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2020/12/31(木)

TARTARUGA , Coming to Vancouver soon........

(バンクーバー国際空港)

タルタルーガ、バンクーバーにやってきました。
これはある年の年末年始のお話です。
※そしてこの旅行もコロナ前の話になります。

バンクーバー(英:Vancouver)は、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州(BC州)に属する都市で、
カナダ国内第3位の都市圏を形成しています。
年末もギリギリまで仕事をしていたタルタルーガですが、終業後成田空港へ向かい、台湾経由でバンクーバーにやってきました。

バンクーバーは太平洋に面した港湾都市で、中心はフレーザー川の河口に位置しています。
この日は夜に用事があるのですが、その前にとりあえず空港から市内中心の間にある今日の宿泊先にチェックイン。


北米らしい郊外の一軒家の一室を借ります。

庭には、おっとリスが!

なんかカナダっぽい感じに旅の気分アップです!
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さて、夜になってスカイトレインに乗ってバンクーバー市内中心へ向かいます。


この時期はクリスマス明けということで、向こうには大きなクリスマスツリーも見えます。

タルタルーガ、このスポーツショップの前である人物を待ちます。
しばらくすると・・・・・。
来た!

・・・・・・。
誰?
・・・・・・。
おっと失礼。読者のみなさまには説明が必要ですよね。

黄帯メンバーの神山くんです。
彼とはもう10年以上も前にテンポで知り合って長い付き合いですが、
当時青森県の大学在学中にテンポでカポエイラを初め、高速バスで練習に通うという中々の強者でした。

(青森時代の神山氏)
そして彼とは一緒に黄帯の試験を受けた仲でもあります。



大学卒業後、就職して関東に帰ってきて、練習に来たり来なかったりと断続的に参加していたのですが、
この年仕事を退職し、ワーホリでバンクーバーに留学していました。
年末の旅行を計画した時に、ちょうどカナダ行ったことなかったので、 彼を訪問することにしたんですね。

(チーム・タルタルーガで行った送別会での一枚)

この夜は神山くんに街を案内してもらい、お寿司を食べに行くことにしました。
バンクーバーで寿司?と思いますが、バンクーバーは港町のため新鮮なシーフードが採れるので、
お寿司は人気で街にはたくさんのお寿司屋さんがあります。

カナダでの生活はいろいろと新鮮な体験で、随分と楽しんでいるそうです。
たくさん海外旅行しているタルタルーガに対して、留学までほとんど海外と縁の無かった神山くんとバンクーバーにいるのは
なんとも不思議な感じではあります。

お寿司の後は神山くんのおすすめということで、なぜか一緒にカジノ行くことに。

(リバーロックカジノリゾート)

神山フィーバー!
ギャンブラー神山氏スロットでフィーバーしております。
(タルタルーガは2千円くらいを早々にスッて撤退です。)
というか、仕事終わって、日本から到着してそのままなので時差ボケで眠いです。

神山フィーバー!
神山氏爆勝ちしてます(と言っても数千円程度)
神山「タルタルーガさん!見てください!勝ってますよ!」
と、一人興奮してます。
・・・・。眠い・・。

爆勝ち神山氏(と言っても数千円程度) からオニオンフライをごちそうしてもらいました。
こんな感じでバンクーバー初日は深夜まで楽しみました。
とりあえず神山くんが元気そうで何よりです。
タルタルーガ、翌日一旦バンクーバーから離れるので、神山くんとはひとまずこれでお別れ。
次からはいつもの通り観光情報です。
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Hello!
読者のみなさま、ここからバンクーバーの観光案内といきます。

写真は市内中心ハーバーセンター (Harbour Centre)の展望台「LOOK OUT」からの景色です。


ここからバンクーバーの景色を360度一望することができます。

バンクーバーはカナダだけでなく北米有数の産業都市でもあるので、この通りビル群もある大都会です。

ですが、見渡すに海もあり、北側は山もあって、とても風光明媚な都市です。

バンクーバーに来たらまず、この展望台に行ってみましょう。

続いて、カナダプレイス(Canada Place)にやってきました。


ここには、コンベンションセンター、ホテル、世界初めての3DIMAXシアター等があって、クルーズ客船の主要ターミナルでもあります。

見ての通り曇天で、冬ですからまあまあ寒いです。

バンクーバーはカナダ国内では温暖な気候を持つ都市の1つであるのですが(というか他のカナダの都市がどこも寒い)、

11月から3月は急激に降水量が増え、「レインクーバー」と呼ばれるほどカナダで最も降水量の多い都市です。
神山くんの話でも冬は毎日ほとんど雨だと言っていました。なので冬訪問の際にはご注意ください。

タルタルーガ、次に向かったのはカナダプレイスにあるこちらの場所。

このモニュメント見覚えありませんか?

2010年バンクーバーオリンピックの聖火台です。


バンクーバーオリンピックといえば、女子フィギュアスケートで、
キム・ヨナと浅田真央の頂上対決が思い出されます。

ちなみに聖火台として使ってた時はこんな感じ。

タルタルーガ、引き続き街中を歩きます。

バンクーバーの街中は機能的でスッキリとした街並みです。

カナダだけにメープルリーフが目立ちますね。

カナダに行った人は誰もが知ってるロンドンドラッグス。

ドラッグ以外にも食料品や雑誌、電化製品などいろいろなものが買えます。

カナダのお土産にはメープルリーフのアイテムがおススメです。


メープルシロップにキャンディー、クッキーあたりは定番ですので、カナダにきたら是非どうぞ!
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、タルタルーガ、ここまでいろいろとレポートしましたが、このブログはカポエイラのブログです。
というわけで、バンクーバーでも現地団体を訪問します。
今回訪問した団体はこちら。

Axé Capoeira Vancouver
URL: http://axevancouver.com/
Axé Capoeiraは世界的に有名なメストレ、「Mestre Barrão」が師事する団体です。

(Mestre Barrão)

向かった場所はこちらの建物。


コミュニティーセンター的な場所のようです。

先生はブラジル人Contra Mestre Osso Duro。デカいです。
この日の練習はスペースを使って蹴りからの移動とかです。

あと結構複雑なコンビネーションをやりました。






写真ではわかりにくいですが、アルマーダをケイシャーダで返してガンショで反撃を避けるみたいな感じです。

タルタルーガもやります。








こんな感じで練習終了!クリスマス休暇明けなのか、比較的軽めの内容でしたね。
参加メンバーのレベルは結構高いです。
というのも、Axé Capoeira Vancouverは世界にあるAxé Capoeiraグループの中でも中心的な支部で、
実際にバンクーバーにアカデミーアを有しています。

