイを代表する観光地です。

ムンバイ(マラーティー語:मुंबई 英: Mumbai)はインドの西海岸に面するマハーラーシュトラ州の州都で、
インド最大の都市であり、南アジアを代表する世界都市の一つです。

ムンバイ市域人口は1,248万と世界でも有数のメガシティで、国内随一の商業及び娯楽の中心都市として、
世界中からの金融機関をはじめ、多くのインド企業の本社や多国籍企業の主要拠点が置かれています。
この日もインド門の周辺はたくさんのインド人観光客で賑わっています。
しかし暑い!ムンバイのある地域は熱帯に属しているため、気候は暑いです。

インド門の隣にあるこちらの立派な建物は「タージマハル・ホテル」といって、
インドを代表する高級ホテルで、世界の要人やVIPが宿泊するホテルです。
立派なホテルですね。

さて、タルタルーガ、ムンバイの街中を紹介する前に、
ここインド門裏の船着場から船に乗って、沖合いに浮かぶ「エレファンタ島」へ向かいます。

エレファンタ島はムンバイ湾の中にある、太古の石窟ヒンドゥー教寺院が残る島です。
現在のカルナータカ州を治めたラーシュトラクータ朝(753年-982年)時代からの彫刻があり、
1987年にUNESCOの世界遺産に登録されました。



船からは海鳥が見えます!この日もインド人観光客でいっぱいです。

エレファンタ島到着。


島の内部へ進むとこんな感じの洞窟が。

中は全て石をくり抜いて作った列柱があって、

その奥には壁を直接彫って作った、石像があります。



こちらは三面のシヴァ神。非常に大きいのがわかるでしょうか。

これはすごい!全部一つの岩山を掘り抜いて作ってますからね。大昔にこんな場所を作ってたんですね。

さすがインド。歴史があります。非常に良かった!大満足です。
タルタルーガ、エレファンタ島から戻ります。

船から見たインド門とタージマハルホテル。やっぱり立派ですね。

少しお腹が空いたのでこちらのお店でお昼にします。

インドといったらやっぱりカレーなんですが、
外が暑すぎてそこまで食べたくないので、チキンロールを注文です。

ロールはたまに日本のインド料理店でも見るのですが、
イメージだとブリトーやラップのようなもの考えてくれれば良いです。

ちなみに味のベースはやっぱりカレーです。

お腹も満たされたことで、少し街中を歩きます。

おや、通りにこんなお店が。

こちらはよくあるキーホルダーを作ってるお店のようです。
イニシャルや、好きな言葉なんかを加工していますね。

よく見るとアルファベット以外にインド系文字でも作ってくれるようです。
というわけで、タルタルーガもオーダーしてみることにしました。
数分後、出来上がりを取りに。

こんな感じで、作ってもらいました。これで「TARTARUGA」だそうです。

この向きで合ってるのかな?誰か読める人いますか?
なかなかインドらしい面白いお土産です。ムンバイにきたら記念にどうぞ。
-------ここからカポエイラのお話-------------
さて、今回はインド編ということもあって、ここムンバイにあるカポエイラ団体を訪問します。
インドにもカポエイラ団体あります。
訪問した団体はコチラ

Centre For Capoeira India
URL:https://www.capoeiraindia.in/
世界的なグループ「コルダォン・ジ・オウロ(Cordão de Ouro)」のインドチームです。

先方とコンタクト取れて、向かった先はこちらの建物。


看板の文字からして読めないので、何の建物かわかりませんが、
会議室や、オフィスなんかが入っているビルのようです。

本日の先生はInstrutor Cabeça。インド人カポエイリスタです。


といいますか、参加者はタルタルーガ以外は現地の方々です。
練習内容は、並んでジンガからの基本の蹴りや、流れての移動とかだったのですが、
CDO特有の床の動きも多く、中々慣れません。しかしながらこういう経験が外国でカポエイラの魅力でもあります。
そして最後はみんなでジョーゴ!




インストラクター・カベッサ、ワイルドな風貌の通り豪快な動きをします。

ポンチやケーダジヒンを器用に使って、みなさん中々上手いです。

そして、ある日本人カポエイリスタがインドで初ジョーゴです!!


みんなとジョーゴ!


サントアマーロ!




この日は誕生日ホーダもありましたので、ケーキが登場。これは万国共通なんですかね。


この二人が対象で、お互い食べさせ合っています(笑)。

いやータルタルーガ、インドでの初カポエイラでしたが、非常に楽しめました。
今までアジア圏はいろいろと行ってますが、インドは初潜入だったのですが、
想像していた以上に、きっちりと練習しているのを感じましたね。
ムンバイ編まだ続きます。次回をお楽しみに!

फिर मिलते हैं!
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読ませていただきました。ありがとうございました。katura「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原さみーさん
ありがとうございます!荻原「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原.わーステキ♡
おめでとうございます!!!!!!!さみー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどーさみちゃん ありがとう!
細かいことは気にせずに、気軽に顔見せに来てね!久しぶりクラスもまた是非♪えんどー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどー.わー!遠藤さん!!おめでとうございます\(^o^)/
私は何もかもを忘れてしまって練習行くの怖くなってるので、また久しぶりの人むけレッスンの開催楽しみにしてますっっ(*さみーカポエイラ・テンポに入って5年が経ちました 黄帯アヤコ.人見知りだなんて聞いたことねーぞ…!可児「花蓮巴西戦舞! Flower Sun and Rain (Capoeira in Hualien ,TAIWAN」 台湾 花蓮編 青帯TARTARUGA」.中国語の先生にカポエラのことを聞こうと思って準備して行ったら全く知らないそうな。
卡波耶拉は意味の無い音だけのあて字だと思うけど、「耶」はキリストのイメージがあalegre「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日もしもりえさんがいなければ、メンバーにはなっていなかったと思う(笑)
一緒のお稽古の時、いつも嬉しい。
これからもよろしくお願いします!春日「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日銀だこ食べながら読んでたのに、途中からどんどん泣けてきて困った…(>_<)
同じ親子メンバーとして、いつも頑張っている姿を尊敬してるし、励まされています。
ウチは相当なマイペー森山