Contra Mestre Osso Duroから、
OD「君は日本から来たんだっけな。日本には格闘技のイベントにカポエイラ・ファイターとして参加しに行ったことがあるんだよ。」
私「へえ!そうですか。」
OD「そう、”巌流島”知ってるかい?」
私「あー。」

”巌流島”は、日本の新異種格闘技団体で、セネガル相撲とか様々な格闘技の有識者が戦うユニークな大会を開催しています。
数年前の大会で鮮やかなコンパッソで相手をノックアウトし、カポエイラ界をざわつかせた「マーカス・レロ・アウレリオ」は彼の実弟で、

Osso Duro自身も「マーカス・ヴィニシアス」として、参戦して勝利しています。(ちなみに2人はMestre Barrãoの息子)


ここバンクーバーではメストレの強力な息子2人がカポエイラの指導にあたっているんですね。
OD「日本ではいい日本語を教えてもらったんだよ。 ”タタカイニキタ!” どうだ、いいだろう?」
私「”戦いに来た!”Very Good!いいですね!」
というわけで、

Axé Capoeira Vancouver Thank you!
”タタカイニキタ!”
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【-次の日-】
Hey guys!

雨です。さすがレインクーバーと言われるだけあります。しかも寒いです。

今日はノースバンクーバーに行ってみることにしました。

ノースバンクーバーへはバンクーバーのウォーターフロント駅からシーバスに乗ります。

約12分の乗船でノースバンクーバー側へ到着。

ここからバスに乗って、「キャピラノ渓谷」に向かいます。


渓谷には観光客に人気の「キャピラノ吊り橋(Capilano Suspension Bridge)」があることで有名です。

入口に到着。


入場してカッパをレンタルします。

見ての通りしっかりと森林です。
タルタルーガ、風雨の中渓谷を歩きます。

これがキャピラノ吊り橋。結構な長さです。
キャピラノ吊り橋の全長は134m高さは70m。

鋼鉄製のワイヤー製ですが、人が歩くたびに大きく揺れて足がすくみます。

高所恐怖症の方はキツイですね。この日は雨風と寒さのほうがキツかったですが。


横に突き出ているクリフウォーク(Cliff walk)にも行きます。

どうでしょう。伝わりましたでしょうか?この寒さ!(怖さでは無い)

タルタルーガ、そこそこに渓谷を観光して撤退です。

(寒すぎてホットチョコレートに群がる観光客)
帰りは入り口前からバンクーバー市内中心まで行くバスがあるので、それで帰ります。

ノースバンクーバーは地図を見ての通りすぐに山です。
渓谷を北上したところにあるグラウスマウンテン(Grouse Mountain)ではスキーも出来ます。

バンクーバーは都会でもあるのにすごく自然が近い感じがしますね。
天気が良ければ最高だと思います。ぜひノースバンクーバーにも足を運んでみましょう。
----------------ここからもう一度カポエイラのお話-------------------
タルタルーガ、バンクーバーに来るにあたって、もう一人知っているカポエイリスタがいることを思い出しました。
以前ロシアのウラジオストクに行ったときに出会ったロシア人のユリヤさん。

(ウラジオストク編)

(一番左にいるのがユリヤさんです)
この時タルタルーガは日本からでしたが、ユリヤさんはバンクーバー在住で、
ちょうどウラジオストクに住んでいる妹を訪ねにカナダから来ており、 偶然この日のホーダに来てたんですね。
というわけで、連絡をとってみたところ、今もカポエイラをやっていて、
バンクーバーの南に隣接する、リッチモンド市(英:Richmond)で練習してるとのこと。
「タルタルーガも明日の練習来る?」
とのことだったので、行くことにしました。今回もまた連日の練習参加です。
ですが、その前に今回はタルタルーガ一人ではなく、ある人間を誘います。
私「神山くん、明日のリッチモンドの練習に行かない?」

神山「大丈夫です!仕事終わったら合流して行きましょう!でも、遠いなあ」
(神山くんの家はノースバンクーバーなので正反対の場所です)
私「テンポらしさを見せてやろうぜ!」
神山「タルタルーガさんからそんな言葉が出るとは思わなかったです(笑)」
というわけで、タルタルーガ、神山のタッグがカナダで現地団体に乗り込みます!

スカイトレインとバスを乗り継いで1時間くらい。平日夜に向かうには中々の遠さです。

着いた先はこちらの建物。
「Richmond Martial Arts」という格闘技ジムです。
早めに着いたので、2人で中で待ちます。

仕事終わりで来た神山くんは空腹のため、持参のサンドイッチでエナジーチャージ。
を、しているところ、受付のおばさんから「アンタ、運動する前に食事なんかしていいの?」とツッコミが。
それに「だって空腹なんだし」と英語で返します。
カナダに行く前の彼の英語はかなりヤバかったと聞いていたので、
このワーホリ期間で成長したのかと頼もしい限り。
繰り返しますが、日本ではゴリゴリの国内営業マンだった彼とカナダでカポエイラするのは不思議な感じです。
そのうち、チラホラとメンバーがやってきました。
そして今回訪問した団体はこちら。

Axé Capoeira – Richmond BC
URL: https://richmondcapoeira.com/
Axé Capoeiraのリッチモンド支部です。
昨日はバンクーバー本部でしたが、日本の感覚で言えば、東京と横浜くらいの距離感ですかね。


中はこんな感じで、格闘技用のスペースが2面あります。


この日の先生はブラジル人Graduado Marrom。
肝心のユリヤさんというと、練習中にこんなメールが。
「ごめんなさい!車が壊れちゃって今日は行けないです。楽しんで!」
あらー。ただこういうコンタクト先が当日来ないパターンは海外カポエイラでは結構あるあるです。

ここからはタルタルーガ、神山コンビがカナダで奮闘します!
この日の練習は広がってアルマーダ、コンパッソの連続からアウーバチドゥつなぎのコンビネーションなんかでしたね。










あと、2人組でひたすらベンサォンで押していく練習もしました。


こんな感じで練習終了。年始のせいかこの日も軽めでしたね。
ジョーゴでもあったら、2人で大暴れしようかと思ったのですが、
神山くんがカナダに来てほとんど練習してないのもあって、このくらいで良かったのかも。
お疲れのところどうもありがとうございました。おかげでいつもより旅行を楽しませてもらいました。
というわけで、

Axé Capoeira Richmond Thank you!
&
Special Thanks to KAMIYAMA!
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【-翌日-】

(バンクーバー国際空港)
さて、タルタルーガ、この翌日バンクーバーを離れ無事日本に帰国しました。
ですが、その前にちょっと思い出して欲しいのですが、
始めのほうに”到着日の翌日一旦バンクーバーを離れる”と書いてますね。
実は大晦日から年明けまでは、今回のもう一つの目的地に向かっています。
2020年の最後はその話でクローズといきましょう!
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【-到着日の翌日(大晦日)-】

Good morning!
昨日は神山くんと深夜までカジノで遊んでクタクタのタルタルーガでしたが、

今回のもう一つの目的「オーロラ鑑賞」のため、一旦バンクーバーを離れ、カナダ北部ホワイトホースに飛びます。


今回のフライトは小型機です。

機内は結構な狭く、こんな感じ。

ですが、機内食はしっかり出ます。フルーツが美味しい。

窓の外には、雪山が見えますね。

ホワイトホースに到着。もう見渡すに雪の世界です。

ホワイトホース(英:Whitehorse)は、ユーコン準州の州都で、位置的にはアラスカの隣です。

カナダのオーロラ鑑賞ではイエローナイフが一番有名ですが、ここホワイトホースもオーロラが良く見えることで有名です。

(ホワイトホース空港)
宿のオーナーが空港まで迎えに来てくれているので、今日の宿に向かいます。

滞在中はこのコテージに泊まって、オーロラ鑑賞です。

もう見ての通り、白銀の世界。当たり前ですがメチャクチャ寒いです。
オーロラ鑑賞は2パターンあって、一つは市内に泊まって、深夜にオーロラの見えるところにツアーで行くパターンと、
もう一つはオーロラエリアにあるコテージやロッジに滞在して見る方法があります。
タルタルーガ、今回はコテージ滞在の方を選択することにしました。

コテージの中はこんな感じ。
一人用なので大きくはありませんが、北国だけに暖房はガンガンで、wifiもあるので快適です。
オーロラは深夜に出現するので、それまで時間がかなりあります。
タルタルーガ、ちょっと近くを散歩しようとコテージを出ると、

おお!キツネが!

さすが北国だけに普通にいます。ちょっと興奮です。

この宿はオーナーのいる母屋の他にいくつかコテージがあるのですが、
周囲にはオオカミやムース(ヘラジカ)が出没するそうなので、テリトリーは柵で守られています。


ホントに大自然ですね。
- その夜 -
大分暗くなってきました。
オーナーさんはとてもいい人で、夕飯はコテージまで持ってきてくれます。

シカ料理だそうです。美味しいです。
タルタルーガ、ワイルドライフを満喫です。
オーロラ鑑賞の仕方はただひたすら出現を「待つ」だけです。
出現するときはコテージのすぐ上に出るそうなんで、それまで結構ヒマです。
といっても、タイミングを見逃したら最悪ということで、

現在は「My Aurora Forecast」というアプリを使用します。
このアプリはスマホの位置情報から、オーロラの出現率を短期予測で示してくれる優れものです。
適宜チェックして、いいタイミングで外に出ればOKというわけですね。
- その日の深夜 -
タルタルーガ、とにかくアプリをチェックしながら深夜になりました。

アプリが弱めですが、オーロラをキャッチ!


(Kp値はオーロラの強さを示す値です)
Kp値4だからまあまあ強めです(最大は9)

外で待ちます。
- 年明け -

みなさん、あけましておめでとうございます。

スゲー寒いです。このままオーロラ待ちで年明けしてしまいました。
周囲は真っ暗。誰もいません。孤独感半端ないです。
しかし!そんな時、しばらく空を見ると・・・・・。
オーロラが!

(イメージ:宿提供)

・・・・・・・。
う~ん・・・・・。

雲ではないので、どうやらオーロラには間違いなさそうです。
しかし、うーん。
実際に出現率MAXだとこの宿ではこんな感じで見えるそうです。


まあ、自然が相手というのは本当に難しいです。
タルタルーガ、いろいろと観光地に行きましたが、
ベストを見るのが一番難しいのが自然です。
ただ建築物とかとは違って自然は見せる姿が常に変化するので、
それが魅力なのではないでしょうか。まあこんな日もあります。
先に言うと、翌日は全く見えず、そのままバンクーバーに帰りました。
オーロラ鑑賞にはやっぱり日数が必要のようです。
しかし、読者のみなさま、これで終わりだとつまらないので、
カナダの奥地でで、深夜に孤独にキメます!

アウーからの、

バナネイラ!

アウーバチドゥ!
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さて読者のみなさま、以上でバンクーバー編でおしまいです。いかがだったでしょうか?
オーロラは微妙でしたが、現地ではメンバーの神山くんとも会えましたし、
カポエイラもすることができました。
バンクーバー自体は街もきれいでほどほどに都会で快適で、
近郊に自然もあるという環境はとても暮らしやすい感じがしました。
実際に神山くんも訪問当時とても気に入ってると言っていました。
タルタルーガが来るまで、家族も友人も誰ひとり来なかったそうなので、
とりあえず良かったのではないでしょうか(笑)!
みなさまもコロナが落ち着いたらバンクーバーに行ってみてください。あとオーロラ。

そう、あとこれは2020年の外国でカポエイラシリーズの締めのレポートになります。
2020年はコロナで本当に今までの世界が一変する事態で、全く海外旅行が出来ない年でした。
ただその反面、今まで放置していた過去のレポートを多く書くことで、
いつかへの旅行のモチベーションを上げることも出来たのではないかと思います。
最近の様相だと、2021年もまだ海外旅行へ行くのは難しそうですが、
まだまだ過去ストックがあるので(笑)、
来年もまた外国でカポエイラシリーズをどうぞよろしくお願いいたします!
---------------------------------------------------

(仕事後に遠くまで連れ出されてクタクタの神山氏)
・・・・・・・。

またね!
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2020/12/17(木)

Halo!

タルタルーガ、スラバヤから首都ジャカルタにやってきました。
前回のスラバヤ編は→コチラ
※引き続きこの旅行もコロナ前の話になります。

ジャカルタ(インドネシア語:Jakarta)は、インドネシアの首都。

「ジャカルタ首都特別州」として同国最大の都市で、人口は950万人を超えており、近郊を含む都市圏人口は3,120万人と東京都市圏に次いで世界第2位。

世界屈指のメガシティであり、東南アジア有数の世界都市です。


ASEAN(東南アジア諸国連合)の本部事務局もここジャカルタにあります。


タルタルーガの現在いるのはジャカルタ北部のコタ地区「ファタヒラ広場(Taman Fatahillah)」という場所です。


コタ地区(Kota)はオランダ統治時代の古い建物や街並みに残っているところで、ジャカルタの観光スポットとなっています。

前回のスラバヤ編でも説明しましたが、インドネシアは17世紀から20世紀初頭までの約350年間オランダに統治されていて(オランダ領東インド)、
ここジャカルタはオランダ統治時代は「バタヴィア(Batavia)」という名前で呼ばれていました。
バタヴィアという名前は、オランダの先住民バタウィにちなんで付けられています。
ファタヒラ広場周辺にはオランダ統治時代の古い建物や街並みが保全されていて、

タルタルーガの後ろに見えるこの建物「ジャカルタ歴史博物館(Museum Fatahillah)」は、元々バタヴィア市庁舎(Balai Kota Batavia)として建設され、
日本統治時代は大日本帝国物流集積所として、インドネシア独立後は西ジャワ州政府庁舎を経て歴史博物館となっています。

ここでも近くのアニキと一緒に撮影。
海外では一緒に写真を撮ろうと言われることがあります。
タルタルーガ、やっぱり人気なんでしょうか?
アハハハ。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
では、歴史博物館の中に入ってみましょう。



博物館の中にはオランダ統治時代からインドネシア独立における植民政府の調達品や絵画など約23,500点のコレクションが所蔵されています。

天井も高く開放的でいい感じの雰囲気があります。

バタヴィアは熱帯ということもあって、一年中暑い南国なのですが、当時移住してくるオランダ人は、マラリア、コレラ、デング熱などの熱帯病に倒れることが多く、

ここは疫病が蔓延するヨーロッパ系住民の「墓場」として、東洋中に悪名を届かせていたそうです。

(17世紀のバタヴィア)
バタヴィアはオランダ東インド会社の基地として、後にはオランダ領東インド国家の中心都市として発展していくことになりましたが、
前回のスラバヤ編でも説明した通り、旧日本軍がジャワ島を占領した後、バタヴィアから現在のジャカルタに名称が変わることになります。

いい感じの博物館です。タルタルーガおススメです。


ファタヒラ広場はこんな感じでカラフルな貸し自転車なんかもあって、いい感じの場所です。

ジャカルタは東南アジア有数の混沌とした大都市なので、街中はとにかく人も車もバイクもいっぱいで、落ち着かないのですが、
コタ地区はその喧騒を忘れさせてくれ、コロニアルな雰囲気は実にエキゾチックな気分を感じることが出来ますので、

(カフェ・バタヴィア)

(オランダ統治時代の知事の住居兼事務所で現在はレストランとして人気です)

ジャカルタに来た際にはぜひコタ地区に行ってみてください!

タルタルーガ博物館を出て、向かいのカフェで一休み。

暑いのでアイスコーヒーが美味しいです。

・・・・・おっと、ネコがこんなところに。

・・・・・・。

ニャ~。
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、慌ただしくジャカルタにやってきたタルタルーガでしたが、スラバヤに続いてジャカルタでも現地団体を訪問します。
日本出発時点では、コンタクトする団体の目途がついてなかったのですが、
ジョハンさんがZungu Capoeiraのジャカルタにいるメンバーに連絡してくれ、
メンバーの彼(REZA)と一緒に訪問することになりました。

↑REZA
ジョハンさんありがとうございます。(ちなみにその日はZungu ジャカルタの練習はお休み)

(Red planet hotel pasar baru)
無事宿泊しているホテルで合流し、彼の車で現地に向かいます。

着いた先はこちら。「fit'n Chic Family Fitness」というスポーツジムです。

ジムは「Mal Artha Gading」というショッピングモール内にあります。

ジャカルタ中心部から大分離れてますね。
REZAに連れてきてもらって助かりました。
そして今回訪問した団体はこちら。

Grupo Capoeira Brasil Indonesia Jakarta
URL: https://sites.google.com/site/shaolincapoeirajkt/capoeira-brasil
この日は”ある理由”で道が渋滞しており、メンバーが遅れていて練習自体も遅れてスタートだそうです。

なので、とりあえず待ちます。
REZAから先生は「Shaolin(=少林)」というアペリードと聞いています。
しばらくして、2人ほどメンバー到着。Shaolin先生は遅れてるそう。
その後少しばかりして、先生到着。
・・・・・・。

(Instrutor Shaolin)

中々そのイカツイ風貌にタルタルーガびっくりしましたが、彼の本業は空間デザイナーです。


(この写真はジャカルタの高層ビルの屋上で撮影したそうです)
ということで、遅れましたがこの日は5名で練習スタートです!


練習場所はジムの一室。結構広いです。

練習はスペースを使って動く練習を主にやりました。


最後はみんなでジョーゴ!

REZAとジョーゴ!



Shaolinとジョーゴ!






先生上手いです。

タルタルーガ、さらにジョーゴ!


スラバヤに続いてジャカルタでも頑張ります!
こんな感じで練習終了。ジャカルタでもいい汗をかきました。
Capoeira Brasil Jakartaのみなさま、どうもありがとうございました。テレマカシー。
スラバヤから連日の練習でしたが、ジャカルタでは練習出来るか怪しかったので、出来てよかったです。
というのもなぜかというと・・・

(この日のジャカルタ中心部)


この日のジャカルタ中心地では、当時ジャカルタ州知事だったアホック(AHOK)知事がイスラム教を冒涜したとして、
大規模なデモが行われていて、市内には注意喚起が上がっていました。

(アホック知事)

ジャカルタの日本大使館からもこのようにHP上で通達されています。
在インドネシア日本国大使館からの注意喚起(大規模デモ)
● 11月4日昼の金曜礼拝後,ジャカルタ中心部にて,バスキ・チャハヤ・プルナマ(アホック)ジャカルタ特別州知事を糾弾する大規模なデモが予定されています。
一部報道では,デモが過激化して暴動に発展する可能性や、デモが週末にかけて継続する可能性も懸念されています。
● デモ参加者はイスティクラル・モスク(インドネシア最大のイスラム教礼拝堂)に集合し,大統領宮殿へと移動する予定であり,モナス(独立記念塔)やジャカルタ州庁舎を含むデモの周辺地域には近づかないようにしてください。
● デモの周辺地域を含む広い範囲で交通規制が予定されているため、4日の午前中からこれら地域に激しい渋滞が発生する可能性がありますので、ご注意下さい。
ジャカルタにお住まいの皆様および旅行者の皆様へ
11月2日,日本外務省は,以下の海外安全情報(インドネシア:11月4日のジャカルタにおけるデモに関する注意喚起)を発出し,海外安全ホームページに掲載しましたので,一部改訂の上お知らせします。
確かに空港から市内中心に入ったあたりでデモらしき集団を見かけました。

(↑はタルタルーガ撮影)


翌日朝にはジャカルタを離れる予定だったので、当初の予定では市内中心のムルデカ広場周辺を観光する予定だったのですが、
ジョハンさんからもデモがあるから危ないということで、コタ地区に変更したという訳なんですね。

(デモのエリアとホテルはこんなに近い)
デモ自体は政府報告だと5-20万人規模で、夜には収まったものの、夕方あたりに一部の暴力的なデモ参加者と警察が衝突する一幕もあったようです。


(その日のニュース)


(練習後、ジム内のテレビを見る人)
ということもあって、練習にも人が少なかったのと、道路が渋滞していたため遅くなっていたという訳です。
今まで「外国でカポエイラ」シリーズでは、あまりトラブルについては書くことはなかったのですが、
旅行先においては、こういったトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。
今回の旅行ではその影響が大きかったので、内容に入れることにしました。
旅行中の危険を回避するために気を付けることは、やはり危ないところには近づかないことですね。
-----------------------------------------------------------
【-翌日-】

(ジャカルタ・スカルノ・ハッタ国際空港)


タルタルーガ、この翌日予定通りジャカルタを離れバンコクを経由して帰国します。
さて、スラバヤからジャカルタへと続くインドネシア編はこれで終わりです。
インドネシア自体には、以前書いたマレーシア編でラストにジョグジャカルタ寄った話を書きましたが、カポエイラをするのは初めてです。

(世界遺産ボロブドゥール遺跡前で。お気に入りの一枚)
今回はカポエイラを通じていろいろな人に出会い、現地ではジョハンさんやREZAにサポートしてもらい本当に感謝ですね。
正直ジャカルタに関しては観光情報少なすぎて残念なんですが、昨年再びジャカルタを訪れる機会があって、

またShaolinとも会うことになり、そこからカポエイラでの関係が広がります。
ですが、まだ他の旅行のストックがあるので、その話は一旦置いてまた次の機会に。
今回ジョハンさんやShaolinにいろいろと聞く中では、ジャワ島以外にもインドネシア各地にカポエイラ団体があるようです。

インドネシアは5,110kmと東西に非常に長く、赤道にまたがる1万3,466もの大小の島により構成される島国ですから、
個人的に外国でカポエイラをする上で、潜在的に魅力のある国ではないかと思っています。
読者のみなさま、ぜひいつかはインドネシアへ!また次回をどうぞよろしくお願いいたします!

Sampai jumpa!
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2020/11/18(水)

Halo!

タルタルーガ、スラバヤにやってきました。
前回までの旅行はガッツリとヨーロッパでしたが、今回ガラッと変わってインドネシアが舞台となります。
読者のみなさま、今回もまたよろしくお願いいたします。
※この旅行もコロナ前の話になります。

スラバヤ(インドネシア語:Kota Surabaya)は、ジャワ島にあるインドネシア第2の都市で、人口約300万人の東ジャワ州の州都です。

タルタルーガの後ろに見えるのはスラバヤを代表するモニュメントで、「スロボヨ記念碑(Suroboyo Monument)」です。
スラバヤの語源はインドネシア語でサメを意味するSuraとワニを意味するBayaがこの地で最強の動物を争ったという神話に由来されています。
このモチーフはスラバヤの市章に表されています。

なかなかカッコいいですよね。

ついでに近くにいたこのアニキと一緒に撮影。
海外ではなぜか一緒に撮ろうと言われることがあります。
タルタルーガ、人気なんでしょうか!アハハハ。
・・・・・・・。
さて、タルタルーガ、スラバヤを観光します。


市内の大通りはインドネシアの大都市らしく車とバイクでごった返しております。
スラバヤは熱帯のため一年中暑いです。

タルタルーガ、こちらのある建物にやってきました。

ここは「The House of SAMPOERNA(サンポルナの家)」という名前の博物館です。

「サンポルナ」は、1913年創業のインドネシアのタバコ会社で、
ここにはタバコに関わる歴史博物館と、タバコ工場が併設されています。

この建物はオランダ植民地時代をイメージしたコロニアルなデザインとなっています。

タバコの博物館らしく、どこか独特な臭いがしますね。


インドネシアのタバコの多くは「クレテック(Kretek)」といわれるタバコ葉に香辛料のクローブが入っているタイプで、
独特の甘い香りが特長となっています。

ちなみにインドネシアではタバコが安価なのと、恐ろしいことに喫煙年齢を規制する法律が無いので若年層の喫煙も問題になっており、 喫煙率はメチャクチャ高いです。

とはいえ、インドネシアのタバコ産業は国の最大の収入源の一つとして、多くの雇用を産出しており、
クレテックタバコは国内消費だけでなく海外へ輸出され、世界の愛煙家に好まれています。



館内は中国からやってきた創始者一族の歴史とサンポルナ製のタバコに関わるものが展示されています。

こんなクラシカルな地図もあります。

(スラバヤはここです)


2階からはタバコ工場を見学することが出来ます。

訪問当日は休日だったのでお休みでしたが、
平日は稼働中の工場を見学できます。
その姿は下記の動画の通り。かなり人数が手作業でタバコを作っている光景は圧巻です。
ただ、ここまで引っ張っておいてあれですが、残念ながら今年から工場は閉鎖したそうです。
ですが、The House of SAMPOERNAはタバコに興味が無くても楽しめますし(タルタルーガはノンスモーカーです)、

オシャレなカフェも併設されていて、良さげなインドネシア料理を食べることもできるので、


スラバヤ観光ではおススメのスポットです。 当地訪問の際には是非寄ってみてください。

タルタルーガ、今回スラバヤへは日本から直行便がないので、マレーシアのクアラルンプール経由でやってきました。
羽田からの深夜便で来たためクタクタです。なので、いつもよりもいいホテルに泊まることにしました。

「フォーポイント・バイ・シェラトン・スラバヤ(Four Points by Sheraton Surabaya)」
「フォーポイント・バイ・シェラトン」は世界的なホテルチェーン「スターウッドホテル&リゾート」の代表ブランドである「シェラトン」の姉妹ブランドです。

場所はスラバヤ最大規模のショッピングモール「トゥンジュンガン・プラザ(Tunjungan Plaza)」に併設されており、とても便利です。


ロビーもモダンでキレイで、プールもありインドネシアの喧騒を忘れてリラックスできます。

部屋のフロアは21階です。

部屋は清潔で快適です。


バスルームもキレイで、アメニティも揃っています。

なんと言っても21階からの眺めがとてもいいです。

タルタルーガ、快適なホテルライフに大満足です。ヒャッハー!
ちなみにこのホテルですが、1泊5000円くらいです。
普段はアジア圏の場合は2000円~3000円くらいのホテルに泊まっているのですが、
少しグレード上げると大分快適になりますね。

「フォーポイント・バイ・シェラトン」は比較的リーズナブルなラインナップなので、ぜひ宿泊先の候補に入れてみてください。

タルタルーガ、この日は上から見下ろす男として、エグゼクティブ気分です。
アハハハ!
・・・・・・・・・・。
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、スラバヤにやってきたタルタルーガでしたが、いつものように現地団体を訪問します。
今回はある人物を訪ねにやってきました。

事前に教えてもらっていた、向かったのはこちらの建物。
1階はオフィスになっていて、練習場所は2階です。

練習時間は夜からでした。

建物横にある入り口にはCapoeiraの看板が。

階段を上って2階へ
というわけで今回訪問した団体はこちら。

Escola Cultural Zungu Capoeira Surabaya Indonesia
URL: https://www.facebook.com/ECZCIndonesia/
Zungu Capoeira Surabayaは、アペリード「KAMIKAZE(カミカゼ)」ことジョハン・イシイさんが指導している団体です。

(ジョハンさんとメストレ・トニー)
ジョハンさんはお祖父さんが日本人の日系インドネシア人3世です。
日本での留学経験もあり、現在は家業のビジネスで日本へもよく出張されています。

で、その出張の時によくテンポの練習に参加してきてくれるんですね。

よく来てくれている反面、誰もまだスラバヤには行ったことが無かったので、今回タルタルーガが行ってみることにしました。

中はとても広々としています。


マットやトレーニング機器も置いてあって、設備が充実しています。


奥の部屋には楽器とかが置いてあり、書棚にはいろいろなカポエイラの本があります。

テンポの本もこの通りありますね。

タルタルーガ、この日は早く練習場所に来てしまったので、開始まで時間がありました。
ジョハン「練習前に自分のトレーニングも兼ねてサーキットトレーニングをやっているんですよ。タルタルーガさんやってみますか?」
ということで、サーキットトレーニングをやってみることにしました。
スペース全部を使って、ポイントごとにトレーニングをします。
まずその場でスクワットジャンプをした後、一番目のポイントへ。

バトルロープです。タルタルーガ初めてやります。

これはキツイ!

続いて、ダンベル!

さらにキツイ! ヒェー!
ちなみにポイント間はダッシュで移動です。

からの縄跳び!

タイムも測るので、休む余裕が全くありません!

最後はケトルベルの上下運動。ヒィー!




※i写真はジョハンさんの撮影。
フゥ~、タルタルーガなんとか頑張ってやり切りました。
ジョハン「タルタルーガさん、写真ちゃんと撮れてますか?もう一回やりますか?」
私「いいえ!もう大丈夫です(笑)!」
タルタルーガ、練習前から既に腕がパンパンです。でもいい運動になりました。
トレーニング終って、そろそろ練習時間です。

ジョハンさんもいろいろと準備。
段々と本日の参加メンバーが現れてきました。
その中で、見覚えのあるメンバーを見つけました。

彼(Portão)は数年前日本に留学していて、その時に東新宿支部(現:笹森道場)に通ってたんですね。
ブラジルフェスタにも来ていたのを思い出しました。
私「こんにちは。スラバヤには初めて来ました。今日はよろしくお願いします。」
彼「ヨロシクオネガイシマス」
私「東新宿支部での練習の思い出とかありますか?一緒に練習した人とか。」
彼「ソウデスネー。ササモリ先生にはお世話にナリマシタ。」
「他ハ、エー・・・・・・・・・ット、セイコサン?」

(笹森先生)

(聖子さん)

日本での生活はとても楽しかったそうです。

それでは、練習の開始です。

本日の練習は準備体操から始まって、3列で前に進みながら蹴りの練習。


段々と蹴りからの動きのコンビネーションもやっていきます。

ジョハンさんが見本を見せてくれます。

タルタルーガもやります。この日はアルマーダ、コンパッソからのポンチで裏周りを練習です。







こういった技はあまりやらないので、いい練習になります。

そして二人組になって練習。
この日は特に相手の横を取る動きをしました。


メイアルーア・ジ・フレンチを蹴って、反対の行先をブロック。


そこからの反撃の対応とかをやりました。






参加メンバーは若者が多く、みなさんなかなか上手です。
インドネシアは人口約2.5億人を抱える国(世界第4位)で、平均年齢は約29歳と非常に若く(日本の平均年齢は約48歳)、
練習も活気があります。

最後はみんなでホーダです!

みなさん頑張ってます。

Portãoとジョーゴ!



タルタルーガ、スラバヤでも頑張ります!

ジョハンさんとジョーゴ!





ジョハンさんは攻撃強いです!油断できません!!

いつも来ていただいているお礼に、テンポを代表して頑張ります!



ホーダも無事終って練習終了~。練習前のトレーニングからいい汗をかきました。
Zungu Capoeira Surabayaのみなさま、突然の日本人カポエイリスタの来訪にどうもありがとうございました。
練習後はストレッチをしながら、ジョハンさんが参加メンバーに日本のテンポのこととかを話していました。
インドネシアにカポエイラが入ってきた2000年初めころは、今のような手軽にYOUTUBEとかでカポエイラ動画を見れる時代ではなかったので、
当時テンポのWEBサイトで上がっていた技動画をインドネシアのカポエイリスタたちは参考にしていたそうです。

同時に同じアジアに住む日本人が頑張っていることに非常に刺激を受けたと言っていました。

ここで日本とインドネシアの歴史を説明すると、インドネシアは長らくオランダの植民地だったのですが(オランダ領東インド) 、
太平洋戦争中に日本軍の南方作戦(蘭印作戦)によって、日本に占領されていた時代があります。
その後、日本は連合国に敗戦し太平洋戦争は終結するのですが、その際に帰国せずそのままインドネシアに残った日本兵たちがいて、
彼らはその後インドネシア独立戦争に義勇兵として参加し、独立後も帰国せず現地にそのまま残留した日本兵もいました。
ジョハンさんのお祖父さんもその一人で、インドネシアで事業を起こして成功を収めています。
中でも「乾燥糸こんにゃく」の生産は、現地では捨てられていたこんにゃく芋を加工して作られていて、日本へも輸出されています。

インドネシア国内でもイシイという名前の糸こんにゃくがヘルシーフードとして販売されています。
裏には創業者の石井正治さんのメッセージが。

こんにゃくの生産はインドネシアと故郷日本の架け橋となる事業として行っていたそうです。
そして孫のジョハンさんもその意志を引き継いで仕事をされています。

今回はここスラバヤでカポエイラを通じて、インドネシアと日本の交流が出来ました。
スラバヤはインドネシアでは大きい都市ではあるものの、メジャーな観光地ではないので、
ビジネス以外では訪れる人が少ないですが、カポエイラで交流してみてはいかがでしょうか?
ちなみにタルタルーガ、一つ気になることがあったので、質問してみました。
私「ジョハンさんのアペリード、"カミカゼ"はすごくインパクトがあると思うのですが、どんな由来なのですか?」
ジョハン「あ~、初めの帯を取るときに、何も考えずに猛突進してきて危険だからメストレが付けたんですよ(笑)。ハッハー!」
この大らかなところがみなさんから信頼されてるのではないかと思いますね。

ジョハンさん、いろいろとどうもありがとうございました。
日本のメンバーもなかなか訪問できなかったので、今回スラバヤに来れてよかったです。
コロナが収まったら、是非またテンポの練習に来てください!
-----------------------------------------------------------
【-翌日-】

(スラバヤ・ジュアンダ国際空港)

さて、タルタルーガ、スラバヤを離れ次は首都ジャカルタへ向かいます。


空港は新しく、売店ではインドネシアらしくこんなバティック(ろうけつ染)のアイテムが売っています。


ジャカルタへはインドネシアのナショナルフラッグ、「ガルーダ・インドネシア航空」で飛びます。

CAさんもバティックで、アジアンテイストが旅行気分を盛り上げます。

では読者のみなさま、次回ジャカルタ編でお会いしましょう!

Dadah!
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2020/11/08(日)

Bon jour!

タルタルーガ、ポルトガルを離れパリにやってきました。
前回までのポルトガルシリーズはこちら・・・「ポルト編」 「リスボン編」
※引き続き今回の日記もコロナ前のお話になります。
今回の旅行は、パリ経由のポルトガル行きだったので、帰国の前にちょっとだけ滞在することにしました。なので、おまけ編です。

トップの写真は説明するまでもないですが、エッフェル塔です。パリのランドマークの一つです。

タルタルーガ、早朝のエッフェル塔できっちりバナネイラを決めてきました。
バナネイラで記念撮影する際は足を閉じた方がよい画が撮れます。
よね?

↑ムカエダ
ムカエダ、足を閉じろ!足を!
・・・・・・・。
※特別出演の黄帯ムカエダ氏は今回の旅行内容に関連はありません。
・・・・・・・・。

ということで、改めてみなさまボンジュール。

パリ(仏: Paris)はみなさんご存じの通り、フランスの首都。
フランスの政治、経済、文化などの中心地でヨーロッパおよび世界の大都市の一つです。

1区を中心として時計回りに20の行政区が並び、東西には2つの森があり、市中にはセーヌ河が横切ります。

もう一つのパリのランドマークといえば凱旋門。

ここシャルル・ド・ゴール広場(仏: Place Charles-de-Gaulle)は、凱旋門を中心に、シャンゼリゼ通りを含め放射状に道路が伸びる、パリの顔とも言うべき広場です。

(シャンゼリゼ通り)

パリはさすが名立たる世界都市です。ポルトガルとやはりその都市としてのエネルギーが違いますね。

実際にパリの物価は高いです。
タルタルーガ、今回のパリ滞在にあたって、宿泊代節約のために民泊を利用してみました。

場所はフランス国鉄「モンパルナス駅(Gare Montparnasse)」のすぐ近くの飲食店が並ぶこの通りの上階です。
普通のアパルトメン(アパート)の一室を借りました。

中の階段は木製で非常にレトロです。エレベータはありません。通路はまあ狭いです。

部屋はこんな感じ。6畳くらいのスペース。

キッチンも付いてますが、中は写真一枚に収められないほどで、やっぱり狭いです。
パリの都心部の建物は石造りのためどこも古く、築100年越えなんかの物件もざらにあるそうです。
フランス人は古いものを長く大事に使う国民性なので、リフォームをして長く使うのは普通のことだそう。
確かに狭くて快適ではありませんが、なんといってもパリのアパルトメンの滞在というのが、
パリの住民になった気分になれるので、これはこれで面白いと思います。

最近では民泊といってもいろんなタイプがあるので、ホテル滞在もいいですが、是非アパルトメンにも泊まってみましょう!
----------------ここからカポエイラのお話-------------------
さて、慌ただしくパリにやってきたタルタルーガでしたが、ここでも現地団体を訪問します。

おっと、パリの街中にカポエイラのポスターが。

というわけで、今回訪問した団体はこちら。

Association Vamos Capoeira Paris
URL: http://www.capoeira-paris.net/Capoeira-senzala-paris.html

向かったのはこちらの建物。
Ecole de Danse Daoudというダンススタジオのようです。


中はこんな感じです。

さあ、ポルトガルから連続してフランスでもカポエイラです!

この日の先生はフランス人Appaxiado先生。
この日の練習は基本の蹴りの練習や、コンパッソ入りのサントアマ—ロなどでした。
で、最後はみんなでジョーゴ!
・・・・なんですが、すみません。ジョーゴの写真がありません。
ポルトガルからほぼ連戦のカポエイラ練習でタルタルーガ、このあたりでガス欠。
ただ、何も無いのはさびしいので、Vamos Capoeiraの紹介動画を添付します。

Vamos Capoeira ParisはCapoeira SenzalaのMestre Itamarが師事したSenzala系列の団体で、
元々はCapoeira Senzala Parisとして活動していたそうです。
で、Senzala Parisと言えば、この人。

よくテンポのホーダにも来てくれる、コブラことオリヴィエさん。
海外での訪問団体を決めるきっかけとして、こういったつながりをヒントにすることもあります。

先生他みなさん、彼のこと知っていました。オリヴィエさん、またホーダで会いましょう。

(Mestre Itamar)
ちなみに、Mestre Itamarは現在はリオデジャネイロで活動しており、
この後、タルタルーガがリオデジャネイロに行ったときに訪問したことでつながります(実はたまたま)。

(リオデジャネイロ編)
カポエイラを続けていると、こんな感じで世界はつながっているんですよ。読者のみなさま。
というわけで、

Vamos Capoeira Paris Merci beaucoup!
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タルタルーガ、パリでもカポエイラをやってきましたが、今回のフランスに寄った本当の目的はここからになります。


早朝、モンパルナス駅にやってきました。

売店で朝食を購入します。売店にはフランスらしくクロワッサンや、バケットサンドが売っています。


どれも美味しそうです。ヨーロッパではこういうのがテンション上がりますね!

モンパルナス駅は主にフランス西部、南西部方面行の列車の始発駅です。



タルタルーガ、TGV(フランスの新幹線)に乗って西へ向かいます。



TGV車内はきれいで快適です。


(レンヌ駅)
レンヌ駅に到着。

駅の隣にあるバスターミナルからバスに乗ります。


車窓には羊が見えたりと牧歌的な景色が続きます。

バスを乗り継ぎ、しばらくしたら、見えてきました!この建物。
そう、みなさんもテレビや写真なんかで一回は見たことあると思います。


「モン・サン=ミシェル」にやってきました。



モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)は、フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島およびその上にそびえる修道院です。
堂々たる世界遺産です。個人的に世界遺産のイメージって、モン・サン=ミシェルかペルーのマチュピチュな感じです。
モン・サン=ミシェルのあるサン・マロ湾は、ヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られ、
潮の満ち引きの差は15メートル以上あるため、修道院が築かれた岩でできた小島は満ち潮の時には海に浮かび、
引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていたそうです。
対岸と地続きの道路で繋がっていたことにより砂が堆積して急速な陸地化をしてしまったため、
以前の姿を取り戻すべく2009年に地続きの道路が取り壊され、2014年に新たに橋が完成しています。
下の写真はつい最近のニュース写真で、満潮になった時のモン・サン=ミシェル。



まさに孤島ですね。


修道院内部はたくさんの観光客でごった返しています。さすがAクラスの世界遺産です。
かつては修道院以外にも監獄や要塞として利用されていたこともあり、いろいろと変遷の中現在に至ります。
今回はポルトガルがメインでしたが、フランス経由が都合がよかったのもあって、短いフランス滞在のメインをここに当ててきました。
で、合わせてカポエイラもやってきたわけですね。

モン・サン=ミシェル、圧倒的な存在感です。タルタルーガ、大満足です。ドゥーン!

以上でポルトガル編(ポルト、リスボン)からおまけのパリ編に続く日記はおしまいです。長々とありがとうございました。
読者のみなさまいかがだったでしょうか?
2020年は新型コロナウィルスの影響で、もはや海外旅行が出来る日がいつになるかわからない状態が続く中、
いつもの旅ブログを書いたところでどうなんだろうか?と思うこともあったのですが、
よくよく考えてみれば、普段も誰もがあちこち旅行している訳でもなく、むしろ読み物として楽しみにしてくれている人が多いことに気づきました。
実際に今回書いていく中、当時を振り返ることで改めてその国の文化や歴史を知ることが出来ましたし、
溜めてしまった過去ストックが一つ一つ減っていくのはそれはそれで開放感があります。
なので、また海外旅行が出来ることを願って、引き続き過去のストックを書き上げていきたいと思います。
読者のみなさま、また次回をどうぞお楽しみに!

Au revoir !
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この度は皆様に知って頂きたい事があり、誠に恐縮ですが書込ませて頂きました。
マスコミが大きく報じぬ中、連日中国の日本領海侵犯が増大しaki「スラバヤ・カミカゼ」 インドネシア スラバヤ編 青帯TARTARUGA Capoeira in Surabaya , INDONESIA憲法改正を急ぐ理由を知って下さい突然の書込み失礼致します。
この度は皆様に知って頂きたい事があり、誠に恐縮ですが書込ませて頂きました。
マスコミが大きく報じぬ中、連日中国の日本領海侵犯が増大しaki「カッコいいバク転したいと思ったら・・・」2020/3/8(日)黄色帯Sininho.今の身体でバク転できるのだろうか(;^ω^)
読ませていただきました。ありがとうございました。katura「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原さみーさん
ありがとうございます!荻原「奇しくも11年前の今日」 カポエイラ結婚式 3月30日(土) 青帯 荻原.わーステキ♡
おめでとうございます!!!!!!!さみー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどーさみちゃん ありがとう!
細かいことは気にせずに、気軽に顔見せに来てね!久しぶりクラスもまた是非♪えんどー「赤帯アヴァリアサォン(昇段試験)」2018/07/05(木) 青帯 えんどー.わー!遠藤さん!!おめでとうございます\(^o^)/
私は何もかもを忘れてしまって練習行くの怖くなってるので、また久しぶりの人むけレッスンの開催楽しみにしてますっっ(*さみーカポエイラ・テンポに入って5年が経ちました 黄帯アヤコ.人見知りだなんて聞いたことねーぞ…!可児「花蓮巴西戦舞! Flower Sun and Rain (Capoeira in Hualien ,TAIWAN」 台湾 花蓮編 青帯TARTARUGA」.中国語の先生にカポエラのことを聞こうと思って準備して行ったら全く知らないそうな。
卡波耶拉は意味の無い音だけのあて字だと思うけど、「耶」はキリストのイメージがあalegre「母と娘と幸せのトロッカ・ジ・コルダス」 2016/07/03 緑帯 春日もしもりえさんがいなければ、メンバーにはなっていなかったと思う(笑)
一緒のお稽古の時、いつも嬉しい。
これからもよろしくお願いします!春日